ゆうじ88さんの行った(口コミ)お店一覧

ゆうじ88が訪問したレストラン、と名付けて頂きました

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120 件を表示 90

ひろめで安兵衛

餃子 百名店 2021 選出店

食べログ 餃子 百名店 2021 選出店

ひろめで安兵衛

大橋通、高知城前、堀詰/餃子

3.72

764

~¥999

~¥999

定休日
-

昼の点数:4.1

高松の出張期間中の休日、高知に遊びに来ていた。 桂浜を往復し、ランチはご当地グルメの「鍋焼きラーメン」を頂き、その後は もう1つの観光客の「お約束の地」である「はりまや橋」に向かった。 今から数えると何年前になるのか思い出せない程の昔に訪れた際の記憶では、はりまや橋は朱塗りの欄干があるにはあったが、橋の割には その下には水が流れてなく、正直「なんだこりゃ…」とガッカリしたものだ。 「土佐のぉ 高知のぉ はりまや橋でぇ 坊さん かんざしぃ 買うを見ぃた~ よさこいぃ よさこいぃ」 と詠われた、あの「よさこい節」の舞台になった 憧れの地には、当時酷く残念に思っていた。 が、今の「はりまや橋」は違っていた! 環境整備され、橋の下には水が流れており、橋の袂から水辺にかけては 素敵な空間に様変わりしていた。 そんな「はりまや橋」辺りから、この日開催されていた「日曜市」までを散策していると、その途中で 後程行ってみようと思っていた「ひろめ市場」が見えてきた。 どんな感じかな?……  あとで来るから、またその時に…… っていう気持ちを押さえられる程 おとなしい私ではない。 目指す高知城の前に ちょっと休憩しよっと! 場所柄、曜日、全ての要素が重なったこの日は それはそれは大賑わいだった。 行き交う人とぶつからないように歩くのも一苦労だ。 しかし いろんなお店が集まっているだけなら、一昔前に流行った「屋台村」みたいな施設だが、違いは それこそ様々な「高知県の旨いもん」が集まっているからだろう。 カツオは勿論のこと、私が好きであり 高知でしか なかなかお目にかかれない「ウツボ」、「土佐ジロー」「土佐あか牛」…… 挙げれば枚挙に暇が無いが、案外と観光客に知られていないのが「屋台の餃子」だ。 もはやそれは高知市民によって作られた文化と言っても良いのではないか。 その餃子をひろめ市場で提供する人気店がコチラだ。 正直 私も今までは「高知で餃子」がピンと来なかった。 しかし、良く考えてみれば、餃子の材料として人気の韮(ニラ)は、高知の特産品だ。 よしッ! さっそく試してみよう! お店でメニューを見ると、お値打ちなセットメニューがあった。 生ビールと餃子が同時に楽しめる、このセットメニューを注文した。 が、人気店の「あるある」だろう。 提供するまで「10分から20分 時間がかかる」旨の説明を受ける。 休憩の為にたち寄ったのだ。異存は無い。 それよりは この賑わいだ。自席を探すのが大変だ。 なんとか空いている席を見つけ、先に利用している皆さんに軽くご挨拶して餃子を待った。 その間、いろんなお店に目が行く。 酒処・高知ならではの日本酒のラインナップ。 特産品の柚子や文旦を使用したドリンク、カクテル。 カツオのタタキを作る為に使用する藁焼きの炎が立ち上がる度に沸き踊る心……。 全てが「The 高知」だ。 やがて運んでもらった餃子とビール。 その焼き色は「美味しい」を保証しているようだ。 そして その期待を裏切らない餃子の美味しさは、パートナーを努めるビールとの完璧な最強のコンビだ。 私では「餃子にはビール」を凌ぐマリアージュは思いつかない。 サックリと焼き上げられた餃子、後を追いかけるビール…… 無限のループだ。 「あぁ、もうココに ずっといたい。いてもいい…」 本気で そう思えた瞬間だった。

2024/04訪問

1回

中国料理 桃花苑

片原町(高松)、高松築港、高松/中華料理

3.40

34

¥6,000~¥7,999

¥1,000~¥1,999

定休日
月曜日、火曜日

昼の点数:4.0

高松に来てくれていた妻が帰る日になった。 午前中に仕事を切り上げた私は高松駅まで見送ることにしていたが、その出発前にランチを一緒に食べようとコチラを予約していた。 宿泊先のホテルからもすぐ近くにあるため、預かってもらったチェックアウト後のスーツケースも すぐに取りに行けるのも選んだ理由の1つだが、リーガホテルグループの直営店、というのも もう1つの魅力だった。 リーガホテルの建物とは道1つ隔てた別館にコチラはある。 1階の入り口よりエスカレーターを利用して2階に上がると、雰囲気のある店舗への入り口が見えてきた。 店内へと進むと更に ここがホテルの中華料理のお店だ、と感じられる 趣ある造りだ。 特に夫婦で伺うとは伝えてはいなかったが、私達が案内された席は窓際のカップルシートのような席。 ちょっと嬉しいような恥ずかしいような気分だ。 メニューを渡されたが、予めのリサーチで内容は理解していたので、そのまま注文することに。 妻は2種類のメイン料理が楽しめる「ダブルランチ」を。 私は「海老あんかけ焼きそば」と「五目焼き飯」を それぞれ注文することにした。 やがて妻のダブルランチが先に運ばれてきた。 この日は「海老と春野菜のあっさり煮、揚げニンニク風味」と「スペイン産栗豚の黒酢すぶた」のメイン料理に 小鉢、サラダ、スープ、ライスに搾菜などの盛りだくさんな内容だ。 小鉢といっても それはしっかりした一品で、真鯛を使ったあんかけソースの料理は温かい料理かと思ったら冷製の料理だったが、これだけでも とても美味しい料理だった。 勿論メイン料理の2つも間違いなく美味しくて、少しずつシェアした私も「コチラにした方が良かったかな…」と一瞬思ってしまった程だ。 それでも「やっぱりコチラにして良かった!」と思い直させてくれた料理が私に運ばれてきた。 それが「五目焼き飯」であり「海老あんかけ焼きそば」だった。 五目焼き飯は、ある意味 私が理想とする炒飯だ。 パラパラな仕上がりといい、具沢山な内容といい、「美味しい炒飯とは…」のお手本のような炒飯だった。 中華料理店の実力を計る1つの方法に、一番普通の炒飯を注文してみると良い。 強い火力を必要とする中華料理。 その火力を御する技術がないと、美味しい中華料理は作れない。 それは炒飯を食べてみるとすぐわかる。 その技術が無いと、この日の炒飯のようなパラパラな仕上がりにはならないからだ。 火を御する技術がない人が作る炒飯は、その火力を怖がるか、コントロールできないので、油を多く使用する。 そんな炒飯を 良い言い方をする擁護派の人は「しっとりした」とかの言葉で表現するが、私に言わせてもらえば それは本国・中国の炒飯ではなく、それこそが「焼き飯」という「日本の料理」なのだ。 よほどのお店でない限り、中国で「しっとりした」炒飯は、まず出て来ない。 その点、コチラは謙遜して「焼き飯」と表記したのか、関西圏では炒飯は「焼きめし」という表記のお店が多くあるが故なのかは わからない。 味も基本的な塩のみ。 ほんの少しの胡椒が「感じられる程度」で、それに香りを付ける為に熱々になっている鍋肌にほんの数滴の醤油を当てて、醤油の焦げた香りだけを炒飯に纏わせるのが、本当の炒飯の作り方なのだ。 抜群に美味しい炒飯だと思って喜んでいた私だが、それを更に凌駕する料理が「海老あんかけ焼きそば」だった! これはいったいどうしたことだ! こんな美味しい「あんかけ焼きそば」は、ちょっと最近の私の記憶には無い。 特筆したいのが麺だ。 平たい太麺は食べ応えがあり、微妙な焦げ具合、かといってモチモチした食感を殺してもいない焼き加減はまさに職人技だ。 勿論その素晴らしい焼き加減の麺には、これまた抜群に美味しい餡がかかっている。 ベースになっている鶏ガラのスープが美味しいから、あれこれと手を加えなくても、塩が中心だろうが それだけでも他の具材(海老や野菜)の旨味が加わることで味わいが深まっていく。 先程の炒飯といい、このあんかけ焼きそばといい、本場の調理法の基本に忠実だからこその味わいだ。 しかし あえて重箱の角をつつかせてもらえば、デザートの杏仁豆腐とコーヒーはいただけなかった…。 特に食事の最後を締めるお茶には、無理してコーヒーでなくても良いのではないか。 これだけ高いクオリティの料理を提供してくれているのだ。 最後のお茶には、外連味もなく中国茶でも 私は良いと思う。 そんな些細なことを気にすることなく、私は必ず高松に滞在中に、この「海老あんかけ焼きそば」を求めてリピートするだろう。 リピートするはずに違いない! 会計をするため席を立ち、レジへと進むと、その横に「くるみの蜜煮揚げ」を販売していた。 これ、美味しいんだよねぇ。ビールに合うんだよ。 昨年、東京・湯島にある中華料理店で提供されて以来のファンで、探してもなかなか見つけられなかった。 それがコチラで再会できるとは! 嬉しくなってしまい、そちらも一緒に購入した。 妻は大きなスーツケースなので、高松駅まで見送りがてらタクシーで一緒に運んであげ、走り出した列車をながめながら、またしばらくの間のお別れだ。 その寂しさは、一緒に食事したレストランの、この「くるみの蜜煮揚げ」とビールが癒してくれるに違いない……。

2024/03訪問

1回

福幸

郵便局前、田町、柳川/中華料理、居酒屋、担々麺

3.41

81

¥4,000~¥4,999

¥1,000~¥1,999

定休日
月曜日

夜の点数:3.8

子供の頃、修学旅行で。 6~7年前にも山陰地方に旅行で向かった際にも、それぞれ「乗り換えの為に」降り立っただけの岡山。 その岡山にようやく観光目当てで妻と一緒に訪れた。 まだまだ子供だった私。 まさに「学びを修める為の旅行」であるはずの修学旅行で訪れたが、当時は「修学」とは程遠い「遊び」の為の旅行であった。 それが今や 大人にとっても素敵な場所に思える。 素敵な街、岡山だ。 日中は そぼふる雨の中、名勝「後楽園」を散策し、少し疲れた私達は コチラに伺う前に素敵なバーでアペリティフを頂き、幸せな気分で訪れた。 初訪問となるコチラのお店。 町中華、と言っては憚られる、いわゆる「ちょっと高級な町中華」だ。 このお店のコース料理にも魅力はあったが、最初の私はコース料理よりもアラカルトで楽しむことが多い。 この日も同様アラカルトで楽しむことにした。 先ずはピータンから。 これはさして特徴の無い、何故これをオンリストしてまで提供したいのかが解らなかった程、平凡な物だった。 少しガッカリした。この後の料理は大丈夫かなぁ…。 しかし 次の料理は良かった。 鶏肉とクラゲのピリ辛和え は、辛味も程よくツマミにはとても良い。 ちょっと気分を取り戻して、これ等をアテにビールも紹興酒に切り替え、次なる料理を注文したが、食べたいと思ったメニューが ことごとく売り切れとなってしまったようだ。 「白身魚の中華風蒸し物」も、「若鶏の棒から揚げ」も、全て売り切れ。 これにはテンションが急降下だ。 他には「海老のチリソース」「海鮮と野菜の塩炒め」を頼んだが、それだけでは2人では全然足りない。 半ば「仕方なく」焼き餃子と焼売も追加した。 肝心の味は…と言うと、それはまずまず美味しいと評価したいが、いかんせん提供するまでの時間が掛かりすぎる。 紹興酒のオンザロックをチビチビ飲りながら、妻との会話でなんとか間をもたしたが、もし私ひとりで利用していたらと思うと……。 食事中に2度程「注文した○○、忘れてないよね?」と声をかけた程だ。 最後に提供された五目チャーハン。 私は別料金を支払うから五目チャーハンに海老を加えて頂けませんか、と申し出ていたのだが、あまりにも時間がかかった事を申し訳なく思ってくれたのか、1人前の量としては かなりのポーションで、しかも海老も大量に入れてもらったようだ。 うーん…… 評価するのが難しいお店だ。 美味しい料理もあれば、最初のピータンのような物も提供される。 ちなみに お隣のテーブルでコース料理を楽しんでいたと思われるグループも、それぞれ料理の提供には時間がかかっていたように見受けられた。 時間に余裕があり、私のようなせっかちではない人なら お勧めしたいお店だ。

2024/03訪問

1回

木蘭

片原町(高松)、高松築港、高松/ラーメン、餃子

3.47

109

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
月曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.8

「うどん県」の香川県・高松に出張に来ている。 当然、麺料理が大好きな私。 うどんを満喫するつもりだし、実際している。 が、やはり うどんばかりを毎日…とはいかない。 他の麺料理も恋しいのは仕方ないだろう。 特に大好きなラーメンは……。 そこで、赴任先から遠くない場所にあるお店を探してみて、コチラを知った。 「木蘭」さんだ。 場所は三越高松に隣接する雑居ビルの二階。 ちょっと分かりにくい場所にあった。 階段を上がり、お店の扉を開ける。 少しだけ空いていたカウンターの隅に腰をおろした。 メニューはお世辞にも豊富とは言えない。 五種類の麺料理と餃子、ライスのみだ。 迷う必要もない。 調べていた段階で「コレにしよう!」と考えていた「五目ラーメン」と「焼き餃子」をお願いした。 お店の人にビールも注文すると「ビールは先にしますか? 餃子と一緒にしますか?」と尋ねられ、先にください、と伝えると、ビールと共に「おかき」と、なかなかの量のサラダも一緒に提供された。 これは嬉しい驚きだ。 通常、おかき程度のサービスをしてくれるお店に出会うことも たまにはあるが、サラダまではなかなか出会えない。 これだけでビール一本を空けてしまいそうだ(笑) 先ずは焼き餃子が。 丸型の鉄鍋は二人前を焼くのがやっとのサイズらしく、そのうちの一人前が盛り付けられた餃子は焼きムラがある。 餃子はカリッとするくらい しっかり焼いてほしい私にとっては若干の不満点だ。 価格も中国料理の一流店並みの物だけに余計にそう要求したくなる。 それでも皮は手延べなのか、厚めでサイズも大きめ。それゆえ餃子1つひとつのサイズも大きい。 餡も詰まっており、焼き具合だけ好みに合えば満足できる物だ。 肝心の五目ラーメンは、というと、美味しいのだが、製法が独特なのが面白かった。 先ずは麺だ。 茹でる釜はさほど大きなサイズではない。 差し水もしていないようで、釜の中の湯はかなり濁っているだろう。 それだけを見ていると、ちょっと気持ちが悪くなるが、面白いのはそこからだ。 そうして茹でられた麺は、一度「水洗い」されて、その冷たくなった麺が一旦、丼に盛り付けられる。 その冷たくなった麺の入った丼に、店主の中華鍋の中の、五目ラーメンの具材が入った熱々のスープだけが先ずは注がれる。 そうして熱さを取り戻した麺と丼は、その為に注がれたスープだけを再び中華鍋に戻す、という作業をし、そこで再度加熱してから水溶きの片栗粉でとろみを纏った餡を再度 丼に注き、完成するのだ。 こんな作り方、今まで見たことが無い! しかし、理には かなっている。 というよりも 狭い厨房で設備も間に合っていないなかでの工夫が この独特の製法で提供するという結論に至ったのだろう。 味も ひたすらこの味を極めて来た店主の技が、美味しいラーメンを食べさせてくれた。 しかし、メニューボードの写真の右側の赤い部分を見て欲しい。 「当店では残念ながら手打粒麺が出来ません あしからず」とある。 これはどういうことだろう。 麺は平打ちの太目の縮れ麺で、若干不揃いな麺も含まれているのは別の写真のとおりだ。 それではコチラの麺は誰が(それとも製麺会社が)提供しているのだろう。 私には この美味しい麺は手打ちの麺に思えるのだが……。 帰りの際、階段を下りようとすると目の前に再び「純中国式 手打粒麺」の文字がある看板が……。 以前は平打ちの麺で提供していた事があったのかな。 これは次回再訪する事があれば、是非とも店主に尋ねてみたくなった。

2024/03訪問

1回

餃子の王将 東大曽根店

大曽根、森下、ナゴヤドーム前矢田/餃子、中華料理

3.07

40

¥1,000~¥1,999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.7

私の別宅から程近くにある「餃子の王将」さん。 この日、妻と その別宅の大改装をするべく 最近の仕事が休日の際には足繁く訪れているのだ。 初老の夫婦二人がかりでの改装だと、さすがに疲れる。 お昼の休憩を兼ねてのランチはコチラにお世話になった。 レビューをするのは初めてになるが、もう既に改装する以前から何度も利用させてもらっている。 その当時はお店のオリジナルメニューとして「台湾炒飯」という物があり、なかなか美味しかったので それからのお付き合いになる。 この日も その台湾炒飯を楽しみにしていたのだが、どうやらメニューも変わってしまったようだ。 私の好きだった台湾炒飯は姿を消し、替わりに以前はやっていなかった「ジャストサイズメニュー」をやるようになっていた。 台湾炒飯がお目当てだった私としては少々さみしい事だが、初老の私達にとって「ジャストサイズメニュー」を始めたことは 二人でもいろいろな物が食べられるのはありがたい事だ。 餃子を二人前、ジャストサイズのニラレバ炒め、炒飯、味噌ラーメンを注文した。 しかしながら、ニラレバ炒めや炒飯は運ばれて来ても、餃子が一向に運ばれて来ない。 私達よりも後に注文していた別の客には提供されているのに…。 そこでシビレを切らせ「餃子、まだなんですか?」とスタッフの人に言ってみたところ「もうすぐです」との答えが帰ってきた。 それから更に待つことで、先に提供された料理は食べ終わった頃になってようやく餃子が運ばれて来た。 おそらく忘れていたのだろう。 しかしながら、最悪「大変お待たせして申し訳ございませんでした」くらいの声かけは欲しかった…。 提供された餃子は私好みのしっかりとした焼き目のついた美味しいもの。 それゆえに このサービス、この応対は残念だった。 この立地条件故に この先も長い付き合いにしたいお店。 これからもしっかりとした応対、お願いしますよ!

2024/02訪問

1回

五味八珍 江南店

柏森、江南/ラーメン、餃子、中華料理

3.04

49

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.8

休日のこの日、妻の実家に用事があり2人して出かけた。 その前に お義母さんに気を使わせては…となり、ちょっと早めにランチを頂いてから伺う事にしようと。 そこで 実家に向かう途中にあるコチラに初訪問することにしたのだ。 11時の開店5分前にお店の駐車場に車を停めるが、既に複数台の車が停車している。 きっとスタッフの皆さんの車だろうことは想像がついたので、慌てる事なく入り口へと進む。 入り口横にはランチのメニューがあり、それを拝見すると、週替わりメニューと、麺・飯、餃子などのセットメニューが中心のようだ。 時間になり、スタッフの人がご挨拶と共に扉を開けてくださり、「どうぞお好きな席をご利用下さい」と。 一番乗りの私達はお店の一番奥のテーブルに腰をおろした。 先程の入り口横のメニュー以外に どんなメニューがあるのかを拝見したが、お昼はほとんどがセットメニューで、アラカルトのメニューはあまり無い。 しかし 今回の初訪問した一番の目的「浜松餃子」はアラカルトの提供が可能なようだ。 私達は その「浜松餃子」と、五目焼きそば、タンメン、海老の春巻きを注文した。 先ずは「浜松餃子」から到着だ。 餃子のタレはオリジナルの物が卓上にあり、それと一緒に辣油が。 酢や醤油で自分で調整するのではないが、そういう物も卓上に用意されていれば良いのになぁ…と。 綺麗なキツネ色に焼き上げられた、茹でもやしを中心に円形に並べられた餃子は、まさに王道の「浜松餃子」のルックスだ。 そして その特徴でもある、軽い味わい。 あまり肉々しい物ではなく、野菜の旨味を活かした、いわゆる「何個でも食べられる」美味しい餃子だ。 やがて麺料理も。 妻は この2つの麺料理を共に絶賛していた。 野菜が美味しいのだ。 豚肉や海老、烏賊などの具材もさることながら、野菜は多種多彩で、しかも鮮度が良い物を使用している。 その旨味が五目焼きそばの餡やスープにしみわたっている。 ただ、少しだけ残念だったのはタンメンで、野菜を茹でるのではなく、しっかりと炒めてからスープを加えた物を提供して欲しかった。 そうすれば もっと野菜の魅力がひきたち100点の出来になるだろう。 海老の春巻きは、正直魅力に欠けた。 わかりやすく言えば、冷凍の海老寄せフライの中身が春巻きの皮に包まれたような味わいで、中華のソースではなく、ケチャップが添えてあったのも余計にそう思わせられた。 総合的に言えば、チェーン展開しているお店としてはレベルの高い、満足できるお店だ。 加えて お店のホール係の皆さんの接客もとても良い。笑顔が素敵な皆さんだった。 やはり飲食店での大切な要素は、働く皆さんの笑顔だと いつもいつも思わせられる。 ごちそうさまでした。 また利用させて下さいね。皆さん頑張ってください。

2024/02訪問

1回

麺屋 ささき

ナゴヤドーム前矢田、矢田、大曽根/ラーメン、担々麺、餃子

3.38

89

~¥999

~¥999

定休日
-

昼の点数:3.7

別宅に置いてある電動アシスト付き自転車が壊れてしまい、近くのお店に修理に出していたが、完了したとの連絡があり、取りに行ったついでにお昼も済ませよう、とコチラに初訪問した。 以前、私が家族と利用していた名古屋市西区にあるラーメンの名店「万楽」の流れを組むお店だ。 「漢方万楽麺」という名前が付けられたラーメンは、その独特のスープがとても美味しく、しかも一番初めに利用していた頃の価格はワンコインでおつりがある程、味もコスパも大満足できるお店であった。 その「万楽」と同じような味なら是非とも食べてみたくなったのだ。 お昼時にしては混雑しておらず、すぐに着席できた。 メニューを見るまでもなく、迷いもない。 「漢方万楽麺」の流れを組むコチラの「ラーメン」1択だ。 他にもいろんなラーメンがあり、私にとっては以外と思える程 他の客はいろんなラーメンを各々注文していた。 ちょっとお腹の持ちを良くしたかったので、追加でチャーハン(小)もお願いした。 やがてラーメンが着丼した。 そのルックスは丼に至るまで「万楽」にそっくりだ。 お店には「北名古屋市の人気店・前田家に教えてもらった…」云々が書かれていたが、その「前田家」が先の「万楽」の味を継承した(一部の噂では「継承した」とは言えない、という説もあるが…)のだから、似ているのは当たり前だ。 ただしスープは若干だが「似て非なる」物に思えた。 それでも美味しいと言えるクオリティに違いはない。 諸説を頭に入れなければ素直に美味しいラーメンだ。 サイドメニューのチャーハン(小)も追いかけてきた。 コチラも味は良い。 しかし油を使いすぎている。 最初のひとくち目は美味しく思えても、油がくどいとだんだん重たくなってくる。 もう少し油を控えめに使用できれば もっと美味しいチャーハンになるだろう。 久しぶりに「この味」に再会した嬉しさが、懐かしさがあった。 また「この味」に会いたくなったら再度訪問しよう。

2024/01訪問

1回

餃子の王将 可児広見店

可児、新可児/餃子、中華料理、ラーメン

3.07

24

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:3.8

昼の点数:3.6

妻の娘が正月に帰省で帰ってきた。 その夫は外国の人で、二人の間には一昨年生まれた娘(私達にとっては孫)がいる。 当然まだ小さな子供ゆえに 外食するとなると行くことができるお店も限られる。 オマケにその外国人の夫はアレルギーもあり、魚介類は全く口に出来ない。 私の仕事で唯一の正月期間中の休日だったこの日。 私は昼間に自分の子供達との会食をして帰ってきたので、焼き肉とアルコールをかなり頂いた為、もうさほど夕食は胃袋に収まりそうにない。 そこで「簡単に外食で済まそうか…」となり、選んだお店がコチラ「餃子の王将 可児広見店」さんだ。 コチラなら小さな子供を連れてきても大丈夫だし、アレルギーがあれば その食材を外したメニューを選べば良い。(ただしコンタミネーションには別の注意と確認が本人にもお店側にも必要だが…。) そしてあれこれ注文したのが写真の料理達だ。 やはりこの餃子はいい。 とてもリーズナブルなうえに味も上々だ。 この餃子の価格が一人前220円、というのが、私の餃子に対する価値観を変えてしまっている。 他のお店では餃子が一人前500円程していると、どうしてもコチラの餃子と比較してしまうのだ。 それほどコチラの餃子は味良し、コスパ良しの素晴らしい餃子だと思う。 餃子以外の料理もまぁまぁ美味しい。 「餃子の王将」さんは私にはとても嬉しいお店だ。 しかし いかんせん子供が……。 ゆっくりと食べる事が出来ない。 小さな子供は食事することに飽きてしまうと どうにも落ち着かなくなってしまう。 私は先妻との間に沢山の子供を授かったが、人数や金銭的に関わらず 外食するのは子供が小さなうちは他のお客さんの迷惑になると思い、極力自宅で食事を済ませていた。 今回も同様だ。 やはり子供が小さなうちは自宅で、他に気を遣う必要無く和気あいあいと食べるのが一番だと改めて思い直した夜になった……。 「餃子の王将」が好きだ。 この会社は私のような庶民に寄り添った経営をしている。 いわば「庶民の味方」のような会社だ。 先ずは餃子。 今時、一人前¥220 という価格もだが、アプリでクーポンを使用すると 二人前を注文した際に一人前は無料になるサービスをしている。 それだけを食べてもお腹は結構満たされるのだが、その他の料理の価格も押さえられているので 少ないお金で満腹になる。 加えて「ジャストサイズメニュー」は、私達のような初老の夫婦でもいろんなメニューが少しずつ食べられるのが嬉しい。 休日のこの日。久しぶりに餃子の王将に行ってきた。 上記したように餃子は二人前注文して、あとはジャストサイズメニューで5品目ほどと 生ビールも注文した。 安かろう悪かろう、ではないのが また良い。 餃子は勿論、私の好きな「木耳と卵の炒め物」や、妻の好きな「ニラレバ炒め」も どれも美味しい。 確かにジャストサイズメニューは割高かもしれないが、やはりいろんな種類の料理が少人数でも楽しめることは素晴らしいことだ。 よく冷えたビールと共に熱々の餃子を食べる…。 いつも、いつまでも飽きない最高の組合せだ。 この日は〆にフェアメニューの「五目あんかけラーメン」も注文した。 生姜がアクセントの、これまた身体の芯から温まる この季節には嬉しいラーメンだ。 これだけ食べて(写真を参照 ) 飲んで(生ビールは2杯) 会計は2人で¥3600ほど。 ありがたい、本当にありがたいお店だ。 これからも末永く利用していきたい。 久しぶりに「餃子の王将」の餃子が食べたくなった。 いろんな意見もあることとはいえ、私は美味しいと思っているし、好きだ。 なにせコスパが良い。アプリを取り込めばほぼいつでも「餃子二人前で一人前をサービス」のクーポンを利用できる。 そうでなくても一人前¥220はお値打ちだし、ボリュームもある。味だって悪くないと思っている。 もう1つの理由に「ジャストサイズメニュー」があり、 私達夫婦では沢山食べられないが、このジャストサイズメニューならいろんな種類のメニューを二人でも楽しめる。 この日も餃子二人前にレバニラ炒め、麻婆豆腐、ジャストサイズメニューの唐揚げに「肉と卵の炒りつけ」、それにビールの大瓶を注文して、会計が2,500円にも届かない。 老夫婦が二人で5種類の料理とビールを楽しんでこの価格は驚きに値すると思う。

2024/01訪問

3回

中華食房 石狩

美濃川合、日本ライン今渡、新可児/ラーメン、中華料理、餃子

3.12

16

¥1,000~¥1,999

~¥999

定休日
-

昼の点数:3.9

年内最後の休日となったこの日、妻と一緒に墓参に出かけた。 花と線香を手向け、この一年間、夫婦共にたいした病気や怪我も無く過ごせたことに感謝した。 その帰り。 出かけた時間がお昼近くだったので、食事は外で済ませようと決めてはいたか、さて、どこで頂くことにしよう…。 そこで以前から気になっていたコチラで昼食を頂くことにした。 今まで気にしながらも躊躇していたのは、地元のタウン紙などにコチラが掲載されると、お店の名物料理として「味噌TOMATO 麺」なる物が紹介されるのだが、それが美味しいというイメージが 私のような者には沸き上がってこなかったからだ。 それでも 買い物途中にお店の前を通り過ぎると、駐車場には いつもソコソコの車の数を見かける。 人気があるからなのだろう。 それが私達の「一度行ってみようか…」の決め手になった。 お店に到着したのはお昼を過ぎていたが、駐車場は満車に近い状態。 扉を開けて中に進むと、カウンター席以外が満席だった。 そのカウンター席に着き、メニューを見ようとすると 家族経営と思われるお店ながら、注文はタブレットでメニューをみながらの入力・送信で。 このような いわゆる町中華のお店でタブレットを使用して注文するシステムを採用しているお店は初めてだ。 確かに このほうがホール係の手間が減り、紙ベースの注文書きが厨房に届くから 間違いも減り、分かりやすい。 ご多分に漏れず、コチラも人手が足らないのを こうして補っているのだろう。 この先の時代、店の規模の大小に関わらず、いかに少ない人手でやっていけるのかを模索し、採用していく時代が すぐそこまで来ているのかもしれない…。 メニューは豊富だ。 しかしながら 私達はお店の名物である「味噌TOMATO 麺」や「黒チャーハン」は今回はスルーして、もう少し いろんな料理が試してみたく、セットメニューの1つと あとはアラカルトで注文することに。 その「スタミナランチ」にはニラレバ炒めと餃子、それにスープとご飯、自家製と思われる白菜漬けが。 アラカルトで黒酢酢豚と麻婆豆腐をジャストサイズの物で。 もちろんビールも。 そのビールだが、価格的にも中瓶と思っていたが、大瓶だった。 うん。ちょっと嬉しいな、これは。 厨房もホール係もおそらく皆さんご家族なのでは… と思えるオペレーション。 全員が忙しく立ち回っている。 やがてスタミナランチが先に到着した。 ニラレバ炒めはとってもボリューミー。焼き餃子もしっかりと焼き目の付いた、野菜が多めの軽い味わい。これなら何個でもイケそうだ。 追っかけでジャストサイズの麻婆豆腐と黒酢酢豚も。 まず このジャストサイズのメニューがあるのが嬉しかった。 私達初老の夫婦は量は食べられない。 それでも中華の魅力である、いろんな料理をシェアしたいと思っている。 それにはこのような少量のメニューを揃えてもらっているほうが多少割高になっても私達にとって都合が良いのだ。 麻婆豆腐は見た目ほど辛さは無く、旨味が前面に出ているが、より辛さの大丈夫な人には もっと花椒の効いた もう1つの麻婆豆腐もあるようだ。 黒酢酢豚はとても美味しくて ちょっと驚いた程だった。 酸味より甘味が強いが、それを散らした胡麻や白髪ネギ等の風味が補って、とてもバランスの良い味にまとまっている。 町中華のレベルではないし、黒酢を使わない酢豚もメニューにあるようだ。 おかげで この日の内容はニラレバ炒め、餃子、黒酢酢豚に麻婆豆腐、スープにご飯と盛りだくさん。 ビールの大瓶を飲んで会計が3,110円です、と言われた時には 私に「大丈夫ですか? 安過ぎですけど会計間違えてませんか?」と失礼なことまで言わしめる程だった。 これは良いお店を「ようやく」見つけた。 私が現在の地に来た時から、中華料理屋さんに「これだ!」と思えるお店になかなか出逢えなかったが、ようやく見つけることができたと思った。 ご馳走様。 ありがとうございました。 また近々利用させて頂きます。

2023/12訪問

1回

元祖豚饅頭 老祥記

元町(阪神)、元町(JR)、旧居留地・大丸前/肉まん

3.68

2218

~¥999

~¥999

定休日
月曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:4.0

結婚記念日の旅行で四国・高松から神戸に渡った翌日。 ランチでは衝撃的な美味しさに感動の食事を済ませた私達夫婦。 阪神電車で1駅戻り、神戸元町・中華街を散策する事にした。 随分久しぶりになるが、お店は変わっても街の雰囲気は変わらず賑やかだ。 パンデミックも収まり、最近の円安傾向から私達のような日本人観光客よりもインバウンドや修学旅行生でいっぱいだ。 そんな街の中心部に「元祖・豚饅頭」の看板を掲げた老舗の名店がコチラだ。 店の前には行列の人があまりいない。 これはチャンス!とばかりに その列の後ろに並ぶと…… 「ここは列の最後尾ではないから、並ぶならあちらへ…」と 店員さんと思われる人が指差す方向を見て驚いた! なんと! お店の向かい側にある広場に凄まじい行列が! 先程のランチでも長時間の待ちでようやく食事をしたが、どうやら今日は行列の日らしい……。 しかし その行列の待ち時間を表すボードがあり、それによると およその待ち時間の目安は20分だそうだ。 「まぁ その程度なら…」と思う反面、このようなボードが掲げてあるのがお店の人気ぶりを表しているかのようだ。 店内を覗いたら約10人程の人が一生懸命働いている。 餡を作る人、包む人、蒸し上げる人、蒸し上がった饅頭を包む人……。 これだけの人達が懸命に動いても…だ。 購入した豚饅頭を自宅に持ち帰り、さっそく味見した。 同じ関西では人気の「5○1 ○莱」のと比べると、コチラの方が かなり小ぶりだが、私達夫婦の軍配はコチラ「老祥記」さんの圧勝だった。 まずこのサイズが良い。 小腹が空いた時にちょうどいいサイズだ。 餡が美味しいのは勿論、写真を見てもらえると解るが、包(パオ)は味そのものが美味しいし、餡とのバランスも良い。 しかも薄いので、包でお腹いっぱいにならない。 ビールや紹興酒のお供にもなりそうだ。 なるほど。あの大行列もこれなら解る。 さすが大正時代からの歴史あるお店。長い間愛され続けてきた味がコレなのだろう。 これからも守り続けて欲しい味、お店だ。

2023/12訪問

1回

長田タンク筋

神戸三宮(阪急)、三宮(神戸市営)、三宮・花時計前/お好み焼き、焼きそば、餃子

3.49

369

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

定休日
火曜日

夜の点数:3.8

結婚記念日で四国・高松に来ていた。 讃岐うどんや金刀比羅宮など いろんな思い出ができた素晴らしい旅だったが、帰路にあたっては新幹線などの鉄道よりも高松と神戸を結ぶ航路に新造船のフェリーが就航していることを知った。 急ぐ訳でもない旅だ。 普段なら選らばない船旅もたまには良いかもしれない。 その船旅を満喫し、神戸の港に着岸し、バスで神戸三宮駅に着いたのは夜19時。 ホテルに泊まることにしていたが、チェックインをする前に夕食は済ませていこう。 そこで訪ねることにしたのがコチラ「長田タンク筋」さんだ。 神戸の鉄板焼きのお店は独特なのだと思う。 「そばめし」「ぼっかけ」など、東海地方に居住している私達には聞き慣れない言葉の料理があるが、それが神戸っ子のソウルフードなら、是非とも食べてみたかったのだ。 随分久しぶりの神戸三宮は私の記憶とはかけ離れ、お店にたどり着くまで苦労した。 やっとの思いで到着し、カウンターの席へと案内される。 先ずはビールだ。妻はタイガーレモンチューハイという、いかにも関西の色濃いネーミングの物を選んだ。 とりあえずはアルコールに合う料理から注文した。 「牡蠣ホイル焼き」「やわらか牛ハラミ」店員さんお勧めの「ホルモン炒め」だ。 どれも美味しく、合わせてアルコールも欲しくなる。 妻のチューハイが美味しそうなので 私も同じ物を。 しかしサイズは「メガ」で。 濃い目の味付けの鉄板焼きなので、レモンをふんだんに使用したチューハイはいいだろう。 お腹が落ち着いたところでお楽しみの「ぼっかけ」を焼きそばで。 「ぼっかけ」とは牛スジとコンニャクを醤油と味醂で甘辛く煮た物だが、どうして神戸・長田地区は「ぼっかけ」という名前なのだろう。 同じ関西地方のお隣・大阪では「スジコン」と言われている物と違うのだろうか…。 ぼっかけ焼きそばはオムソバにしてもらった。 そこへ様々なソースがあり、どれを使おうか迷う。 店員さんにお勧めを聞くと「長田の魂 ばらソース」が8、「激辛ドラソース」が2の割合が… とのこと。 その言葉に素直に従いソースをかけ、食べてみる。 焼きそばの麺はやや太目。「ぼっかけ」のコリコリとした歯ごたえが楽しい、美味しい。 妻は「ネギ焼き」が食べたかったようで、それも追加だ。 ふとお隣の地元の人と思われるご婦人二人が 楽しそうにカチャグリでお好み焼きのような物を食べている。 見ていると そこへたっぷりのソースとマヨネーズ、それに何かの粉末をかけている。 ついつい声をかけ、御指南を仰げば「皆さんこんな感じですよ。粉末ですか? コレ、魚粉ですわ」と教えてくれた。 私達もそれに習って同様にして食べてみた。 なるほど。関西人は皆さん薄味好み、と思い込んでいたが、案外そうでもなさそうだ。 これまで頂いた料理は どれもインパクトがあり、薄味とは結びつかない物ばかりだった。 お腹いっぱいになり、会計を済ませて店を後にした。 魚粉がレジで販売していたのでそれも購入して…。

2023/12訪問

1回

中華 本田

中国料理 WEST 百名店 2023 選出店

食べログ 中国料理 WEST 百名店 2023 選出店

中華 本田

片原町(高松)、高松築港、高松/中華料理

3.56

23

¥10,000~¥14,999

-

定休日
月曜日、日曜日サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.4

結婚記念日での旅行。今年は四国・高松を中心に各地を巡ることにした。 その初日。 最初に訪れた小豆島は生憎のお天気だったが、美味しい料理を頂いて気を取り直そう。 初日のディナーはコチラ「中華 本田」さんだ。 なにせ高松は半世紀ぶりになる。 瀬戸大橋はおろか、宇高連絡船で渡るしかない時代に一度母に手を引かれて訪れた記憶があるだけだ。 美味しいお店など知る由もない。 では 何故コチラを選んだのか、と問われれば、諸兄のレビューの写真を見てのこと。もうひとつは比較的安価だと思える内容だと感じたからだ。 しかし結婚記念日そのものは翌日だ。 コチラで派手な料理を楽しむのも良いが、まったく知らないお店だ。 今回は8,000円のコースでお任せするとしよう。 宿泊したホテルから徒歩数分の場所にある、ということは承知していたが、いざgoogle mapを頼りに歩を進めても 一向にお店の場所が解らない。 妻と二人で近辺を探すも解らない。 困ったなぁ… 確かにこの辺りなんだけど…… と、困惑していた時、ビルの壁があり、その裏側を覗くとその奥にちょっと解り辛い表札のような物がある。 もしや… と思い近づいてみたら「中華 本田」の文字が! これは解らないよぉ!道路側には看板も何も無いし! しかし ようやく見つけることが出来た事に妻共々安堵しお店の扉を開けた。 店内はコンクリート打ちっ放しの壁といい、中華料理店というよりもカフェのような洒落た雰囲気。 厨房にはシェフひとり、ホールもマダムひとりの さほど広くないスペースだ。 料理は既にお願いしてあったので、最初はドリンクを。 いつもと違い、今日は車を運転することがないので 妻もビールを飲みたいと。 グラスに注ぐと「この薄張りのグラスがいいよね」と。 グラスを合わせることなく乾杯だ。 最初の料理が運ばれてきた。 数種類の茸をふんだんに使用した、辛味も酸味も抑えられた酸辣湯からだ。 寒い冬の路地を歩いて来た客にとって、最初に優しい味わいのスープを提供されれば、身も心も暖まる。 しかもふんだんに使用された茸によって前菜としての要素も満たされる。 次に よだれ鶏が。 これがとても美味しいのだ! ナッティーな香ばしさを供えたソースは きっと良い醤を使用しているからこそ出せる味なのだろう。 辛過ぎず、深いコクを湛えている。 しっとりとした鶏肉の加減も申し分ない。 これはいい! 最近食べたよだれ鶏では一番だ! 最初の二品で この先の料理に期待が高まる。 次なる料理は帆立貝柱と銀杏、里芋の炒め物。 優しい塩味の炒め物だが、その前の一仕事が効いている。 里芋は小ぶりながらねっとりとした味わいで、他の食材との良いパイプ役になっている。 予め火を入れたものを使用したので銀杏や帆立貝柱に纏わりなんともいえない食感になった。 牛肉と四川唐辛子炒めが運ばれてきた。 独特な形をした四川唐辛子は素揚げにすることで辛味を抑えられ、そのまま食べることができる。 一度煮た牛肉は柔らかで、再度四川唐辛子と茸を一緒に炒めた、お酒が進む味わいだ。 そのお酒。 最近 その良さがようやく解りかけてきた紹興酒。 始めは甕だしの三年熟成の物を選んで飲んだが、料理のクオリティの高さに合わせ、おかわりは15年熟成の物に切り替えた。 フカヒレと白菜のスープ。 独特の深いコクのあるフカヒレのスープに 白菜を笹掻いて合わせたもの。 とろみのついた濃厚な味わいの美味しいフカヒレスープに笹掻いた白菜の食感がアクセントになっている。 春巻は海老をふんだんに使用したもの。 プリプリとした海老の歯ごたえと サクサクした皮がとても美味しいハーモニーを奏でている。 酢豚は中国の黒酢を使用したもの。 独特な香りと酸味のある中国の黒酢を纏った濃厚な味の酢豚は、一緒に添えてある包(パオ)に挟んでも楽しめる。 料理の最後を飾るのは、〆の食事だ。 この時は麺か飯かを選ばせてくれる。 無類の麺好きな私。躊躇うことなく麺をお願いした。 提供されたのは あおさ海苔だけのシンプルな汁そば。 あっさりした白醤油のスープ、麺は尋ねなかったがお店の自家製麺かもしれない。 最後の食事にはピッタリの、もう少し大きなサイズの丼で頂きたくなる程美味しい麺料理だ。 デザートもついていた。 杏仁豆腐と餡を詰めた揚げ饅頭だ。 これまた自家製? と思わせる、丁寧な味わいだ。 大満足だ。 これ程の価格でこれ程のクオリティの料理。 ちなみに12,000円の内容を聞いてみたが、そちらにすれば良かった、と軽く後悔した程だ。 結婚記念日旅行の初日のディナーで こんな素敵なお店に出逢うことができた。 お世話になったシェフ、マダムにお礼を伝え、お店を後にした。 また高松に来ることがあれば是非とも再訪したい、高松に行く予定のある人にもお勧めしたい、そんなお店だった。 しかし、シェフ。 もう少しお店の場所を解りやすくした方が良いんじゃないですか?(笑)

2023/12訪問

1回

柿安 上海饅頭店

近鉄名古屋、名鉄名古屋、名古屋/飲茶・点心、中華料理、餃子

3.24

30

~¥999

~¥999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

テイクアウトの点数:3.8

この日の夜は妻が夕食に黒酢の酢豚を作ってくれるそうだ。 勤め先に向かう途中の乗り換え駅近くにあるコチラでもう一品加えて… と思い、たち寄った。 焼き餃子が大好きな私。 故に餃子は自分で作るし、自分が作る餃子が一番美味しいと思っている。 自分好みのレシピで作るのだから当たり前だ。 だから店頭販売しているコチラのような餃子には手を出さないが、私が作ることができない「焼売」。 これには魅力を感じるのだ。 最近、中華料理店に行くと何故か点心の美味しいお店に当たる機会があって、それを機に点心、特に焼売の美味しさに目覚めてしまった。 今回はその焼売が目当てだが、味見の意味でニラ饅頭も一緒に購入したのだ。 自宅に戻り、妻の作ってくれた黒酢酢豚に舌鼓を打ちながら購入した点心も一緒に食べてみた。 先ずは焼売から。 うん!これだ!美味しい! 悔しいがこの味は私では作ることができない。 粗挽きされた肉々しい焼売は1つひとつ食べ応えもあり、定番だが洋カラシを付けると更に美味しい。 対してニラ饅頭は電子レンジでの温め直す時間が合わなかったのか、ちょっと皮が固くなってしまった。 出来立て、作り立てを頂けば 少し印象が変わるかもしれない。 皮に包まれた餡はとても美味しいのだから。 総じて満足できる内容だった。 これならリピートする価値は十分あるだろう。 その時は出来立てが食べられる状況を作って…。

2023/11訪問

1回

金沢中華 50年餃子とやみつき麻婆豆腐 全開口笑

野町、北鉄金沢、西泉/中華料理、餃子

3.35

57

¥4,000~¥4,999

¥1,000~¥1,999

定休日
月曜日

夜の点数:3.9

金沢へ遊びに来ていた。 半年前に2ヶ月間一緒に勤務した仲間達に連絡をしたら 「○○さんが来るなら……」と、飲み会をしましょうと 嬉しいことに会場をセッティングしてくれた。 その会場となったのがコチラだった。 夕方の18時からのスタートで、お店のプランでアルコールは飲み放題になっている物を選んだようだ。 ということで、先ずは出席者全員ビールで乾杯だ。 その後は「飲めや」「語れや」の楽しい宴となり、残念ながら料理は断片的な記憶・印象しか残っていない。 しかしながら、「‼️」と思える料理は最後の炒飯だった。 その他の料理も写真に残した物、残せなかった物があるが、料金の割には比較的全ての料理を美味しく食べることができた。 私達が あまりにも賑やか(うるさかった)ので、周りのお客さんやお店には大変な迷惑をかけた事と思われる。 この場をお借りしてお詫び致します。 大変申し訳ございませんでした。

2023/11訪問

1回

江南 JRセントラルタワーズ店

名古屋、名鉄名古屋、近鉄名古屋/ラーメン、餃子

3.59

708

¥1,000~¥1,999

~¥999

定休日
-

昼の点数:4.2

所用があり、名古屋駅まで出かけた。 三連休の初日、外は雲1つ無い青空が広がり、強い陽射しは まだ夏を引き摺っているかのようだ。 そんな「お出かけ日和」の名古屋駅には行きたくない。 きっと溢れかえる程の人・人・人だろう。 私は極端な人混み嫌いなのだ…。 所用は一時間程で終わった。 時間的にも食事にしてもいい頃だ。 同じ建物内にあるお店で頂くことにしよう。 と、思ったが、案の定どのお店も開店前から待っていると思われるお客がいっぱいいる。 所用がいつ終わるかわからなかったので、お店の予約を取ることもできず、多少待つことは仕方ないと覚悟を決め、コチラを選んだ。 実は私、コチラにはおよそ半世紀(50年)ぶりの再訪になる。 まだ小さな子供の頃、両親が居酒屋を営んでいた実家は たまに多忙な日にはお店を閉じた後、名古屋の柳橋にある コチラに2度、3度と連れてきてもらった記憶がある。 それ以来だったのだ。 なんとなくノスタルジックな感情が湧くなか、注文したのは勿論その頃に食べた「柳麺(当時のメニューにはラーメンの事をそう表記していた)」と餃子、それに小炒飯だ。 先ずは餃子とビールをお願いし、程よいタイミングでラーメンと小炒飯を持ってきてもらうことにした。 そのビール。 キリンのクラシックラガーだ。 その頃の私はまだ小学生だ。 勿論ビールを美味しいと思える訳がなかったのだが、父親がいつも飲んでいたのがキリンのラガーだった。 それがノスタルジックな私の感情をますます揺さぶる。 そこへ熱々の餃子も運ばれてきた。 私の記憶では、当時はこのような鉄板に乗せて提供していたことはなかったと思う。 しかしながら当時と全く変わらない独特の包み方、美味しい味には驚きと感動を覚えた。 1つに箸を伸ばす。記憶が蘇る……  美味しい。大好きな餃子だった…。 不意に思わず涙が溢れそうになってしまった。 やがて最後の餃子に箸を伸ばした頃に柳麺と小炒飯も。 この柳麺も変わらない。 (あえて私はこれを本編では「柳麺」と呼ばせてもらいたい。) あっさりとしているのにコクが深く、スルリと入るストレート麺。 これなら夜中に店を閉じた後の遅い時間の食事でも、両親が胃もたれすることもなかっただろう。 炒飯をコチラで食べた記憶は無い。 ややオイリーな炒飯だが、卵の含有率が高く、米の一粒一粒にも味が行き渡っている美味しい炒飯だ。 いや、人混み嫌いな故に やや機嫌を害していた私だが、コチラを出る頃にはすっかり気分を取り戻していた。 ありがとう。ごちそうさまでした。 なんだか亡き父親の墓参りがしたくなってきた……。

2023/11訪問

1回

中國菜 神谷

半田、知多半田、成岩/四川料理、中華料理

3.51

67

¥4,000~¥4,999

¥1,000~¥1,999

定休日
火曜日

昼の点数:4.0

日間賀島への旅からの帰り。 宿のチェックアウトの時間、高速船の時間を考えるとお昼ごはんは少々早めの時間になってしまうかな…。 しかし宿の朝食が美味しかったので、朝から3杯もご飯をおかわりした私。 コースやランチのセットメニューはちょっとキツいなぁ。 さて、どこで何を食べるとしよう……。 そこで選んだのがコチラ「中國菜 神谷」さんだ。 ちなみにランチメニューは平日だけのようで、それ以外の曜日はアラカルトだけになるようだ。 故に麺・飯料理を避けて料理を選べば良いと思ったのだ。 お店に到着したのは まだ開店時間5分前。さすがに早すぎた。お店の駐車場スペースで暫く待つことになった。 やがて開店時間になり、扉を抜けて店内に進む。 ご主人に「お好きな席に…」と言われ、一番奥のテーブルに妻と一緒に腰をおろした。 メニューはグランドメニュー以外にも壁のボードにも その日のメニューの記載がある。 私達はスターターとして先ずは「ピータン」を。 他にもボードから「海老と野菜のXO醤炒め」、グランドメニューから「神谷の麻婆豆腐」それにビールを注文した。 10月だと言うのに、信じられない程まだ残暑が厳しい。 コチラまで来るだけでまだ汗をかく程暑かったのでビールが欲しかった。 すると瓶ビールは「赤星」が。 渋い!大瓶ならなお良いのだが、そこまで望むのは贅沢だろう。 その赤星とほぼ同時に提供された「ピータン」。 これがいきなりの先制パンチだった! 良い加減に漬け込まれたピータンは、ねっとり、まったりとした素晴らしい仕上がり具合だ。 これは旨い! しかも次なる料理でカウンターパンチを喰らってしまう。 壁のボードからチョイスした「海老と野菜のXO醤炒め」。 想像を越える旨さに悶絶だ! 更に「神谷の麻婆豆腐」。 「四川の麻婆豆腐」との違いを尋ねたら、辛さの違いです、との答えが。 「どちらが辛いの?」との質問に「四川です。」と。 良かった。 辛い料理は嫌いではないが、辛過ぎるのは苦手だ。 しかし この「神谷の麻婆豆腐」もなかなかの辛さだ。 花椒(ホワジョウ。中国山椒の事)が効いている。 麻(マー。しびれ)、辣(ラー。辛さ)を しっかりとした骨格にしている本物の四川「陳麻婆豆腐」だ。 たまらない……。 ビールだけでは治まらなくなってきた。 紹興貴酒 陳年八年を追加だ。 妻のリクエストで「黒酢スブタ」を追加注文する。 しかし肉質は…。 正直、豚ヒレ肉あたりを使用してくれたら尚良いのに…。 それでも黒酢の餡はとても美味しい。 妻はこの黒酢餡だけをスプーンで食べていた程だ(苦笑)。 朝食を食べ過ぎたこともあり、お腹も膨れてきた。 そろそろ〆にしよう。 さて、麺類か飯類か。 迷い、妻と相談した結果、カニチャーハンを選択した。 私の好きな名古屋の中国料理店には美味しいカニチャーハンを食べさせてくれるお店があり、そのお店と比較してみたくなったからだ。 やがて運ばれてきたカニチャーハン。 パラパラに仕上がった、見るからに美味しそうだ。 しかし…… 粒のコーンが入っている。 このコーンは私の好みではなかった。 せっかく全体的にパラパラになったチャーハンの食感だが、私にはこのコーンが邪魔になる。 面倒だったが、まるで好き嫌いのある子供のように チャーハンからコーンの粒だけをピックアップして、それを最後にまとめて食べたほどだ。 私がカニチャーハンを食べている間に、妻は杏仁豆腐を食べることにした。 この杏仁豆腐も至って普通のもので、わずかにマーマレードのようなコンフィチュールが添えてあった。 いきなり最初からの先制パンチだったが、少し私達の好みではない料理もあった。 しかし全体的な料理のクオリティ、雰囲気などはとても満足できるものだ。 ご主人がお一人でのオペレーションでは、あれもこれもと望むのは酷というものかもしれない。 半田市に訪れる機会があれば是非また利用させてもらいたい、そんなお店だ。

2023/10訪問

1回

菜の花

中国料理 EAST 百名店 2023 選出店

食べログ 中国料理 EAST 百名店 2023 選出店

菜の花

池下/中華料理

3.68

289

¥2,000~¥2,999

¥1,000~¥1,999

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

夜の点数:4.5

昼の点数:4.4

この日は小・中学生からの友人達が、宮古島から帰ってきた私の安着祝いの席を設けてくれることに。 ならば、と お店は私のリクエストでお願いしよう。 中華料理は大勢の人が円卓を囲み、楽しく語らいながらの食事には最適だ。   そのお店として選らばせてもらったのがコチラ 「中国家庭料理 菜の花」さんだ。 コチラの加藤シェフには随分とお世話になっている。 いつも気を使ってもらい、いろんな事を御教授頂いている私の中華料理店での一番のお気に入りのお店だ。 この日集まってくれたのは私達夫婦を含め計6人。 きっと皆を満足させてくれるに違いない。 待ち合わせは店内で。 先に到着していた友人達はすでにビールの瓶を傾けている。 そういう遠慮が無いことが友人達の逆に良いところだ。 私達の到着を待って宴は始まった。 その前に友人達とお店の加藤シェフに宮古島からの手土産を渡す。 すると その返礼なのか注文した料理よりもさきに 「シェフからのサービスですので…」と雲白肉が。 かえって気を使かわせてしまったようだ。 宴を閉じる際にお渡しすれば良かった…。 この辺りがいつも配慮に欠ける私のいけないところだ。 料理はどれもこれも非の打ち所のない美味しい物ばかり。 「よだれ鶏」に始まり私の大好きな「ピータンと搾菜の冷奴」、「海老と野菜の炒め物」はメニューにないが、私のリクエストに応えてくれた物。 他にもメインとなる「ハタの葱生姜蒸し」は、まさに目を引くサイズの蒸し上げられた大きなハタが客席までプレゼンテーションされ、その後マダムによって取り分けて頂いた。 それも含めて この日の料理は14品。 ビールだ、紹興酒だ、ワインだと飲みまくり、それでも 会計は1人当り8,000円でお釣りがあった。 こんな素晴らしい料理の数々とお酒もしっかり頂いて、 全員「コレ、間違えていないよね……」。 コチラを紹介した私も鼻高々。 加藤シェフ、マダム、ありがとうございました。 いつもいつも大満足です。 これからも宜しくお願い致します。 久しぶり、というか もう何度目の訪問だろう。 私が愛して止まない中国料理の名店「菜の花」さんだ。 いつもなら夫婦2人で訪れることが多いのだが、今日は他の所用があり、私が1人で。 いつも抜群に美味しい料理を提供して頂けるのだが、一番の思い出は子供たちと一緒にディナータイムに訪問して、その時に事前予約が必要な、仕込みに数日を要する「香港式鶏の姿揚げ」は忘れられない逸品だ。 お昼は予約不可ということもあったが、私がお店に到着したのは11時40分頃。入れるかどうか心配したが、なんとか入れて頂けることに。 私よりも5分遅れて到着した客は残念ながら入店できなかったようだ。 ランチタイムはメニューを絞り込んでいるらしく、内容も大幅には変更しないらしく、私はいつも必ず注文するピータン豆腐を。それに海老餃子とビールを追加した。 やがて運ばれてきた海老餃子だが、蒸し上がりが半透明に見えるほどの包(パオ)にしっかりと海老が織り込まれ、香る程度に醤油を漬けて口に運ぶと もっちり、ねっとりとした包が口内の粘膜をくすぐる。 その感触にうっとりしながら、あっという間に一人前の海老餃子を平らげてしまった。 次に運ばれてきたピータン豆腐は私のコチラのランチタイムのイチオシだ。間違いなく美味しいので必ず注文してしまう。 あまりに美味しいので、お店の味が恋しくなった時は自分で真似て作ってみるのだが、ソースの配合と隠し味がわからない。それに搾菜も自家製なのだろう。ピータンも私は台湾製の最上級の物を使用してみたが、シェフが使用しているのは香港製?なのかわからないが、私の物より遥かに美味しいのだ。 ビールと共に海老餃子とピータン豆腐を堪能したあとは、さてどうしよう……。 いつもなら「干し貝柱の香港式お粥」か「ずわい蟹の炒飯」を頂いていたが、今日はランチの日替りの主菜の「鶏肉と野菜の炒め物」にしてみよう。 コチラはランチとしてのセットのご飯やスープを外して単品にすると、ランチの価格から100円引いて提供して頂けるそうだ。  前菜として食べた物もあってそれほどは食べられなかった私にとっては嬉しいかぎりだ。 牛蒡、舞茸、ブロッコリー、赤パプリカに葱を使った野菜達はどれもシャッキリとした歯ごたえを残し、特に牛蒡とブロッコリーの火加減は秀逸だった。 最近は住まいが離れてしまい、なかなか頻繁には通えないのだが、加藤さん(シェフ)はよく覚えていてくださったようで、温かく声をかけて下さった。 このアットホームな雰囲気もお店の魅力だ。 ごちそうさまでした。次は妻も連れて一緒に参りますね。 相変わらずの素晴らしさ!ピータン豆腐の提供の仕方が変わったくらいが気になるも、全く問題無し。 町中華、というレベルを超越している。 本格的な、香港で食べることのできる味を体現してくれている、名店と呼ぶにふさわしいお店。 シェフの加藤さんの人柄も素晴らしい!

2023/09訪問

4回

中国料理 チャイナシャドー

石垣市/中華料理、四川料理

3.70

49

¥4,000~¥4,999

¥3,000~¥3,999

定休日
水曜日

夜の点数:4.5

石垣島でのバカンス。 最大のお楽しみはコチラ、インターコンチネンタル石垣島リゾートホテルのレストラン「チャイナシャドー」さんで食事をすることだった。 昨夏に訪問した際、その美味しさに 正直言って石垣島でこれ程の中華料理を頂くことができる事に良い意味での驚きがあった。 さて、今回は… と、結論を先にすれば 更なるパワーアップ!  更なるハイパフォーマンスに脱帽だった! 昨夏の良いイメージを引きづり店内へと進む。 私達夫婦は静かな席を好む傾向があるが、最初からアテンドして頂いた際「コチラの比較的静かな席をご用意させて頂きました。」と、私達の嗜好を覚えていてくださった。 この ちょっとした心遣いが有るのか無いのかで、そのレストランの実力、品格が現れる。 着席し、メニューを見るまでもなくお願いしたコース料理の内容は もう一つのコースやアラカルトには無い料理が列記されてある。 飲み物は 妻は軽めの赤ワインを勧めてもらい、私は紹興酒のオンザロックから始めた。 さぁ、先ずはスターターとして提供された「島イカの湯引き」。 絶妙な湯引き加減はイカの旨味、歯ごたえを残しながらも決して固くはない。 優しい味わいのソースとも良く合っている。 妻は早くもこの一品から「コレ、美味しいね!」とテンションが相当上がっている。 次なるは「広東風 焼き物の盛り合わせ」。 四種類の焼き物全て美味しいのだが、特筆すべきはチャーシュー。 久しぶりに本物の「又焼」を頂いた。 香港の又焼専門の店でテイクアウトして、宿泊したホテルの部屋でワインと一緒に食べた時と同じクオリティだ。 スープ仕立ての料理が運ばれて来た。 「衣笠茸と燕の巣、干し貝柱風味」。 衣笠茸は「茸の女王」とも称される物で、それに「世界三大美女」の1人、楊貴妃が好んだという燕の巣をたっぷり詰め込んである。 干し貝柱の豊かな出汁で取ったスープと合わせる贅沢な一品だ。 「大海老 塩卵の黄身包み」。 私は来年還暦を迎えるが、その人生の中で三本の指に入れたいほど美味しい海老料理がコチラだった。 身のプリっとした大きな海老を、優しい味わいの塩卵の黄身で包み、それがお互いを引き立てあっている。 潔の良い油の切れは、海老の食感を、旨味を最大限に引き出している。 余分なソース、例えばチリソースやマヨネーズソースなどいらない。 このままの姿、このままの料理方法で完結だと思う。 もう私の陳腐な言葉では表現出来ない程、この料理は美味しい! この年齢になってこの料理と出会えた事に喜びを感じた程だ。 感動の余韻に浸りながら次の料理が。 「鮑の姿煮込み オイスターソース」。 まさに中華料理の王道を行く料理だ。 深い味わいのオイスターソースが沁みわたった、まさにぐうの音も出ない美味しさ。 いつの間にか紹興酒は次なる銘柄に。 陳年紹興貴酒 8年を追加だ。 やはり最近は紹興酒もようやく良い品質の物が手に入るようになったので、こうした中華料理を楽しむ際には好んで紹興酒を飲むようになった。 紹興酒だって大雑把に言えばワインと同じ醸造酒だ。 「島鮮魚の甘酢仕立て」が。 島鮮魚はミーバイだ。 ハタ科の魚で白身なのだが、魚体は小豆を帯びた茜色の、沖縄では高級魚の部類になる。 甘酢と言いつつピリッとした辛味のアクセントが締まった味になっている。 最後の〆だ。 私はコチラに伺う前にホテルの朝食の際、スタッフの人との会話から「チャイナシャドーの麻婆豆腐は召し上がられた事がございますか? とても美味しいんですよ!」と勧められた経緯を説明し、私の方だけエキストラチャージの支払いで変更して欲しい、との申し出を快く引き受けてくださった。 その麻婆豆腐。 土鍋でグツグツと熱々に提供される姿は見ているだけで美味しそう。花椒が熱っせられる事で立ち上る香りがたまらない。肉には豚肉ではなく石垣牛を使用しているそうだ。 お願いした訳ではないが、白いご飯が一緒に提供されたのには納得できた。 確かに白いご飯と一緒に食べたくなる味だ。 私が汗をかきながら食べているそばで、妻の方に提供された本来の〆の料理が「ワサビ風味冷麺」。 王道の中華料理を頂いた後の、一服の涼となっている。 最後のデザートは先島諸島の名産品が。 宮古島産マンゴーを使用したマンゴープリンと、石垣島産のパイナップルを使用したひとくちサイズのタルトが。 いやはや参りました! 昨夏よりも更に好印象の内容には脱帽するしかない。 ありがとうございました。 石垣島を訪れる際にはまた利用させて頂きます。 私が見た事がなかった衣笠茸をわざわざ調べて頂き、それを画像で見せてくださったスタッフの人の機転の効いたサービス、全てが良い思い出になりました。 ANAインターコンチネンタル石垣島リゾートにある中国料理のレストラン。 私達の初日のディナーはコチラ「チャイナシャドー」さんで頂くことにした。 わざわざ石垣島まで行って中国料理?、と案ずるなかれ! 私はコチラが沖縄県内ではトップランクに位置するレストランだと思っている。 今夜のコースメニューで最後の食事の海南鶏飯を麺料理に変更は出来ますか?との希望にも快く応じて頂いた。 先ずはワインだ。 ブルゴーニュの日本人醸造家の「Lou Dumont」のピノ・ノワールを合わせてみる。 少し冷やし過ぎたようで、香りがなかなか上がってこない。しかしこんなものではないはずだ。 スワリングしながら気長に待つとしよう。 最初の前菜が運ばれてきた。 ここ、石垣島はマグロの水揚げが盛んで、良いマグロを食べることができるが、そのクロマグロを使った中国風カルパッチョだ。 青パパイア、人参、ナッツ、胡麻…、様々な薬味に別添えの香醋のソースをかけてからよく和えて食べる。 香醋の優しい酸が食欲を刺激する。 北京ダックと広東式焼き物の盛り合わせ。 最近、雑な作り方で提供する割には結構な金額のする北京ダックだが、久しぶりに本物の、非常に手間隙をかけて作る北京ダックを食べさせてもらった。甜麺醤をベースにしたソースは勿論シェフの手作りだ。 広東式の又焼は脂の少ない部位にありがちな固い物ではなく、逆に柔らか過ぎることのない、そこそこの歯ごたえを残しながらも 咀嚼するとその中に閉じ込められた旨味が口中に溢れてくる。 豚の腸詰めも、ソーセージとは全くの別物。燻香の残る、小さな名脇役だ。 スープには驚いた。 美崎牛という石垣島のブランド牛のテールを使ったのだが、透き通った色はまるでフレンチレストランで頂くダブルコンソメのような深い味わい。これだけの味を残す為には相当な手間をかけているのだろう。よく煮込まれたテールは骨の部分を外してあり食べやすい。 驚きはまだ続く。 海老と貝柱のチリソースは西洋のハーブであるローズマリーやバジルの香りを添えた物。 その付け合わせに驚かされた! 蒸しパンは中国料理でしばしばお目にかかるが、あまり好んでまで手を伸ばさなかった。 それがコチラの料理に添えた蒸しパンは、サクッとした歯ごたえを感じさせるように表面だけを素揚げにした物。 そのひと手間が見事に本来の持つ甘味に加え、料理に彩りと、美味しさと、楽しさを加えている。 石垣島のステーキは言うに及ばず。 美しくミディアムレアに焼かれたステーキに、シェフオリジナルのブラックビーンズ(豆鼓)のソースが素晴らしい! 美味しい、が約束された組み合わせだ。 最後のデザートには惜しみなく使った燕の巣のココナッツミルク。それに様々なフルーツとタピオカが。 胡麻団子は業務用の冷凍の物ではなく、きちんとこの厨 房内で作られた物。 一緒にサーブされたお茶も中国茶では高価な凍頂烏龍茶。 期待通りの素晴らしいディナーだった。 アラカルトで干し鮑の煮込みも考えたが、これだけでも すでに苦しい程なのが私達夫婦が年齢を重ねたからだ。 決して無理してはいけない。余韻に酔いしれるくらいが張と良いのだ。 いつまでもこのような素晴らしい料理を頂けるよう、健康には留意しなくては。 ありがとうございました。また来ますね……。

2023/09訪問

2回

大阪王将 宮古島シティ店

宮古島市/中華料理、ラーメン

3.01

6

-

-

定休日
-サイトの性質上、店舗情報の正確性は保証されません

昼の点数:3.2

宮古島の空港近くにある、大袈裟な表現をするならショッピングモール内にお店はある。 買い物を済ませ、ついでに立ち寄ってみた。 実は「大阪王将」は初めての利用になる。 中華料理のチェーン店として有名なのは承知しているが、 私達の名古屋地域にはあまり店舗が無く、似たようなチェーン店が幅を利かせていたからだ。 さて、どんなものだろう…。 先ずは注文を済ませてから番号をもらい、空いている席を探してそこで待機する。 呼び出しのブザーが鳴ったら注文した料理をもらいに行く。 フードコートと同じスタイルだ。 まさかそうだとは思わなかった……。 肝心の味は…というと、五目あんかけ揚げそばがとても塩からい。 最初は「こんなものなのかなぁ?……」と我慢していたが、やはり食べ進んでいくうちに我慢できなくなってしまった。 お店の人にそれを渡して そのことを伝えると、味をみる訳でもなく、何の説明も言い訳もなく「すぐに作り直します」と。 えっ?…… それでいいの? お客さんの言うことは100%正しいの?…… ちょっとビックリした。 それでも作り直してもらった料理は、今度はまともな塩味だった。 やはり間違えていたのだろう。 でも…… 店長と思われる人の対応には疑問というか、不思議な印象が残った。 まぁ……   まぁいいか。

2023/08訪問

1回

和風ダイニング やえびし

宮古島市/沖縄料理、日本料理、中華料理

3.41

57

¥5,000~¥5,999

-

定休日
-

夜の点数:4.3

宮古島東急ホテル&リゾーツの中にある和食と中華料理が楽しめるレストラン。 私の59回目の誕生日は それを共に祝ってくれる妻と共にコチラでお世話になることにした。 コチラでは和食と中華の他に寿司カウンターや鉄板焼コーナーも併設され、勿論沖縄の郷土料理まで様々なメニューを楽しむことができる。 今回は放栓料を支払い、ワインは北海道・余市の「平川ワイナリー」の「エスプリ」という、平川ワイナリーのトップキュヴェ「ローブ」のセカンドを持ち込ませてもらった。 北の大地が育んだワインを南の島で楽しむのも一興だろう。 先ずはビールを。勿論オリオンだ。 アサヒがライセンス生産するようになってからは内地でも楽しめるようになったが、なぜか沖縄で飲むオリオンは以前と同じように美味しいままで頂けるのが不思議だ。 きっと沖縄の風土に合っているのかもしれない。 料理はコースもあるが、今回は全てアラカルトで注文した。 その口取りの意味を込めて注文した「ミミガー」。 コリコリとした歯ごたえを楽しむのだか、コチラではそれをジーマミー(沖縄でピーナッツの意味)で和えてある。 せっかちな私は何か口に運ぶものがないと酒が進まないがそれを満たしてくれた。 お造りの五種盛りが。 沖縄近海で捕れる白身魚「ミーバイ」、「アカマチ」と、他も近海であがるセーイカ、キハダマグロ、シマアジが盛り込まれていて、どれもがとても美味しい。 なかには「沖縄の魚は美味しいのかなぁ…」と懐疑的な諸兄もいらっしゃるようだが、なんのなんの!  沖縄の魚はとても美味しいんです。 キハダマグロやカツオは沖縄近海でよく捕れるので、台風でもない限り冷凍物など一切無い。 その他の魚介類も、逆に この地に来ないと食べることすらかなわない素敵な海の幸(例えばヤシガニ等)が沢山ある。 その海の幸の一つ、鮑を。 中華料理も出来るので和食と どちらかの好みの料理方が選べるのだが、これは和食の酒蒸しに。 別添えになっている肝のソースを付けて頂くのだが、シンプルに蒸しあげた鮑をそれと一緒に食べるのは、もはや美味しいが決定しているようなもの。 文句の付けようがない美味しさだ。 もう一品 海の幸を。伊勢海老だ。 沖縄では伊勢海老も捕れる。 その地物の伊勢海老も次の料理を勘案して和食仕立てで。 半身にカットされた伊勢海老を、頭の味噌を取り出し雲丹と合わせた物をソースとして焼き上げる。 時に鉄板焼を食べる時に思うのだが、鮮度の良い魚介類はあれこれと凝った技法で調理するよりも、あまり手を加えない、シンプルに焼き上げた物をシンプルなソースで食べるのが一番美味しいのでは…と思うことがあるが、今回の鮑といい伊勢海老といい、まさにその調理方法に近い、素材の味を最大限に活かしたものだった。 さぁ、そろそろ中華料理も頂きたくなった。 ミーバイの黒酢あんかけをお願いした。 先に刺身でも登場したミーバイ。 鮮やかな赤色の魚体のハタ科の白身魚は沖縄では高級魚だ。 そのミーバイをカラッと揚げて、野菜と合わせた黒酢の餡をかける。 サッと炒めた野菜を黒酢のさっぱりとした餡にしたソースで、ミーバイは先程の刺身とは違う魅力を振り舞いてくれる。 もう一品、中華料理を。 海老のマヨネーズソースにはシークヮーサーの風味を加えたもの。 えもいわれぬ美味しさはシークヮーサーの爽やかさが演出したものだろう。 様々な料理をワインを共に楽しめば、いつからか店内には三線の音色が。 沖縄民謡を三線の演奏と共に歌って聞かせてくれるのだ。 私の好きな「安里屋ユンタ」を歌ってくれた時には、ちょっと恥ずかしかったが「さぁー ゆぃゆぃー」と合いの手を入れると演奏もノリノリになってくれた。   素敵な演奏にいつしかワインも空になり、次なるは勿論泡盛だ。 休日に見学に訪れた「多良川」のフラッグシップ「久遠」を頂こう。 最後の〆にはソーメンチャンプルーだ。 コチラのソーメンチャンプルーの量は凄まじい。 とてもレギュラーサイズのは私達初老の夫婦では完食するのは無理だ。 そこで「ハーフサイズで…」とお願いしてみると快く了解して頂いた。 料理に酔い、酒に酔い、歌に酔い…… 素晴らしい宮古島での夜を過ごすことができた。

2023/08訪問

1回

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