おおちゃん880さんが投稿した鮨匠 のむら(鹿児島/天文館通)の口コミ詳細

チームSのグルメ日記

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鮨匠 のむら天文館通、いづろ通、甲東中学校前/寿司

1

  • 夜の点数:4.8

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.7
1回目

2022/05 訪問

  • 夜の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.7
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

鹿児島への愛に溢れたのむら劇場

こちらの予約を試みてから、今回訪問するまで1年ほど経ったでしょうか。
なかなか予約が取れない人気店でしたが、予約可能な日に合わせて鹿児島市にお宿を取るという形で、ようやくお伺いする機会に恵まれました。
(今回は4か月ほど前に予約)

さて、待ちに待った当日。
午前中で仕事を終わらせて車で鹿児島市へ。
夕方ホテルにチェックインし、19時に合わせて徒歩でお店に向かいます。

お店は昔ながらのお寿司屋さん的な雰囲気で、カウンター8席のみ。
こじんまりしたお店に大将とお弟子さん?がお2人いらっしゃいました。

飲み物は生ビール(中)、梅酒ロックからスタート。

お料理はトコロテンから。
意外な始まり。
軽やかで爽やかなポン酢。柑橘の香りが柔らかい♫

だし巻きは、焼きたてふっくら。
さつま揚げはトビウオの風味が濃いです。

日本酒のスタートは、兵庫県の蜻蛉から。
特別純米酒。

続いて、2.7キロのタイ。
血抜きして2日寝かしたもので、ねっとりとした甘み、旨味が出ています。

2キロのカンパチの若魚。
背からどうぞとのこと。腹身は後からいただきました。
お造りは女性客には薄く、男性客には厚めに切られて出されています。
大将、細やかな気遣いをされますね。

日本酒は、清泉(きよいずみ)。
新潟のお酒。

イサキの白子。
700gの大きな個体はこれから旬なのだそう。
軽く炙っているのかな。
まずは何も付けずにひと齧り。
香りが良くて濃いですね。
次はポン酢で。

そうそう。
添えられている山葵がみずみずしく香り高く、めちゃくちゃ美味しい。
これで十分飲める〜♫
この山葵のほか、目の前に並べてある、薬味やお醤油がすごく美味しいんです。
特製のお醤油、酢味噌、ポン酢、梅(少し山葵を足して)、黒胡麻と塩。

鹿児島の真ダコ。
大将から「日本一」と紹介されました。
食感と香り、塩と黒胡麻、梅肉+山葵で。

惣誉(そうほまれ)は栃木のお酒。

釣りアジ。
根付きのものだそう。
薄くひかれていて、軽く薬味を添えて。山葵味噌、山葵だけでも美味しい。
口の中で溶けていきます。

山葵の葉と茎。
静岡の日本一の山葵は、これもいいアテだなぁ。

添えられたワカメをいただいていると「食べない奴にはこの旨さは、わかんめ」と大将から。
こういう駄洒落のジャブがどんどん飛んできます(笑)

キビナゴ。
旬の素材。
「刺身じゃもったいない、鮮度抜群だからこその内蔵ごと蒸し焼きで」とのこと。
子持ちでした。
香りが素晴らしいですね〜ちょい塩、醤油を付けて。
キビナゴの味がしっかりと味わえます。

寒北斗。
しびえん。夏限定のお酒。
日本酒のチョイスは、辛口のものが多めかなという印象です。

イサキの真子。
しっとりとした食感。
そのままで、少し山葵も付けて。

手取川。純米の大辛口。

茶碗蒸し。
スジコ、ウニが乗っかっています。
口にすると、これも溶けてなくなる〜。
サツマイモ、イカ、椎茸などが入っていて楽しい逸品。

唐津の黒鮑。
特定の漁師さんから直接仕入れたもの。
6時間かけた柔らか煮は、ほのかな柑橘、鮑の旨味が押し寄せます。
柔らかく、そして弾力もある食感。
肝もクセがなくて濃厚です。

広島の八反 亀齢。
辛口純米。

天然のハガツオ。
軽く火を通して、ジュレで和えて。
生臭さなど全然なくて、これも旨味が濃い。

島根のお酒。
月山(がっさん)。
芳醇辛口純米。

アオリイカ。
イカの王様。
ねっとりとした濃厚な甘さがずっと残ります。
柑橘の香りの余韻も。

メイチダイ。
「目が縦一に見えるから」この名前なんですって。
知らなかった…。
もちもちしていて、またまた美味しい。

山口の雁木(がんぎ)。
夏限定だったかな。
辛口純米。

鹿児島のアカムツ。
少し炙って皮を外して。
品のある、軽めの脂が印象的。

ナミクダヒゲエビ。
鹿児島の湾でしか獲れない(世界でここだけ)深海のエビとのこと。
特に今年はなかなか獲れないレアな食材だそう。
小さいけど濃い、後味は全く臭さがない。
これも口の中で溶けてなくなる〜(^^)

車エビ。
茹でたての剥きたてを温かい状態で。
甘いっっ。香りも素晴らしい。うんまい(^^)

純米超辛口。
寒北斗。

真アジ。
このお魚も味が濃い。

さらに、天然シマアジ。
香りとバランスが素晴らしい。
身がトロける感じで、品のある脂、旨味あふれるシマアジでした。

スジコ。
ものすごい玉子感(^^)
まさにTKG。
濃いけど、すーっと溶けていく感じ。

カマス。
大和カマス。
生ではなかなか食べられない逸品。

防長鶴。超辛口。

ウニ飯。これでもかという盛り。
もう言うことない旨さ。

お味噌汁。

オオモンハタ。
歯応えと柔らかさ、脂が絶妙。
これまたレアなお魚。

ヤイトガツオ。
カツオとマグロのいいとこ取り。
青魚と脂の旨味が両方味わえる逸品。悶絶です(^^)

「最後にとっておき2貫を」とのこと。
まだ出るのか⁉️
さすがの自分もだいぶお腹ぱんぱんです。

ネショウガ。

九州菊 残心(ざんしん)。
超辛純米。

太刀魚。
ふっくらと濃厚な白身で香ばしさも…悶絶(^^)
太刀魚の力強さ。
柑橘の香り。

対馬の穴子。
醤油で煮上げたもの。
香りがすごく立つ。柔らかだけど、これもしっかりとした穴子の旨味。これまた悶絶。

これぞ、のむらの味。なのだそう。

お茶。

キュウリ。
シャリシャリ、シャキシャキ感を楽しみます。

大満足の素晴らしいコースはこれで終了。
帰り際、のむらさんのオリジナルの醤油をお土産としていただきました(^^)

お会計は、一人税込30,000円。
厳選された地元の食材、品数の多さとお酒が飲み放題というシステムでこのお値段は、コスパとしては非常に高いのではないでしょうか。
大将の視野の広さと気配り、そして、お客さんを楽しませたい、喜ばせたいという気持ちがとても伝わってきますね。
こうした、楽しい雰囲気作りも居心地の良さを増しています。
さらに劇場型と言われる「見せ方」。

美味しくて楽しくて、いっぱい飲める「のむら」。

また「飲むなら」〜「のむら」の合言葉を聴きにお伺いしたいと思います。
ご馳走さまでした(^^)

2023/03/12 更新

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