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【北アルプス 燕岳】 燕岳山頂近くの大人気な山小屋です。
槍ヶ岳が一瞬だけ姿を見せてくれました。
燕山荘
もつ煮込み
おでん
ソーセージ
燕山荘ワイン
いちごミルク
夕食
朝食
登山口
こんな道や
こんな道が続きます。
コマクサ
イルカの岩
ゴリラの岩
大天井岳
燕岳
穂高町方面の雲海
下山後に立ち寄った有明荘
天然温泉の露天風呂は最高でした。
(ここから2014,7月)燕山荘
燕岳山頂
憧れの槍ヶ岳
ワインで乾杯~♪
ワインのアテにはこんなのや、、、
おでんなど
雷鳥なんだけど携帯のカメラではコレが限界
虹
ブロッケン現象、なんとなくわかるかな~?
カッコいいでしょ?
夕食
寝床はこんなカンジ
遠くに富士山も登場!
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asakusa777
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店名 |
燕山荘(エンザンソウ)
|
---|---|
ジャンル | 旅館・民宿 |
予約・ お問い合わせ |
090-1420-0008 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
中房温泉より登山道を歩いて4時間。 |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
130席 (燕食堂は最大130人食事可能) |
---|---|
個室 |
有 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、ライブ・生演奏あり |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、夜景が見える |
サービス | ドリンク持込可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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1年ぶりの北アルプス、1年ぶりの燕岳(つばくろだけ)。
ダイエットのために始めた山歩きで、大した経験も知識も無いのに調子に乗って北アルプスの燕岳〜大天井岳〜常念岳縦走をやって、そのあまりの厳しさに自分の甘さを思い知らされたと同時に、息を呑むほどの美しさで山の素晴らしさを教えてくれた北アルプス。
以降、僕と相方はドップリと登山にハマってしまった。
丹沢や八ヶ岳に通い登山を楽しむと同時に行く度にテーマを決めて山歩きの向上に努めてきたのも今年またこの山に戻って来たかったから。
再びこの山を登った時に納得出来れば、次はいよいよ北アルプスの中心部である岩稜帯の峰々にチャレンジ出来る。
槍や穂高や後立山連峰も夢や憧れだけの山ではなくなる。
そう思って燕岳の合戦尾根から雪が消えるのを待った。
7月に入り夏道の殆どから雪が消えたとの情報を得て、早速相方と友人を引き連れて出掛けた次第だ。
北アルプス3大急登の1つである合戦尾根、登山口の有房温泉から山頂まで標高差1300mを如何に登れて如何に降れるか、凄く楽しみだ。
しかし、季節はまだ梅雨、初日は雨だった。と言っても山は街と違ってずっと降り続けてるわけじゃ無い。強く降ったり弱くなったり止んだり、その繰り返しだ。なので雨など気にしちゃいられない。山頂に着いた時の天気の回復を信じて登るのみだ。
登りのコースタイムは4時間50分、休憩を入れたら6時間ってところだろう。これを去年は9時間かかった。
今回僕達が要した時間は休憩を入れて7時間半だった。登りがニガテな相方にとっては些か残念な結果で、もう少し出来ると思っていたとの事だが、そこはやっぱし北アルプス、そうは甘くない。2時間の道を2時間で登るのと、5時間の道を5時間で登るのとでは訳が違う。去年と比べて1時間半も縮められた大進歩だと思うのだが、相方はとても悔しそうだった。
僕のテーマは下りだ。
山の番組などで取り上げられるのはたいてい登りばかりだが、実は下りの方がずっと難しいし危険だ。事故の8割は下りで起きる。膝や腰を痛めるのも下りが殆ど。
膝は痛いし転ぶのは怖いしで、それまでの僕は恐る恐るそろりそろりと降っていた。
しかし、それは間違っていた。行きつけの山ショップのトレランが得意なお兄ちゃんにアドバイスを貰って、以来、トレランとまではいかなくてもスピード下山を試みてきた。
その甲斐あって、コースタイム3時間15分のこのルートを2時間15分で下る事が出来た。僕としては大満足の結果だった。
燕岳は花崗岩で形成されている。ザラザラギザギザした岩肌なので、雨に濡れても滑りにくい。なので僕的には「下り易い山」だと思った。丹沢や八ヶ岳とそこが大きく違うところだ。
期待した山頂での景色だが、今回は残念ながら殆ど楽しめなかった。
雨は止んだがガスは消えず、見えたのは隣の大天井岳くらいまでだった。
去年来た時は槍や穂高の峰々、虹、雷鳥、ブロッケン現象と全て堪能出来た事を思うと残念だが、まあこれも山、去年があまりにもラッキー過ぎたという事だろう。
山頂に行った時はガスが濃すぎて何も見えなかったが、小屋に戻ってサンルームでワインを楽しんでいた時に一瞬だが雲が切れて槍ヶ岳を見ることが出来た。
相方と友人と3人で燕山荘ワインや生ビールや持ってきたテキーラをやりながら過ごした時間もまた楽しかった。
チーズハンバーグがメインの夕食も美味しかったし、まだそれほど混雑していなかった小屋も快適だった。
やっぱし山は良いな〜。
夜、寝る前に外に出てみた。
星空を期待したがやはりスッポリとガスに覆われていて何も見えなかった。
気温は3度、キリっとした寒さに「俺は北アルプスに来たんだな〜」としみじみ思った。
朝食は5時、アツアツの味噌汁が殊の外旨かった。
次はどの山に行こうか、そんな話題が尽きない僕達だった。
(2014,7月)
さて、合戦小屋を出て、目指すは今夜宿泊予定の山小屋燕山荘です。
登山道入り口から合戦小屋までは見晴らしが全く無い樹林帯の中のキツい登りをひたすら登る、まるでシゴキか筋トレみたいな道ですが、合戦小屋を越えて少し歩くと森林限界を過ぎて見晴らしの良い稜線に出ます。
ここで初めて北アルプスの主である槍ヶ岳が姿を表します。
本来なら初めて見る槍ヶ岳の勇姿にそれまでの疲れを忘れて感動する場面なのですが、ワタシ達の疲労度はぶっちぎり状態でとても感動どころではありません。登りに弱い相方は既にゾンビ状態、かくいうワタシもリービングデッド状態、もはや口もきけません。
で、それから歩く稜線を見上げると、そこに燕山荘が見えました。
「見ろ、あれが燕山荘だよ、やっと見えた、あと少しだから頑張ろう」とワタシ、相方は「プルプルプル〜」とゾンビ語で応えてくれました。
でもね、山小屋って見えてからが長いんだよな〜。
歩いても歩いても全然近づかない。稜線の先の山の頂きに確かに山小屋が見えるんだけど、まるで幻のように全然近づかない。
冬山で遭難したっしてニュース、あと2kmで山小屋なのにって思う記事なんかがありますが、山の2kmって都会の20kmに匹敵する距離ですよ〜。ましてや冬で低体温になったら絶望的な距離です。ホント、山っていろいろと凄いです。
合戦小屋から燕山荘までのコースタイムは90分ですが、ワタシ達はその倍の180分、つまり3時間かけて、まるで彷徨う落ち武者のような状態で燕山荘に到着しました。
確かにキツかったし山歩きに慣れてる人の倍の時間がかかりましたが、これだけゆっくり登って来たので高山病の心配はワタシ達には無しですね。
燕山荘の寝床はカイコ棚式です。敷布団が4つ並べて敷ける大きさのブロックがズラ〜っとありますが、よく見ると定員は8名になってる。つまり、一つの布団に2人寝るのが普通なんですね。知らないオッサンと一つの布団で、、、考えるだけでオゾマシイのですが、掛け布団は封筒型の寝袋なので知らないオッサンに布団の中で手を握られるなんて事はなさそうです。この日はワタシ達の棚にはワタシ達の他にワタシ達より少しご年配のご夫妻が一組、つまり一人一枚の敷布団を使えるのでラッキーでした。
先ずは汗で濡れた服の着替えです。山小屋なのでモチロン風呂は無し、なのでボディーシートで身体中をゴシゴシ拭きます。背中はお互いで拭きっこですね。山小屋って夫婦円満にもってこいですな。
綺麗な服に着替えたら一休みしてテラスに出ます。
そして、今度こそ今までの苦労や疲れが吹き飛ぶ景色を堪能出来ました。
夕方少し前の槍ヶ岳、美しいっ!美しすぎるっ!
そして槍ヶ岳の左右の山々、北アルプスってなんて美しいんだろう。
ワタシ、普段はそんなタイプじゃないのですが、この景色には感動のあまり泣けました。
相方も泣いてます。「だって、あの苦しみがあったからこの景色が見れたんだよね。今までテレビでは見たことあったけど、自分の目で見る槍ヶ岳って凄い。私、景色見て泣くのって初めて」と言って感動してます。
よく北アルプスに来るという人の話しだと「これだけ綺麗に槍ヶ岳が見れるのってそうはないです。初めてでコレはラッキーですよ~」だそうです。
こうなったら乾杯せずにはいられません。燕山荘オリジナルのワインで相方とテラスで盛り上がっていると、「あそこに雷鳥が居ますよ」と誰かが教えてくれました。見ると5羽の子供を連れた雷鳥がいます。さらに、「虹だ~!」と誰かの声。さらにさらに、その虹が見えた方向になんとブロッケン現象まで!
ブロッケン現象とは、雲に自分の影が映るというなんとも神秘的な現象ですが、初めての北アルプスでこれだけ貴重な物が見られたとは、まさに運が良いとしか言えませんね。
槍ヶ岳の荘厳で優美な姿、可愛らしい雷鳥、虹、ブロッケン現象、夕食までの間にテラスで過ごした時間はあまりに贅沢過ぎて、さっきまで辛い登りでヘロヘロになっていたのに「こうなったら次は槍ヶ岳に登ろうか」なんて話しているワタシ達でした。ホント、山の上で過ごした最高の夕暮れでした。
夕食は6時から、メニューは写真の通りのチーズハンバーグ定食です。この山小屋は他の山小屋と比べて料理が旨いとの評判ですが、街の飲食店と比べたらやはりちょっと落ちるかなってレベルです。でも、感心するのは、温かくあるべき料理がちゃんと温かいって事です。冷めた料理を出して平気な顔の温泉旅館が沢山あるというのに山の上でこーゆー事がちゃんと出来るというのは感心ですね。ご飯が夜も朝もグチャっとした感じなのですが、コレは気圧の関係で山の上は沸点が低くいくら沸かしても100度に達しないので仕方ないですね。炊きたてアツアツという事を褒めるべきでしょう。
夕食後は喫茶室に移ってコーヒー&ケーキです。
手作りケーキが4~5種類用意されてます。これらも街の普通のケーキ屋さんと比べて少し落ちるかなってレベルなので、2700mの山の上でと思えば大したモンって事なのでしょうね。
燕山荘オーナーのホルン演奏タイムなんかもあって、いろんな事で利用者を退屈させないという姿勢は
好感が持てますね。
この宿の消灯は9時です。でも、多くの人がその前に寝ちゃいます。ワタシ達も8時頃寝床に入ったのですが、直ぐに寝ちゃいました。
実はこの夜は流星群も見えるって事で、それを見るためにここまで登った人もいるそうなのですが、あいにく夜はガスっちゃいました。その情報をくれたおじさんと盛り上がってた相方は「絶対に見る」と頑張っていたのですが、さすがに合戦尾根はこたえたらしく、横になるなり夢の中でした。
翌朝は日の出を楽しみます。やはり綺麗ですね~。日が昇る直前の雲のグラデーションが凄く綺麗です。やはり、いくらテレビやネットで見ようが本物の迫力と美しさは段違いです。
サテ、今日は燕岳を後にして大天井岳から常念岳まで縦走です。
槍ヶ岳や穂高連峰を見ながらの稜線歩き、とても楽しみです。