拘り方も十店十色、食材に地味に拘るこんなお店

拘り方も十店十色、食材に地味に拘るこんなお店

旬の食材を選りすぐって使う、これ普通。食材が旬の時だけ使うってのは?これだと年中作れないから、これだと季節もの。じゃあ、同じ食材を年中使い続けねばならなくて、それでも拘りたい時はどうするの?そこで食材に合わせて旬味を変えるってのもプロの技。オイ、なに禅問答してるんだ!?

記事作成日:2015/11/15

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる390の口コミを参考にまとめました。

【東京発】作るかどうかは栗次第/カオリ ヒロネ

【ご褒美マロンショートケーキ】
使うのは石川県能登産和栗。シーズン中、満足できる栗が手に入って初めて、やおら自家製の渋皮煮作成に取り掛かる。更にチョココートされた極大粒の能登栗グラッセが乗る、超手間喰いショートケーキがお店に並ぶかどうかは、あくまで栗次第なんである。

【山口発】七変化!!旬魚の生寿し/長七屋

【喜寿し丼】
山口県西部で古くから食されて来た生寿し。三枚開きした旬の魚に、オカラの甘煮を挟んで酢〆されたもの。それを丼飯の上に横たえた、これは類希なる珍丼。画像は、初冬の長門港に水揚げされたイトヨリの生寿し。その銀面は目にも眩しい。

【山口発】夏みかんマジック/萩城下町橋部

【夏みかんソフト】
猫が店番をする典型的な観光地の土産物店なのだが、夏季に提供される夏みかんカキ氷とアイスクリンが唯一無二の個性を放つ。殆ど夏みかんの酸味と香り一本槍の風味付けは、マスプロ品には到底真似不能の手作り感。特にかき氷の突き抜け感が素晴らしい。

【広島発】キャベツ使分けの妙/お好み焼き 大樹

【肉玉そば】
広島お好み焼きには冬キャベツってのが通の間の定説。一方、夏キャベツを如何に使いこなすかは焼き手の技量。ここの大将が凄いのは、キャベツの季節間差を力でねじ伏せるんじゃなくて、味をキャベツに合わせ込むところ。だから冬と夏とでかなり味わいがかなり異なるのだ。広島お好み焼きには四季がある。それを教えてくれる名店。

※本記事は、2015/11/15に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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