「阿南・日和佐」で検索しました。
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『上手い担々麺』 着丼後すぐにれんげが私の鼻先をかすめる。 ふわりと香るのは香味野菜を炒めた風味か? すでにこの時点でラーメン店のそれとは違う技にニヤリと微笑んでしまう。 次はスープをひとくち。 それはまさに裏切り。 800円の担々麺で芝麻醬の濃厚な香りに 期待してはいけないという私の心づもりを鮮やかに裏切ってくれる胡麻の香り。 麺は細麺、スープはやや辛、その分肉味噌は甘めでバランスを取っている。 スープを飲み進めるにつれ芝麻醬は多くないことに気づかされ 最初のあの鮮烈な香りは?と思うと やはりそれは中華の技なんだろうと思い至る。この廉価な一杯でも誠実に醬から手作りされているのかもしれない。 私の好みからすると 芝麻醬でトロミがつく程濃厚な 担々麺がベストではあるが 香りの立たせ方でこれほど楽しませてくれる担々麺は上手だと思う。 旨いより上手いが収まりがいいこの一品。 この店なら何を食べても美味しいのだろう。 腕がいいのだから。 近所の方はコストパフォーマンスのいい四川料理を食べられて幸せだなと 羨ましく思う徳島 羽ノ浦の昼だ。
2017/04訪問
1回
美しい波の町で 海と山の定食を