5回
2023/06 訪問
茅野にある信州No.1の割烹
信州No.1の割烹。信州らしい食材を確かな技術と発想、素晴らしい空間で頂ける信州でないといけない理由がある店。
6月は山菜の季節が終わり、夏野菜が本格的に始まる前の端境の時期だったが、それでも信州の味を店主の唐木さんが探し求め提供してくれる。
今回の御料理
・朝採りのスナップえんどうのお粥。透明感のあるまろやかな味でスタートに相応しい。スナップえんどうの新鮮さと店主が汲みに行く黒曜の水のおかげ
・原村の純ちゃんファームの無農薬イタリアカブを店主が朝採りに行き、ホイルで30分以上蒸し焼きに
・長野県飯田の養殖、天龍鮎を蕎麦粉をつけて揚げる。木の芽酢と赤大根のおろしで
・信州サーモンを軽く締めてとフェンネル・浅葱・生姜と。信州サーモンは長野県で開発されたニジマスとトラウトサーモンの交配
・山梨の北杜のプロシュッテリアモリモトの生ハムと上原農園のホワイトアスパラ
・喬木村で養殖されたすっぽんを玉子と一緒に。すっぽんの出汁と良い水を楽しむ
・伊那谷の信州ぎたろう軍鶏の胸肉を絶妙のひい入れで焼いて、玉ねぎ、水菜の新芽と一緒に
・原木の干椎茸を戻して白和えに
・兵庫県の天然鰻、長野山形村のじゅん菜、淡竹の筍の鍋
・牛肉の山椒しぐれ煮とうるいの冷たい蕎麦。蕎麦は蓼科の有名店のもの
・土鍋ご飯は、煮えばなを少し頂き、今回は生ハムご飯とチーズ玉子ご飯。チーズは清水牧場のバッカス
・伊那の青梅と漬けた梅酢のシャーベット
・苺のフレッシュジュース
予算25,000円(コース17,600円)
2023/06/11 更新
2023/04 訪問
茅野にたたずむ至高の割烹
半年ぶりの無名は、信州でNo.1の割烹。信州らしい食材を確かな技術と発想、素晴らしい空間で頂ける。信州でないといけない理由がちゃんとある店。
行き始めた頃は和食から木という名前で知る人ぞ知る店だったが、今や食べログの点数も凄く、2023BRONZE、百名店にも選ばれている。
茅野駅からすぐなので、東京からならあずさに乗って食べに来る価値は十分にある。
今回の御料理
・よもぎ豆腐。店主が採集してきたよもぎ。香りが素晴らしく、いいスタート
・タラの芽の天ぷらに生ハム。タラの芽は庭から、生ハムは北杜市のプロシュッテリアモリモト
・信州サーモンとプチヴェールと山椒の芽を辛子酢味噌で。信州サーモンは長野で開発された鱒、プチヴェールはケールと芽キャベツを掛けた野菜、山椒や木の芽は全て庭の山椒の木から。羨ましい。
・蛤と野蒜、行者にんにくの椀。蛤は島根から。
・飯田のホワイトアスパラに卵黄を削って。卵黄を数日で削れるようにするらしいがはじめて。
・信州ぎたろう軍鶏の胸肉と山椒と小松菜の菜花。伊那谷で育てられたこの
軍鶏肉は素晴らしい。絶妙の火入れと花山椒。美味しんぼにも載っているらしい。
・根羽村のフルティカトマト。湯剥きにして、オリーブオイルと塩を少し。美味しい。
・筍、山菜、椎茸の鍋。筍は飯田産。山菜は、クレソンと田芹は店主による採集、花山椒、甘草は庭から
・山菜天ぷらそば。山菜は、こごみ、こしあぶら、はりぎりと筍。お蕎麦は地元の有名店のもの
・土鍋ご飯と牛肉しぐれ煮と大根の葉、味噌汁。シンプルに美味しい。
・生ハムご飯。リクエストしやってもらう。
・和三盆を蓮根の澱粉で固めきな粉と
・苺のフレッシュジュース
食べログ4.08 評価4.11
予算25,000円
(コース17,600円)
2023/05/03 更新
2021/10 訪問
茅野の至高の割烹無名で朝採れ松茸
今年おそらく最後の無名は、いつもの季節の料理のコースではなく、松茸コース33,000円で松茸を堪能。過去一番松茸食べたかも。
松茸はメインは長野県飯田産と一部木曽産。写真の籠の松茸約1キロを4人で頂く。都会だと松茸はキロ10万円はすると思うので、産地ならではの価格設定
飲み物はお昼でノンアルコールのお任せ。ノンアルコールジントニックや台湾の野生のお茶などを楽しむ
料理の内容
明石の渡蟹と北海道のいくら、金時草
明石の鯛の昆布締め
松茸の茶碗蒸し
宮津の蒸し鮑と松茸
松茸のの土瓶蒸し
明石の鰆の燻製と蒸し松茸
焼き松茸
軸をまず手で割きながら、その後に傘
ごはんは白ごはんに地物茸(はたけしめじとくりふうせんだけ)の味噌汁と松茸の佃煮
その後、すっぽんと松茸の鍋をご飯にかけて出汁茶漬けに
デザートは安定のプリン
予算37,000円
2022/12/19 更新
2020/09/21 更新
毎年恒例、長野茅野の割烹無名で松茸尽くし。今年は無名でもオープン以来17年で最も不作の年とのこと。大阪でも長野産松茸とはまだ会っていない。それでもあるとこにはある。
松茸は鮮度によって味が違うのは明らかで産地に来ると一段違う松茸が味わえる。
無名は松茸の時期でなくとも、信州らしい食材を確かな技術と発想で提供してくれるこのエリアでNo.1の割烹。古い豪邸を改装した店もいい空間で長野に滞在するときは必ず訪問する店。
今回の松茸尽くし
・クロカワの大根おろし和え。クロカワの苦味と大根おろしの辛さが合う
・天然きのこ8種類の温いお浸し。ショウゲンジ、センボンシメジ、クリフウセンダケ、ヌメリイグチ、ハタケシメジ、ヌメリスギタケモドキ、アミタケ、ジゴボウ(ハナイグチ)
・飯田の里芋、朝採れの地物焼き茄子、水前寺菜(金時草)
ここから松茸
・松茸のお粥。お粥は初めてだが、松茸の香りが際立ちあり
・松茸の天ぷら。小ぶりの松茸をまるまま天ぷらに
・すっぽん出汁の松茸と胡麻豆腐のお椀
・長野名産の綿内蓮根と松茸の蓮蒸し。この蓮根は粘りも味も凄い
・焼き松茸。鮮度がいいので汁の量が違う
・ぎたろう軍鶏と松茸のせいろ蒸し。軍鶏のスープと松茸の相性も良し
・信州牛と松茸の鍋
・地元の人気店12ヶ月のそばを使った温い松茸そば
・松茸ご飯。炊いた松茸ご飯に、生の松茸を加えて蒸らすいい松茸ご飯。今回はさらに水を加えず松茸だけを蒸して出した松茸汁の出汁茶漬けと異次元体験。お漬物の中に香茸も。
・南信の利平栗と和三盆の栗きんとん
・葡萄3種。あっぱれというシャインマスカットと天山をかけた新種、クイーンルージュ、長野パープル
酒は地元の日本酒。真澄の夢殿、御湖鶴の無濾過原酒、純米大吟醸、神渡の冥利
予算 松茸の時は60,000〜75,000円だが、普段は25,000円
予約 Table Check、OMAKASEで予約可能