無料会員登録/ログイン
閉じる
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-5323-3460
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
『春はあけぼの。秋は夕暮れ。』(清少納言)…いやいや、春の夕暮れがお薦めのです
口コミが参考になったらフォローしよう
RK
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
RKさんの他のお店の口コミ
店舗情報の編集
閉じる
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
梢(こずえ)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理、天ぷら、しゃぶしゃぶ |
予約・ お問い合わせ |
03-5323-3460 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
東京都新宿区西新宿3-7-1-2 パークハイアット東京 40F |
交通手段 |
京王京王線「初台」駅東口より徒歩6分(ホテル敷地入口まで) 初台駅から577m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
82席 |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
分煙
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える、ホテルのレストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
この店舗の関係者の方へ
食べログ店舗会員(無料)になると、自分のお店の情報を編集することができます。
店舗会員(無料)になって、お客様に直接メッセージを伝えてみませんか? 詳しくはこちら
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
●新宿副都心の高層ビル群の西端、東京ガスの旧淀橋整圧所跡地に新宿パークタワーが着工されたのはバブル景気がピークを迎える1990年。
あれから20年余りが経過した。
当時、国民総成金とばかりに日本全体がW杯イタリア大会決勝戦を凌ぐ熱気に満ち溢れ、老若男女を問わず大勢の日本人が浮かれ切っていたおかげで、このビルも「新興成金達に“最高級”を味わせよう!」というスローガンのもと、今は亡き丹下健三氏によってハード(建物)が設計された。
ところが、完成したのはバブル崩壊後の1994年。
バブル景気の象徴とされた「ジュリアナ東京」が閉店した年だ。
●当時は、この店も「成金趣味のサービスを提供」というコンセプトに踊らされ、接客係の女性達は、見事に全員が銀座の高級クラブのホステスを思わせる容姿に揃えられていて、とても落ち着いて食事をする雰囲気ではなかった。
尤も、これはこれでとても楽しかったのではあるが…。
●店内は、4人掛けのテーブル席が30卓程あるだろうか。その他、6人用個室が2室(この2室を合わせると20人弱が入れる)と8人用個室が1室。
<雰囲気>
●ビルの北側にあるホテル専用の車寄せを降りると2階のロビー。ここから既に高級感あふれる内装とサービスが待ち受けている。
●41階への直通エレベータ(正確には39階のバンケットルームに途中停車)に案内され、程なく外光溢れるピークラウンジに到着する。
更にそこから専用階段で下階に降りると左側にようやく店の入口に到着する。このもったいぶったアクセスが連れの女性に期待をもたせるには必要かつ十分な時間なのだ(専用エレベータも脇にあるが、私のつたない経験データによれば階段を下りる方が相手の女性のウケは良い)。
●店内は2層吹き抜けの気持ちのいい空間が広がり、ガラス窓にはダイナミックな眺望が待ち受けている。
●こうした「上からアプローチ・内部2層吹き抜け」方式の演出は、バブル景気の頃に流行った内装計画で、ここより1年早く開店したシェ松尾天王洲倶楽部も同じ流れをくんでいる(残念ながら天王洲倶楽部の方は長い不況に耐え切れず、とうとう2011年にパーティー専用レストランになってしまいました。寂しいですねぇ…)。
●この店の最大のウリは何といっても眺望だ。
店の配置がビルの西向きに位置しているので、やはり夕刻の日没の頃がもっと良い。
時期としては、夏は西日がキツいし遠くの視界が淀みがちなのでイマイチだ。
空気が澄んでくる10月~4月上旬にかけての冬を中心とした比較的寒い時期が空気が澄んで見通しがいいことが多い。
●とはいえ、クリスマスシーズンの頃にもなると一番に入店しても、太陽はとっくに地平線に隠れてしまっているのでオススメできない(今年のイブの日没時刻は16時33分、ディナーの開店は17時30分)。
●狙い目は3月後半で、西高東低の冬型の気圧配置、かつ、平日の五十日(ゴトオビと読む。要するに5の倍数の日のこと。月末とともに車が混雑する日とされる。)がベストだ。
夕日が西に沈み、夜のとばりが降りる直前の黄昏時の景色はなんとも言えない美しさだ。
遠くには富士山のシルエット、近くには新宿から放射状に延びる道路の光の帯(18~19時頃が最も渋滞が激しく、新宿に向かう車の白いヘッドライトの列と西に向かう車の赤いテールランプの列がきらきらと美しく輝くのだ!しかも、強い北風によってキラキラ感は更に増すのです)。
●この条件に適合するのは、2013年ならば3月25日(月)か月末の3月29日(金)。
予約を入れたら、あとは当日が上空5000メートルに-15℃の寒波がやってくる寒い日となることだけを神様に祈ろう。
因みに2012年のベストデイト3月30日(金)に当店でお世話になり、窓際の席まで確保してもらえたのだが、残念ながら当日の天候は気温が高く曇りがち。
最後まで美しい夕日は望むことはできなかった…(まぁ、そのおかげで、誘った女のコとは「また来年に来ようかぁ」とか言って約束を取り付けることができたけどね)。
●眺望を楽しめるのは、何も窓際だけの特権ではない。
窓の近くに席を確保できるに越したことはないが、奧のテーブル席も一段高くなっているので日没は十分楽しめる。
●個室は完全な閉鎖空間で、残念ながら眺望が楽しめない。
それだけでなく、個室料として一人1,650円(税・サ込)を徴収される。
接待やパーティー向きであって、デートには不向きだ。
<料理・味>
●開業当時から味だけは変わらず美味しい。
●昼席は、店名にもなっている「梢」(5,280円)が最もリーズナブルでお薦めだ(正確に言うと最も安いのは天丼です)。
先付とお吸い物が一緒に出てくる後には、二段の重箱にお弁当のような料理が巾着に覆われて運ばれてくる。
その中で特に注目すべきはお造りの入った富士山をかたどった器。
天気が良くて空気が澄んでいると店の正面に綺麗な富士山を眺めることが出来るからだ。
残念ながら天気の悪い日に来店した人は器をじっくり眺めて富士への思いにフケるのもよいだろう。
ランチで「圓(EN)」(6,380円)を注文すると、何故かデザートを1階上のピークラウンジに移動して食べることになる。
移動が面倒なら「梢」を選ぶべし。
●一方、夜は会席料理が「楽」(14,300円)、「匠」(18,700円)そしてお任せ献立(24,200円~)の3コースとしゃぶしゃぶコース(17,600円)が中心。
しゃぶしゃぶは未経験なので、内容については他のブロガーに任せるとしよう。
会席料理は毎月内容が変更され、基本的には旬の食材が並ぶ。
8月は3コースともに八寸が「鱧すし」となる(楽コースは付け合せが他の2コースに比べて少し劣る)。
また匠には進肴に鱧しゃぶが付く(お任せだと伊万里牛しゃぶとなるが、鱧に変えることも可)。
その他に向付として、匠には新秋刀魚(極上もので1,000円はする高級魚ですっ!)の酢締め、お任せには生海胆が付く。
残念ながら匠コースには向付はなく、先付の後は椀盛りとる。
基本的に3コースとも、ボリュームとしてはそれ程変わらないが、値段が高くなるほど食材がよくなる(でなきゃ、さすがに客が怒るだろっ)。
<サービス>
●世界でチェーン展開する最高級ホテルブランドのパークハイアットだけのことはあって、サービスはぬかりがない。
●41階への直通EVまで店員が客を迎え、下階にあるテーブルまでエスコートしてくれることは勿論、接待などで手土産の手配、食事終了時のハイヤーの手配等、タイミングを含めて全く安心していられる。
昼・夜ともにサービス料10%が上乗せされるが、十分な奉仕を受けられるので納得だ(最近、居酒屋でも生意気にサービス料を請求する店が増えているが、本来はこの店のようなサービスに払われるべきも、と主張したい!)。
●ランチタイムのオーダーストップは14時、閉店が14時30分というのが公式情報だがあくまで目安。まあ15時ぐらいまでは居させてもらえる(だからといって、天丼一杯だけで遅くまで粘るような社会通念に反することはやめよう)。
●立地は山手通りや首都高のランプからも近く、車でのアクセスは抜群だ。
一方、鉄道の駅は果てしなく遠く、最も近いと思われる大江戸線「都庁前」駅のホームまで10分以上はかかる。
一応シャトルバスが新宿駅近くのエルザタワー前とを結んでいるが、10~15分間隔のため便利とは言えない。
●要するに、「うちのホテルを利用するならマイカーかハイヤーで乗りつける位の余裕)を持て!」とホテル側が暗に示唆しているということだ。