4回
2020/03 訪問
満開の桜を愛でるコース ’和み’
立春過ぎに6年振りにランチでおじゃまして桜の古木に感動〜♡
満開の桜に見送られて天国へと旅立ったレイチェル十三回忌の日
にディナーで予約〜’おまかせ会席・和み’(¥6800)にプラス
¥800で土鍋炊き込みご飯(フグか鯛で鯛〜♬)を付けてお願
い致しました。ドリンクは前回も美味しかった温かいノンアル甘
酒と南仏のシャルドネ(2018年ペイドックのクロワザード・
レゼルヴ ¥3800)2019年第23回ベルリン・ワイン・ト
ロフィー受賞したシャルドネはゴールデン・イエローでレイチェ
ル色〜♬ クーラーが素敵な陶器で田らしくてお洒落ですネッ!
季節の前菜は牛乳と白ゴマで作る名物みねおか豆腐に蒲鉾の削り
節と田ではキャビアと呼ばれるアンコウの卵の塩漬けを載せたも
の、桜エビが載った金時草、生たらこを葛で寄せたものは蛤の器
で供されました。この一品はたらこの粒々が心地よく、金時草の
お浸しはシャキッとした食感がありながら〜ねっとりと濃厚な味
わいで器に紫蘇色の水気が残ります。前菜三品の後は前回同様〜
岩海苔を載せた茶碗蒸し、お造りは鮪、蟹、石鯛〜♬ 石鯛をお
刺身でいただくのは初めてでしたがコリッとした歯応え〜焼物に
した方が身の甘さが感じられますが石鯛とは贅沢な一品! 続く
煮物は初もので筍〜焼物の鮭には桜の花が添えられました。圧巻
は天ぷらで、お庭と多摩川で採れた春を告げるつくし、のびる、
こごみ、蕗の薹に桜エビと三つ葉、牛蒡のかき揚げ〜♬ この一
皿と土鍋の鯛めしだけでも価値あるディナー・プライスでござい
ます。前回も敷地内で採れた蕗の薹、こごみ、明日葉の天ぷらが
出て感激致しましたが此の日クルマを下りる直前パパに仕事の電
話が入りママとベアトリーチェは坂になった田のブロックをぐる
っと一周したのですが敷地の広さと住宅地に立つ立派なお寺の佇
まいに目を見張りました。桜の古木だけでなく棕櫚の木も見事で
歴史を感じます。こごみも蕗の薹も此処では難なく採れそう〜♬
土鍋で炊かれた鯛ご飯には桜色の花びら大根のお漬物、とろろと
アサリが入った若布のお味噌汁が添えられて私達は一膳ずついた
だきました。残った鯛ご飯はおにぎりにしてくださってデザート
は桜餅の他に敷地内で採れた ’たんかん’ のゼリー&マスカルポー
ネがあって最後まで田らしさが味わえる ’和み’ コースでございま
した。田では定期的にジャズのライブを入れていらっしゃいます
が此の日ちょうど私達がおいとまする7:30pm 頃から予定さ
れていたライブは中止になり時々お電話が鳴っていましたのでお
問い合せだったのかもしれません。樹齢80数年の古木の向こう
に夕陽が沈む前の満開の桜と美しい水仙を愛でることができ、昔
アンジェリーナの写真を撮った懐かしい犬の置物の前で一歳にな
ったベアトリーチェの写真を撮って貸切になったディナー後〜夜
桜に見送られて家路に着きました。今年はレイチェル、アンジェ
リーナと2代続けて毎年お散歩を楽しんだ目黒川沿いを歩く(年
々人が増えて昨年は300万人)ことはありませんでしたので田
の桜を愛でることができて・・♡感謝の内に♡
2020/10/20 更新
2020/02 訪問
6年振りの再訪〜♬
お庭も店内も変わっていませんねぇ〜〜♡ 梅のお花が満開です。
2月限定 ’梅花ランチ’(¥3800)に致しましょう〜〜♬ 6年
振りでおじゃま致しました、とご挨拶しますと ”それはそれは・・
令和元年8月1日からランチもディナーもコースのみになりまし
て2月は節分を引きずっております” とオーナー・マダムの変わ
らない笑顔・・季節の前菜には梅の花が添えられて〜カリフォル
ニアの白(¥580)と八海山の温かいノンアル甘酒(¥480)
で如月に乾杯〜♬ 梅花コースは季節の前菜3品→ 茶碗蒸し岩海
苔あん掛け→ 寒鰤照り焼き→ フグですが、鰒ではなく ’福’ 唐揚
げと春野菜の天ぷら→ かに雑炊→ デザートで、結論から申し上げ
まして驚きの ハイCP!お腹いっぱい大満足コースでございました。
前菜は菜の花とホタルイカとウドの酢味噌和え、子持ち昆布に削り
蒲鉾、福の蓋物の中には牛乳と白ゴマで作る温かい ’みねおか豆腐’
のくず寄せが入っていて柔らかい湯葉のような食感で美味〜アンコ
ウのキャビア載せ、温かい白子と若布、続く岩海苔を載せた茶碗蒸
しには蟹、小海老、枝豆、鶏肉が入っていて〜あんかけならでは円
やかな味わい・・器もそれぞれに美しく、窓から見える梅の古木で
はムクドリが梅の花の蜜を吸っていて〜春はもうすぐそこまで〜♬
鰤の照り焼きをポン酢大根おろしで満喫後ふぐの唐揚げと春野菜の
天ぷらの登場となり、春野菜は蕗の薹に此の敷地で採れた ’朝採れ
こごみ’ に蕗の薹、そして明日葉〜♬ なんという贅沢!! 明日葉
の天ぷらで 京都俵屋 に宿泊した時お部屋のベランダで咲いていた
美しい明日葉のお花が甦りました。かに雑炊も、お蕎麦も美味しく、
クランベリーの酢漬が載ったリンゴのゼリー、黒ごまアイス、メロ
ンと最後まで堪能させて戴き・・春の柔らかな日差しを感じる ’サ
ンルーム’ でゆっくり〜♬ 至福のランチ・タイムでございました。
お庭に面したダイニング・ルームの窓際テーブルでは 'お食い初め’
の10名ほどの正装グループが皆様ゆっくりお祝いの席を楽しんで
いらっしゃって(お食い初め膳:鯛の尾頭・土鍋炊き赤飯二合付き
¥5800)先客でいらした反対側の女性二人組も私達がチェック
をお願いした後もお喋りを楽しんでいらっしゃいました。顧客の年
齢層が高いのか、メニューには特別な日の大人のお祝い会席として
結婚記念日、お誕生日+還暦、敬老の日などに寿(要予約 ¥100
00)のご案内がありました。創作和食と書いてありますが田のお
料理は純然たる和食で '創作和食' と言うとカフェ・バー的なお店で
’ちょっと訳のわからない’ フュージョンな ’和’ が連想されてしまい
ますので田ではわざわざ創作とつけなくてもよいのでは、と思って
しまいました。ふぐの調理免許をお持ちのシェフがいらっしゃる和
食店でご謙遜し過ぎではないかしら・・帰りはお玄関前までお見送
りがありクルマを停めた時に気になった桜の古木のことを伺ってみ
ましたら〜敷地にあるお寺のご住職が小学生の時に植えられた桜だ
そうで樹齢は80年以上・・♡ 素敵な和食でゆっくりお花見ランチ
できたらいいですネ!
2020/03/08 更新
2014/01 訪問
本当にワン OK〜♬
(2014年1月)
アンジェリーナが孫のように可愛くてしかたがない恩師との一年振
りの再会 ♡ ディナーは ’できる限りアンジェリーナと共に〜♬’ な
もので暖かく落ち着ける田? と思い、一週間前にお電話で予約を入
れました。前回はなかった鯛めしが当日いただけるか否やを伺って
みますと ”鯛めしは鯛のカマのよいものがないとお作りできません
ので仕入れておきます" と、マダム・・ありがとうございます!!
まず最初に鯛めし(2合 ¥2500)をお願いして和風シーザース
(¥780)出汁巻き卵(¥680)海鮮茶碗蒸し(¥680)昨
年ファンになった勝沼の藍茜(¥3900)というオーダー。和風
シーザースはジャコ入りで紅芯大根の元気な赤とシャリシャリ感、
出汁巻き卵は手作り感満載で海鮮茶碗蒸しには雲丹、海老、蟹、若
布が載っていて〜♬ 器も美しく、それぞれに楽しめました。前回
も感じましたが、やはり此処は地元のお客様に愛されているお店で
この土曜日はお子様連れのご家族 x2とカップルで賑わっていて〜
最初空いていたお隣のテーブルも小学生の女の子と柴犬を連れた2
世代ファミリーご来店で7:30pm にはワンちゃん OK サン・ル
ームは満席となりました。
鯛めしは虎ふぐの時と同様〜土鍋で炊き込みご飯にされ中落ちと尾
の部分が別皿に盛られて参りました。まだたくさん身がついていま
すから!と前回教えていただいた通り〜お箸で骨から身を外して美
味しい鯛を隅々まで!!お焦げのついた炊き込みご飯と一緒に満喫
させていただきました。自家製ぬか漬け盛り合わせ(¥680)。
1月20日・21日・23日の3日間は北海道の味覚まつりだそう
で〜たらば蟹のサラダ、ホッケのお刺身(これは珍しい!!)蝦夷
鹿鍋、蝦夷鹿鍋のお汁でいただく手打ち蕎麦など(お一人様 ¥45
00)楽しそうですネッ!お近くの方いかがですか? ワンちゃん連
れでなくても、もちろん OK ですよ〜♬(今回の写真は最後の8枚)
(2013年10月)
本当にワン OK〜♬ で、よろしいのかしら? という佇まいの和食の
お店でございます。なんと申しましても〜深沢のお寺の境内の中に
建つ一軒家でございます。お店のエントランス前には〜深沢小学校
発祥の地という石碑まで建っております。クルマで僅か10分ほど
の距離にある五大も和食でワン OK〜♬ でしたが店内までではなく
此方は店内まで本当にワン OK〜♬ でございました。但し、要注意
!!ワン OK〜♬ は僅か2テーブル!!ぜひぜひ、ご予約のほど!
私達がおじゃました平日の6pm は午後から雨という日で、小雨が
降っていましたがサンルームのような設えのワン OK〜♬ コーナー
は7pm 前に1カップル+チワワちゃんご来店で満席となりました。
ガラス越しに鬼瓦やお手入れの行き届いた小さなお庭が見えて〜♬
店内にはキーボードとベース、ジャズのライブも定期的に行われる
のだそうです・・なので、お酒に合う肴的なアイテムもたくさんあ
って、且つ、お刺身盛り合わせ、天ぷら盛り合わせ、海老しんじょ
う、銀だら西京焼、和風シーザース、ジャコと大根のサラダ、和風
ビーフ・シチュー、黒毛和牛ステーキと至れり尽くせり〜♬
シャトー・メルシャンの藍茜2011年(¥3900)と温玉納豆
(¥480)揚げ銀杏(¥580)をお願い致しました。めったに
見ない漢字のラベルが美しく新鮮です!!お味も〜〜♬ 日本で収穫
されたブドウ100%、長野県産メルローと山梨県産マスカット・
ベリーA をバランスよくブレンドした国産ワインは円やかで熟成香
が素晴らしく!!日本のワインってこんなに美味しくなったんです
か!という驚き〜♬ オーナー・マダムから経堂で20年、ここへ
来て5年半になります、と伺い、檀家さんでいらっしゃるのですか
?と伺ってみましたら〜そうではなく、以前もここはフレンチ・レ
ストランだったみたいですよ〜というようなお話を伺いながら・・
名物土鍋炊きご飯のことはすっかり忘れ・・などということはあり
ませんが、ご注文より30分はかかりますというお断りのことはす
っかり忘れ・・楽しく時間が過ぎて〜今年の初物!とらふぐが土鍋
炊きのご飯となって登場でございま〜す!!
ご飯を炊いた時のとらふぐ(虎河豚:全長70cm、胸びれ後方に
周囲が白い黒青色の大斑があり卵巣と肝臓に強毒を持つ最高級ふぐ)
の中落ちも!どうぞ召し上がってくださいませ、と別皿に盛られて
来ました。まだ骨の周りにたくさん身がついています。宮崎日向灘
直送の虎河豚でございます(とらふぐ会席はお一人様 ¥9800)
なんという贅沢〜♬ 実は、土鍋炊きのメニューを拝見させていた
だいた時の私達の第一希望は鯛めし飯でしたが、この日はご用意が
ないとのことで(鯛めし2合 ¥2500・3合 ¥3350)とら
ふぐ飯(2合のみ・季節限定10月→3月)をお願い致しました。
ふぐと言えばふぐ刺しに始まり→ふぐ皮ポン酢→煮こごり→唐揚げ
→網焼き→ふぐちり鍋という定番のコースでいただくことになりま
すから〜コースの〆ではなく、単独アイテムで土鍋炊きのふぐ飯を
いただけるなんて本当に贅沢!!それだけでも天にも昇るアドベン
チャー気分でございましたが、鯛めしのような繊細な美味しさとは
また違う海のロマンのような、男の夢のような、何かパワフルでダ
イナミックな海の魚の美味しさ、ワイルドで意外にオイリーな感じ、
今まで全く知らなかった新たな ’ふぐの美味しさ’ を初めて土鍋炊き
ご飯で知ることとなりました。最後のお椀はなめこの赤だしで・・
大感激も覚めやらぬままデザートの時間となり〜私達は抹茶のアイ
スクリーム(¥380)とお煎茶をいただいて家路に着くことに致
しました。土鍋炊きご飯は白飯のみ(2合 ¥1800・3合 ¥1
600)もありますので〜お好きな何品かと共に最初にお願いして
おくというのも飯処 田の通な使い方かもしれませんネッ!次回ジャ
ズ・ディナーのご予約(ミュージック・チャージなし ¥3500・
¥5500・¥8500のコース @7pm & 9pm)と並んで〜1
0月27日(日)10am 〜4pm ワン・ラブ in TOKYO 2013
ウォーキング・イベントのご案内が店内に置いてありました。地元
民ではない私達にとって人間と犬が歩く駒沢公園のイベントが田と
どう関わるのか・・謎は深まるばかりではございますが地元の方々
との絆は相当に深沢(深そう、はムリ?)でございます。
境内の駐車場には5台分ほどのスペースがあり、お寺の境内にクル
マを入れて桜の木の下に停めるだけで〜 ♡ 和をいただく前に充分
に和の気分〜柔らかなマダムも接客も心地よく、ゆったりと寛げる
店内ワン OK〜♬ 深沢の和食処 田でございました。
2020/02/18 更新
前回は満開の桜を愛でるコース和(なごみ)を満喫〜♬ 今回は古木
の桜の葉も黄色く色づき始めライトアップされたお庭に秋の気配・・
おまかせ会席の和(¥6800)はプラス ¥800で土鍋炊き込みご
飯を付けることができて此の日のチョイスは鯛 or 松茸〜♬ 鯛飯は
以前いただいておりますので私としては なだ万 の土瓶蒸し以来で
松茸ご飯をお願い致したく・・可愛らしい季節の小物が添えられる
前菜が今回も楽しみ〜♬ 秋三品はサツマイモの裏漉しで作られた栗
と蕎麦の実のお浸し、カニ酢に柿と栗の飾りが添えられていました。
栗は芥子の実で見事に仕上げられていてバターの風味が秀逸、蕎麦
の実のお浸しはエノキとなめこが入ってトロッ〜とした仕上がり〜
お酢加減しっかり〜絶品でございました。茶碗蒸しも蟹入りで贅沢
〜♬ お造りは天然ヒラメ、中トロ、金目鯛の炙りで桜の古木の黄
色い葉が添えられて・・黄色くなっても手にとると桜餅の香り〜♬
煮物は吹き寄せ風の帆立の炊き上げで飾り包丁が入った小ナス、蕪、
銀杏、椎茸と共に〜♬ 主菜一品目は秋鮭の味噌バター焼き、二品目
は揚げ物でレンコンとナスの挟み揚げが美味!! 挟んであるのは海
老真薯ですよ〜♬ 贅沢ですネッ! もう少しかかりますので、とボ
イルしたアスパラを出してくださったり、と細やかなサービス(少
しも待った感じはないのですが!)そして、松茸の土鍋ご飯の登場
となりました。土鍋の蓋をとると松茸の香りがお部屋いっぱいに広
がって至福のひと時・・松茸だけでなく、筍、白身魚、鶏も入って
いて松茸もたっぷり〜♬ 秋の炊き込みご飯を堪能させて戴きました。
お味噌汁はアサリ〜デザートは栗のアイスクリーム、マスカルポー
ネが載った自家製小豆にシャインマスカット!! 今回ワインは南仏
のシャルドネからチリのシャルドネ(テッラ・ヴェガ2018年 ¥
3800)に変わっていましたが・・香りの広がりが少なめながら
味わいに遜色はなく前回も白ワインでいらっしゃいましたよね?と
覚えていてくださってチェックの時ご主人がご挨拶に・・敷地のお
寺のご住職とご縁がおありで此処に田をオープンされて13年〜そ
の前は経堂で、とのお話。前回も今回もたまたまディナーは私達だ
けでベアトリーチェとゆっくりさせて戴きました。愛犬と一緒に店
内で和食が、しかも!グレードの高い和食をコースで愉しめるレス
トランは東京広しと言えども田オンリーではないでしょうか? 四季
の移ろいを感じるお庭の木々を愛でながら季節の恵みを味う深沢の
隠れ家 ’田’・・お薦めでございます。