やっぱりモツが好きさんが投稿したすし ゆう(千葉/栄町)の口コミ詳細

春は山菜・夏は川魚・秋は茸・冬は獣肉・モツは一年中

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すし ゆう栄町、葭川公園、東千葉/寿司

1

  • 夜の点数:4.3

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.3
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.3
1回目

2019/06 訪問

  • 夜の点数:4.3

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.3
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.3
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

【★4.3】大原のマダカアワビ・余市のアンキモ・九十九里の天然鰻

2,438文字★

八ヶ岳小僧(3.11)の店主に実家の鮨店は仕入れ力が凄いと自慢されたので訪問。
この地で40年続く老舗なのですが数年前の移転を機に代替わり。
現在は八ヶ岳小僧の兄(34歳)が腕を奮う千葉市中央区の「すし ゆう(3.05)」。

大原のマダカアワビ、余市のアンキモ、地元九十九里から相対取引で仕入れた天然鰻。
食の経験値が高い人であれば聞いただけで垂涎のスペシャル食材を仕入れています。
もちろんスペシャル食材を楽しむと相応に支払額も上がっていくのですが、
都心の鮨店に比べればリーズナブルに楽しめる千葉の優良店。

公式HPによれば、おまかせにぎり4,700円~、コース料理6,000円~。
インドネシアのブラックタイガーから大分の活き天然車海老まで幅広いタネを取り揃えており、
予算に合わせて利用できるので使い勝手も良いのではないでしょうか。
(ランチのにぎり寿司に至ってはお椀付き1,100円です。)

店内はツケ場を囲むC字カウンターに12席、4人テーブル1卓、
12名まで対応可能な掘りごたつ式の座敷もあって最大28席。
ツケ場に職人さんは2名、店主のお母さまがホールを担当されていました。

アサヒスーパードライ生 中ジョッキ(700円)
刈穂 山廃純米 超辛口 秋田県(1合 700円)
甲子 純米辛口 千葉県(1合 700円)
根知男山 純米吟醸 無濾過生原酒 新潟県(1合 900円)
日高見 超辛口 宮城県(1合 1,000円)
醸し人九平次 別誂純米大吟醸 愛知県(1合 1,200円)
飛露喜 純米大吟醸 福島県(1合 1,300円)

この日食べた料理(おそらく20,000円ぐらい)の内容は以下の通り

01.秋田ジュンサイ
02.群馬茶豆
03.大原マダカアワビ
04.勝浦カツオヅケ
05.根室トキシラズ
06.余市アンキモ
07.九十九里天然鰻白焼き
08.泉州水茄子漬け
09.壱岐岩牡蠣
10.北海道野付アオヤギ
11.愛知鳥貝炙り
12.アイルランド本鮪カマトロ西京焼
13.竹岡マコガレイの肝
14.天ぷら(キス、獅子唐、メゴチ)
15.東京湾アカイカのゲソ焼き
16.宇和島天然真鯛のカブト焼き
17.東京湾スミイカ(握り)
18.八幡浜白川甘鯛(握り)
19.琵琶湖稚鮎(握り)
20.キス昆布〆(握り)
21.淡路アジ(握り)
22.大阪湾イワシ(握り)
23.佐賀コハダ(握り)
24.アイルランド本鮪中トロ(握り)
25.アイルランド本鮪赤身ヅケ(握り)
26.余市ムラサキウニ(握り)
27.函館バフンウニ(軍艦)
28.インドネシアブラックタイガー(握り)
29.大分天然車海老(握り)
30.対馬穴子 塩(握り)
31.対馬穴子 ツメ(握り)
32.トロ鉄火
33.玉子焼(出汁巻き)
34.天然車海老の味噌

まずは秋田のジュンサイが登場したのですがプリプリと大きくて質の高さが分かります。
希少高級食材のマダカアワビ(しかも最高ブランド産地の千葉大原)は、
ムチッとした食感が魅力的で大原産マダカアワビの名に恥じない旨味の強さも堪りません。

ランチ1,100円のお店でも流石にサーモンは置かないようで時鮭(トキシラズ)。
豊洲市場ではキロ20,000円クラスともなる最高ブランド余市産のアンキモ。
フォアグラのように脂が乗っていてアンキモの見た目も白っぽいです。
冬のイメージが強いアンキモですが余市産は夏でも美味しい。

そして相対取引で仕入れたという地元九十九里の天然鰻。
ドカーンと凄まじいボリュームで提供できるのも相対取引ならではでしょう。
都心の鰻専門店でこの量の国産天然鰻を求めると産地がどこであれ10,000円は超えます。

ニンニク醤油もオススメとのことでワサビ(もちろん本山葵)塩と交互に楽しんでみました。
関東風に蒸しを入れる点だけは蛇足に思ったのですが鮮烈な旨味と香り高さがあって美味しい。
蒲田「初音鮨(4.59)」の店主はジビエを蒸しては意味が無いと天然鰻を地焼きで提供。
東向島「うを徳(4.23)」の皮をパリッと焼いた天然鰻の地焼きは専門店をも凌駕する最高の美味。
千葉県で関東風の調理法が好まれるのは分かるのですが、これは地焼きでも試してみたいところです。

クリーミーな水茄子の漬物(これは既成品とのこと)で口直しの後は貝3連発。
まずは3つにカットされた壱岐産岩牡蠣のクリーミーさとミルキーさに唸ります。
ピンと立ったアオヤギ、軽く炙った鳥貝、いずれも都内高級鮨店御用達のブランド産地。

モツラーなのでカマ(本鮪)、肝(マコガレイ)、ゲソ(アカイカ)、カブト(真鯛)も堪能。
この日はマコガレイの肝が特に良かったです。
余市産には及ばないとしても下手な国産アンキモに匹敵するぐらい脂ノリ良くクリーミー
天ぷらは専門店に比べると流石に衣がモッタリしていましたがキスやメゴチ美味しいです。

都心の超高級日本料理店を凌駕するレベルの「おつまみ」を楽しめる東向島うを徳も握りは弱いように、
同店もおつまみにパラメーターを振ってしまった反動か握りの美味しさは少し落ちます。
都心の高級鮨店で味わえるようなタネと酢飯のマリアージュにはまだ達していないという印象。

しかし琵琶湖の稚鮎を酢〆に、アジは生姜、イワシはニンニク、コハダには柚子を効かせるなど、
青魚(鮎を青魚に分類するのかは知りません)の扱いは興味深かったです。
良質なウニ2種類の食べ比べも面白かったです(しかも1つは軍艦ではなく「握り」で)。

八ヶ岳小僧の店主が実家自慢していた通り確かに凄まじい仕入れ力。
同じような方向性の東向島うを徳に比べるとまだ粗さも感じてしまうのですが、
しかし50代のうを徳店主に比べ同店の店主はまだ30代半ば。
弟の八ヶ岳小僧もそうですが今後の更なる進化に期待できる可塑性の高さも魅力かも知れません。

  • 2019.6 秋田ジュンサイ

  • 2019.6 群馬茶豆

  • 2019.6 大原マダカアワビ

  • 2019.6 勝浦カツオヅケ、根室トキシラズ

  • 2019.6 余市アンキモ

  • 2019.6 九十九里天然鰻白焼き

  • 2019.6 泉州水茄子漬け

  • 2019.6 壱岐岩牡蠣

  • 2019.6 北海道野付アオヤギ

  • 2019.6 愛知鳥貝炙り

  • 2019.6 アイルランド本鮪カマトロ西京焼

  • 2019.6 竹岡マコガレイの肝

  • 2019.6 天ぷら(キス、獅子唐、メゴチ)

  • 2019.6 東京湾アカイカのゲソ焼き

  • 2019.6 宇和島天然真鯛のカブト焼き

  • 2019.6 東京湾スミイカ

  • 2019.6 八幡浜白川甘鯛

  • 2019.6 琵琶湖稚鮎

  • 2019.6 キス昆布〆

  • 2019.6 淡路アジ

  • 2019.6 大阪湾イワシ

  • 2019.6 佐賀コハダ

  • 2019.6 アイルランド本鮪中トロ

  • 2019.6 アイルランド本鮪赤身ヅケ

  • 2019.6 余市ムラサキウニ

  • 2019.6 函館バフンウニ

  • 2019.6 インドネシアブラックタイガー

  • 2019.6 大分天然車海老

  • 2019.6 対馬穴子 塩

  • 2019.6 対馬穴子 ツメ

  • 2019.6 トロ鉄火

  • 2019.6 玉子焼(出汁巻き)

  • 2019.6 天然車海老の味噌

  • 2019.6 カウンター席とテーブル席

  • 2019.6 メニュー

  • 2019.6 店舗外観

2019/06/28 更新

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