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神保町の老舗上海料理店。周恩来が愛した清燉獅子頭がおすすめ!
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
記事URL:http://blog.goo.ne.jp/yumeirotansaku/e/9a1984967187ec57fd7fde6bd6acacce
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みにたろう
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店名 |
漢陽楼(カンヨウロウ)
|
---|---|
ジャンル | 中華料理、飲茶・点心 |
予約・ お問い合わせ |
03-3291-2911 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR御茶ノ水駅 御茶ノ水出口 徒歩6分/都営三田線神保町駅 A5出口 徒歩3分 神保町駅から266m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥6,000~¥7,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料 10% |
席数 |
90席 (1階 40名 2階 50名) |
---|---|
個室 |
有 (6人可、8人可、10~20人可) |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
分煙
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近隣の駐車場の割引券あり。 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可(小学生可) |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1911年 |
備考 |
クレジットカードは5,000円以上から利用可 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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上海料理「漢陽楼」(カンヨウロウ)
最寄駅は神保町。駅を背に明治大学方面に向かう小さな坂の左手。
創業は1911年(明治44年)という神保町の老舗店であり、周恩来ゆかりの中華料理店と
しても名高い。某日の夜に友人と席を予約し訪問。
店の前に立つと、外観はかわら屋根で中国の民家を思わせる趣きのある造り。
しっくりと街に馴染みでしゃばり過ぎないこの店構えがいい。
ネット情報では、2階に個室や座敷席を有しており、ぐるなびによると総席数90席。
一足先に到着した友人の話だと、開店と同時に団体客がごっそりと2階へ案内を受けていたという。
私たちの利用は1階、店内中ほど左手の4人掛けテーブル席。
-省略-注文はグランドメニュー及び季節のメニューからアラカルトで検討する。
酒は生ビール@650からスタートして、カメ出し紹興加飯酒(6年もの)特大(500ml)
@2,000に進行。お通しの烤麩は甘辛の味がしみていて美味い。
清燉獅子頭(大きな肉団子澄スープ蒸し)@1,400
周恩来が愛したという獅子頭は当店の名物。実はこれがいただきたくてお邪魔したのです。
チンゲン菜をお供に従えた清燉獅子頭は卓にお披露目後、スタッフさんによって
取り分け作業が行われサーブ。小さなレンゲが可愛らしい。
大きな肉団子は揚げたあと蒸し煮にされているのだそう。
外側はかりっと中はふわほわ。クワイのシャキッとした食感がアクセントとなり、
スープは貝柱の旨味も出ていて好感触。
洗練された清燉獅子頭とはひと味違う骨格の太さを感じさせます。
紅糟鮮貝(ホタテ貝柱の紅こうじ炒め)@2,000
『紅糟とは、モチ米に紅米の麹と中国酒を混ぜて作る糟状の調味料で酒粕の一種』
ホタテと抜群の相性とのこと。そして助っ人には白キクラゲと黒キクラゲが参加。
炒めには生姜を効かせており、ほんのり香りはあるものの紅糟に強い主張はなく、
すんなりと食べれて大人しい味。
ですが、このお値段から考えるとインパクト不足かもしれません。
さて、次はシーズンの上海蟹。当店は酔蟹もやっています。
上海蟹をお願いすると、蟹用の道具一式、カニフォーク(2種)、カニバサミ、ガラ入れが卓に準備。
また、碗には茶葉(ジャスミン)を入れ、お湯が注がれるので冷めたところで指先が洗えます。
酔蟹(酔っ払い蟹)(雌)(一ぱい3,000円税抜より)
当店、酔蟹についても、雄(オス)、雌(メス)かを選べる。
チョイスは内子がたまらなく美味い女の子を!これ大事!
酔蟹は食べやすいように包丁を入れ、皿の脇に針生姜を添えて提供。
しかし、当店、一般的にオレンジ色に見えるミソが妙にクリーム色っぽい。
お店によって漬けダレ、漬け込み方に違いはあると思うのですが、紹興酒というより
白酒を感じさせる香りの強さがあり、香辛料も感じられず。
辛い針生姜をかじりながら「一週間紹興酒に漬けた」という酔蟹にちゅぱちゅぱ吸い付く。
ねっとり感もひとときの喜びで、やっぱり都内の酔蟹は得てして身に充実感を覚えないなあ。
蒸蟹(蒸し蟹)(雌)(一ぱい2,800円税抜より)
次は蒸蟹。スタッフさんが雄(オス)、雌(メス)どちらにするか、直に蟹を見せてくれます。
悩んだのですが、シーズン前半(10月後半)ということもあり、女の子をチョイス。
胴体には包丁が入っていましたが、あとは自分で、ハサミを使って解体し、
カニスプーンを駆使していただく。針生姜を入れた甘酸っぱいタレもセットされます。
正直なところ、酔蟹で意気消沈していたのですが、蒸蟹を頼んでおいて良かった。
もちろんタレは使わず、ホクホクとした内子と身の繊細な甘みをダイレクトに味わいました。
主観ですが、酔蟹より蒸蟹のほうがオススメです。
枸杞炒青菜(中国菜の腐乳クコ入り)@1,650
中国菜は空芯菜。ニンニクを効かせた炒めは、腐乳独特のクセが抑えられマイルドな口当たり。
発酵系のパンチを期待したのですが、これも紅糟と同様、一般向けに食べやすくまとめている。
会計は、1人当たり8,000円(千円未満四捨五入)
スタッフさんの話によると、周恩来氏のご親族の方も先生の日本の味覚の地を訪れる
目的で来店されたそう。
私も今回の課題はクリアできましたが、当店に通った著名人は多く、メニューには
孫文に提供したという「孫文粥」も。歴史に名を残す人物が好んだ料理として
機会があれば、こちらもいただきにあがりたいものです。
※中国料理満足度数は、3.6〜5.0