半中華丼 90円 : 天心ラーメン 日暮里店

およそ半年振りの此方である。

実は、先にお目当てのラーメン店が突如の閉店！
その為にショックを受けながらフラフラと此方へ。。。

見れば、店頭の告知には「半中華丼\90」の文字が！
以前も食べたが、もうすっかり定番化した昼のサービスだ。

全ての麺類に適応したサービスのようで、
セットとして販売していない辺りが中々アイデアだと言える。


■ まぜそば（太麺） ■　\690　　　★★★

今日フラれたお店でも「汁無し麺」を食べる予定だったので、
此方でもまだ未食の「まぜそば」を注文した。。。
麺は浅草開化楼製！太麺・中太麺・細麺から選べる。

生卵と追加の醤油だれ（カエシ）が別皿で提供される。
味付けはこの醤油ダレのみである。かなりシンプルで淡泊だ。
油分も一切無いのでかなりのあっさり味！少し物足りない。

具材も少し寂しい。。。
もやし・メンマ・カイワレに細かく切った叉焼。
この叉焼がかなり硬くて食感が悪い！違和感すら覚える。
ニンニクチップのアクセントはあるが、焼け石に水だ。

味がシンプル過ぎるのに加え、薄いので結局追加のカエシ
は全て消費した。味変のしようもなく難しい「まぜそば」だ！
味付けにはもう少し工夫と仕事が必要。麺に負けた感じが痛い。


■ 半中華丼 ■　\90　　　★★☆

醤油味の「中華丼」である。味は以前より幾分良くなったか。
安いし有り難い商品だが、コレを仮に\250で提供されたら・・・
正直自分は頼まないかもしれない。そんなクオリティである。

単品としては少々厳しい、あくまでも麺類と合わせて食べる事
で活きてくるサイドメニューである。量もこんなもんかな。。。


「まぜそば」は、マジに味付けに工夫が足りないのが残念だ。
\690という価格帯も、この仕上がりとこの具材から言えば、
決してＣＰは高くない。むしろ低いと言えるかもしれない・・・！


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▼　浅草開化楼の麵で頂く「ジャージャー麵」！　▼　　　　　（2013.2. 記）


この昭和の生き残りとも言える汁なしラーメンが自分は大好きである。
色んな店で色んな「ジャージャー麵」を食べて来たが、未だコレ！ってのには逢ってない！
この先も多分一生コレだ！と言えるものに出逢えそうにないところも、切なくて良い・・・。

此方の「ジャージャー麵」はずっと前から一応狙っていたメニューである。
というのも、此方は「浅草開化楼」の麵を使用しているからだ！
いまだかつて「浅草開化楼」麵での「ジャージャー麵」は食したことが無い。
大概中華屋で頂く「ジャージャー麵」は肉味噌が旨くても麵が駄目だったりするし、
またその逆もあるので、何気に期待していた訳である。。。


■ ジャージャー麵（太麵） ■\650　　★★★☆

此方は麵も「細・中・太」から選べる。この辺も中華屋では珍しい！
今回は「太麵」でお願いした。太麵だと210gだということで盛りも多め。
ただ此方の太麵は、比較的「浅草開化楼」らしくない断面四角の直ストレート麵だ。
あの「TETSU」で使われているような麵に近い仕様。

約半面を覆う千切り胡瓜が圧巻。ここまで胡瓜を乗せてくれるのは嬉しい。
肉味噌は甘くもなく辛くもなく至って食べ易い普通の仕様。
ただ、麵の冷やしは水道水レベルでイマイチなまぬるく、餡も差ほど熱々じゃないので、
肉味噌餡の熱と麵の冷やされ加減の温度差があまり無い。あのギャップが旨いのに。。。

肉味噌に一瞬鶏肉のほぐし身が散乱してるのかと思ったが、なんとそれは玉子だった！
味噌餡の中に「溶き卵」がふんだんに散りばめられているのだ。このパターンは初めて。
その分、挽肉や椎茸・玉葱率は非常に低かった。。。

千切り胡瓜と肉味噌を絡めながら麵を食べ進めて行く。
縮れ麵ではないので、イマイチ肉味噌餡の絡み方が弱いが麵の食感は上々。
肉味噌系の「まぜそば」という感覚で頂けば、またチョッと違う感じで楽しめる。

肉味噌の風味は悪くないが、もうちょっと辛めの味付けでも飽きずに完食出来たと思う。
特別極美味な訳ではなかったが、やはり麵は旨いし食べ応えがあって予想通り。
さすが「浅草開化楼」麵のジャージャー麵であった！


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●　浅草開化楼麺使用で高CPの中華料理屋♪　●　　（2012.12. 記）


先日、日暮里は尾竹橋通りをチャリで走行中に此方のお店を発見した！
どうやら、この11月にオープンしたばかりの新店のようである。。。
「天心ラーメン」とは言っても、自分の大好きな「天津飯」や「天津麺」は置いていない。

見た目が派手で「ラーショ」っぽい雰囲気が、入りやすいが好きくない。。。
料理の種類やつまみ類も豊富で、ちょっとしたラーメン居酒屋ファミレスといった感じだ。
オーダーは着席後口頭で、お冷も初回はアフターである。この辺は普通の中華屋さんである。
正直、どれもあまり旨そうに映っ見えないメニュー写真の中から変わり種ラーメンを選んだ！

ランチタイムは、麺類を頼むとなんと「ミニ中華丼」が\90で付くというサービス！
ラーメン類も基本が\600台なので、ミニ丼サービスはお腹も満腹になり凄くＣＰが良い。。。

■ホイコーロー麺（太麺）■\650　　★★★☆
■ミニ中華丼■\90　　★★☆

約10分程で着丼！
見た目も中身も、ただのラーメンにそのまんま「回鍋肉」が乗っかっただけの感じである。
よく有りがちな中華系醤油スープだが、此方のはカエシの醤油が濃いタイプ。
このスープの味が単調なのだが、回鍋肉を炒めたピリ甘辛のタレがスープに混ぜ込まれて
良い塩梅の風味に変わっている。こういう味はジャンクで結構好きである。中々旨～い！

ラーメン注文時に麺の種類を聞かれ「太麺」をお願いしたが、
やけに麺が美味いやんけ～と思っていたら、なんと店内に「浅草開花楼麺」の木札が！
どうりで美味しい筈である。美しいパスタ状の中太麺はツルモチの中々良い食感だった。
今回は太麺（210g）を頂いたが、中太麺・細麺（各160g）も俄然気になってくる。。。

回鍋肉も、ラーメンの単品も、きっと別々に頂いたらイマイチ感が否めなかったであろう。
しかし、こうして合体したラーメン作品として頂くと、中々どうして美味しい中華麺である！

めっちゃ安い「ミニ中華丼」は醤油餡で、正直あまり美味しくなかったので、
コレなら普通に「白飯ライス」と一緒に頂いた方が満足感は高かったかもしれない。。。
卓上のラー油やニンニク等を少しずつ足しながら、結局は完食・完飲であった。

中々のボリュームにしてこのＣＰの良さ。そして何より意外だった「浅草開化楼」の麺！
こうなると、「まぜそば」も凄く興味が湧いてきたし、豚角煮の「天心肉ラーメン」も旨そうだ。
「青椒肉絲麺」も「海老ラーメン」もきっとそれなりに美味しいに違いない。。。

ラーメン専門店ではなく、そこそこ旨い中華屋が作るラーメンを、「浅草開化楼」麺に変更
するとこうなるのかぁ～・・・という、ひとつのモデルケースとしても楽しめたラーメンであった。
此方のお店も、時間が許す限り追随してみたいお店である。。。