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店名 |
京栄
|
---|---|
ジャンル | そば、かつ丼、うどん |
予約・ お問い合わせ |
06-6441-3436 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
肥後橋駅から410m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
オープン日 |
1996年8月1日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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人気店であります。特に夜。
個性的な店というのはよく使われるフレーズでありますが、ここは相当なレベルに達すると思う。
昼は日替ランチのあるうどん・そば・丼屋、夜は日替定食がなくて居酒屋メニューがある、メニュー・味・値段じたいは平凡なお店であります。
厨房もお客さんもお年を召してる感じなので、味は塩味が強い目かな。
ここのラーメンは日によって違ういろんな具(ありあわせ??)が入ってて、クッパみたいな味がする。
ちゃんぽんが人気だけど、やさしいスープに癒されたい二日酔いの昼に食べたらきつい味だった。
おばあちゃんとおじいちゃんでやってる店なのでありますが、特筆するに価する強烈な個性。
特におばあちゃん。
お:「今日、うどんもそばも日替わりも品切れやねん!」
私:「・・・・え、じゃあ何がありますの??」
お:「丼あるで!」
私:「あの、丼は何が・・・」
お:「親子丼にしとき!おいしいで!」
私:「・・・じゃあそれで。」
何か釈然としないまま食べた親子丼は、普通においしかった。
夜は、このタメ口ババァをお母ちゃんと慕う白髪のいいスーツ着たおっさんたちで満席。
うちの母はもっと若くておっとりしてるけど、典型的な「大阪の母」な雰囲気があるからだろう。
じゃりん子チエの登場人物にいそうな個性であります。
5年前、夜に行ったときはマンガみたいだった。(以下、mixiに書いてた日記から転載)
お:「お食事?」
私:「(どゆ意味??)・・・・酒も飲む。」
お:「はいはい。」
私:「(合ってたらしい。)・・・生中2つ。」
お:「はい、生中2つね!」
私:「・・・。(メニューは?)」
お:「・・・。」
私:「(あ、壁にかけてるやつね)えーと。板ワサと、だしまきと、カツオのタタキと・・・うーん見えん。」
お:「(テーブルの)下にメニューあるで。」
私:「(遅いわ!)」
ねっちゃりした埃だらけのメニューがでてきた。
お:「埃かぶってるやろ!誰も見ぃへんから!」
私:「・・・。刺身盛り合わせと、煮物盛り合わせ。」
お:「600円のやつ、量少ないから、2人やったらもっと多いのがいいんちゃう?ちょっと高いけど。」
私:「じゃ、それで・・・・?(で、何円?)」
お:「大丈夫!うち安いから!」
私:「・・・。」
お:「煮物はまだ作ってへんねん!」
私:「・・・えっと。」
お:「いまからナス煮よか!」
私:「(それって盛り合わせ?)・・・じゃそれで。」
お:「あ、万願寺唐辛子おいしいで。焼いたの。」
私:「じゃ、そっちのほうで。」
厨房のおじいさんの片方がえらく胸板が厚いと思ったら、日本拳法7段の認定証が貼ってあった。
おじいさんが自転車で出前も行くらしい。
出前に行ったおじいさんが帰ってきた。
じ:「冷やしうどん、2コやったんやって。」
おばちゃんが聞き落としてたらしい。
じ:「セットのおにぎりはいっこでいいって。」
おばちゃんが、セットのおにぎりを用意してる。
じ:「だからおにぎりはいらんって。」
お:「昼間は2コやねん。」
じ:「だから持って行ったいっこ差して(この)いっこでいいってゆうてはったの!」
お:「だから昼間は2コで。」
かみあってない感じでありました。
白髪の熟年男性客が、おばちゃんを呼んでた。
客:「おかーちゃーん、ウィスキー水割り。」
おじいさんが、ウィスキー(?)のビンを棚から下ろしてきた。
平たい瓶。
埃をかぶってる。
見たこと無いウィスキーである。
ロゴが読みにくいがレミーマルタンと読めないこともない。
もしレミーマルタンだとしたらブランデーである。
しかも結構、高級だ。
客:「おかーちゃーん、ウィスキー水割りって。」
じ:「それ、それ」
おばちゃんが気づいた。
忘れてたらしい。
栓をあけた。
匂いを嗅いでる。
お:「封を開けた??」
私の推測では、並々と入ってるのに、新品じゃないのを怪訝に思っているっぽい。
たぶん、高級ブランデーの瓶だけを再利用しているのだろう。
また匂いを嗅いでる。
変な匂いしてるのだろうか。
コップにドボドボっていれて、匂い嗅いで、ちょっと多いかと思ったらしくまた瓶に戻してる。
よくわからないところからマドラーを見つけてきて水割りを作った。
お:「濃さわからんねんけど、ゆうてなー!」
薄かったら酒を足し、濃かったら水を足す、という意味だろう。
この店では、ウィスキーは飲まないようにしようと思った。
他の客は、焼酎(いいちこ)の一升瓶を飲んでる人が多い。
氷は製氷機からセルフサービスらしい。
たぶん、それがいちばん安心なのだろう。
ビールおかわりは、ジョッキ交換なしでそのまま同じジョッキに入れてくれる。
おすすめの万願寺唐辛子は忘れられてたけど、思い出してもらって、それも食って、締めに麺類を食おうと思った。
私:「ラーメンとチャンポン。」
じ:「もうないねん。」
私:「えっと。」
じ:「昼で売り切れて。」
私:「両方?」
じ:「両方。」
お:「うどんやったらあるかな。」
じ:「うどんも(さっきので)売り切れた。」
お:「そばやったらある?」
じ:「そばある。」
私:「じゃ、そばで。」
そばを食った。
おいしかった。
いつもおばちゃんコントが見れるとは限らないけど、わざわざ行ってみる価値のあるお店であります。