大エビ３本、食べごたえ充分！！ : 大衆食堂 きよし

こちら、駒ヶ根市は、かつ丼といえば「ソースかつ丼」が当たり前に「かつ丼」
卵とじのかつ丼は、別に用意されていて、主流はソースがけのもの
駅の到着が夜になり、夕食、ホテルに行く途中のこちらへ伺うことに決めていました。

駅からメインの商店街を歩いてまもなく、左側の路地に入ると、すぐわかるお店。
お店の横には、最近こんなもの見てません、というくらいの大きなメニュー看板あります。
写真付代表メニューのってる大きな表示板は、インパクト強し！
目当ての「かつ丼、エビフライ丼」も、確かにあります。

ですが、店頭に「本日貸切！」との張り紙あって「えっ！！何、食事は駄目なのかな？」と思いつつ、
おそるおそるドアを開けて都合伺うと、「少しお待ち頂けるなら…」という言葉でしたので、
ここまで来たからには‥　と、少々の待ち時間は気にせず、待つこと覚悟で店内へ

貸切の表示の紙あったので、食べに来てる個人客は店内には誰もいません。
金曜の夜は、「はなきん」でしょうか？
駅から歩いてくると途中途中に、「貸切」の居酒屋さんがちらほら‥
まさかこのお店まで同様にーシャットアウトーとは思いませんでした。
でも、貼り紙にめげず、覗いてみてよかったぁ～～　♬
とにかく食べれることは確か、問題は「かつ」にするか「エビフライ」にするか、、、

　　　 ■カツ丼　　　　　　　　　　　　950円　　(税込)
　　　 ■カツ丼(上)　　ヒレカツ丼　　　1080円
　◎→ ■エビフライ丼　　　　　　　　　1250円 ←◎
そして ■卵とじカツ丼　　　　　　　　　1030円　と別メニューあり

＊＊＊エビフライ丼に決定＊＊＊
海老好きには、この3本のインパクト、他では食べられないもの、と確信
店内、和風の雰囲気　6人掛けテーブル１　4人席５テーブル
誰もいなかったので店内は静かながら、厨房は奥の宴会用の料理の準備に忙しそうです。

結構、待たされるかな?　と思っていると、程なくして、出てきました。
〖蓋付どんぶりに、みそ汁、香の物〗のセット
蓋の横から、エビの尾、並んで３つ、見えます。　蓋をとってみると、
❝❞圧倒の大きなエビフライ３本❝❞　丼ぶりにこれでもかっ！！　の存在感
≫≫≫うわぁ、看板(メニュー写真)に偽りなし≫≫≫　のもの
最近、こんなエビフライ、それも３本同時に目の前に見たのは、記憶にないです。
(最後はエビの天ぷらの立ち姿が見事な、スカイツリー丼だったでしょうか？)
と、同時に、こんな濃い色合いの衣を目にしたのも久しぶりぃっ
そして、何故か、、エビの横にナスのフライ１切れついてます。
ナスも縦長に切って、エビフライと同じような形で盛り付けされています。
ソースかつ丼につきものの、キャベツのせん切り、敷いてあります。

さて、衣が <きつね色> を通り越しての <赤茶色>　中身は、どんなん？
早速、かぶりつきます。太さの充実感あって、身はしっかり火が通ってるもの、嚙みごたえあり
衣は色が示すように、確かに揚げたてカリッ　　だけど、ソースくぐらせるので、しっとり感でてきます。　
細かいパン粉で、ころもころもしてなくて薄く、フライ特有の衣の層がないもの
よくある、衣の厚さでご・ま・か・しはなく、小麦粉のねっとりしたころもはないです。
ですので、かぶりつくと、すぐエビの身を直に感じて、揚げたエビ独特の風味が口中に広がります。
んんん、エビだぁー　それも久しぶりの太いエビいぃぃーー　

肝心のソースですが、さらりとした衣に染みこむ液状のソース　
ソースといっても、醤油ベースだそうですが、
最初、酸味を感じ、そしてその後に甘味がきて、工夫されたこちら独特のソースと感じます。
ソースベースですと、ご飯との絡み難しく、ソースとご飯？　合わないのでは？
と思いつつ食べ進んでいくと、醤油ベースの効果でしょうか？　普通のソース臭さなく、
間にあるキャベツもそれをフォローしていて、
食べ終えてみると、以外にクセになりそうな後引きのソース

ご飯量もちょうどよく、美味しく完食しました。
希望言えば、遠来客用に「エビとかつのコラボ丼」と称して
1つのどんぶりで両方味わえるメニュー　加えてほしいです。
おいしいもの、一緒に味わえたらいいな、と素直な気持ちです。

みそ汁の味噌は、普通に市販の信州みそだそうですが、豆の粒々お椀に残る味噌で珍しい。
具はわかめと豆腐　豆腐のさいの目、ものすごくこまかったです。

ソースかつ丼、すっか看板メニューですが、こちらの店名「中華料理　きよし」です。
本来は、中華専門なわけですよね。
観光客は、まずソースかつ丼を試食し、
地元人は、きっと中華料理の数々、食べていることでしょうね。