無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
気になるお店はこちらで保存ができます
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
03-6667-0329
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
【★3.4】質実剛健【2213】
口コミが参考になったらフォローしよう
やっぱりモツが好き
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
やっぱりモツが好きさんの他のお店の口コミ
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店名 |
川田(カワダ)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
2022年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2022 Bronze 受賞店
2021年Bronze受賞店
The Tabelog Award 2021 Bronze 受賞店
日本料理 百名店 2023 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2023 選出店
日本料理 百名店 2021 選出店
食べログ 日本料理 TOKYO 百名店 2021 選出店 |
ジャンル | 日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
03-6667-0329 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
人形町駅から105m |
営業時間 | |
予算 |
¥40,000~¥49,999 |
予算(口コミ集計) |
¥30,000~¥39,999
¥40,000~¥49,999
|
支払い方法 |
カード可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
7席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
利用シーン |
|
---|---|
オープン日 |
2019年2月 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
食べログの会員になるとレストラン情報を編集する事ができます!この機会に是非ご登録ください!
店舗会員になると、無駄な広告費をかけずに効果的なPRができます。詳しくはこちら
紙ではできない予約管理を。いますぐ無料ではじめよう。詳しくはこちら
既に会員登録が完了している方はこちらからログインできます。ログインはこちらから
1,772文字★
おまかせコース(33,000円、内税)滞在時間:約2時間30分
京味出身の井雪(4.37)で13年に渡り腕を磨いた川田治司氏が2019年に独立(3.95)。
14皿の料理をチョコチョコ楽しんで、定番の土釜ご飯5連発でお腹を満たしました。
京味系だけあって絢爛豪華な料理というよりはシンプル質素なヴィジュアルなのですが、
これみよがしにウニなどの高級食材をテンコ盛りにするよりも印象は良いです。
ネット予約サイトOMAKASEで空き枠を見つけてお邪魔しました。
地下への階段を下りて、お香の焚かれた店内へ。
カウンター6席(8席はあるように見えますが6席しか使わないのでしょう)のみ。
ご主人、女性の調理補助スタッフ、女性のホールスタッフ、計3名で切り盛り。
後ろの壁との距離は近いですがカウンター席はゆとりある配置となっています。
おそらく売上を増やすよりもお客さんの居心地を重視しているのだと思います。
下記の内容でお支払い総額は1人あたり39,435円でした。
グラス生ビール(サントリーモルツ)
日本酒おまかせ
1.羽根屋 特別純米酒 瓶燗火入(富山県)
2.綿屋 特別純米酒 美山錦(宮城県)
3.KAMOGATA 純米大吟醸 2020 無ろ過生原酒(岡山県)
おまかせコース(33,000円)
01.芋茎葛煮
02.真鯛と胡麻を和えた飯蒸し(糯米を使用)
03.バチコと枝豆
04.無花果の冷製田楽
05.穴子の八幡巻き
06.蓴菜酢(薬味は本わさび)
07.琵琶湖産稚鮎と玉蜀黍の天ぷら
08.鱧素麺(鱧100%)
09.お造り
09-1.真鯛
09-2.炙り鳥貝
10.ぐじ(赤甘鯛)と冬瓜のお椀
11.琵琶湖産若鮎の炭火焼き
12.真鯛の煮凝りとムラサキウニ
13.賀茂茄子の揚げ出し 車海老餡 インゲン豆
14.お食事(魚沼産コシヒカリの土釜ご飯)
14-1.新生姜ご飯、香の物(茄子と胡瓜)、止め椀(お麩と茗荷の赤出汁)
14-2.生海苔佃煮ご飯
14-3.卵黄ヅケご飯
14-4.ちりめん山椒ご飯
14-5.牛肉時雨煮ご飯
15.練り立てわらび餅
まずは煮干しも加えた一番出汁と葛粉で楽しむ芋茎(薬味に生姜)。
決して高価な食材ではないですが料理人の腕次第で美味しさが大きく左右される食材。
絶妙な火入れと出汁の旨味で芋茎が昇華していました。
こういう料理に京味のDNAを感じられます。
飯蒸しの真鯛は胡麻ダレの主張が強過ぎるように思ったのですが、
同じ真鯛がお造りでも登場して素材そのままで美味しいことが分かります。
バチコは流行りの生干しタイプよりは乾燥させているのですが、
炭火で軽く炙る火入れが良くて、ソフトな食感と海の香りと旨味の強さを楽しめます。
枝豆も適度な歯応えを残す火入れで間違いないです。
33,000円コースにしては高級食材の使用こそ控え目ですがどの料理も外れなく美味しい。
OMAKASEでプレミアム店巡りをすると30,000円を超えても美味しくないお店が多くて、
そういう駄店に比べると同店は京味系だけあって安定感が抜群です。
個人的にコースのハイライトと思ったのが初夏の京料理店ならでは鱧と鮎。
ツナギ無し鱧100%という鱧素麺(はもぞうめん)にご主人の技が光ります。
活けの状態で仕入れた琵琶湖の若鮎は少しレアー感を残す火入れ。
ご主人は頭と骨を無理して食べないようおっしゃっていたので、
人によってはもっとカリカリに焼かないと食べ切れないのかも知れませんが、
モツ焼き屋でナンコツに慣れている筆者はこれぐらいの焼き加減が理想的。
赤坂菊乃井(3.91)で食べたカリカリ焼きの琵琶湖産活け鮎より好みに合いました。
真鯛の煮凝りとムラサキウニは、まるでフレンチの「ウニのコンソメジュレ寄せ」。
これみよがしにウニをアピールせずジュレ(煮凝り)で隠す謙虚な姿勢も良いです。
実際には煮凝りの中に高級店クラスのムラサキウニがドッサリ入っていました。
〆のご飯5連発のおかずも割と質素。
33,000円コースであればカラスミやいくらなど高級魚卵を求めたくなりますが、
魚沼産というコシヒカリの美味しさは流石でした。
最後は京味系の十八番(おはこ)である練り立てのわらび餅でホッコリ。