【あべの・天王寺】炒飯の世界【中華・エスニック】

出典: kurodaさん

【あべの・天王寺】炒飯の世界【中華・エスニック】

冷蔵庫の残り物で手軽に作れることから家庭料理としても人気は高い「炒飯」。調理の出来、不出来が明らかなことからプロにとっても軽視できない料理のひとつです。あべの・天王寺周辺で、中華料理やエスニック料理まで、さまざまな姿を見せる炒飯を集めてみました。美味しい炒飯を見つけてみませんか。

キーワード
ランチ
駅前・駅近

記事作成日:2019/01/24

2329view

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

料理人の腕が問われる炒飯

 冷蔵庫の残り物で手軽に作れることから家庭料理としても人気は高い「炒飯」。しかし「チャーハンを食べればその店の腕が分かる」とも言われるほど、プロにとっても軽視できない料理のひとつです。
 炊きあがったご飯を、卵、肉類、魚介類、香味野菜など様々な具材と共に油で炒める「炒飯」は、中華を代表的する料理のひとつではあるが、中国以外にもアジア各地の米を主食とする地域において普く見受けられます。
 その一方で、太古より米を主食にしてきた日本において、ご飯を炒めるという調理法が現れず、近代になってから中華料理としてようやく炒飯が現れました。これは不思議なことですね。

293cbc31a09b0f8af784c405d9c9c8a4

悦来閣

Clear

 JR・天王寺駅の北口から、まるでここだけ昭和のまま取り残されたかのようなレトロなアーケード街「天王寺駅前阪和商店街」を抜けて、明るい場所に出たところにある中華料理店です。
 店内はカウンター6席。テーブル席は20人ぐらい。庶民派の中華料理店といった雰囲気です。

 福建炒飯(1,550円)はいわゆるあんかけ炒飯です。デフォルトの炒飯の上からやや濃い色の餡がたっぷり掛っています。餡にはフカヒレ、カニの解し身などの高級素材が使われています。なるほど、これならこの値段になるわな。

 餡は実に深い旨みのある上湯がベースとなっていて、塩気を控えつつ胡椒によるスパイス感を前面に押し出した味わいで、ラードのコクが立つ炒飯を包み込んで絶妙の味わいを見せています。これは調理師の腕の良さを感じさせますね。
 街場の大衆中華といった趣きながら、実は本格中華が味わえる屈指の実力店です。

遠東 阿倍野店

Clear

 地下鉄・阿倍野駅の1号出入り口からあべの筋を天王寺方向に少し進み、最初に現れる路地を東に入ってすぐのところにあるアジア系レストラン・カフェです。
 店内はアジア風…ていうかバリ風といってもいいかな。妖しいイメージのある「裏あべの」には違和感すらあるエキゾチックな空間で、テーブル席が主体の50席ほど。

 ナシゴレンは、インドネシアやマレーシアの焼き飯料理。インドネシア語・マレー語で「ナシ」は「飯」、「ゴレン」は油炒めのこと。まさしく炒飯です。
 インドネシアの焼き飯・ナシゴレンのプレート(1,000円)は、丸いプレートの上にサニーサイドアップの目玉焼きが乗ったナシゴレンと、たっぷりのガイトート、そして蝦片(いわゆるえびせん)ときゅうり、スイートチリが添えられています。

 米ははタイ米のような長粒種。かなり甘めの味付けで、パラパラ感はなくやや重めの風合い。エビや焼き肉などかなり具だくさんでボリウム感があり、目玉焼きを潰して混ぜ合わせるとマイルドになっておいしいですね。
 添えられてるガイトートは鶏モモ肉をローストしてあるタイプ。パリッとした皮目の食感が良いですね。スイートチリがさわやかです。

石焼炒飯店 あべのHoop店

Clear

あべのHOOPの地下1階にある「石焼炒飯」をメイン商品にしているお店です。

ヌーベルシノワを意識したような落ち着いた雰囲気の店内は、席数が90席というからけっこうな大型店。あの「サンマルク」一業態なんですね。

 ランチの「満福ランチ定食」(990円)は、石焼メニューと鉄板中華メニューからのチョイスに、玉子スープ、サラダ、香の物がついたもの。石焼炒飯がジュウジュウ音をたてていて、その横の鉄板中華はテーブルの上で固形燃料に点火することになってるようです。

 単なる白ご飯に具材がトッピングされてるだけのようなチャーハンは、生卵が石焼の熱で火が入り、パラパラチャーハンのようになるんですね。
 味は中華料理のチャーハンとは全然別物。パラパラな風合いにはなってるが、チャーハンというより石焼ビビンバです。

堀内チキンライス

Clear

 天王寺、阿倍野橋の両駅から国道25号線を東に下ったところ、天王寺町南2丁目のバス停前にある海南鶏飯(チキンライス)がメインのお店です。
 店内はテーブル席、カウンター席合わせて14席。ランチ時には行列になったりすることも。

 カオパッド・ガイ(750円)はレモンとパクチーが添えられて出されます。
 カオ・パットは、タイで食べられている炒めご飯のこと。「カオ」が「ご飯」、「パット」が「炒める」の意味なので、これもまさに炒飯です。「ガイ」は鶏肉のことですね。

 炒められたジャスミンライスは立ちあがってくる香りが実に芳しい。インディカ米らしいパラパラ感と、鶏肉の旨み、パクチーの香味が合わさって実に美味しい。レモンのさわやかな酸味もいいですね。

元気茶房

Clear

 地下鉄谷町線の天王寺駅と四天王寺前夕陽ヶ丘駅とのちょうど中間ぐらい、四天王寺の西門から一心寺に向かったところにある台湾料理、台湾茶のカフェです。
 店内は大小のテーブルが並ぶ全20席ほどの小さなお店ながら、茶葉の瓶やモダンアートが飾られて実にいい雰囲気です。


 「茶葉チャーハン」(650円)は、茶色っぽい炒飯がお皿の中央にこんもり盛られています。口に運ぶとふんわりした食感ながら、烏龍茶の風味と八角による独特のスパイス感があります。

 ふんわり感の理由は玉子でしょうか、スパイスのピリッとした風味の中、ほぐされた豚肉の旨みと玉葱の甘みが合わさって優しい風合いに仕上がっています。

ヴァリエーション豊かな炒飯

いかがでしたか。オーソドックスな中華の炒飯とはちょっと趣の異なる炒飯の数々。炒飯の多彩な姿に触れてみませんか。

※本記事は、2019/01/24に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

ページの先頭へ