オーストリアケーキ対決!! 本場モノvs日本モノ

オーストリアケーキ対決!! 本場モノvs日本モノ

日本人がオーストリア定番ケーキを作ったならどうなるか!?ウィーンの本場モノとガチ対決!!

更新日:2015/02/03 (2015/01/28作成)

11920view

このまとめ記事は食べログレビュアーによる1819の口コミを参考にまとめました。

日本でもコピーされる定番オーストリアケーキ達。果たして本場モノと比べたらどうなのよ!?ミニミニ流、日欧ケーキ比較論です。

オーストリア:Café Sacher Wien

【ザッハートルテ(ホイップクリーム添え)】€4.90(2011年7月当時)
正真正銘、本物のザッハートルテ。分厚いチョコ層、相当に重いスポンジ、加えて鮮烈な甘味と酸味の杏子ジャム。ゴッテリ硬い無加糖生クリと合わせれば、一個で十分の極濃厚さ。この重さはこいつでしか味わえない個性。その存在感は流石の一番星。本物を食べたのだ、と言う満足感は大きい。

日本:ティーゲベック

【ザッハートルテ(ホイップクリーム添え)】440円(2012年9月当時)
ウィーン名誉市民であるオーストリア菓子界重鎮に師事された、日本人シェフ殿による一個。本物に比べれば、全ての線が細く、その味わいは和製らしい繊細感。丁寧な手業に感心するが、オリジナルが持つパンチは薄い。肝心の生クリが意気地無く、正に画竜点睛を欠く。この対決に限っては、残念ながら本場モノの勝ちだろう。

オーストリア:DEMEL Vienna

【シュネーバール大(ホイップクリーム添え)】€4.20(2012年7月当時)
日本では馴染が薄い一個。きしめんより遥かに太い生地を、ボール状に丸めて揚げたものに、粉砂糖をまぶしただけの超シンプルレシピ。名前は雪玉の意。バリバリと砕き割ってから生クリと共に食す味わいは、スイーツと言うにはちょいと異質。彼の地でもクラッシクと見なされる伝統銘菓は、流石に日本ではメジャーになり得まい。

日本:ツッカベッカライカヤヌマ

【シュネバーレン】840円(2014年2月当時)
オーストリア菓子専門のパティスリーは、こんなマイナー菓子もコピーする。その作りと味わいは、サイズを除けば限りなく本場モノに近い。しかし、この小ささで一個840円と言う値付けは、幾ら都心と言う事情を汲んでも高過ぎる。雪玉ってのは、本来そんな高級菓子じゃあないのだ。本場モノと味は互角だが、コスパで沈む結果に。ザッハートルテに続き、本場モノの2連勝とはどうしたことか。

オーストリア:Kurkonditorei OBERLAA Neuer Markt 16

【カルディナール・シュニッテ】€3.50(2012年10月当時)
これも日本ではマイナーな一個。カトリック枢機卿の法衣を模したとされる、白のメレンゲ、黄のスポンジ、茶のカカオクリームからなる淡いコントラストは実にナチュラルで素晴らしい。前出、ティーゲベックの師匠のお店のシュニッテは、もう唸らざるを得ない何とも言えぬエアー感。軽く、甘く、香り、溶ける。この味にしてこの値付けは安過ぎる。

日本:カフェ ウィーン 三越日本橋店

【カルディナール・シュニッテン】525円
確かに白のメレンゲと、黄のスポンジと、茶カカオクリーム。それはそうだけど、何故にこれほどブサメンか?とどめはコアに仕込まれた無用の木苺ソース。このきつい香りと甘みで、淡さが命のはずの繊細味わいは、全てが崩れてしまった。これがカルディナール・シュニッテンだと思われるのは、やはりちょっと悲しい。申し訳ないけれど、三戦目も本場モノの圧勝である。

オーストリア:Café Mozart

【アップフェルシュトゥルーデル(ホイップクリーム、バニラアイス添え)】€6.20(2012年11月当時)
泣く子も黙るオーストリア銘菓。これを置いてないカフェはもぐりと言ってもいいくらい。彼の地には、それこそ無数にあるアップルパイなのだが、ウィーン随一の有名カフェの一品は、どう味わってみても観光客向けの鷹揚な味わい。これをオーストリアンアップルパイと思われてはちょっと心外だ。

日本:ティーゲベック

【アップェルシュトゥルーデル(ホイップクリーム、バニラアイス添え)】500円(2012年9月当時)
前出のザッハートルテにも勝る、シェフ渾身のプレート。その佇まいは、本場モノのそれを完全に凌ぐ高貴さ。フィリングのスパイス使いは日本らしい繊細さで、ちょっと物足りなさも感じるけれど、やはりこの「らしさ」は、本場の生半可なアップルパイなんて蹴散らす気の入りよう。最後に日本モノが一矢を報いてヤレヤレである。

※本記事は、2015/02/03に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ