お手頃だけど本場仕様♪こだわりの詰まった平日限定パスタランチ1,000円 : ヴィルゴラ

◇第3回目訪問（2019年7月）
前回から約1年ぶりに、本格イタリアンのvirgola（ヴィルゴラ）さんへ。
日本橋にあった大人気イタリアン
la ballottaさんのシェフが、2017年に本町駅近くにOPENされたお店です。

外観も内装も相変わらずダンディで
大人の隠れ家っぽい、しっとり落ち着いた雰囲気が魅力的です。

平日のOPEN12時すぐにお邪魔したので
すぐ席に案内されましたが、その後もサラリーマンやOLさんなどが続々と。
お昼からゆったりコースを楽しむ方々も。

ランチは不定休で12:00～13:30（L.O.）
◇ランチメニュー（以下、全て税込価格）

■Pranzo A　1,000円（平日限定）
スープ、パスタ、自家製パン

■Pranzo B　3,240円（おまかせ5皿）
付出し、前菜、パスタ、メイン、デザート

■Pranzo C　6,480円（おまかせ7皿）
付出し、前菜2皿、パスタ、お魚料理、お肉料理、デザート

今回も平日限定のAランチを注文。

◇Pranzo A（平日限定）税込み1,000円
・スープ：えびす南瓜のズッパクレモーザ
・パスタ：グリシャーノ風スパゲッティー二
（パンチェッタと玉葱とチーズのソース）

まずは、凝った仕上がりのスープから。
きちんとシェフが説明して下さいます。

■スープ：えびす南瓜のズッパクレモーザ
夏に嬉しい、たっぷりの冷製スープ。
えびす南瓜を使ったズッパクレモーザ、つまりクリーミーなスープです。

ひんやりサラッと口当たりは軽いのに
えびす南瓜のホクホクした甘味が活きる、お手本のような南瓜スープ。

アクセントを加えるのは黒胡椒と
シナモンパウダー、香り良いオイル。
飲み終わる頃には、酷暑の汗もスッと引くような清涼感溢れる1皿。

スープの後、15分ほどでパスタが到着。

■グリシャーノ風スパゲッティー二
（パンチェッタと玉葱とチーズのソース）

少し細めのスパゲッティー二に
甘味の詰まった玉葱と、ゴロリと存在感のあるパンチェッタがゴロゴロ。
表面には、たっぷりの粉チーズが贅沢～

見た目はシンプルだけど、味は濃厚♪
トロリと甘い玉葱に、お店で燻製をかけたという自家製パンチェッタの旨味がすごい！

このパンチェッタがまた独特で
角煮のように奥深い旨味で、ホロリと崩れるなんともリッチな味わい。
その旨味が出たオイルや玉葱の甘味に
チーズのコクや白ワインの香りが華やかに重なって、なんて芳醇な美味しさ！

お聞きすると、「グリシャーノ」というのはイタリアの村の名前だそう。
ローマと反対側の海沿いにある村で
古代ローマ街道の「塩」の道にあるそう。

現地では豚のほほ肉を使うグアンチャーレと、すりおろしたペコリーノチーズを
パスタにからめ、パンチある1皿に。
これに、トマトを加えれれば「アマトリチャーナ」になるらしく
アマトリチャーナの原型パスタだそう。
お手頃ランチなので、こちらでは（グアンチャーレの代わりに）パンチェッタ使用とのこと。

前回いただいた「ヘルシーな？カルボナーラ」と、材料的には似ているけど
全く違った表情のパスタで大満足！
シンプルな素材でも、現地に行ったかのような味わいをランチで楽しめました。

■自家製フォカッチャ
丸く大きく焼いたフォカッチャを、ケーキのように切り分けていて
以前より、しっとり＆ふわふわな気が？
底はカリッと香ばしく、表面にはオリーブオイルと塩がジワッとしみ込み
単体で食べ続けたくなる美味しさでした。

シェフお1人で、コースランチと同時に調理されるので提供はゆっくりですが
確実に美味しいパスタに出会えるお店です。
さらに独創的なお料理が楽しめそうな、コースランチも試してみたい！

ごちそうさまでした！

日本橋にあった大人気イタリアン、la ballottaさん。
現在は閉店されていますが、6年程前に
シェフのお任せランチを食べようと、お邪魔したことがありました。

そのla ballottaさんのシェフが新しく
本町駅近くにオープンされたのが、,virgola（ヴィルゴラ）さん。
お手頃な1,000円ランチを目当てに初訪問。

外観はレンガ造りで、モダンなカッコ良さ。
お店の前にランチの看板は出ていますが
けっこうシンプルな外観なので、この建物で合ってる？と一瞬迷います。
2つ並んだ扉の左側が、お店への入口です。

扉の奥は、照明を抑えたレンガの通路、
その正面に、独特な形の流木のオブジェが。

店内は奥行きがあり、重厚でダンディな大人の隠れ家っぽい雰囲気。
シンプルながらも木の温もりを感じます。
余裕を持ったテーブル配置なので、シックなリストランテにいる気分に♪

ランチは不定休で12:00～13:30（L.O.）
◇ランチメニュー（以下、全て税込価格）
■Pranzo A　1,000円（平日限定）
スープ、パスタ、自家製パン
■Pranzo B　3,240円（おまかせ5皿）
付出し、前菜、パスタ、メイン、デザート
■Pranzo C　6,480円（おまかせ7皿）
付出し、前菜2皿、パスタ、お魚料理、お肉料理、デザート

平日12時OPENすぐ入店すると、他1組のみ。
その後、おひとり様やグループなど次々に入店され15分も経たず満席に。
ちなみにPranzo BとCは予約できます。

◇Pranzo A（平日限定）税込み1,000円
まずは、凝ったスープから。
きちんとシェフが説明して下さいます。

■アンチョビとキャベツのスープ
プロボローネチーズのクロスティー二入り

大きめのスープボウルに、トロットロに柔らかく煮込まれたキャベツが。
アンチョビの旨味とキャベツの甘味が合う！

中央には、プロボローネチーズを乗せたクロスティー二が。
美味しいスープが浸みこんだ、ジューシーなバゲットを崩しつつ
もちもちと伸びるチーズをからませて・・
う～ん、美味しい！

チーズは燻製されているそうで、香りが引き立ち味に厚みが出ます。
千円ランチのスープとは思えない仕上がり♪

■自家製パン
自家製フォカッチャは、表面にオリーブオイルがジワッとしみ込み
カリッカリの表面が香ばし～い！
素朴な風味で、パスタのソースに合う！

■コラーゲンたっぷり！牛肉のカネロニ
太い筒状のパスタの中に、煮込んだ牛肉など具をたっぷり詰めて
ホワイトソースやチーズで焼き上げた1品。

薄くなめらかなパスタの中には
赤ワインにシナモンやクローブなど、様々な香辛料で煮込まれた
プルプル＆ホロホロ、深～い味わいの牛肉。

牛すねやスジ肉など色々な部位を使うそう。
まろやかなホワイトソースや、こんがりチーズが重なり本当に美味し～い！
ラザニアとはまた違う、独特の味の虜に♪

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美味しかったので、また別の日に再訪して他のパスタにも挑戦。

◇Pranzo A（平日限定）税込み1,000円
・スープ：じゃが芋のズッパクレモーザ
・パスタ：ヘルシーな？カルボナーラ

この日は12時5分の到着でほぼ満席、ギリギリ最後の1席に案内されました。
12時OPENすぐ、人が殺到する日もある様子。
その後4～5組以上が断られていました。

■スープ：じゃが芋のズッパクレモーザ
イタヤ貝と豆苗のマリナート添え

じゃが芋を使ったズッパクレモーザ、つまりクリーミーなスープ。
トロリとなめらか、上品なじゃが芋の旨味。

イタヤ貝と豆苗はオリーブオイルでソテー。
ソテーのケイパーの酸味が、スープにビビッドなアクセントを加えます。
やっぱりこちらのスープ、ひねりが効いていて毎回楽しい！

■ヘルシーな？カルボナーラ
玉葱のペーストを使ったカルボナーラは
まったりしたクリーミー感は控えめだけど、玉葱の甘味とコクでまろやか～

細めのパスタにソースがトロリとからみ
旨味の濃い厚切りベーコンや、インドネシア産の香り良い粒胡椒がいい刺激。
このカルボナーラ、しみじみ味わい深い♪

玉葱を甘くなるまでしっかり炒めた後に
チキンブイヨンやオリーブオイルで乳化させ、チーズや全卵を合わせるそう。
クリームは使わないので、ヘルシー？と。

ランチはシェフお1人で提供はゆっくりめ。
2回とも最初のスープまで15分、パスタは入店から約30～35分後だったので
時間が短い昼休みだとバタバタするかも？

でも千円でこの凝ったお料理が味わえて、お昼から贅沢な気分に。
おまかせランチコースやディナーなど
さらに独創的な組み合わせが味わえるかも？と、想像するだけでワクワク～
何度も、定期的に通ってみたいお店です。

ごちそうさまでした！