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「彩の国」の旬菜ランチはお造りがすごい!
お店の利用は2度目。
1度目は先週の日曜日。
どうしてもお肉が食べたくてひょんなことから入ったこちらの唐揚げ定食がとんでもなく美味しかったのを思い出した。
1週間、コンビニ飯と24時間営業のマクドナルドにまみれていた私はこちらのバランスの良いランチのお膳が食べてみたくなった。
店の裏側の駐車場に車を停めて、小奇麗な庭を通って店内へ。
日替わりのランチをお願いすると、焼き物はこれから火を入れるので時間がかかることを教えてくれた。
では、と先にランチのコーヒーをいただきつつ待つことに。
暖炉の傍、ほど良く体の沈み込む心地よいソファ席。
思わず微睡みそうなほど気持ちよく待った。
程なくお膳が運ばれてきた。しかしそのどれもが、素敵。
焼き物はメダイの西京焼き。ふっくらしっとりと焼き上がっており、別料金でお願いした発酵玄米ご飯ともよく合う。
風呂ふき大根はとろとろ。
やさいたっぷりおでんは味がしみしみ、ひとつひとつが可愛らしく目にも嬉しい。
遅れてきた茶わん蒸しは蒸したての熱々。頂にあん肝という贅沢、お出汁と卵液の絶妙なバランスが見事。
ほくほくの慈姑と茸の炊き合わせ、彩の国の慈姑の品質の良さが丁寧な仕事で更にじっくりと味わえる。
中でも目を見張ったのがお造りの美しさ・・・一目で道具の手入れの良さ、職人の腕の良さががわかる。
きりっと切り立ったエッジは臭みの一切を感じさせない証。鰤も鮪もまるで磨かれたような肌艶をきらきらさせている。
ちょいちょいとつける醤油の香りも良い。
デザートは手作りの栗羊羹。
こちらの旬菜ランチ、何て彩の良いこと。
彩の国の旬のお菜の数々にお腹も気持ちも満たされた。
私が海の無い県に住まうのは人生2度目。
一度目は「信濃の国」、そして今現在住まう「彩の国」。
こうした場所で困るのが、どうしても魚がいまいちなこと。
大好きなスーパー「ヤオコー」でも、鮮魚類はあまり好みではない。
だからこそ、この土地でこんなにも丁寧なお造りが味わえたことが嬉しくてうれしくて仕方が無かった。
此処は是非、夜に日本酒と一緒に味わいたい(店の一角に磯自慢があった)。
伊豆の南端では海から上がったまんまの魚がいくらでもある。
いけんだに味噌のような漁師鍋やとろっと脂の乗った干物、カサゴの唐揚げ、手開きの鰺や秋刀魚寿司・・・地元で親しまれる郷土料理的なものはそりゃあ旨い。
しかしながら、鮮度の良いはずの魚介類を都会からの旅行者向けにきちんとした「お造り」に仕上げられる店は希少。
私自身、地元以外の方をご案内できるところは西伊豆に一軒、下田市内に一軒に止まる。
それは何とも、勿体ないことだ。
そんな伊豆の南端、下田市も本年は市制50周年だそうだ。
山と崖と砂浜しかない下田市の、更に「下田のチベット」と呼ばれる山間にある旧稲梓村地区。
この村から「大鷲の要」となって財を成した人物がいる。大正製薬の上原正吉氏だ。
そして更に、氏の鞄持ちとしてかつて傍に控えていた人物が同じく旧稲梓村地区出身の土屋義彦氏。
田中角栄ばりの旧態依然の政治家と言われたが、母から聞いた話では気風の良い好々爺と言った印象しかない。
この土屋氏こそが「彩の国」の命名者である。
私の生家(築170年)もこの「下田のチベット」の一角にある。
家の裏にある蔵の中では高校生の頃に買って読み耽った「翔んで埼玉」の初版本が、今も静かに眠っている。
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店名 |
お食事処 旬菜(syunsai)
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、焼き鳥、からあげ |
予約・ お問い合わせ |
049-266-3023 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
ふじみ野駅から車で4分 ふじみ野駅から901m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay、au PAY) |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
20席 |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 20人 |
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
子供可(小学生可)、お子様メニューあり |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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狭山で「華やかな」豚丼を食べたのはつい先日。
そういえば、はて、少し前までインスタなんかを中心に流行っていた、どかっと山のように盛られたローストビーフの丼の旬はとうに過ぎたのだろうか?
この日何度か目の旬菜さんで、ランチのメニューと睨めっこをしていて思い出した。
目に付いたのが綺麗に切り揃えられて並んだローストビーフの丼だったからだ。
「丼だと、ずっとローストビーフだよね・・・食べ切れるかな食べ飽きないかな?」
そんな心配があったのでお店の人に聞いてみた。
すると、心配だったらご飯を少な目にできますよ、と。それに乗ることに。
この日は未だ2月末。
視線を逸らして外を見れば
風強め、日差しはしっかりしてるのだけれど体感温度は低い。
庭にある早咲きの桜の花は小さくなっているようにすら感じる。
やがて、口の広い丼が。
ああ、やっぱりローストビーフの丼はゴージャスで、まるでSATCのサマンサ・ジョーンズみたいだ。
パワフルでエネルギッシュでゴージャスでファビュラス。
切り揃えられた薄切りのお肉、特製ソースでいただく幸せ。
臭みも全く感じないのは、仕事の丁寧さからだろう。
どさどさと無造作に重なっただけのかつてのローストビーフ丼はどうにも魅力を感じなかったのはかえって良かったのかもしれない。
「私はわたしが一番好きなの」と、恋人と別れて我が道(といっても内容は超ゴージャス)を行ったサマンサ。
「私はお肉が一番好きなの」といえば、これでもかと絶品肉料理を作ってくれる人がいればそれで満腹満足な私とはえらい違いだわ。
それでも、たまにはサマンサのようになりたい時があり、
年に幾度かは一張羅の着物と夜会巻きの髪に蒔絵の簪をぽすっと刺したりするのである。