【2025年9月】新規オープン店に訪れたお店をまとめてご紹介

出典:中目のやっこさんさん

【2025年9月】新規オープン店に訪れたお店をまとめてご紹介

オープン日の当月に訪れたお店のみを厳選しました。 ※プレオープン時に訪問した場合は「通常利用外」にチェックしているため、まとめに含まれない形とします。

記事作成日:2025/10/16

773view

このまとめ記事は食べログレビュアーによる445の口コミを参考にまとめました。

OMINO 芝浦

9/1に芝浦に開業した「ブルーフロント芝浦(BLUE FRONT SHIBAURA)」。
この開業に合わせてオープンを迎えたのが「OMINO 芝浦」さん。
"OMINO"の文字通り、母体は押上の名店「焼鳥 おみ乃」となり、『鳥しき』を出自とした食べログアワードBRONZEに輝く人気焼き鳥店。
——————————————————————

平たい丼ぶりのギラッとしたラメ色の蓋を開くと、艷やかに半熟卵を滲ませた魅惑のフォルム。
レンゲで掬い上げると、卵が混ざり切らない濃淡なレアさを伝えて、散らした鶏肉を弾ませる。そんな鶏から口に放つと、ん?これは焼き鳥だ!と思わせるほど炭の薫香がよく乗せてあり、刻み海苔の風味といきなり相乗。焼き葱は甘みに満ちながら焦がした香ばしさで"ねぎま"そのものの一体感を形成。さらに重ねたタレで親子丼にアジャストさせる。
大胆なサイズの鶏が薫香と共に存在感を放ちながら、タレのやわらかなキレでご飯をサラサラと運ばせるループへ。

親子丼の枠に留まらない焼き鳥屋ご自慢の〆の一杯に仕上がっています。

廚 くろぎ じゅんちゃん

9/10にリニューアルオープンを迎えた羽田空港第1ターミナル地下1階フードコートエリア「Sora chika」。
このオープンに合わせて出店されたのが、昨年9/6(クロギの日)に外苑前に出店されたとんかつブランド『とんかつ じゅんちゃん』の姉妹店の「廚(クリヤ) くろぎ じゅんちゃん」。ご存知の方も多いが、芝大門の日本料理【くろぎ】の黒木純氏が監修し、庶民に馴染みの深い"とんかつ"を洗練されたくろぎ流にアレンジしたワンランク上のとんかつ店。
——————————————————————

メインのロースカツをセンターに据えて、ご飯にお味噌汁の定食スタイル。
大根おろし添えた自家製ウスターソースに、豚骨スープをベースにした自家製カレーに卵黄を落とした外苑前店と同じ構成。

本日の豚肉は北海道産ブランド豚"北の大地(ゆめの大地)"のロース肉。
そしてお米はくろぎや外苑前店と同様に贅沢すぎる"龍の瞳"をフードコートで提供、、!

綺麗なきつね色に染まった軽やかな衣を破ると、食感をもたせた身はキメ細かな歯切れにピュアさを滲ませながら噛むと深まる澄んだ旨み。
さらっとしたウスターソースを纏わせれば、落ち着いた輪郭をつくりながらも後に伸びるコクでカツの味わいをしっかりと持ち上げる。
すぐにでも染めたくなるお米は、最大の特徴である粒の大きさを感じながら粘度よく、風味と一体になる甘みで、カツとの相性を高めていく。

海鮮丼 銀座おのでら 羽田空港第一ターミナル店

羽田空港第一ターミナルの"Sora chika"リニュアルオープンに合わせて9/10に開店された「海鮮丼 銀座おのでら 羽田空港第一ターミナル店」。
日本の食文化を世界に発信する『銀座おのでら』の初業態となる海鮮丼専門店として、東京の空の玄関口となる羽田空港で旅行やビジネスシーンに向けて本格的な味わいよりカジュアルにフードコートでフィットさせる。
——————————————————————

器などは黒で統一され、やや深めの丼ぶりの表面は8割を海鮮で鱗のように敷き詰め、残りの2割は葱などの薬味を添えたビジュアル。

この日はオレンジのサーモンを主体にしながらカンパチで築いた暖色系と甘みの統一感に、その奥に忍ばせたマグロとエンガワ。鮪はクセのない赤身のほかにも、薄くてもしっかりサシの入ったトロが忍ばせてあり、その一口で立ち上がるミルキーな旨みで思わず納得させる。
酢飯はしっかりと赤酢色に染まり、乾いた粒立ちを感じさせると、咀嚼で酸味を醸しながらネタの味わいを本格的に後押し。
小皿の煮切り醤油はキリッとしたコクとキレで引き締めてくれるが、強く染まりやすいため掛けすぎには十分な注意を。

葱や茗荷の清涼感に高まる鮮度を感じつつ、赤だしに合わせた海苔を味わいながら流し込む。
初めはややライトな印象でも、赤酢のシャリと数々のネタを小さな一口大のお寿司として愉しませてくれ、程よく満たされる内容。

365日とCOFFEE ニュウマン高輪店

代々木八幡生まれの人気ベーカリー「365日」の新規店が本日開業したニュウマン高輪に出店。

食材だけでなく働く環境にもサスティナブルを取り入れ、その街々に好まれるパン作りを通じて美味しいパンを生み出してきた「365日」。
百名店に選出されている「365日と日本橋」と二子玉川の「365日とコーヒー」、本店を含めていずれも3.6超えと高い評価を誇るほど。
——————————————————————

二子玉川店とニュウマン高輪店だけのオリジナル商品「クロッカン カフェ」。
ブリオッシュの"ふわ"とキャラメルパールの"サク"が絶妙に噛み合い、そこにコーヒーガナッシュのほろ苦さで繋ぎ止めた一体感。小さな一口に広がる大人でビターな味わいが堪らなく愛おしい逸品。

GARDEN HOUSE TAKANAWA

9/12に開業したニュウマン高輪のLUFTBAUM(ルフトバウム)高層階エリアに出店されたのが「GARDEN HOUSE TAKANAWA」。
鎌倉にある一軒の古民家から始まった「GARDEN HOUSE」は、新宿・みなとみらい・広島と展開し、その地域ならではの旬の食材を用いて、できる限り手作りにこだわったお料理を提供。
レストランブランド5店舗目となる当店のコンセプトは"ノーザンカルフォルニア料理"。様々な食文化の融合と地産食材を用いた風土を意識し、これまでGARDEN HOUSEが手掛けてきたレストランの集大成に、肩肘張らない上品さをプラスした価値ある時間を届けます。
——————————————————————

系列店よりもパスタに力を入れているということで、さらにここだけであろうと選んでみた「ポルチーニ茸とローストラディッキオのパスタ」。
平打ちパスタに絡むクリームは濃厚でポルチーニ茸の香りが寄り添う。そんなポルチーニ茸を潰すとみなぎる旨味と芳醇な香りを主役としながら、ローストされたラディッキオがシャキシャキと瑞々しい食感に浮かぶ苦味がアクセントに、モチモチ麺の旨さでまとめ上げた一体感。まったりしがちなクリーム感を散らしたスパイスで輪郭を引き立ててくれた。

東京ミルクチーズ工場 ニュウマン高輪店

ブランド誕生から15年、初の旗艦店として満を持して9/12にオープンした「東京ミルクチーズ工場 ニュウマン高輪店」。

"ミルクとチーズを、もっと自由に。"をコンセプトに掲げ、これまで都内の主要駅やデパート、羽田空港などお土産需要に見合った店舗を展開。今年6月に定番クッキーのパッケージデザインのリニューアルを果たし、リブランド後の1号店となるのがここ高輪。
——————————————————————

ここだけしか買えない「抹茶&マスカルポーネ」。
軽やかな生地はしっかり抹茶の風味と味わいに染まり、サンドしたマスカルポーネの旨味が合致してクッキーを彩る。
豊かな抹茶の"和"とチーズの"洋"が一つのお菓子として成り立つバランスに、贈り物としても品を感じさせる高輪限定フレーバー。

Randy’s Donuts 新宿イイトルミネ店

新宿駅のEATo LUMINE(イイトルミネ)に9/17にオープンを迎えた「Randy’s Donuts(ランディーズドーナツ)」。
ロサンゼルスで人気のドーナツショップが国内1号店として5月に代官山へ出店し、注目を集めるなか2号店に選んだ場所はなんとエキナカグルメスポット。
——————————————————————

新宿イイトルミネ店限定となる「ホワイトロングジョン カラメルビスケット」。
弾力あるドーナツ生地にシャリッとコーティングしたホワイトチョコの甘みと散りばめたビスケットが与えるビターな風味。ザラつくチョコの甘みをアクセントにしながら、1枚のクッキーを遊び心のように乗せたドーナツとクッキーの融合は、おやつを超えるご馳走に。

平日屋

湯島に平日の昼だけ営業するその名も「平日屋」。
立ち呑み居酒屋のランチ限定となるコロッケパンのお店。

場所は地下鉄千代田線湯島駅より徒歩2分。
明神下の交差点から神田方面に進んだ角にコロッケパンを全面に押し出したポスターが目印。
——————————————————————

包み紙から取り出すと一本のコッペパンにコロッケを2つサンド。
頬張るとコッペパンはごく普通ながら、軽やかな衣に引き立つ黒豚の風味。じゃがいもと玉ねぎのみの甘みに満ちた具のなかに感じる旨味を引き立てるのは底に敷いたソース。
ライトに済ませたいお昼にぴったりな惣菜パン。

おにぎり こんが 日本橋高島屋店

9/1にそっとオープンを迎えた「おにぎり こんが 日本橋高島屋店」。
流行りのぼんご系おにぎりが頂けるチェーン店がひしひしと拡大中!
テイクアウトができる受付カウンターのほか、裏にカウンター5席とテーブル8席を備えており、イートインの場合はその旨を告げるとお席へ案内して頂けます。
——————————————————————

最近は"肉そぼろ"要らずのシンプルさを求めたくなる「卵黄の醤油漬け」。
ギュッとした海苔のグリップを皮切りに、フワりとほどける純白なお米の甘みを濃厚すぎる卵黄の旨味がダイレクトに染める。表面に纏わせた塩気を強かに響かせると、口で完成するちょっと濃い味のTKG感にワンハンドが止まらない。

食堂 まぐろとさば。 恵比寿

恵比寿の路地裏にそっと暖簾が降りる「食堂 まぐろとさば。 恵比寿」。
「まぐろとさば」は、北海道に本社を置く株式会社Kneadが手掛けるジワリと人気を集める居酒屋ブランド。"つくね"に特化した焼き鳥店に次いで、『まぐろとさば』にフォーカスを当てた店舗展開となり、札幌すすきのにある「居酒屋 まぐろとさば。」から始まり中目黒に進出後、西新宿エリアに「小皿のまぐろとさば。」をオープン。4店舗目となるこちらは〆に土鍋ご飯を取り入れた食堂テイストでお酒を誘う。
——————————————————————

〆は食堂らしく土鍋ご飯。贅沢にも本鮪と新いくらに生雲丹までも忍ばせたスペシャリテ。
新いくらの弾けと生雲丹のトロけ、そして漬けまぐろを出汁感のあるお米に染めて高まる一体感。
残念ながらお土産にはできないため、大容量を皆でおかわりを楽しんだ。

豚豚拍子

茅場町の路地裏に9/2にオープンを迎えた「豚豚拍子」さん。
ブランド豚"林SPFポーク"を使った定食ランチを狙ってお伺い。

場所は地下鉄茅場町駅3番出口より徒歩1分。
運河に架かる橋の手前を折れるとすぐに見えてくる真新しいビルの1階に立地。
同ビル地下にある参鶏湯をメインとした鶏料理が味わえる居酒屋「一席二鶏」の系列店。
——————————————————————

一般的に想像させる生姜焼きのイメージを斬新に覆すような豚バラの厚み!
箸で持ち上げると、大判すぎてある意味リフトに、、そこに絡む生姜ダレが魅惑のフォルムを形成。。

敢えての厚切りでブリンブリンに弾む食感、噛み切ろうとすれば必然的に肉汁がみなぎり、生姜をグッと効かせた味濃い仕様。噛むほどに甘辛さを炸裂させて、思わずご飯を猛ダッシュ!
お米は粒感を保った炊き上がりで、その艶と甘みに味を染めたくなる衝動は止められない。

昼だけうなぎ屋 池袋店

本日9/20にオープンを迎えた「昼だけうなぎ屋 池袋店」。
名古屋で人気の間借りうなぎ店が東京初進出!

営業していないグループ店のランチ時間を使うことで、家賃コストを掛けず原価で提供したのが"昼だけ"の始まり。隙間産業となる提携先を増やした結果、現在は名古屋を中心に三重・大阪・福井・福島・茨城と拡大し、東京初となる池袋店は13店舗目!
創業90年以上続く仲卸より厳選されたニホンウナギを、毎朝生の鰻を串打ちして蒸さずに焼き上げた地焼きスタイルで提供します。
——————————————————————

一尾分を6等分にカットしてあり、高温で焼き上げられながらもふっくらと肉厚でハリがあり、表面のシャリッとしたタレの層から色濃く味を滲ませる。身の味わいは弱めながら、醤油ベースの甘いタレが身の脂を通して風味や旨さへと反映させる。

パリパリとまではいかずとも、タレの纏わりつくあの感じは紛れもなく関西風。
東京で名古屋らしい味わいをコスパよく頂ける内容に仕上がっています。

※本記事は、2025/10/16に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ