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三幸/下町に刻む
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“ハンバーグステーキ&カニコロッケ”
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Jackie_m
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店舗基本情報
| 店名 |
レストラン三幸
|
|---|---|
| ジャンル | 洋食、ハンバーグ |
|
予約・ お問い合わせ |
03-3881-7826 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR線、東京メトロ千代田線・日比谷線、つくばエクスプレス 北千住駅下車 北千住駅から446m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥1,000～￥1,999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
25席 （カウンター3席、テーブル22席） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 （20人～50人可） |
| 禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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<H25.6.23 北千住>
天候 : 上々
気温 : 暑い
湿度 : 蒸し蒸し
食欲 : まあまあ
性欲 : そこそこ
――北千住の東口って、こんなきれいだったっけ。なんか、千住らしくねぇな……
蒼天の下、北千住駅前から“学園通り”なる商店街を東へと漕いだ。私は筋金入りの足立区民だが、実は足立区にはそれほど長けていない。“花畑”“舎人”の読み方は知っているが、五反野と五反田の区別が未だついていないし、“六月”“六町”、このあたりの読み方を知らない。
まあ、知りたくもかゆくもないが……
飯を喰わなければならないが、北千住での勝手が分からなかった。安直に考えれば駅前のデパートメントストアを上がるのが妥当であろうが、どうにも、デパートの名店街というところは苦手だ。いや、それは恐らく、野郎独りだからであろう。野郎独りだから、身の置き場を見つけられないだけである。
だから今日は、マイコンにて事前調査してきた店に一直線に脚を進めた。草臥れた野郎独りを許容してくれるに違いないところへ……
「レストラン 三幸」
草臥れた戸を押した筈だったが、掃除が行き届いて整理された空間に、場末感は皆無であった。厨房で連携プレイを見せるは、親父さんと息子さんか。まったく根拠なく、そんなふうに思った。いや、なんとなく、そうであってほしいと身勝手に願った。その方が“下町”っぽい気がするからだ。
正午の十分前。
先客は壮年夫婦一組。私が料理を待っていると、もう一組の夫婦がやってきて、一方は私と同じもの、もう一方は@1,000のビーフシチュウのセットを注文したようである
“ハンバーグステーキ&カニコロッケ” @600也。
ハンバーグは注文に応じて成形しているようで、ぺちぺちとリズミカルなサウンドが、店内の肌にその臨場感そのものを刻んだ。昨日今日で醸成されたものとは、明らかに一線を画す空間。あらゆる楽器が時を経てはじめて、弾き手の多用する音域に呼応して鳴いてくれるようになるように、このこじんまりとした空間全体が、まるでチャーチオルガンのように“ぺちぺち”を最良の状態でリヴァーブさせる様を、休日の男一匹、ひたすらに心地良く拝聴させていただいた。
ライスは皿で供され、一本、背筋を伸ばしてナイフ&フォーク。料理はスープからすべて手作り。そして、味は極くふつう
↑
おいおいおい、誉めてんだがなんだか……
兎も角、これで六百圓とは素直に頭が下がった