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居酒屋探訪記:目指せ百迷店 #47-2 下北沢本多劇場横
土曜日の夜です。
銀座でシングルモルトに酔いしれたラッコ。
まだ酔わない。
酔いたい気分なのに、酔えない・・・
フム~ッ、下北で途中下車すっか。
辿り着いたのがこちらの和楽互尊さん。ひとり四次会に突入します。
随分と間が空いてしまいましたが、亡き家内としばしばお伺いしていた串焼きのお店。
中を覗くと幸いカウンターの端が空いておりました。
『うっわぁ、お元気でしたか?』と色艶の良い女将。
ニヤッ、と口角を上げる寡黙な親方。
好っきだわぁ、こちらのお店。
居心地が良いな、空気マッサージみたいや。
定番の豚バラ串を二セット、豚バラネギとスジ肉を生ビールで流し込み、ひとり四次会も終了。
うっひゃぁ、呑んじゃったな。
さあってと、そいじゃ帰りましょうかね。
そしてご馳走様でした。
居酒屋探訪記:目指せ百迷店 #47 下北沢本多劇場横
月曜日の夜です。
下北沢です。
先日、コロナ対策の飲食店を紹介する夜のニュースで、マスク姿の女将さんがお客さんの手指にシュコシュコとアルコールを噴射している姿を拝見し、なんだか無性に訪れたくなりました。
亡き家内と何度もお伺いした”和楽互尊”さん。
帰天した家内の報を知り、お店の中で涙を流して下さったこと、昨日のことのように思い出されます。
五時過ぎにお伺いします。
およそ二年半ぶりとなりますが、マスク越しでもラッコの姿は一目瞭然。親方と女将さんからも思わず温かい笑顔がこぼれます。
『お元気でしたか?』とふくよかな女将。
『ようこそぉ~』と無骨で優しい親方。
雑誌のPENの紹介記事で知り、それから通い続けること早二十年弱。口数の少ない親方が焼く串は人情に溢れ、その塩味がはらわたに染みわたります。
これからも暫く通い続けるのかな、アハッ。
そしてご馳走様でした。
いただいたものは以下の通り。
<串>
●豚バラ:六本
●海老:三本
●手羽先:三本
●つくね:三本
●豚バラトマト:一本
●豚バラ茄子:二本
●豚バラニラ:一本
●ジャガイモ:半分
<お酒>
●生ビール:中ジョッキ×二杯
●大七:無濾過生原酒、二本松、一合
最初は生ビールでしょ
豚バラをいきなりダブル(六本)でお願いします。
こいつがウマかばい!
手羽先が三本。皮裏の油がウンマイ
海老が三本。足を残して殻をむくのって手間がかかるはず。でもこのひと作業で食感の変化が産まれ、美味しさもひとしおです
ニラを巻いたツクネです
バラ肉を巻いたトマト
茄子をバラ肉で包みます
日本酒にシフト
下敷きのキャベツはすべて手でちぎります
このカリッカリの豚バラ肉がウンマイ。さて巻いているのは何でしょう?
ニラを豚バラで巻きます
じゃがいもです
中にバターを挟みました
ラッコの棲家の定期巡回
火曜日の夜です。
今夜はラッコの隠れ家、いやいや棲家への定期巡回の日。
今にも降り出しそうな黒雲の中、下北沢で途中下車します。
今年の一月以来なので、凡そ八ヶ月ぶり。
場にそぐわない客に荒らされていないか、はやる気持ちを抑えながら、狭い階段を二階まで駆け上がります。
ヤッタァ!
六時前なので最初の客。
大将と女将さんに音信不通の日々を謝りつつ、博多風串焼きのスタートです。
ほどなくリタイアされた先輩方が六名で訪問。お店の流儀に慣れない方もいらっしゃいましたが、なんのなんの、明るく賑やかなオヤジ様達。
自然と耳に入るその会話は、やれ痛風だの、糖尿だの、尿漏れだのと、そのうち小デブにも訪れる病魔のお話。色々と勝手に参考にさせていただきました。
そのBGMを背に、小デブはひたすら食べまくります
そしてご馳走さまでした。
いただいたものは以下の通りです。
●豚バラ6本
●海老3本
●ツクネ3本
●フルーツトマト1本
●牛タン1本
●椎茸1本
●茄子1本
生ビール、四杯
一人前が三本。いきなりダブルで、と六本、頼みます。 バラ肉の甘さに塩味が加わり、ビールがもうどうにも止まらない!
海老。これも三本セット。脚が綺麗に残っています。仕込みが大変そう。焦げたキチン質の香りはカッパえびせんの香り
牛タンの脂でテッカテカ
塩山。この山裾を二本の指で優しくなぞり、手についた塩を串に振りかけます
フルーツトマト。じっくりと水分を飛ばし、サンマルツァーノの様な味わいに変化。慌てて齧ると火傷しちゃいますよ
ツクネ、これも三本セット。 ニラの腹巻がアクセント。それにしても、豚肉とニラの香りは最強のタッグ
豚バラで巻いた茄子。バラ肉の汗が茄子に染み込み、もう、タマンねぇ!
下敷きのキャベツ。キャベジン効果で翌朝も胃もたれ皆無
椎茸。じっくりと焼き上げ、余分な水分を飛ばした結果、凡そ半分の体積に変化
心の美しい方にしか見えない椎茸の汗。皆さん、見えますよね?
牛タン。熟成香が半端ない
実はラッコ夫婦の棲家・・・だった。今は独り者のラッコの隠れ家
金曜日の夜です。
出勤二日目から早くも残業体制。
若手は働き方改革とやらで定時に退社させ、残るは加齢臭、いや男ざかり臭が漂うオヤジばかり。
三連休前なので誘いが入りますが、今夜は一人呑みのお時間。
九時過ぎに下北沢に降り立ちます。街は未だ再開発の途上。迷路のような駅舎を抜け、辿り着いた先は勝手知ったる小デブの隠れ家。
亡き家内と月二回ペースで訪れていた串焼き屋さんです。座れば昔日の愉しかった日々を思い出すので、しばらく足が遠のいておりました。
凡そ九ヶ月ぶり。
オヤジさんと女将さんの柔らかい眼差しが心に刺さります。
元気にしていたのかよぉ〜
たまには顔を出せよぉ〜
切ない夜はいくら居ても構わないんだからねぇ〜
・・・なんて音のしない声が聞こえてくるかのようです。
お店は相変わらずの繁盛振り。
喧騒の中、独り静かに過去の幸せな日々を振り返ります。
やがて視界はモノクロームに変り、家内の声だけ海馬の奥からリフレインし始めます。
酔いが回り始めたな・・・
終電では帰らないと・・・
いただいたものは以下の通りです。
そしてご馳走さまでした。
<串焼き>
●豚バラ:六本。玉ねぎのシャクシャク感と絶妙の塩振りに悶絶
●バナメイエビ:三本。殻は外してあるけどなぜか脚がくっついている。仕込みが大変そう
●ナス:一本。豚バラの脂の甘みがナスの果肉に浸透
●椎茸:一本。椎茸の汗が裏面にプール。その旨味汁に塩が溶け込んで美味い。石突きがアクセント
●トマト:一本。薄い豚バラの腹巻がキュート
●牛タン:一本。膨らんでいます。生ということかな
●安納芋:断面がムンクの叫びみたい。甘い
<お酒>
・生ビール:二杯
・大七:生酛、福島
豚バラが六本
豚バラを巻いたトマト
生椎茸。その汗が見えるか?
バナメイエビ。なぜか脚が付いている
仕込み技
ナスの豚バラ巻き
牛タン。膨らむ中心
エロい断面
安納芋。ムンクの叫びか?
勿論、手切りのキャベツも残さずいただきます
やはり美味いものは美味い
映画のラ・ラ・ランドを観た帰りです。
最初は、その眼の大きさからカエルかワニにしか見えなかったエマ・ストーンが、最後は・・・(ネタバレなので伏せます)
良かったねぇ、でも切ない幕切れに思わず落涙。小デブも年をとりました。
その余韻に浸るため、帰りの電車を途中下車し、半年ぶりにお伺いします。
こちらは小デブの隠れ家。
程よい距離感と美味い串。自宅のように寛ぎます。
いただいたものは以下の通り。
下敷きのキャベツも完食。
そしてご馳走さまでした。
●生ビール二杯
●豚バラ:6本。ビールの最強のお供
●海老:3本。キチン質の焦げた香りが絶妙
●豚バラトマト:1本
●豚バラ茄子:1本
●牛タン:1本
寡黙が一番
私は常連さんです。
従い人によっては甘過ぎる、と思われるかも知れません。
確かに私も最初は引きました。
旦那は無口だし、カミさんはつっけんどんだし(最初だけね)
でも美味かったですね・・・
PENという雑誌に十数年前に掲載されました。桃太郎トマトをチョー薄いブタバラ肉で巻いた一本が、手でちぎったキャベツの上に鎮座した写真を見て、翌日直ぐに訪ねました。
引き戸を開けると、和太鼓を叩かれます。その音量に半歩後ずさりながら店内を覗くと、冬で入り口を閉めきっていたせいか、白い煙に包まれていました。
濃霧です。
目頭がちょっと痛いです。
程よい混み具合で、一番奥のカウンターに座らりました。聞こえは良いけど、ビールサーバーの真裏です。
串により3本単位と1本単位が混ざっており、ちょっと分かり難かったです。一見のせいか、接客もちょっと尖った感じが有りましたが、豚バラトマトを食べてそんなモヤモヤ感は吹き飛びました。
美味すぎる。
それ以来、平均月一のお付き合いです。
ところで串の詳細です。
中振りなお皿の上に薄めのポン酢をかけた手ちぎりキャベツが敷かれ、その上に焼かれた串が乗っかってきます。
焼き場に立つご主人の右横に、木の切り株の上に塩が三角錐状に積まれています。
串を火にのせ右手で掴んだ塩をパラパラと高い位置から振ります。
そうです。
タレは有りません。
塩のみです。
豚バラが基本ですね。
その後、ニラを巻いたつくね、豚バラを巻いた茄子、同じく豚バラを巻いた桃太郎、牛タン、カシラ、牛スジ、海老、生シイタケ、手羽、最後に安納芋かジャガイモ(季節で変わります)で締めます。
合間に皿に敷かれたキャベツを食べると胃がもたれません。飽きない理由もここらへんにあるのかな?
生ビールの他に、日本酒は大七と店名の和楽互尊、焼酎は島美人他、ワインはイタリアのソアベと確かバルドリーノかな、か常備されています。
下北沢という場所柄、劇団関係者が多いようで、時々芸能人の方もお見かけします。
ご主人は無口ですが、男ですからね、寡黙が一番。時折垣間見る笑顔にホントの優しさを感じます。
女将さんは色白の別嬪さんです。今風に言えばツンデレかな。距離が縮まるとその笑顔に癒されます。
これから映画を見た帰りに寄ります。
1人静かに呑み食いできるので。
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店舗情報の編集
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店名 |
和楽互尊(わらくごそん)
|
---|---|
ジャンル | 串焼き、焼き鳥、鳥料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-3468-7688 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
下北沢駅から156m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
28席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
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火曜日の夜です。
下北沢です。
今夜は凡そ一年半ぶりのこちら、【和楽互尊】さんにお伺いしました。
十数年来の馴染みのお店ですが、一昨年の七月より色々なご事情からしばらく閉めておられたり、営業日を絞られるなど、なかなかお伺いすることが叶いませんでした。
ご一緒するのは『博多のオンナは芋バイ』が口癖の芋ニャンコ娘。
一週間前に神宮前の懐石をご一緒したばかりですが、その時にラッコの餌となるチョコレートを忘れてきてしまった天然ムスメ・・・
『今度は間違いなくお持ちするとヨォ』と仰るので、そいでは『火曜日に、以前からお伺いしたいと呟かれていた串焼きのお店にしましょう』と快諾したラッコ。
しかし、しかーし、この芋ニャンコ娘。
天然を越える超天然!
『アイヤァ、悲しかトォ、また忘れてしまったとヨォ』と、電車の中から泣きのLINEが届きます。
『えっ!?』
『玄関までちゃんと手にしていたのに、靴紐を結んでいたらもう忘れたトォ\(//∇//)\』
これはもしかして、ドブロック風に喩えると♪もしかしてだけどぉ、もしかしてだけどぉ、またまたオイラに逢いたいんじゃねえのぉ♪
話がそれました。
本線に戻します。
肩を落としながら、下北沢駅の改札に現れた芋ニャンコ娘。
『賞味期限は三月後半だったけん、次回こそ身体に巻き付けてでも持ってくるとバイ』なんて、うっすら涙を浮かべながら呟きます。
多分その涙は花粉のせいやな、なんてマスクの下でツルーッと鼻水の垂れる爺さんラッコ。
お似合いかも、アハッ\(//∇//)\
さてさてそれでは本題です。
いただいた串は以下の通り。
博多風の仕立てなので、芋ニャンコ娘も』美味しかと〜』と、大喜び。
ラッコより早いペースで富乃宝山だったっけな、のお湯割りを三杯程痛飲。
ハハッ、呑める女史は楽しかばい(^◇^)
そしてご馳走さまでした。
追記:
現在、基本は火曜と金曜の週二回営業のようですが、詳細はFacebookの和楽互尊ページに掲載されておりますので、そちらからご確認ください。
<いただいた串他>
⚫︎豚バラ:六本
⚫︎ニラ巻き田一本
⚫︎豚バラ茄子:一本
⚫︎手羽もと:二個
⚫︎豚バラトマト:一本
⚫︎海老:一本
⚫︎銀杏:一本
⚫︎カシラ:一皿
⚫︎豚バラネギ:一本
⚫︎豚バラエノキ:二本
⚫︎椎茸:一本
⚫︎ジャガイモ:四分の一
⚫︎鳥軟骨:一切れ
⚫︎ツクネ:半串
<お酒>
・生ビール
・富乃宝山:お湯割り、三杯