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cocoro4040さんの他のお店の口コミ
店名 |
研覃 ほりべ
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、海鮮、創作料理 |
予約・ お問い合わせ |
075-746-3111 |
予約可否 |
完全予約制 ※変更やキャンセルは必ず3日前までにお電話でご連絡をお願い致します。 |
住所 |
このお店は「京都市東山区大和大路新橋上ル元吉町43番地」から移転しています。 |
交通手段 |
阪急 烏丸駅より 徒歩5分 烏丸駅から326m |
営業時間 |
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予算 |
¥20,000~¥29,999 ¥10,000~¥14,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥10,000~¥14,999
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支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
領収書(適格簡易請求書) |
適格請求書(インボイス)対応の領収書発行が可能 登録番号:T3810114060003 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
サービス料・ チャージ |
コース代金にサービス料含む。 |
席数 |
16席 (カウンター:8席、座敷:4名×1席、テーブル:4名×1) |
---|---|
個室 |
有 (4人可、6人可) 【個室料について】 2名様の場合 お料理代金に対し15%頂きます。 3名様の場合 お料理代金に対し10%頂きます。 4名様以上の場合 お料理代金に対し5%頂きます。 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり。 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
小学生以下のお子様は個室のみのご案内となります。 |
ドレスコード | 季節や時間帯、空間に合った服装にてお願い致します。 |
ホームページ | |
オープン日 |
2016年12月10日 |
備考 |
Message |
初投稿者 |
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今日は京都まで少し足を伸ばして
金沢の人気作家さんの器の個展に寄せてもらった帰り、
以前から伺いたいと思っていた烏丸にある日本料理の『研覃ほりべ』さんでランチをいただくことにしました。
陽射し差し込む明るい外観、
暖簾を括るとぼんやり灯る明かりの先に飾られたたわわに実った稲穂が手招きをする
奥へと続く京町屋、黒光りした漆塗りのカウンターが放つ柔らかな光の元踏みしめた石畳の音が途切れると厳かな静寂が包み込む
漆のカウンターに映り込んだ指先。
鏡のように磨きあげられたテーブルからは日々の鍛錬と感性を写し出すリフレクション、迎える側のもてなしの姿勢が伝わってきます
ひんやり漂う空気感の中、本日のお昼のコースを始めて頂きましょう
造り、強肴、焼物など全8品7,605円(税·サ込)
+ドリンク
◇瓶ビール
◆ 先付け
先ずは瓶ビールをいただき重陽の節句からきせわたは紫の菊と海老、ホタテ、原木椎茸、梨
美しい椀の中の泡、
レアな海老の歯応えに絡んだやわらかな酸味は
舌先で弾け広がり消えてゆく
儚げな味わいにふと心が和みます
◆椀物
栗新庄の椀物
水吹きされた蓋をゆっくり開けると十時に切った菜と柚子大きなしめじ、ふっくらとしたしんじょは箸で簡単に解けふわふわ、
ふくよかなしんじょの口溶けと深く澄み切った出汁の丁寧な味わいの調和が身体中に沁みて伝統の京懐石を守られているのを実感する
◆造り
鰹、明石の鯛
醤油とちり酢で
鯛はもう少し厚みが欲しいと思う私は野暮なのだろう
しかも誤って薬味が沢山付いてしまった
まだ少し緊張しているみたい…
◆強肴
石焼 鰆くるみ味噌、鴨ロース柴漬けおろし 南京、
熱々の石に水をかけ一気に上がる湯気と共に程よい焼き目がついた。
くるみ味噌ってこんなに美味しいんだ…味噌の馴染んだ鰆の柔らかなこと、
鴨にちょこんと乗った柴漬けの入ったおろしは目から鱗肉料理を和の味わいに一役買う新しさで自宅でも是非試してみたい味でした
◇田酒 純米吟醸
◆焼物
鳳凰の上蓋の絵付けが見事でしばし眺めてその重厚感を楽しみます
中には子持ちあゆ昆布巻き
小芋、ほうれん草、人参
じっくり煮込まれ骨まで柔らかくなった鮎の端正な味わいで日本酒が染み渡ります
◆食事
しめじと銀杏 焼き茄子の味噌汁
山椒昆布
ほうじ茶深い
1つのテーブルに1つの炊飯釜、
秋のしめじに翡翠色の銀杏、余りに美味しすぎて上品に盛ってもらった一杯目はあっという間、空になった茶碗をもう一杯と差し出し2杯目はこんもり盛られこちらも上機嫌でペロッと平らげてしまった
ほんの少し余ったご飯をおにぎりにしました。と
手渡された懐紙に包まれたおにぎりの嬉しかったこと
◆果物
シャインマスカット酢橘シャンパンのシャーベット
煎茶
◆菓子
栗の羊羹
デザートは舟形のシャーベット、
丁寧に入れられた煎茶の深みを味わったあとに気が付いたこと。
煎茶の茶碗のほんの口先に施された『金継ぎ』。
私が金継ぎを始めたこのタイミングで出逢えた不思議な巡り合わせでした
お手本のような大将の継いだ部分を目を閉じ滑らかさや質感を確かめる、
欠けた器に金継ぎを施すことで捨ててしまうものに再び命を吹き込む新たな唯一無二の美、
室町の茶の道から続く素晴らしい芸術です
「まだまだ下手ですが。」と
照れ笑いをする大将の道具を大切にする料理人としての本質とこのお店が名店である所以を感じました
小さな事に気付けた自分が嬉しくていつの間に緊張も解け大将と楽しくお話しさせて頂いて。
味も設えも予想以上、是非また伺いたいと思います
出逢いに感謝を。
大将、ごちそうさまでした。