呑んだ暮れ日記　大阪新福島　韓国食堂 入ル編　～美味しくてビジュアル良しの参鶏湯～ : 韓国食堂 入ル

この日は気心が知れた呑んだ暮れ仲間との月例の集まり

食べて見たいジャンルや行って見たい店を各自が提案して店の候補を挙げて

その中から､メンバーの予定と店の予約状況の兼合いで店を決めているんです

１月は皆さん多忙だった為に､日程調整がつかずに未開催

２月は神戸の人気焼肉店系列の『あまがさき ポッサムチプ -２９-』

３月は季節に応じて天然の食材を愉しめるお店『天然鳥獣山菜魚料理 山女庵』

４月は美味しい韓国料理､特に参鶏湯が愉しめる新福島の『韓国食堂 入ル』

韓国調理技能士1級の免許を女性で初めて取得したスーパーオモニ直伝の

美味しい丸鶏を使った参鶏湯が愉しめる韓国料理店です

『もつ焼のんき』で軽くフライング呑みしてからお店へ向かいました


●思ったよりも品数が絞られています

　■韓味一女将直伝の自家製キムチ
　　・白菜キムチ　８００円/ハーフ５００円
　　・大根キムチ　８００円/ハーフ５００円
　■自家製ナムル各種
　　・もやし　８００円/ハーフ５００円
　　・ほうれん草　８００円/ハーフ５００円
　　・徳島産わかめ　８００円/ハーフ５００円
　■入ルのチャプチェ　７００円
　■和牛のプルコギ　１０００円
　　・チシャ追加　４００円
　■蒸し豚
　　・大(８枚)　１２００円
　　・中(６枚)　１０００円
　　・小(４枚)　６００円
　■サムギョプサルの豚キムチ　９００円
　■生センマイ　９００円
　■キンパ　１本４００円
　■韓国海苔の佃煮　５００円
　■入ルのポテサラ　５００円
　■韓国のり　３００円
　■チャンジャ　５００円
　■入る特製活きワタリガニのケジャン　時価
　■水タコの踊り食い サンナッチ　時価
　■韓味一の参鶏湯　１人前 １２００円

【マッコリ】
　■丸マッコリ(日本)　ボトル３０００円　グラス８００円
　■福順都家 ボクスンドゥガ(韓国)　ボトル４０００円
　■二東 イードン(韓国)　やかん２０００円　グラス６００円
　■ホームランマッコリ(日本)　やかん２６００円　グラス７００円
　■ももバナナマッコリ(韓国)　ボトル２０００円　グラス６００円

【韓国焼酎】
　■眞露　大ボトル２５００円　小ボトル１５００円　グラス６００円
　■チャミスル　ボトル１５００円
　■ジョウンデ　ボトル１５００円
　■龍拳　グラス８００円

　※他にもビール､チューハイ､ソフトドリンク等も在ります


●美味しくてビジュアル良しの参鶏湯

　ビールを嗜まない小生は､先ずはチャミスルをロックで
　その後は､何種類かのマッコリを呑みました

　■お通し　水菜のナムル
　　鍋料理以外の水菜食べ方で１番好きなのがナムルなんです
　　自宅でも時々作って食べてます
　　程よいムンチ加減で水菜がシャキシャキの歯応えです
　
　■韓味一女将直伝の自家製 白菜キムチ
　　よく漬かっていて酸味の在る好みの味わい
　　辛味もそこそこ在ってチャミスルをグビグビ進みます

　■自家製もやしナムル　
　　水菜もそうですが､絶妙なムンチ具合なんです
　　胡麻油の風味がよく効いて美味しいナムルです

　■入ル特製活きワタリガニのケジャン
　　この日の主役が参鶏湯ならば､準主役級の活けのケジャン
　　残念ながら､アレルギーなので食べていません

　■活水だこ サンナッチ
　　サンナッチは｢生きたタコ｣の意味
　　店先の水を張ったケースに入れられている活けの水タコを
　　ぶつ切りにして､胡麻油､塩､コチュジャン等で合えて在ります
　　皿の上ではまだ動いているんです
　　これもケジャン同様に､この日の準主役級の一品ですが
　　残念ながら､アレルギーなので食べていません

　■生センマイ
　　普段見掛る生センマイよりも色彩が淡く､丁寧に下拵えされているのが判ります
　　塩胡麻油で戴きますが､クセが無く美味しく食べる事ができます
　　これもお勧めです

　■福順都家 ボクスンドゥガ
　　通の間では有名なソンマッコリと云われる手作り製法のマッコリです
　　まだまだ､日本での流通は少なく､扱っている店も多く在りません
　　韓国の蔚山市蔚州郡のキム ジョンシク､パク ボクスン 夫婦によって
　　昔から伝えられきた伝統的な醸造方法を守り､その年に合鴨農法で生産された
　　100%国内産の新米から造られる､家釀のようなマッコリです
　　自然に発生する天然の炭酸が清涼感と味わいを高め､飲みやすさを与えてくれます
　　また､栓を開ける時に容器を振らなくても､自然にマッコリが混ざるのが特徴です

　■入ルのチャプチェ
　　韓国春雨を炒めた韓国料理の定番のひとつ
　　太く食感の強い春雨を胡麻油を効かせて炒めて在ります
　　肉野菜がたっぷり入っているイメージの料理でしたが
　　此方では､殆ど春雨って感じで､食感を愉しめる感じの一品でした

　■和牛のプルコギ
　　程よい塩梅に仕上げた､これも韓国を代表する料理のひとつ
　　焼肉と云うよりは､すき焼きの肉って感じかな？
　　チシャ菜で包んで食べます
　　柔らかく､甘じょっぱい味わいが染みたお肉です

　■韓国海苔の佃煮
　　日本の海苔の佃煮とは違って､胡麻油や胡麻の風味が効いています
　　熱々炊き立てのご飯にのせて食べたら､食べ過ぎちゃうかも？

　■蒸し豚
　　サムギョプサルで使われる様な脂身を纏った豚肉です
　　蒸して在るのでサッパリとしています
　　コチュジャンベースのタレか塩で戴きます
　　個人的には塩がお勧めです
　　
　■ホームランマッコリ やかん
　　山形県の盾の川酒造が国産米で作った国産のマッコリです
　　やかんで提供されるので雰囲気が在りますね
　　福順都家に比べるとあっさりとしていて呑み易いマッコリです

　■韓味一の参鶏湯
　　韓国調理技能士1級の免許を女性で初めて取得したオモニ直伝
　　鶏丸ごと一羽が鎮座した鍋は圧巻ですね
　　刻んだ葱の青色
　　たっぷりのクコの実の赤色
　　鶏の上に盛られた錦糸卵の黄色
　　彩が綺麗です
　　何となく女性的な鍋料理って感じがしました

　　煮上がって行く毎に､鶏の香りが鼻孔を刺激します
　　ひと口スープを食べて見た衝動が・・・

　　頃合いを見計らって､店長が､箸を１本ずつ手にして解してくれます
　　箸だけで解れる程に柔らかく仕上がってます
　　アッと云う間に分解完了！
　　小鉢によそって､中に詰められていたもち米や朝鮮人参と一緒に食べます
　　鶏の風味と優しくて深い味わいが口の中で広がります
　　体の芯から温まる感じです
　　夢中で食べてお腹が膨れてしまい､マッコリは途中で中断(笑)
　　参鶏湯を存分に堪能しました！


●最後に

　加齢と共に焼肉を食べる機会は激減してきていますが
　こんな感じ韓国料理だった､結構､食が進みます
　以前お邪魔した時に比べると､メニューのアイテム数は､かなり絞られていましたが
　参鶏湯がメインでって考えると十分満足できる内容のラインナップかも知れません
　手軽に韓国料理って時にお勧めのお店です

　外出中だった若きオーナーが､わざわざ戻ってきて挨拶してくれた事にも感謝です
　ご馳走様でした！

この日はグルメな友人のお誘いで新年会へ

久し振りの韓国料理です

しかもメインは鶏丸ごと一羽の参鶏湯

今まで参鶏湯って食べた事は在るんですが､鶏丸ごと一羽は初めてなんです

お店は新福島の人気韓国料理店『韓国食堂 入ル』って事で

ランチ抜き､フライング呑み無しの万全の態勢で足取り軽やかにお店へ向かいました(笑)


●新福島の路地裏の人気店

　お店は注目のスポットで在る新福島界隈
　人気のラーメン店『烈志笑魚油 麺香房 三く』の西側エリアの路地を入った辺り
　長屋風の古民家をリノベーションして何軒かのお店が入った一画です
　お隣は人気のラーメン店『らーめん 小僧』
　少し判り辛い場所なので､取敢えず『三く』を目指しましょう！

　店内は､１階がカウンター８席､２階がテーブル席で最大２０名様まで
　我々は２階を貸切らせて戴きました
　古民家をリノベーションしているので､特に１階は窮屈感が在るかも知れません

　此方は鶴橋で1977年創業の老舗韓国料理店『韓味一』の姉妹店
　本店創業者は､韓国調理技能士1級の免許を女性で初めて取得したスーパーオモニ
　そのオモニが考案したオリジナルの韓味一の参鶏湯を堪能する事ができます


●品数豊富なナムルや料理

　この日は呑み放題プラン！
　韓国料理と云えば､韓国焼酎のチャミスルやマッコリが定番
　ビールが苦手な小生は乾杯からマッコリで・・・
　マッコリは昔懐かしいヤカンで提供されます
　この日は､このヤカンを何個分呑んだんでしょうねｗ

　料理は品数豊富に次から次へと登場しました！

　■韓国海苔
　　食べ慣れたやや油分と旨味成分がコーティングされた海苔です
　■白菜キムチ
　　漬かり加減も程よく酸味の在る好きなキムチの味わいです
　■大根キムチ
　　白菜同様に酸味の在る味わいが好み通り
　　マッコリが進みます(笑)
　■胡瓜キムチ
　　白菜や大根に比べると浅漬けです
　　サラダの様なキムチ
　■豆もやしナムル
　　ナムルの定番
　　欠かす事の出来ない好きなナムルです
　■ほうれん草のナムル
　　これも定番ですね
　　歯応えの少し残った絶妙なムンチ具合です
　■ワカメのナムル
　　参鶏湯以外でこの日１番のヒット料理
　　ワカメのナムルって初めて食べましたが､美味しいのなんのって
　　自宅で真似してみましたが､水で戻した乾燥ワカメではイマイチでした
　　今度､生ワカメを手に入れて再挑戦してみたいと思っています
　■済州島産 モンのナムル
　　モンはホンダワラという海藻の事の様です
　　まぁホンダワラ自体知りませんが(汗)
　　済州島のご当地料理のモングックに使われる様です
　■ネージャンポックム
　　鳥の砂肝をタレで炊いたもの
　　柔らかめ食感が大半の中で唯一噛み応えの存在感を表していました！
　■チャプチェ
　　馴染みの深い韓国料理のひとつ
　　唐麺(タンミョン)と呼ばれる韓国春雨を柔らかく戻し
　　肉や野菜等と炒め合わせた料理
　■緑豆チヂミ
　　韓国語ではピンデトッ
　　食べ慣れてるチジミの様な薄さでは無く
　　表面はカリッと､中はふわっとした食感で厚みの在るチヂミです
　　小麦粉を生地にする一般的なチヂミとは違って､水でふやかした緑豆を挽いたものを使ってます
　　ほのかに豆の香りがするのはそうい事なんですね
　■カルビチム
　　チムは蒸すと云う意味の韓国語
　　骨付き肉を醤油や 砂糖をベースにした甘辛いタレで長時間蒸し煮にした料理
　　どことなくどて焼きに似てるかも？？
　■水餃子
　　韓国では餃子の事は饅頭(マンドゥ)と呼ぶそうです
　　もちっと厚めの生地なので､確かに餃子と云うよりは
　　饅頭(マンドゥ)の方がしっくり来るかも知れません

　■韓味一の参鶏湯
　　鶏丸ごと一羽が鎮座した鍋は圧巻ですね(笑)
　　刻んだ葱の青色
　　たっぷりのクコの実の赤色
　　鶏の上に盛られた錦糸卵の黄色
　　彩が綺麗です
　　何となく女性的な鍋料理って感じがしました

　　煮上がって行く毎に､鶏の香りが鼻孔を刺激します
　　ひと口スープを食べて見た衝動が・・・

　　頃合いを見計らって､店長が､箸を１本ずつ手にして解してくれます
　　箸だけで解れる程に柔らかく仕上がってます
　　アッと云う間に分解完了！
　　小鉢によそって､中に詰められていたもち米や朝鮮人参と一緒に食べます
　　鶏の風味と優しくて深い味わいが口の中で広がります
　　体の芯から温まる感じです
　　夢中で食べてお腹が膨れてしまい､マッコリは途中で中断(笑)
　　参鶏湯を存分に堪能しました！


●最後に

　流石にグルメな友人がチョイスしたお店です
　料理の美味しさと店長のホスピタリティとで愉しいひと時を過ごす事ができました
　普段呑むと食の方が疎かに成りがちですが､この日は真逆
　酒をセーブしてまで､料理にガッついていましたからねｗ
　兎に角､大満足でした！

　企画してくれた友人とホスピタリティ溢れるお店に感謝です
　ご馳走様でした！