しろくま1124さんが投稿したホッピー仙人(神奈川/桜木町)の口コミ詳細

リーズナブルで美味しいものが好き!

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しろくま1124 (男性・千葉県) 認証済

この口コミは、しろくま1124さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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ホッピー仙人桜木町、日ノ出町、関内/バー、立ち飲み

1

  • 夜の点数:4.2

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス 3.8
      • |雰囲気 4.6
      • |CP 4.2
      • |酒・ドリンク 5.0
1回目

2011/10 訪問

  • 夜の点数:4.2

    • [ 料理・味-
    • | サービス3.8
    • | 雰囲気4.6
    • | CP4.2
    • | 酒・ドリンク5.0
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

おかげ様で10周年。抜群の生ホッピーを繰り出す仙人は、実はダブルワークの苦労人(ん?)

久しぶりの武蔵屋さんにおうかがいした私は、
福田フライのお母さんの元気なお姿に安心し、
我が夫婦思い出の店野毛末広は満席のため、
オヤジさんの御光頭を拝するに止め、
やってまいりました、永年の宿題店、ホッピー仙人へ・・・

私達夫婦が横浜を離れてから出来たお店なので、
実は、今回が初めての訪問なのです。

場所は、大岡川近くの「都橋商店街」の2階。
昭和39年の東京オリンピック開催の際、
露店や屋台などを整理して、2階建ての商店街にしたのが、
そもそも、この商店街の始まりだとのこと。

数多くのマイレビュアーの皆様から、
絶賛のレビューを寄せられている、こちらの3冷生ホッピー、
とっても楽しみですね・・・

で、まるで往年の日活映画
(・・・裕次郎ですからね。ロマンポルノではありませんよ・・)
のセットみたいな建物の階段をあがり、
開放廊下から大岡川の川面を真下に臨む、
お店のドアノブを、引きます。

・・・あれっ、開いてないじゃん?

そう言えば、表のアンドンも電気消えているし・・・
でも、もうすぐ7時の開店時間だよな・・・
もしかして、臨時休業? げっ、勘弁してよ・・・

そうこうしているトコロへ、
格好良い、イケメンの30代くらいのスーツ姿の男性が・・・
仙人かと思ったら、お客さん、なおかつ、レビュアーさんでした・・・

「どうしたんですかね・・・」なんて話していると、
優しそうなお美しい女性の方が上がって来られて、

「仙人は、下のuna casa de gb gb El Nubichinom
(通称ヌビチノ、早いハナシがビヤバー)
に引っかかってまして、まだ上がって来ません。
ご一緒に召し上がってたらいかがですか?」

はあっ?
思わず、二人して笑ってしまいました。

でも、こんなユルーイのも、ハマっぽくて、たまにはいいかな・・・

一階のバーに行くと、
同じくらいの年輩の、丸顔にメガネかけた人の良さそーなオジサンが、
赤い顔してビールを飲んでいます。
この方が、誰あろう、ホッピー仙人、その人だそうで・・・

なんでも、仙人は、この日5時に横須賀の勤め
(なんと昼間はサラリーマン!)が終わってから、
角打ちや立ち飲みを合わせて、
なんと6軒もハシゴして、ここが7軒目だって・・・
(まだ、呑み始めて2時間じゃないの・・どう言うペースよ・・)

「7時になったら、店、開けますから・・・」って、
「仙人、もう7時だってば!」
「アレ?、そうかぁ・・・まぁ、まずは、もう一杯」

ってんで、ヴァイツェンを一杯呑みましたが、
コレは、コクがあって、ウマかった・・・

そうこうしているウチに、
一緒に2階にあがると、先ほどの女性の方がお店を開けてあり、
お二人ほど先客が・・・
こちらは常連さんのようで、もう慣れっこみたいですね・・・
(この女性の方も、なんと常連のお客さんだったようで・・・、
仙人の人徳はスゴイわ・・・)

お店はカウンターのみで、スツールは6~7脚。
はっきり言って店内は狭小。
よって、立ち飲みスタイルが常態化しているようです。

カウンターの中に入った仙人、
にわかにキリッと表情を引き締めて、
「本日はご来店、まことにありがとうございます。
本日は、サーバーの生の白ホッピー、黒ホッピーともに入荷しておりまして、
どちらでもご用意ができます。
なにがよろしいでしょうか?」

おおっ、仙人、さすがにやるじゃん!
決めるトコは、しっかり決めるね・・・

「では、リアルハーフをお願いします!」

これは、尊敬するマイレビュアーのとりあえずさんや、
森のコロちゃんさんなどが絶賛しておられる、
当店のオリジナル看板商品。
2年間の構想と試作を経て、ようやく、完成し販売にこぎつけた由。

専用の白い大きなコースターが用意され、
先ほどとは打って変わった真剣な面持ちで、
キンミヤ焼酎と、キッチリ測った黒白双方のホッピーを、
静かに、凍ったジョッキの中に入れて行きます。

出来上がったリアルハーフは、白いコースターを背景にすると、
確かに、黒と白の二層二色に、クッキリと分かれています。
また、乗っている純白の泡が、
見た目にもキメ細かく、とても美しいですね・・・


で、他の方のオーダーに行きます。

「黒ホッピーでお願いします」
「かしこまりました!」って、
冷凍庫から凍ったジョッキ出して、
キッチリ測ったキンミヤを入れ、サーバーに向かうと・・・

「あれっ、黒でしたっけ、白でしたっけ?」
みんなで、「クロだってば!」(店内爆笑)
・・・やっぱ、ダメだわ・・・こりゃマジで酔っぱらってるわ・・・

次の人は白ホッピーを注文したのに、
なぜか仙人、黒ホッピーのサーバーに・・・
みんなで、「仙人、シロだってば!」(爆笑)

常連さんのお話では、
仙人は飲んでいると、かなりの確率と言うよりも、
こりゃ作為的じゃないかと思えるくらいのイキオイで間違えるので、
しっかり見ていないと、アブナイんですと・・・ホンマかいな・・・

でも、サーバーに取り付いて、
ホッピーを入れて行く瞬間の表情は、
真剣そのものなんですよ・・・

さて、当店では、仙人を含めて、みんなで乾杯がルールだそうです。
ようやく行き渡ったトコロで、「カンパーイ!」
互いのジョッキを、盛大に、打ち鳴らします。

・・・いやー、良い雰囲気だわ、このお店!
一見さんも、常連さんも、関係ないと言うか、極めて垣根が低い。
誰もを、暖かく受け入れる素地がある。
これは、仙人の人柄、人徳と言うべきか?

そして・・・

リアルハーフのノド越しは、思いっ切りシルキィーかつソフティー。
本当にコレ、ホッピーなの!?
下手な生ビール程度とは、比べモノにならない味。
一口飲んで、そのあまりの美味しさに正直、唖然。
ホッピーが好きな自分は、いろんなホッピーを今まで飲んできたが、
間違いなく、我が生涯でダントツのホッピー。
今まで飲んできたホッピーって、いったいなんだったんだ・・・
凄い、の、一言。


いやー、ウマかった。ビックリした。
半ば、茫然としてしまった・・・

続いていただいた、黒ホッピー、白ホッピー、ともに、抜群!
(仙人、クロじゃない、シロだよ!などの、店内大合唱(笑)


そのうち、お客さんがドンドン来られて、
店内は立ち飲みどころか、入りきれない状態。

レビュアーさんと共に、外の開放廊下に出て、
大岡川の心地良い川風に吹かれつつ、
夜空の下、遠くのネオンや、たゆたう川面を眺めながら
オープンエアでグビグビ呑むホッピーも、
また、気持ちよく、かつ、美味し。

いやー、面白いお店だわ、って、
店内に戻ると、バックバーの棚の上段に、
この店には不似合いながら、
私には、よく見慣れたお酒のビンがあるコトに気がつきました。

櫻正宗の上撰の小瓶。

仙人に、聞いてみると、威儀を正されて、
「この街で商売する以上、武蔵屋さんへの尊敬・リスペクトは、必須です!」
とのお答え。
その心意気や、良し!

これだけハイレベルな美味しいホッピーが、
一杯500円(リアルハーフは700円)で飲めて、
全てのお客さんに対して、温かいウェルカムの姿勢があれば、
入りきれないほど、ドンドンお客さんが来るのは、
ある意味、当たり前かも知れません・・・

この9月で、開業以来10周年を迎えられた、こちらのお店。
類い稀なるほど極上のホッピーを恒常的に供することに、素直に驚かされ、
店主である仙人のキャラクター・人柄を、
こよなく愛する常連・ファンの皆さんの層の厚さに、
このお店の魅力を、実感させていただきましたね・・・

また、HPを拝見すると、我が家と同じように、
介護の必要な親族がおられる御様子。

飲みたくもなるお気持ちも、少しはわかるような気がしますね・・・

どうか、お体に気をつけられて、
抜群に美味しいホッピーを、これからも飲ませてやって下さい。
今度は、カミさん連れて飲みに来ます・・・(笑)

  • リアルハーフ 激ウマ!! 黒と白が実際に二層二色になっています。

  • そのリアルハーフ専用のコースター 背景が白いので、色の差がよくわかります

  • 左から サーバーの白、マンモスジョッキ(仙人用)の黒、サーバーの黒

  • 開店10周年記念限定セット、だそうです

  • アンドン(開店後、点灯済)

  • 店の前の通路 川風に吹かれて飲むのも美味し!

  • 仙人のお店への階段 なんとなく日活風(笑)

  • アンドン まだ下で飲んでて点かないバージョン(大笑)

  • 左に同じく。

  • 奥の棚の上段の、櫻正宗上撰のビン。

2013/06/18 更新

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