【森に囲まれ、飲茶アフタヌーンティーをゆったりと】 : ミーシャン

代官山でケータリング中心だったお店が軽井沢へ「アフタヌーンティー飲茶」をテーマに引っ越してきた。

店主の村木美沙さんは神戸オリエンタルホテルにて本場の点心師の下で修業。その後代官山で12年、そして今回、ゴールデンウィークに軽井沢追分の森に囲まれた絶好の環境のもとオープン。

大して宣伝もしてないのに、ここ1〜2週間分は予約チケットが売り切れている（ネット上でクレジットカード決済が事前に必要）。

2部制（1部（11時30分～13時30分）、2部（14時30分～16時30分）で、相席なしの1部屋に1組の客となっている。

この日も僕らだけしか客はいなかったが、この空間全部をひとり占めさせてもらった。（ネット上はSOLD OUT）

僕ら以外では時々、色んな小鳥がやってくる。色のキレイな小鳥は、キビタキと言う『森のナルシスト』と呼ばれる小鳥。夏の始めに森を訪れるとか。こんな気持ち良い空間の中で数時間食事を楽しむのは贅沢な話。

まずはお湯の中で花が開いていく花茶の「工芸茶」と「お菓子（ドライフルーツのオレンジ、干し葡萄、カボチャの種）」が提供される。
料理に少し時間がかかるからと、最初と合間合間に飲むように用意される。
空間に馴染んでいくと同時に、お茶とお菓子で気持ちも胃袋もほっと落ち着いていく。

そして最初の料理は「菊芋の擦り流し」…胃にも優しく温かでとろみがある。味付けも上品に仕上げられていて、タピオカも入り食感変化が楽しめる一品。さらにほっと出来る料理。

「イワナの香港風カルパッチョ」…コンソメジュレが中に入り、全部をかき混ぜて食べる。信州らしい川魚のイワナを使ったカルパッチョもこうして食べると中華料理に変身。

続いてひと皿の上に2種の料理
①「クリームチーズと腐乳、リンゴチップと胡桃」…腐乳が塩っぱいので甘いリンゴチップとあえながら食べるとバランス良く美味しい。お茶じゃなくてお酒が飲みたくなる料理。

②「筍と木の芽の和え物」…木の芽の香りと味が効果的。

「ビタミン大根春巻き」…ビタミン大根（青大根、青長大根とも呼ばれている）は元々中国で作られていた大根らしい。シンプルだけど、皮もサクサクに揚げられ爽やかな春巻に仕上げられている。味付け代官山でケータリング中心だったお店が軽井沢へ「アフタヌーンティー飲茶」をテーマに引っ越してきた。

店主の村木美沙さんは神戸オリエンタルホテルにて本場の点心師の下で修業。その後代官山で12年、そして今回、ゴールデンウィークに軽井沢追分の森に囲まれた絶好の環境のもとオープン。

大して宣伝もしてないのに、ここ1〜2週間分は予約チケットが売り切れている（ネット上でクレジットカード決済が事前に必要）。

2部制＝1部（11時30分～13時30分）、2部（14時30分～16時30分）で、相席なしの1部屋に1組の客となっている。

この日も僕らだけしか客はいなかったが、この空間全部をひとり占めさせてもらった。（ネット上はSOLD OUT）

僕ら以外では時々、色んな小鳥がやってくる。色のキレイな小鳥は、キビタキと言う『森のナルシスト』と呼ばれる小鳥。夏の始まりに森を訪れるとか。こんな気持ち良い空間の中で数時間食事を楽しむのは贅沢な話。

まずはお湯の中で花が開いていく花茶の「工芸茶」と「お菓子（ドライフルーツのオレンジ、干し葡萄、カボチャの種）」が提供される。
料理に少し時間がかかるからと、最初と合間合間に飲んで食べるように用意される。
空間に馴染んでいくと同時に、お茶とお菓子で気持ちも胃袋もほっと落ち着いていく。

そして最初の料理は「菊芋の擦り流し」…胃にも優しく温かでとろみがある。味付けも上品に仕上げられていて、タピオカも入り食感変化が楽しめる一品。さらにほっと出来る料理。

「イワナの香港風カルパッチョ」…コンソメジュレが中に入り、全部をかき混ぜて食べる。信州らしい川魚のイワナを使ったカルパッチョもこうして食べると中華料理に変身。

続いてひと皿の上に2種の料理
①「クリームチーズと腐乳、リンゴチップと胡桃」…腐乳が塩っぱいので甘いリンゴチップとあえながら食べるとバランス良く美味しい。お茶じゃなくてお酒が飲みたくなる料理。

②「筍と木の芽の和え物」…木の芽の香りと味が効果的。

「ビタミン大根春巻き」…ビタミン大根（青大根、青長大根とも呼ばれている）は元々中国で作られていた大根らしい。シンプルだけど、皮もサクサクに揚げられ爽やかな春巻に仕上げられている。味付けはほんの少しの塩。皮に味がついている程度の味わいで上品に美味しい。これは食べるべきメニュー。

「ポークチャーシュー、キノコと胡桃の和物添え」…脂身も美味いチャーシュー。

続いて村木さんのスペシャリテ点心が続く「海老蒸し餃子、シャンツァイ入り、飛子入り」の3種の蒸し餃子。
海老蒸し餃子は鉄板の美味さ、シャンツァイ入りは少しクセがあるが病みつきになりそう…、そして飛子入り餃子はホントに食感プッチプチでその食感がたまらなく美味しい。

さらに「ほうき鶏の雲吞」…以前から冷凍でも出していた品物。小籠包のようにワンタンの中に温かな汁が入っていてそれがまたそこに添えられたパクチーと一緒に食べると絶妙に美味い。

以上で料理は終わるが、ここからがまた別のお楽しみのアフタヌーンティーらしいデザートタイム。

まずは「苺の乗る杏仁豆腐」…杏仁豆腐に合うペアリングコーヒーが用意される。これ、代官山のカフェファソンの岡内さん考案のブレンド。実は岡内さんとは先週セゾンジブレーで偶然知り合ったコーヒーロースターの方だった。奇妙に繋がるのが面白い。そして、ホントに杏仁豆腐とドンピシャに合うコーヒー。

続いて、アフタヌーンティーケーキスタンドの上段には鞍掛豆、ミニトマト、空豆が乗った少し塩気のあるクッキー生地のお菓子。
下段には「①メレンゲ焼き菓子…時間が経つと湿気が付くのでこれから食べるように言われ、サクッと食べる。まさにサクッとした食感が美味。
②ルバーブベースのムース風ケーキ…少し酸味もある甘さがちょうど良い。
③スノーボールクッキー…これもサックっと甘くて美味しい。
④ダックワーズ…カカオムースをチョコレート生地で挟んだケーキ。ふわっとした軽めの食感で後味も重くなく美味しい。

4種とも美味しいが、サクッとしたメレンゲとふわっと濃厚なダックワーズがお気に入り。
その他、葡萄、イチゴ、今季初のさくらんぼも付いてくる。終盤戦は飲むお茶も東方美人に変わる。

かれこれ、1時間半ちょっと…。ゆっくりゆったり楽しませていただいた。
最後まで先ほどの森のナルシスト、小鳥のキビタキ君（勝手に雄と決めつけているが…）がお相手してくれた事も癒される一因。

夜は今のところ営業はしていないが、追々貸切でやるかもしれない、との話。
今後、混みまくる軽井沢の夏に向けては予約争奪戦がヤバそうな感じ。
それだけが癒しと反対に落ち着かない話。