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店名 |
かね正(かねしょう)
|
---|---|
ジャンル | うなぎ |
予約・ お問い合わせ |
075-532-5830 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
京阪線「祇園四条」から徒歩3分 または 祇園四条駅から139m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
サービス料・チャージなし |
席数 |
14席 (カウンター6席、テーブル8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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1200円の錦糸丼(鰻に錦糸卵がのったやつ)なんて、普段はまず頼まない。
だって、近場の変な店で、「Bランチ 錦糸丼(1200円)」なんて頼んだら、
「鰻だかコンニャクだか解らない代物に、黄色のチリ紙をシュレッダーにかけたみたいな錦糸卵、
松茸の幻覚を催す吸い物、舌が緑に染まりそうなお新香」
といったオソロシゲなものを出されかねないからだ。
が、どうしても当店の「きん糸丼」は食べてみたいと思っていた。
ウィーン氏をはじめ、信頼するレビュアーさんがたが、挙って褒めておられたので。
京都出張のついで、11時半の開店に合わせて立ち寄る。
祇園にあるが、細い路地の奥にあるうえ看板も小さいので、フリの観光客はまず入らないだろう。
方向音痴ゆえ、地図を印刷して持参したのだが、それでもいったん通り過ぎてしまった。
清潔感のある店内は、カウンターとテーブル席がいくつか。
迷わず「きん糸丼」(1200円)を注文。
他のみなさんのレビューにもある通り、当店はこの値段の鰻丼にもかかわらず、「作り置き」を
一切しない。
注文を受けてから、ご主人が鰻に串を刺して焼き、ご子息と思われる若い男性が錦糸卵を焼き、
丼を湯で温め、ご飯にたれとゴマを混ぜ、吸い物をあたため、お新香を盛る。
終始無言、粛々と丁寧に、なにかの儀式のように調理は進む。
自分の頼んだものが、目の前であれこれ手間をかけて作られるさまを眺めるのは楽しいものだ。
やがて、蒲焼のたれが焦げる、香ばしい匂いが漂ってくる。やれ、もうすぐだ。そわそわする。
鰻屋においては、この時間がいちばん楽しいんじゃなかろうか。
酒があれば最高なんだが、今回は午後に仕事があるため我慢。
出された「きんし丼」は、鰻が見えなくなるほどたっぷり錦糸卵が載っている。
関東のニンゲンは甘い錦糸卵に慣れているので、塩味の錦糸卵に一瞬「アレッ?」となったが、
もともと甘い卵焼きは好まないので、こちらのほうが好み。焦げ目なく綺麗な黄色。
錦糸卵をかきわけると、蒸さずに焼かれた関西風の蒲焼き。
鰻はひとくち大に切れ目を入れてあるので、きれいに盛られた錦糸卵を崩すことなく食べられる。
パリッと香ばしい鰻と、ふわりとした優しい口当たりの錦糸卵をいちどに口に入れると、なるほど
鰻と玉子の組み合わせは、彩りが良いだけではないんだな、と納得する。
ふつう鰻丼のご飯は、たれのかかっているところ、いないところでムラがあるし、下手をすると
底にタレが溜まっていて、塩辛いご飯をお茶とともに流し込む羽目になる。
ここのご飯はあらかじめ、白飯にたれとゴマが混ぜ込んであるので、まんべんなく美味しいご飯が
食べられる。ほんのひと手間の違いだが、親切だなと思う。
吸い物とお新香も、この値段にしてはマトモなものだった。
メニューはきん糸丼のほか、うなぎ丼1000円、まむし丼1100円、鰻茶漬け1800円など。
夜は高いけど、昼はサービスで安い丼を出しているのかしら?などと想像していたが、なんと
夜もこのメニュー・値段でやっているんだそうだ。
京都に詳しい友人によると「家族経営で、母体が鰻の卸だからできる値段なんでしょう」
とのこと。
京都に来て「ご馳走ではなく、地元の人たちが食べている美味しいものが食べたい」というときには
とても良い選択だと思う。
禁煙でないところだけが、唯一残念。匂いがご馳走なのだから、鰻屋で煙草はやめてほしいな。
土地鑑のないかたは、見つけるのにちょっと苦労するかもしれない。がんばって見つけてほしい。