黄色のたぬきさんが投稿した望洋樓(福井/三国港)の口コミ詳細

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望洋樓三国港/料理旅館、かに、日本料理

4

  • 夜の点数:4.5

    • ¥80,000~¥99,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 3.8
      • |CP 3.3
      • |酒・ドリンク 3.5
  • 昼の点数:4.1

      • 料理・味 4.1
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク -
4回目

2019/12 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.3
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥80,000~¥99,999
    / 1人

三国温泉の老舗料理旅館(その2-①):夕食(大蟹のフルコース)

三国温泉にある老舗料理旅館です。
もとは越前三国の廻船問屋で明治元年に創業。
日本海に面し、東尋坊を望む最高の立地で温泉と食事が楽しめます。
特に定評があるのが11月6日(解禁日)~3月まで提供される「越前がに」。
高価ですが、料理・温泉・おもてなしは最高。
再訪したくなる宿の一つです。
部屋は10室、予約は1年前の同日から受付。
最寄り駅はえちぜん鉄道の三国港駅。
事前に予約すれば、JR北陸本線 芦原温泉駅からの送迎をしてくれます。

前回訪問は2019年1月。
「越前がに」と温泉を堪能、くつろいだ時間を過ごしました。
再訪。
約4ヶ月前にHPを閲覧、12月の空いていた日を予約。
閲覧したのは前回と同時期でしたが、今回は複数の候補(日にち・部屋)から選べました。
料金が10,000円程度値上げされたせいかもしれません。

当日。
今回も観光するつもりはないので電車で移動。
予約したのは露天風呂無しの部屋。
(前回経験から部屋付き露天風呂は快適ながら冬は寒く、内風呂は混んでいないため不要と判断)。
案内されたのは2階の部屋でした。
部屋は広くありませんが、快適です。
眺めは良く、右手に東尋坊タワー。
BGMは波の音。
2階は1階に比較して波の音がうるさくありませんね。
この日は曇り時々雨・・・残念ながら夕日は鑑賞できず。

以下、夕食について書きます。
食事は部屋食。
仲居さんが全てサービスしてくれます。
お願いした時間の30分前から準備。
テーブルに白いクロスが敷かれ、
セッティングが始まりました。

いただいた料理は以下の通り。
お飲み物は黒龍冷やおろし(1,300円)。
蟹フルコース:大蟹プラン
蟹の量は2名で中蟹・大蟹各1杯。
望洋楼謹製梅清酒
黄金色の盃でいただきます。
梅酒よりも日本酒寄りの味。

せいこ蟹
黒い塗りの高杯にのせられて登場。
蟹酢添え。
幅約8cmはある大きなせいこ蟹です。
内子と外子がたっぷり!
お酒に合いますね。

越前蟹のキャビアしゃぶ
蟹刺しにキャビアを絡めてレモンでいただくもの。
キャビアは中国杭州千島湖産の自家製。
2名で1缶。
生の蟹はとろりと甘く、キャビアの控えめな塩気と酢橘の酸味。
贅沢過ぎる・・・。

蟹刺し
細かく包丁を入れ花を咲かせた足2本。
生姜醤油でいただきます。
花を咲かせた表面の凹凸が舌で感じられ、中心部はぷりぷり。
旨味が濃いです。

越前蟹 備長炭焼き
中型(約800g)の蟹の足・爪・胴体・甲羅。
仲居さんが炭火で焼いてくれました。
酢橘を絞っていただきましょう。
さっとレアに焼いた足先。
次は少し長めに焼いた足、爪。
火を入れる度合いで蟹の味が変化しますね。
甲羅で焼いた蟹味噌は芳ばしい。

次は主役の「茹で蟹」。
越前蟹 茹で蟹(大蟹:約900g)
まだ湯気が出ている大きな蟹が黒い台にのせられて登場!
きちんと「越前ガニ」の黄色いタグと「忘洋樓」のタグ付き。
熱々の蟹を仲居さんが2等分に捌いてくれました。

茹でたては温かく、旨味が濃いです。
ぎっしり詰った身は殻からの身離れが良く、食べ応えがありました。
塩加減はそのままで、いい感じ。
大きな甲羅にたっぷり詰まった蟹味噌を楽しみ、今回も大満足。

越前手打ち辛味そば
蕎麦粉は越前おおの阿難祖産。
中細打ちでコシがあり、きりっと締まった口当たり。
旨いです!
大根おろしでさっぱりした後味。

部屋に準備された羽釜のご飯が炊き上がりました。
三つ葉をぱらり。
越前蟹 釜炊き御飯
蟹の釜めしです。
米は契約農家で作った越前おおの阿難祖米(あどそまい)のこしひかり。
連れの記憶によると蟹の量は前回より少なめ。
それはそれとして、蟹・牛蒡と出汁の香りで後引く味。
お焦げも旨いです。
満腹のはずなのに、2杯目おかわり。
食べきれなかった分は夜食用「おにぎり」にしてもらいました。

赤だし:あおさ
香の物:大根、なっと味噌

ほうじ茶
デザート
黒塗りのお盆に盛り付けられてきました
彩りが美しいです。
あずき寒天
角切り寒天にゆであずきをかけたもの。
抹茶アイスもなか
最中の皮で挟んだ抹茶アイスクリーム。
アイスクリームの上に隠れていたのはこし餡。
最中の皮がぱりぱりです。

夜食
蟹釜飯のおにぎり
マカロン
ピエール・マルコリーニ製、望洋楼の名前入り。
「おにぎり」だけいただき、「マカロン」は冷蔵庫へ。
翌日の「おめざ」(その2-①)としてコーヒーと共にいただきました。

波の音を聞きながら就寝。
蟹の季節は寒いので、お泊まりでいただくのがいいですね。
(その2-②:朝食、他)へ続きます。

  • 外観

  • 外観

  • ラウンジ

  • ラウンジ:大きな窓

  • 室内

  • 部屋からの眺め:日没前

  • 夕食:メニュー

  • 夕食:メニュー(お勧めのお飲み物)

  • 夕食:テーブルセッティング

  • 夕食:望洋楼謹製梅清酒

  • 夕食:望洋楼謹製梅清酒

  • 夕食:せいこ蟹

  • 夕食:せいこ蟹

  • 夕食:せいこ蟹

  • 夕食:せいこ蟹

  • 夕食:せいこ蟹

  • 夕食:せいこ蟹(内子)

  • 夕食:せいこ蟹(外子)

  • 夕食:せいこ蟹の甲羅

  • 夕食:黒龍冷やおろし

  • 夕食:越前蟹のキャビアしゃぶ、蟹刺し

  • 夕食:越前蟹のキャビアしゃぶ(自家製キャビア)

  • 夕食:越前蟹のキャビアしゃぶ(自家製キャビア)

  • 夕食:越前蟹のキャビアしゃぶ

  • 夕食:越前蟹のキャビアしゃぶ、自家製キャビアを絡めて

  • 夕食:蟹刺し

  • 夕食:蟹刺し

  • 夕食:蟹刺し

  • 夕食:蟹刺し

  • 夕食:越前蟹 備長炭焼き

  • 夕食:越前蟹 備長炭焼き

  • 夕食:越前蟹 備長炭焼き

  • 夕食:越前蟹 備長炭焼き

  • 夕食:越前蟹 備長炭焼き

  • 夕食:越前蟹 備長炭焼き

  • 夕食:越前蟹 備長炭焼き

  • 夕食:越前蟹 備長炭焼き

  • 夕食:越前蟹 備長炭焼き

  • 夕食:越前蟹 備長炭焼き

  • 夕食:越前蟹 茹で蟹

  • 夕食:越前蟹 茹で蟹

  • 夕食:越前蟹 茹で蟹

  • 夕食:越前蟹 茹で蟹

  • 夕食:越前蟹 茹で蟹(蟹味噌)

  • 夕食:越前蟹 茹で蟹(蟹味噌)

  • 夕食:越前蟹 茹で蟹

  • 夕食:越前蟹 茹で蟹

  • 夕食:越前蟹 茹で蟹(蟹酢)

  • 夕食:越前蟹 釜炊き御飯

  • 夕食:越前手打ち辛味そば

  • 夕食:越前手打ち辛味そば

  • 夕食:越前蟹 釜炊き御飯、赤だし、香の物

  • 夕食:越前蟹 釜炊き御飯、赤だし、香の物

  • 夕食:越前蟹 釜炊き御飯

  • 夕食:香の物(大根、なっと味噌)

  • 夕食:赤だし(あおさ)

  • 夕食:越前蟹 釜炊き御飯

  • 夕食:越前蟹 釜炊き御飯(残りはおにぎりにしてもらいました。)

  • 夕食:ほうじ茶

  • 夕食:デザート(あずき寒天、抹茶アイスもなか)

  • 夕食:デザート(あずき寒天、抹茶アイスもなか)

  • 夕食:デザート(抹茶アイスもなか)

  • 夕食:デザート(あずき寒天)

  • 夜食:蟹釜飯のおにぎり、マカロン

  • 夜食:蟹釜飯のおにぎり

  • 夜食:マカロン

  • 夜食:マカロン

  • 夜食:マカロン

  • 夜食:マカロン

  • 夜食:マカロン

2020/01/02 更新

3回目

2019/12 訪問

  • 昼の点数:4.1

    • [ 料理・味4.1
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク-

三国温泉の老舗料理旅館(その2-②):朝食、他

三国温泉にある老舗料理旅館です。
もとは越前三国の廻船問屋で明治元年に創業。
日本海に面し、東尋坊を望む最高の立地で温泉と食事が楽しめます。
特に定評があるのが11月6日(解禁日)~3月まで提供される「越前がに」。
高価ですが、料理・温泉・おもてなしは最高。
再訪したくなる宿の一つです。
(その2-①)に続き、ウエルカムティー・朝食について書きます。

ウエルカムティー
①ラウンジにて
ラウンジは終日利用可能。
海を見ながら、お茶をいただけます。
コーヒー・紅茶・氷の他、朝は牧場からの「牛乳」を用意。

抹茶と自家製蒸し羊羹
自家製蒸し羊羹はもっちりして適度な甘さ。

②お部屋にて
お菓子:羽二重もなか(松岡軒製)
名物羽二重餅を入れたもなか。
お茶
煎茶、ほうじ茶(一保堂茶舗製ティーバッグ)

朝食
その前に・・・。
冷蔵庫へいれておいた夜食の「マカロン」をいただくことに。
ラウンジから「コーヒー」と「牛乳」を調達。
マカロンはバニラ(上)とフランボワーズ(下)の2色、紫色のクリームは何だろう?
コーヒーと合いますね。
牛乳
牧場から特別に分けてもらっているそうです。
濃厚でこっくりした甘味。
朝一番のご馳走です。

朝食も部屋食。
お願いした時間の30分前に布団をあげてくれ、朝食の準備。
朝食の食材はできるだけ地産地消。
トマトジュース
フルーツトマト使用。
甘くて飲みやすいですね。

望洋楼自家製お豆腐
卓上で国産大豆100%の豆乳を温め、出来立てを楽しむ趣向。
薬味はおろし生姜・青葱、タレはポン酢。
出来上がった豆腐は温かく滑らか。
大豆のコクと甘味が後引く味。

鮪の山かけ

地元農家のベビーリーフの野菜サラダ
別添えのドレッシングは和風。
朝から緑の野菜をたっぷりいただけるのは、嬉しいですね。

鯖のへしこ 黒龍吟醸粕仕込み
酒粕の香りと甘さが絶妙。
塩気は控えめなので、へしこが苦手な人にもお勧めです。
炙り明太子

岡惣のはんぺん、ごぼ天
岡惣は地元の蒲鉾屋さん。
はんぺんという名のさつま揚げ。

若狭牛しぐれ煮
出汁巻き玉子
地元地鶏を使用。
大根おろし添え。
口当たりはふんわり、出汁がじんわり。

笹カレイの干物
こちらも焼きたて。
私の好物!

福井県大野産あそど(阿難祖)米こしひかり
契約農家からのもの。
夜と同じく羽釜で炊きたて(蓋が異なります)。
米が立っていて、旨みがあります。

福梅
焼き海苔
焼のり:山本のり製(有明産)

しじみ汁
宍道湖産のしじみ。

フルーツ
りんご

おいしい朝食でした。
しかし前回ほどの感動には至らず。
思い当るのは品書きが手書きから印刷になったこと、箱入り数種がはんぺんとごぼ天に変わったことでしょうか・・・。
総量は増えたように感じましたが、小鯛の笹漬けがなかったのは残念でした。

全体としては今回も料理・接客・施設共に大満足。
やはり、せいこ蟹の季節がいいですね。
価格は高くても再訪したくなるのでした。
仲居さんの話では『2020年GW明け~2021年11月越前蟹解禁の約1年半を建て替えのため休館する』とのこと。
1年半後の新しい「望洋楼」が楽しみですね。

  • 外観

  • 外観

  • 外観

  • 外観

  • 外観(玄関)

  • 外観(玄関)

  • 外観(玄関)

  • 外観(玄関)

  • ラウンジ

  • ラウンジ:ドリンクサービス

  • ラウンジ:大きな窓

  • ウエルカムティー:抹茶と自家製蒸し羊羹

  • ウエルカムティー:自家製蒸し羊羹

  • ラウンジ

  • 室内

  • 室内

  • 室内

  • 室内

  • 室内:お菓子(羽二重もなか)

  • 室内:お菓子(羽二重もなか)

  • 室内:お茶

  • 部屋からの眺め

  • 部屋からの眺め:日没前の日本海

  • 部屋からの眺め:東尋坊タワー

  • 廊下

  • 朝:ラウンジに用意された飲み物

  • 朝:ラウンジより牛乳

  • 朝:ラウンジより牛乳、コーヒー

  • 朝:(夜食に出た)ピエールマルコリーニのマカロン

  • 朝:コーヒー、(夜食に出た)ピエールマルコリーニのマカロン

  • 朝:(夜食に出た)ピエールマルコリーニのマカロン

  • 朝:(夜食に出た)ピエールマルコリーニのマカロン

  • 朝:ラウンジよりコーヒー

  • 朝食:メニュー

  • 朝食:羽釜ご飯

  • 朝食

  • 朝食

  • 朝食:望洋楼自家製お豆腐、地元農家のベビーリーフの野菜サラダ

  • 朝食:望洋楼自家製お豆腐

  • 朝食:望洋楼自家製お豆腐

  • 朝食:地元農家のベビーリーフの野菜サラダ

  • 朝食:笹カレイの干物、出汁巻き玉子

  • 朝食:笹カレイの干物

  • 朝食:笹カレイの干物

  • 朝食:出汁巻き玉子

  • 朝食:羽釜ご飯、しじみの味噌汁、笹カレイの干物

  • 朝食:羽釜ご飯、しじみの味噌汁、笹カレイの干物

  • 朝食:若狭牛しぐれ煮、岡惣のはんぺん、ごぼ天、鮪の山かけ、福梅、トマトジュース、炙り明太子、鯖のへしこ 黒龍吟醸粕仕込み、海苔

  • 朝食:トマトジュース、福梅、炙り明太子、鯖のへしこ 黒龍吟醸粕仕込み

  • 朝食:若狭牛しぐれ煮、岡惣のはんぺん、ごぼ天、鮪の山かけ、福梅

  • 朝食:岡惣のはんぺん、ごぼ天

  • 朝食:鮪の山かけ

  • 朝食:若狭牛しぐれ煮

  • 朝食:醤油、ドレッシング

  • 朝食:フルーツ(りんご)

  • 朝食:フルーツ(りんご)

  • 朝:部屋からの眺め

  • 朝:部屋からの眺め

  • 朝:部屋からの眺め(東尋坊タワー)

  • 朝:部屋からの眺め

  • 朝:三国港方面

2020/01/02 更新

2回目

2019/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気3.8
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥60,000~¥79,999
    / 1人

三国温泉の老舗料理旅館(その1ー①):夕食(大蟹のフルコース)

三国温泉にある老舗料理旅館です。
もとは越前三国の廻船問屋で明治元年に創業。
日本海に面し、東尋坊を望む最高の立地で温泉と食事が楽しめます。
特に定評があるのが11月6日(解禁日)~3月まで提供される「越前がに」。
高価ですが、料理・温泉・おもてなしは最高。
再訪したくなる宿の一つです。
(宿泊にこだわらなければ日帰りプランもあり。
その他、三国温泉の「越前蟹の坊」や青山の「ふくい望洋楼」でも、ここの味が楽しめます。)

部屋は10室のみ。
予約は1年前の同日から。
特に香箱ガニ解禁中の11~12月の予約は極めて困難です。
約6ヶ月前にHPを閲覧、1月の空いていた日を予約。

今回は天候(雪)を考慮して電車での移動。
最寄駅はえちぜん鉄道の三国港駅。
事前に予約すれば、JR北陸本線 芦原温泉駅からの送迎サービスもあります。
予約時の電話対応の感じが良く、好印象。
せっかくなので、寄り道せずにチェックインしましょう。

当日。
予約したのは日本海に面した露天風呂付きの部屋。
臨場感ある波の音がBGM。
部屋は広くありませんが、快適です。
眺めは良く、右手に東尋坊タワー。
露天風呂から夕日も楽しめました。
大風呂は大きくはありませんが、部屋数からみたら適当な広さ。
露天風呂からの眺めもよいので、こちらもお勧めです。

以下、夕食について書きます。
食事は部屋食。
仲居さんが全てサービスしてくれます。
お願いした時間の30分前から準備。
テーブルに白いクロスが敷かれ、
セッティングが始まりました。

いただいた料理は以下の通り。
お飲み物は梅サワー(900円)。
爽やかな酸味と炭酸の泡。
食前酒と素材(梅)がだぶっていました。

蟹フルコース:大蟹プラン
蟹の量は2名で中蟹・大蟹各1杯。
食前酒
特製梅清酒
赤い盃でいただきます。
梅酒よりも日本酒寄りの味。

先付
のど黒蒸し寿
小さな枡形の蒸籠に入れてサービス。
モンゴルの塩添え。
蓋をあけると湯気がたち、柚子の香り。
熱々のところを一口でぱくり・・・。
蒸したことにより、のど黒はとろけるような口当たり。

酒肴
上庄里芋、たらの白子、うに、鮑、蟹あん
上庄産里芋・たらの白子・鮑に蟹あんをかけ、うにをトッピングしたもの。
里芋は滑らか、白子はとろけるような舌触り。

向付
蟹刺し、寒鰤、梅貝
蟹刺し
足3本。
酢橘ともみじおろし添え。
手で持ち上げると、花が咲いているよう。
細かく包丁を入れた身は軽く炙ってあり、花を咲かせた表面の凹凸が舌で感じられ、中心部はぷりぷり。
旨味が濃いです。

寒鰤
大根おろし添え。
身が締まり、脂は適度にのっていました。

梅貝
ブロッコリ添え。
コリコリして新鮮。

焼き蟹
中型(約800g)の蟹の足・爪・胴体・甲羅。
仲居さんが炭火で焼いてくれました。
酢橘を絞っていただきましょう。

初めは、さっとレアに焼いた足先。
レアの蟹の旨さに開眼・・・旨いです!
次は少し長めに焼いた足、爪。
火を入れる度合いで蟹の味が変化するのがわかりました。

甲羅で焼いた蟹味噌。
芳ばしくて後引く味。
殻に張り付いたお焦げも絶品。
最後に少し焦げ目をつけた胴体。
蟹味噌と合わせ、残さずいただきましょう。

次は本日の主役である「茹で蟹」。
茹でるのに約20分かかるため、食事の進行に合わせて茹でているそう。
茹で蟹(大蟹:約900g)
まだ湯気が出ている蟹が黒い台にのせられて登場!
甲羅の横幅は約12.5cm、足も長いです。
きちんと「越前ガニ」の黄色いタグと「忘洋樓」のタグ付き。
その場で仲居さんが2等分に捌いてくれました。

茹でたては温かく、旨味が濃いです。
身はぎっしり詰まり、食べ応えがありました。
塩加減はそのままで、いい感じ。
蟹酢も合いましたが(甘いので)、レモンがあるとより良いです。
大きな甲羅にたっぷり詰まった蟹味噌も楽しみ、大満足。

おしのぎ
蟹グラタン
香箱ガニのグラタン。
滑らかなグラタンソースにぷちぷちした卵の食感。
ワインに合いそうな味です。

逸品
手打ちそば
なめこ入り越前おろしそば。
蕎麦粉は越前おおの阿難祖産。
中細打ちでコシがあり、きりっと締まった口当たり。
旨いです!
大根おろしのさっぱりした後味。

私達が茹で蟹に取り組むタイミングで、部屋に準備された羽釜に火が付けられました。
炊き上がったら、三つ葉をぱらり。
御飯
蟹釜めし
米は越前おおの阿難祖米(あどそまい)のこしひかり。
契約農家で作ったもの
炊きたて、米が立っています。
蟹と出汁の香りで後引く味。
お焦げも旨いです。
満腹のはずなのに、2杯目おかわり。
食べきれなかった分は夜食用「おにぎり」にしてもらいました。

赤だしわかめ、青葱
香の物大根、なっと味噌
珍しいのは「なっと味噌」。
塩気は控えめでまろやかな味。

焙じ茶
デザート
椿の葉を添えた、黒塗りのお盆に盛り付けられてきました。
赤いジュースと緑色のアイスクリーム。
彩りが美しいです。
いちごジュース
飲み口に粒糖をまぶしたグラス入り。
赤いジュースに生クリームと金箔。
満腹でも口当たりよく入り、後味が爽やか。

抹茶アイスクリーム
最中の皮で挟んだ抹茶アイスクリーム。
アイスクリームの上に隠れていたのはこし餡。
手でつまんでいただきましょう。

「越前蟹」を堪能して約2時間半。
大蟹(900g)コースで、量は多すぎず少なすぎず適量でした。
特大蟹(1kg)や献上蟹(1.2kg以上)はどんな感じなのでしょうか?
蟹の価格は1.23~1.8倍となるので手が出ませんが、気になりますね。

あとは寝るだけ・・・。
波の音が賑やかでした。
(その1-②)朝食、他に続きます。

※夕食は追加注文で、蟹の変更や料理も用意されています(事前に要予約)。
・蟹刺し・焼き蟹のバージョンアップ、蟹の追加
・蟹味噌しゃぶしゃぶ、せいこわっぱ寿し、蟹グラタン。


  • 外観

  • 外観(東尋坊が見える)

  • 玄関

  • ラウンジ

  • ラウンジ

  • テーブルセッティング

  • テーブルセッティング

  • 梅サワー

  • 紅サイダー

  • 食前酒、先付

  • 食前酒:特製梅清酒

  • 先付:のど黒蒸し寿

  • 先付:のど黒蒸し寿

  • 先付:のど黒蒸し寿

  • 酒肴:上庄里芋、たらの白子、うに、鮑、蟹あん

  • 酒肴:上庄里芋、たらの白子、うに、鮑、蟹あん

  • 酒肴:上庄里芋、たらの白子、うに、鮑、蟹あん

  • 向付:蟹刺し、寒鰤、梅貝

  • 向付:蟹刺し

  • 向付:蟹刺し

  • 向付:寒鰤

  • 向付:寒鰤

  • 向付:梅貝

  • 向付:梅貝

  • 焼き蟹

  • 焼き蟹

  • 焼き蟹(皿)

  • 焼き蟹:足

  • 焼き蟹:足

  • 焼き蟹:爪

  • 焼き蟹:蟹味噌

  • 焼き蟹:蟹味噌

  • 焼き蟹:胴体

  • 焼き蟹:胴体

  • 茹で蟹:大蟹

  • 茹で蟹:大蟹

  • 茹で蟹:大蟹

  • 茹で蟹:大蟹

  • 茹で蟹:大蟹

  • 茹で蟹:大蟹(左側の足と爪)

  • 茹で蟹:大蟹(左側の足と爪)

  • 茹で蟹:大蟹(右側の足と爪)

  • 茹で蟹:大蟹(右側の足と爪)

  • 蟹:大蟹(右側の足と爪)、望洋楼のタグ

  • 茹で蟹:大蟹(蟹味噌)

  • 茹で蟹:大蟹(蟹味噌)

  • おしのぎ:蟹グラタン

  • おしのぎ:蟹グラタン

  • おしのぎ:蟹グラタン

  • おしのぎ:蟹グラタン

  • 逸品:手打ちそば

  • 逸品:手打ちそば

  • 御飯:蟹釜めし

  • 御飯:蟹釜めし

  • 御飯:蟹釜めし

  • 御飯:蟹釜めし、赤出汁、香の物

  • 御飯:蟹釜めし、赤出汁、香の物

  • 御飯:蟹釜めし

  • 御飯:赤出汁

  • 御飯:香の物

  • ほうじ茶

  • デザート:苺ジュース、抹茶アイスクリーム

  • デザート:苺ジュース、抹茶アイスクリーム

  • デザート:苺ジュース

  • デザート:抹茶アイスクリーム

  • デザート:抹茶アイスクリーム

  • 御献立

  • 蟹釜めし(夜食用)

  • 日本海

  • お部屋

  • ベランダ(部屋)

  • 部屋から見える東尋坊

  • 露天風呂(部屋付)

  • 夕日(部屋から)

2020/01/02 更新

1回目

2019/01 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.6
    • | 酒・ドリンク-

三国温泉の老舗料理旅館(その1-②):朝食、他

三国温泉にある老舗料理旅館です。
もとは越前三国の廻船問屋で明治元年に創業。
日本海に面し、東尋坊を望む最高の立地で温泉と食事が楽しめます。
特に定評があるのが11月6日(解禁日)~3月まで提供される「越前がに」。
高価ですが、料理・温泉・おもてなしは最高。
再訪したくなる宿の一つです。
(その1ー①)に続き、ウエルカムティー・朝食・お土産について書きます。

ウエルカムティー
①ラウンジにて
抹茶と自家製羊羹
自家製羊羹は蒸し羊羹。
もっちりして、適度な甘さ。

②お部屋にて
お菓子
羽二重もなか(松岡軒製)
名物羽二重餅を入れたもなか。
お茶
煎茶、ほうじ茶(一保堂茶舗製ティーバッグ)

朝食
部屋食です。
お願いした時間(7:30)の30分前に布団をあげ、朝食の準備。
仲居さんより。
『ラウンジに特別に取り寄せた牛乳を用意しています。
朝食前にいかがですか?』
では・・・とラウンジへ。
牛乳
おけら牧場製ジャージー牛乳
三国港のジェラート店「CARNA」で使われている牛乳と同じもの。
市販していないので、牧場から特別に分けてもらっているそうです。
ミルク感が濃く、ほんのり感じる甘味。
おいしいです。

朝食の食材はできるだけ地産地消。
「手書きの説明書」を読むと料理への理解が深まります。
三栄アグリのトマトジュース
北海道産フルーツトマト使用。
食事の前に一杯。

野菜サラダ
野菜ソムリエいたるや農園のベビーリーフのサラダ。
別添えのドレッシングは和風です。
朝から緑の野菜をたっぷりいただけるのは、嬉しい。

ご飯
夜と同じく、羽釜で炊きたて。
米は越前おおの阿難祖米(あどそまい)のこしひかり。
契約農家で作っているそうです。
米が立っていて、旨みがあります。
もちろん、おかわりしました。

味噌汁
蔵囲利尻昆布(敦賀 奥井海正堂製)のだし。
味噌は越前の老舗かせや製。
具はしめじと青菜。
具だくさんです。

干物
越前沖産笹鰈
こちらも焼きたて。
笹鰈は子供の頃から好物♪
冷めないうちにいただきました。

望洋樓特製鯖へしこ
黒龍の吟醸酒粕につけこんだ鯖のへしこ(一切れ)。
こちらも好物です。
酒粕の香りと甘さが絶妙。
塩気は控えめなので、へしこが苦手な人にもお勧めです。
(⇒お土産で購入)。

出し巻き卵
地元地鶏を使用。
大根おろし添え。
口当たりはふんわり、出汁がじんわり。

お造り
近海鮪の山かけ。

塩辛
越前港で水揚げされた「するめいか」をゆず風味に仕上げたもの。
まろやかで、ご飯が進みます。

法蓮草のごま和え
使っているのは蟹殻製法蓮草又は越前寒じめ法蓮草。
みずみずしいです。

打豆と切干大根の煮たの
打豆は大豆を石臼でつぶし乾燥させたもの。
素朴な薄味。

ちりめん山椒
料理長(大野氏)特製。
山椒がぴりり、辛口です。

小鯛の笹漬け
福井沖でとれた小鯛の笹漬け
酸味と塩気が控えめ。
身がしまりすぎず、旨いです。
(⇒お土産で購入)。

豆腐
卓上で国産大豆100%の豆乳を温め、出来立てを楽しむ趣向。
薬味はおろし生姜・青葱、タレはポン酢。
出来上がった豆腐は温かく滑らか。
大豆のコクと甘味が後引く味。

焼のり:山本のり製(有明産)。
漬物:福梅、きゅうり、昆布の佃煮。
フルーツ:りんご。

料理は一品一品素材にこだわり、手間をかけて作られていました。
味付けは薄味で、野菜は多め。
この朝食だけでもお値打ちです。
(後でHPを見ると、夏は朝食付き宿泊プラン(夕食なし)もありました。)

ラウンジ
終日利用可能で、コーヒー・紅茶・氷などを用意。
海を見ながら、お茶をいただけます。
チェックイン時と入浴以外は部屋の外に出なかったので、チェックアウト時に利用。
コーヒー
せっかくなので、朝いただいた「ジャージー牛乳」をプラス。
もちろん、味は引き立ちました。

夕食・朝食・温泉・設備・接客共に全て大満足。
価格は高くても、リピーターが多い訳がわかる気がしました。

*******************
お土産
以下、購入した品はいつ注文しても可(価格は税込み)。
冷凍状態で保冷袋に入れてくれました。
但し、自然解凍後の再冷凍は不可です。
鯖へしこ黒龍吟醸粕仕込み(半身、1,190円)
黒龍吟醸粕で仕込んだ、自家製鯖へしこ。
鯖へしこが好物の我が家は迷わず購入。
軽く炙ると酒粕の香りが良く、塩気は控えめ。
日本酒やご飯の供にぴったり!
要冷蔵。
日持ちは10℃以下で1ヵ月。
〈原材料〉
鯖(デンマーク産)、米糠、食塩、米こうじ、醸造アルコール、唐辛子、醤油、調味料(アミノ酸等)、甘味料(ステビア、カンゾウ)、酒粕(福井県産)、白みそ(原材料の一部に小麦、大豆、鯖を含む)

小鯛笹漬け(100g、1,730円)
6枚入り。
酢と塩加減は控えめ。
身が締まり過ぎていないのが良いです。
せっかくなので別に購入した「おぼろ昆布」と柚子を重ね「小鯛の押し寿司」を作りました。
〈原材料〉
レンコ鯛(国産)、食塩、米酢、みりん、砂糖、昆布
要冷蔵。
日持ちは10℃以下で1週間。

  • 外観

  • 外観

  • 外観(東尋坊タワーが見える)

  • 外観(入口)

  • 外観(玄関)

  • 館内(玄関):北前船の絵

  • 館内(玄関): 茶室

  • 館内(玄関): 茶室

  • 館内:ラウンジ

  • 館内:ラウンジから見た日本海

  • 館内:ラウンジから見た日本海

  • ウエルカムティー①(ラウンジ):抹茶、自家製羊羹

  • ウエルカムティー①(ラウンジ):抹茶、自家製羊羹

  • 日本海と太陽

  • 部屋

  • 部屋からの眺め

  • 部屋からの眺め

  • 部屋からの眺め

  • 部屋:お茶、ポット

  • 部屋:お茶

  • ウエルカムティー②(部屋):お茶、お菓子(羽二重もなか)

  • ウエルカムティー②(部屋):お菓子(羽二重もなか)

  • ウエルカムティー②(部屋):お菓子(羽二重もなか)

  • 部屋:露天風呂

  • 部屋から見た夕日

  • ラウンジ(朝):ドリンクコーナー

  • ラウンジ(朝):牛乳、他

  • ラウンジ(朝):牛乳(おけら牧場製 ジャージー牛乳)

  • 朝食:三栄アグリのトマトジュース

  • 朝食:三栄アグリのトマトジュース

  • 朝食

  • 朝食

  • 朝食:ご飯、味噌汁、出し巻き卵、干物(越前沖産笹鰈)、望洋樓特製鯖へしこ

  • 朝食:ご飯、味噌汁、出し巻き卵、干物(越前沖産笹鰈)、望洋樓特製鯖へしこ

  • 朝食:野菜サラダ、お造り(近海鮪の山かけ)、塩辛、法蓮草のごま和え、打豆と切干大根の煮たの、ちりめん山椒、小鯛の笹漬

  • 朝食:野菜サラダ

  • 朝食:塩辛、法蓮草のごま和え、打豆と切干大根の煮たの、ちりめん山椒、小鯛の笹漬

  • 朝食:お造り(近海鮪の山かけ)

  • 朝食:出し巻き卵、干物(越前沖産笹鰈)、望洋樓特製鯖へしこ

  • 朝食:漬物(福梅、きゅうり、昆布の佃煮)

  • 朝食:羽釜(ご飯)

  • 朝食:豆腐、焼のり

  • 朝食:豆腐

  • 朝食:豆腐(加熱前の豆乳)

  • 朝食:豆腐(加熱後)

  • 朝食:豆腐(加熱後)

  • 朝食:豆腐、焼のり

  • 朝食:りんご

  • 朝食:説明書

  • ラウンジ:コーヒー

  • ラウンジ:コーヒー(ミルクを入れて)

  • お土産:鯖へしこ黒龍吟醸粕仕込み(包装)

  • お土産:鯖へしこ黒龍吟醸粕仕込み

  • お土産:鯖へしこ黒龍吟醸粕仕込み

  • お土産:小鯛笹漬け(包装)

  • お土産:小鯛笹漬け(包装)

  • お土産:小鯛笹漬け(包装)

  • お土産:小鯛笹漬け

  • お土産:小鯛笹漬け

  • お土産:小鯛笹漬け

2020/01/02 更新

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