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地上345m で〜乾盃〜♬
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お箸が入ったセッティング
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小石に見立てたアミューズ
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〜の中に!海老と帆立!!
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ツブ貝の柔らか蒸し
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窓からは・・この景色〜♬
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2色のソースでフォアグラ
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正面方向が東京湾
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仔牛のロティとトリュフ
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ディズニーランドから〜
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花火が上がりました
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@8:30pm
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和の器でシャンパン・ゼリー
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デセールは完璧な和の世界!!
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リンゴのタルト・タタン仕立て
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ごちそう様でした〜 ♡
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なんというラッキーな日だったのでしょう〜〜♬
天望デッキからの眺望を満喫後 スカイツリーカフェ
→もう一度高速エレベーターに乗り天望回廊を歩いて
最高到達点は地上451.2メートル!! 帰りのエレ
ベーターが停まったのがスカイ・レストラン634の
あるフロアー345でした。要予約で一ヶ月前からイ
ンターネットと電話で予約ができますが、とにかく予
約がなかなか入らないことで有名〜でも、せっかくお
店の前まで参りましたので予約状況でも伺って帰りま
しょうか・・レセプションで対応してくださった方か
ら予約状況についてお話を伺っておりましたら奥から
マネージャーらしき方が出ていらして ”もし本日これ
からで宜しければキャンセルが出ましたのですぐにご
案内できますが!” キャー!!お願い致します、とい
う夢のような流れで〜♬ 東京タワーの左に東京湾が
広がる窓際のテーブルにご案内していただきました。
グラスのシャンパーニュはボネールのブリュ、634
のオリジナル・ラベル(¥1575)と20年の歳月
をかけてデルモンテが完成させた ’一年に一度しか味
わえない’ トマトジュース:天空のトマト ’インカ・レ
ッド’ で乾盃〜♬ (ちなみに、このトマトジュースを
キール・ロワイヤルのようにシャンパン・カクテルに
した ’トマト・ロイヤル’ なるものもありました!!)
インカ・レッドはサラッとしていて余り酸味を感じな
いトマトジュースでしたので美味しいオリジナル・シ
ャンパン・カクテルになるのかも知れませんネッ!
コースは2種類:粋(¥12600)と雅(¥157
50)で〜違いは '粋' には3皿目のフォアグラのソテ
ーとアヴァン・デセールのシャンパン・ゼリーが付か
ないところで後は全て同じアイテムでございます。粋
も雅もスカイツリーのイルミネーションのテーマ・カ
ラー:粋は隅田川のブルー、江戸の心意気にかけた粋
で雅は伝統の江戸紫、優美な美意識を表現していて〜
2013年12月2日〜雅のコースは以下の通り
1. アミューズ
2. ツブ貝の柔らか蒸し
3. フォアグラのソテー
4. 鮃のベーコン包み焼き
5. フランス産仔牛のロース
6. シャンパン・ゼリーとカンパリ・オレンジ
7. デセール
8. ミニャルディーズ /カフェ
まず!一皿目の黒い小石に見立てたアミューズに感動
致しました!!このコースで思わずキャーって声を上
げてしまいそうになるのが、この一皿目とデセールの
見事なプレゼンテーション〜♬ 完璧な和の世界で一
分の隙もなく見るものを魅了します。最初この黒い小
石は飾りの(本物の)石だと思ってしまったほどリア
ルで!!小石の表面には艶があり、竹炭を衣に混ぜて
黒の色を出されるとのお話ですが、実に見事!!余り
にも見事で絵画を鑑賞するように暫く見惚れてしまい
ました。お皿を石庭に見立てた水墨画のようなモノト
ーンの世界・・枯山水を見ているような、まさに63
4のシグネチャーたる逸品。小石の中に海老と帆立の
すり身が入っているのですが、それぞれの質感が感じ
られる絶妙な粗さで完成度の高いスターターとなりま
した。二皿目のツブ貝の柔らか蒸しは〜柔らかさの中
に気持ちのよい歯応えと食感を残した蒸し加減で微か
に渋みを感じる竹炭のソースと滑らかな肝のソースで
オクサリスとヨーグルトのピューレと共に・・フィニ
ッシュは間違いなくフレンチです!!
ワインはグラスでルイ・ラトゥールのグラン・アルデ
ッシュ〜シャルドネ(¥1470)をいただきました。
ワイン・グラスこそ世界共通のワイン・グラスですが、
パンのお皿、バターのお皿も含め〜すべてが和のテイ
ストで統一されていて〜お料理だけでなく、お料理を
引き立てるお皿とのハーモニーが愉しめる634のコ
ースは本当に素敵〜 ♡ ぜひ外国人のお客様をお連れ
して日本の食の美学とは何かを味わっていただきたい
と思いました。フォアグラのソテーはカカオのソース
とトウモロコシのムース添え〜フォアグラの表面はカ
リッと中はふわっと、信じられないほど軽い食感〜♬
フォアグラにシャトー・ディケムとか貴腐ワインとか
甘いものを添えるのは定石ですが、チョコレートのソ
ースだけでなく、コーン・スープをムースに仕上げた
ソースを添えたところに和を演出するお味を感じます。
鮃のベーコン包み焼きはズッキーニのソースにパルミ
ジャーノが香るシャンパン・リゾット添え〜ソースは
軽快でカラスミが振られ、ベーコンも余分な脂が抜け
ていて鮃を引き立てながらオーソドックスな取り合わ
せの相性が抜群でございます。仔牛のロースはロティ、
トリュフと舞茸のボルドレース添え〜♬ フォルムが
美しいナイフが〜この時だけ(お肉を切る)滑って切
りづらく感じましたが、難はそのくらいで本当にどの
一品も〜♬ 完璧な火入れで堪能させていただきました。
牧村直哉シェフは1967年生まれ〜10代からフレ
ンチ修行を始め代官山のメゾン・ポール・ボキューズ
で総料理長を勤めていらした方ですが、精巧な技術だ
けでなく、彼の研ぎ澄まされた感性と美意識の高さが
一品ごとに花開き〜♬ コースの合間に窓の外に目を移
せばそこに広がる地上345メートルから見る東京の
夜景〜♬ 溜息に次ぐ溜息で〜和の器に入ったアヴァン
・デセールのシャンパン・ゼリーのお時間になります。
これがまた!ボネールそのものをジェロの形でいただ
いているかの如く!シャンパンが生きている逸品で〜
ここまでで2時間近くたっているのですが、実はアッ
と言う間に8:30pm・・ディズニーランドの花火を
見ながらのデセールもまた格別なり、で・・リンゴの
キャラメリゼ〜タルト・タタン仕立てを愉しませてい
ただきました。そして今宵のディナーのミニャルディ
ーズでアミューズの時と同じくらい感動致しましたの
が〜この小菓子のプレゼンテーションでございました。
ご覧になってくださいませ!!このプレゼンを見て和
菓子を連想しない日本人はいないと思います。私は京
都の嵐山吉兆で ’まるでお漬けもののように’ 盛りつけ
られていた水菓子(デザートの果物)に魅せられた時
のことを思い出しました。お見事!!シェフの美意識
と遊び心が申し分なく表現された ’お茶と和菓子のセ
ット’ で締め括る634のコース・ディナー〜♬ 私達
のお隣のテーブルでは東武系列の役員と思しき方々が
会食をされていらっしゃいましたが、さすが!東武鉄
道の社運をかけた天空のレストラン634〜♬ レス
トラン運営だけでなく、1F エレベーター・ホールか
らパーキングまで私達と一緒に歩いてご案内してくだ
さった方も東武鉄道ご出身・・社員全員が一丸となっ
て東京の空の上から ’新日本料理’ を発信されてゆくの
ですネ!完全予約制ですので窓際のテーブルを確保さ
れるまでが ’ひと仕事’ になりますが苦労は必ず報われ
ます!ゆったりとしたレイアウトですので壁際のテー
ブルからでも夜景は充分愉しめます。ぜひ一度〜♬
天空で味わうサプライズ・コース!お薦めです!!