匠の技とおもてなしの鉄板焼き

匠の技とおもてなしの鉄板焼き

誕生日、記念日、そんな特別な日に最高の食材に舌鼓を打ちながら、目の前で繰り広げられるパフォーマンスを楽しみませんか? 普段使いできるカジュアルで比較的リーズナブルなお店から高級なお店までの情報を紹介していますのでぜひご参考になさって下さい。

キーワード
ランチ
おしゃれ
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個室
デート
記念日
肉料理

更新日:2014/12/23 (2014/12/21作成)

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鉄板焼 よこはま

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マイフェイベリット鉄板焼き!

目の前で焼く鉄板焼きは、毎回変わる焼手であるシェフの腕前でかなり差が出てくる。ここ「よこはま」も残念ながら実は当たり外れがある。今では自分の口に一番合ったシェフを予約時に指名するようになった。出来るシェフはゲストと会話しながら、客の舌の好みをモニタリングしている(濃い味、薄味などの好み、火の入り方や食材の食感の程度…アワビなど蒸し加減で全然食感が変わる)つまり調理法が一様ではないのだ。だからできる限りシェフと会話することをオススメする。また会話が続かないシェフだったりした場合は、おそらくその料理は期待出来ない。

ここを私が一番気に入っているのは拘った食材も当然の事ながら、豊富で独創的なソースにある。例えば伊勢エビの時はミソをソースにする時も絶妙な味付けで提供してくれる。さらにステーキの時に出されるおろしタマネギのソースは絶品。その日に使い切る分だけのレシピで作られたタマネギソース。と言ってもシャリビアンソースではない。おそらく他では食することがないソースだろう。

黒田屋

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なかなか分かりづらい小径に面して、階段を下りていく隠れ家的なお店。内装は、こぢんまりとしているが清潔感があり、おしゃれな雰囲気と若いスタッフは活気があり、とてもフレンドリーで第一印象は好感が持てる。デート使いと言うより気心知れた仲間とワイワイと美味しく頂くお店。お味は鉄板焼き初心者には敷居は低く普段使いできる。またお値段はこの場所、このお味からすれば、かなりコストパフォーマンスは高いだろう。

総評は高級店という感じではないので気軽でカジュアル、かつリーズナブルに鉄板焼きが頂ける。

母屋 虎幻庭

もともと大邸宅を改造したお店。渡り廊下、畳、縁側などなど、作りは一軒家で母屋の良さを醸し出している。テッパンのあるカウンターはもちろんあるが、あえての個室利用でこちらは一寸趣を変えて、折角のこの佇まいを楽しんでもらいたい。

料理は虎幻庭コースにアワビ、伊勢エビ、フォアグラなどを追加した、私のお決まりのコース。黒アワビが前日前の予約だったために通常の赤アワビ。当然身は柔らかいが個人的にはちょっと柔らかすぎと感じた。全体的に和風を基本にフレンチの風がただよう。コース内容の印象は「うかい亭」に通ずるところがあると感じた。そしてどの料理も丁寧に作られており、見た目はもちろん味も完成度が高い。何かの記念(ウエディングも可能)や法事の集まりなどで利用するのが最も適している。

鉄板焼 恵比寿

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ホテル内鉄板焼きのテッパン!?
鉄板焼きの王道。食材は新鮮で拘りのあるのは当たり前だが、同じ食材でもお店のオリジナルソースや拘りのレシピで全く味が異なる。

そういう意味では色々と鉄板を食べ歩いた人、またこれから美味しい物を追求したい人には是非お勧め。価格的には高級ホテル内の鉄板焼レストランなので一人2万〜3万(最高5万のコースあり)だがお値段に見合うだけの内容を提供してくれる。またミシュランで星を頂いたこともあるほどのおもてなし感も文句なし。

鉄板焼 銀杏

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実は私の鉄板焼き巡りはここから始まった…。
つまり私の中で鉄板焼きの基準はココからなので点数で言えば真ん中よりちょい高めの80点からのスタート。食材もサービスも言う事無し。ただし言い方を変えれば特に特徴も工夫もこれといって際だったものもない。つまり最も基本的でプレーンな状態からスタートできるお店である。

なだ万 横浜店

ここのランチはとてもリーズナブルで3,800円からある。今回はそのリーズナブルなコースは置いといて、逆に最も高いコースをチョイスした。するとこのランチコースはディナーコースにも匹敵するほどの拘りのある食材を使用していた。なのでもちろん野菜や肉など素材に文句の付け所は無くソースも間違いない王道なものを使用している。またシェフによって異なる焼き方は、これも特に職人技が光るとか、拘りも感じることなく淡々と焼くので、鉄板焼きは好きだがシェフとの会話が苦手という方はお勧めである。ただし全てのシェフがあまりしゃべらない訳ではないので、その辺りの幅は承知しておく方が良いだろう。総体的に接客に関しては付かず離れずで、こちらが何か欲した時だけ声をかけてくれるのでこの辺りは流石にホテル内の、しかも名だたるお店だと感じた。

湛山

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何度も利用させていただいているお店である。とてもリーズナブル(食材と比較して)にA5の国産和牛がいただける。担当シェフとの話しも弾み、食材の選び方や火の入れ方などの拘りを楽しくお聞きくとができた。その拘りがあるのが、料理からも伺えて、どれも大変美味しくいただき、絶対また来たいと思える楽しい食事を体験できる。

なかなかの拘り食材をとてもリーズナブルな価格(通常他店では2万円くらいのコースがここでは7割くらいの価格)で食べられることはとてもコスパが高いと思われます。私たちのようにシェフとの会話も楽しみたい人間は別としてカップルなどデートなどでは、TPOに応じたおもてなしとして干渉なくお二人の時間も作ってくれる。

鉄板焼 開化屋 六本木ヒルズ店

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まず入り口からは、フラッと入店し辛い雰囲気がある。カジュアルな雰囲気というよりもクローズでダークな色使いを使った内装に仕上がっている。味のこだわり(焼のこだわり)もしっかりとした料理長の信念はは「しっかり焼く事!」とこれだけ聞くと「え?」と思う方もいるだろう。実はこのプロが言うしっかり焼くというのはとても繊細な火加減が必要。一般的には焼きすぎをイメージしてパサパサの印象だが、そうではなく、じっくりと火を入れる事によって、うまみを外に出さず、尚かつ食材を柔らかくし中に閉じ込めてしまうという拘り。うーん。奥が深い。刺身でも食べられる活き伊勢エビやアワビを鉄板で焼く意味はここにあるのだとか。お客の中には、生で食べられるから、あまり焼かないで…と言う方もいるそうだが、それだったら刺身で食べるのが一番美味しい。

鉄板焼 裕

店内に入ると靴を脱ぐシステム。
とにかくリーズナブルである。店内もこぢんまりとしておりカジュアルな雰囲気の中にも落ち着きがある。鉄板のサイズ、厨房の作りなど元来はお好み焼き屋さんの店としての名残が随所に見られる。これもこの店の「個性」だろう。料理は食材は新鮮なオマール海老(ロブスター)やアワビを使用している。サイズはやや小ぶりではあるがコースとして頂くにはちょうどよいポーション。味付けは極々シンプル。

サービスに関しては、最低限のしなければならない事はこなしている。価格がリーズナブルなので必要以上のおもてなし感は感じ無いがシェフも寡黙な方の様で必要最小限の会話しかしてこない。しかしながらツレとの会話で「ステーキを食べに行くと脂身は全部外されるんだよね。脂身って子供の時は大好きで好んで食べたよねー」と話していた。するとステーキの時にガーリックチップとともに脂身も付けてくれた。つまりゲストの会話をそれなりにモニタリングして客の好みやどうして欲しいなどしっかりと対応している。

総評としては、私のように鉄板焼きの醍醐味はやはりシェフとの会話(の中で実はシェフはゲストの好みの焼き方や味付けをモニタリングしている)など「食事を楽しみたい」と思う方は物足りないのではないだろうが、リーズナブルに料理を食べに行くだけ(友達と会話するだけ)という方々(大多数がそうだと思われます)には逆にお勧めなのでデート使いにも良いだろう。

表参道うかい亭

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そして真打ちにはふさわしい誰もが知る高級店。

まずは雰囲気は申し分なし。そしてサービスは恐ろしいくらい気配りが行き届いている。周りを伺うと灰皿はエルメス、グラスはバカラ、そして食器はロイヤルコペンハーゲンを惜しみなく使っている。お料理の味は当然ながらこれだけの高価な食材を使用しているので間違いはない。しかしながら鉄板焼きは諸刃の剣とも言えるシェフの腕(毎回担当のシェフが変わる事によって起こる現象)によってかなり味付けや焼具合が変わる。

同じA5のシャトーブリアンをレアで焼いて頂いても表面だけ焼けて中が冷たい、中は暖かいけどレアとは言えない。中まででしっかりと暖かいにも関わらず、間違い無くレア。などとても違いが出てくる。アワビも火と蒸し加減で同じ食材でも仕上がりの歯触りが全く違ってくる。いまでは自分の口に合う調理をしていただくシェフを予約時に指名するが、そこまで行くのに多少、時間とお金を使う。鉄板焼と言え日本料理のイメージが強いがここは限りなくフレンチ寄り。パンやスープ、ディッシュサラダなどがある。

私は「いただきます」という言葉の中には料理はもちろんのことその場の「空気」も存在すると思っている。つまり雰囲気や環境も含めておいしく「いただきます」なのだ。もちろんもっと広い視野では「サービス」「おもてなし」。こちらの価格は料理だけを考えると決して安くないしCPが低いと思う方もいるだろう。しかし様々な高級レストランで舌が奢った方々はこの価格は料理の価格だけではなく、料理を含めた周りの空気、サービス、環境などだと気づくだろう。そして料理は「おいしい」と評価するのではなく「楽しい」と評価すべきと思う。そう考えると決して高くはないし「料理を楽しませていただいた」と思える店だ。是非記念日や大切な人と大切な時間を過ごすときに利用して欲しい。

※本記事は、2014/12/23に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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