【天王寺駅】立ち喰い店のきざみうどん・そば【大阪阿倍野橋駅】

出典: kurodaさん

【天王寺駅】立ち喰い店のきざみうどん・そば【大阪阿倍野橋駅】

薄揚げを細かく刻んだものをトッピングした「きざみうどん」。薄揚げ本来の味が楽しめて、手軽にいただけるのが特徴です。大阪市南部のターミナル・天王寺駅と、それに隣接する大阪阿部野橋駅構内、またはすぐ近くで、このシンプルな「きざみ」をコレクションしました。大阪うどんの出汁の旨さに浸ってみませんか?

記事作成日:2018/12/10

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駅の立ち食いはスピード勝負

 薄揚げを細かく刻んだものをトッピングした関西特有のうどん(そば)メニューの「きざみ」は、きつねうどんのように味を染みこませたお揚げさんと違って、薄揚げ本来の味が楽しめるのが特徴です。
 きつね揚げはどうしても口当たりが重くなるのに対し、あっさりとした口当たりが身上で、軽くお腹を満たしたいときに最適なうどん(そば)です。
(下の写真は大阪環状線からとうとう引退した103系電車です。)

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都そば 天王寺店

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 JR天王寺駅の北口を出て、阪和商店街の入口近くにあるお店です。
 ここは「都そば」のブランドで京阪神で60店ほどを出店し、最近は首都圏にも進出している大阪誠和食品(株)が運営しています。

手軽にパパッと炭水化物補給

 この都そばではおばちゃんに直接注文し、そばと引き換えに現金を渡す方式。きざみそば(330円)をお願いすると、見事な早業で差しだされました。
 七味唐辛子をひとかけしてお蕎麦を手繰ると、袋麺にしてはしっかりとした歯ごたえとともに、ややモチっとした食感があります。

 乗っているのはきざみ揚げとネギだけのシンプルさ。グニグニとした食感の薄揚げは少ないながらも存在感はあります。
 お出汁は関西スタンダードの淡い色合い。カツオ・ウルメと思われる節の風味の立つ、切れのいい味わい。ちょっと濃いめなので、饂飩より蕎麦の方が合ってるかも。

麺家 天王寺店

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 JR天王寺駅の構内。端頭式のプラットホームに大屋根がかぶさるヨーロッパのターミナル駅のような阪和線の1番ホームにあるお店です。
 ここは「麺家」のブランドで、JR西日本管内の各駅で展開しているJR西日本フードサービスネットのお店です。

終着駅の旅情漂う構内で「きざみうどん」

 まずは入口の自動券売機で食券を購入。注文カウンターできざみの食券(330円)をおばちゃんに渡したら饂飩か蕎麦かを問われたので、饂飩でお願いすると、1分もかからぬうちに差し出されました。
 自分で天かすを適量入れてカウンターに移動。この天かすは店内でできた副産物のタイプ。こういうのがコクがあっていいんですよね。

 饂飩はコシの感じられない断面の丸いタイプで、いわゆる袋麺。スピード勝負の立ち食い店ではこれでいいんです。
 デフォルトのトッピングは薄い蒲鉾と葱。葱が小口切りではなく斜めに切られているので香りが立ちます。刻み揚げは、量が多いとは言えないがシコシコとしていい具合。
 お出汁は典型的な関西風の昆布出汁で、優しい風合いに仕上がっているが味に深みがあるわけではない。そんなときは七味唐辛子でドーピング。短時間でさっと食べて、さっと電車に乗れるのが立ち食いの真骨頂ですね。

麺家 みちくさ

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 JR天王寺駅の東口コンコース改札内に新しくオープンしたお店です。ここはJR西日本管内の主要駅構内で展開している「麺家」の上位ブランドで、17時以降は「お酒とおつまみ」中心のメニューを提供する新業態です。
 フロアーには30人ぐらいが立って食事できるぐらいのカウンターが、やや複雑に配置されています。

ネギの香りが豊かなうどん

 お店は入口のところに券売機があり、奥のカウ ンターで券を渡してその場で待つスタイル。
 ここではきざみうどんがメニューにありません。その代わり、追加トッピングにきざみ揚げ(90円)があるので、かけうどん(300円)にトッピングしたらきざみうどんになります。

 斜めにカットされたネギが薫りを放つうどんは、冷凍饂飩らしいしっかりとしたコシがあって上々の仕上り。
 たっぷりのきざみ揚げはワシワシとした食感があり、食べ応えがあります。

南海そば 天王寺店

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 JR天王寺駅1階コンコースの南側、阿倍野歩道橋の階段を降りたところにあるお店です。
 ここは「南海そば」のブランドで、南海電車の主要駅で展開している南海商事グループのお店です。
 南海電車の通っていない天王寺駅で南海系の駅そばがあるのは不思議な感じだが、実は昔、南海天王寺線がこの駅まで来ていたんですね。ここはその名残です。

鰹のお出汁の「きざみそば」

 ここは店外の券売機で食券を購入する方式。店名の「南海そば」に敬意を表して、うどんではなく「きざみそば」(290円)を購入。食券をカウンターに差し出すと、見事な早業で差しだされました。

 お蕎麦を手繰ると、駅そばにしてはしっかりとした歯ごたえ。ややモチっとした食感は、歯切れがいいとは言えないが、この値段なら文句は言えない。
 特徴的なのは南海そば独自のお出汁。カツオ・ウルメ・サバから採ったという出汁は、節の風味の立つ切れのいい味わい。このお出汁は饂飩より蕎麦の方が合ってると思います。たまに南海そばが食べたくなるのはこのお出汁の風味に惹かれるからですね。

王冠

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 あべのハルカスの足元、近鉄・大阪あべの橋駅の地下改札から地上に出る階段の途中の踊り場にあるお店です。
 近鉄からJRへの乗り換え通路にある便利な場所にあり、かなり古くからこの屋号で営業されているが、現在は近鉄リテーリングの運営になってるようです。
 立ち食いながら5脚ほどの椅子も設置されています。

お出汁が旨い立ち食い店

 店頭の券売機で「きざみうどん」(270円)を購入して食券を渡すと、すぐに用意して差し出されます。

 ここではお出汁とカエシをその場で調合するスタイルで、薄味ながらしっかりした出汁の旨みを感じる仕上がりになっています。

 刻みあげと揚げ玉、ネギがバランスよくトッピングされています。饂飩はややゴツゴツした特徴的な口当たりです。

阿倍野庵

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 近鉄南大阪線・大阪阿部野橋駅の東コンコース改札内にあるお店です。
 ここは近鉄の主要駅で駅ナカ事業を展開する近鉄リテーリングが運営する立ち食い業態のうどん店。近鉄では統一のブランドはなく、「阿倍野庵」「上六庵」のように、お店のある地名の後ろに「庵」を付けた店名にしています。

冷凍饂飩ならではの質感

 店頭の券売機で食券を購入。例によってきざみうどん(320円)です。カウンターで食券を渡すと、すぐには出来ず、2分ほど待ちました。

 注文のきざみうどんのお出汁を啜ってみると、カツオの風味が効いていて風味は良好。饂飩が見えないぐらいに刻み揚げが入ってるのも嬉しいですね。
 ここでは天かすではなく揚げ玉。自分で自由に掛けることが出来ます。

 饂飩は冷凍。やや待たされたのは解凍していたからですね。冷凍うどんならではのコシがあって良好です。
 近鉄で最多の乗降客数を誇る大阪阿部野橋駅にあるこのお店、便利さもあっていつも賑わっています。

松屋うどん

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 天王寺駅・大阪阿部野橋駅のすぐ近く、あべのキューズモールの北側の一角、ヴィアあべのウォークの入口のところにあるお店です。
 このヴィアあべのウォークは、阿倍野筋や旭通りに昔から営業されていた地権者が出店しているゾーンで、このお店もそのひとつです。

真新しいおなじみの立ち食いうどん

 店頭の券売機で「きざみうどん」(250円)を購入。カウンター席に座って券を差し出すと、少し待った後に差し出されました。この手のお店にしてはやや遅めです。 

 饂飩は、ごく普通の立ち食い饂飩の麺。お出汁を啜ってみると、カツオの風味が効いていて旨味が強いが、ややしょっぱい。
 キューズモールの抜群の立地にあるのにはいささかの違和感を覚える安い立ち食いうどんではあるが、店がきれいになった今では女性客の姿も見られます。これは以前のお店では考えられなかったことですね。

地味だが美味しい「きざみ」

軽い口当たりが身上で、ふんわり美味しい「きざみうどん(そば)」を味わってみませんか?

※本記事は、2018/12/10に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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