五年ぶりのちょい飲み : Shinjuku Sanchoume Tachinomi Arigatou

映画がはじまるまで、1時間強の時間があります。
ここのところ、こういう時、酒を飲んでませんでしたが、
久しぶりに、ちょい飲みをすることに。

五年ぶりに、訪問してみました。

今回のお店
◎ 新宿参丁目 立呑み ありがとう

入ってみると、カウンター席が、幸運にも空いておりました。
お隣は、常連さんとら思しき熟年男性。わたくしと同類項で、親近感がらわきます。

◆生ビール
とりあえず、ビールというのは。昔からの習慣。
キンキンに冷えた泡と液体が、のどを通り過ぎていく感覚は、何事にも変えがたい。美味し。

◆ブリカマの煮付け
本日のおススメは、カウンター端の黒板に書いてあります。
ちょうど、その前に、お客さんがおり、写真は撮れませんでしたが、この中から、チョイス。
大皿から、皿に移し、温めてからの提供。

じっくりと煮込まれただけあって、身の奥まで、甘辛い煮汁が、滲みております。
箸で、つつくと、ホロホロと身が骨から外れ、用心深く、口に入れれば、
これはこれは、美味い。
煮魚の本領発揮です。そして、何より、嬉しかったのは、身についた魚卵。
プチプチとした食感が、最高。美味い。

◆うめサワー
本当は、バイスサワーが飲みたかったけど、これで代用。　
それほど、酸っぱくなく、飲みやすいドリンク。

◆マカロニサラダ
ファストおつまみの代表、メニューにあれば、ついつい、
頼む大好物。チマチマ、箸で突きながら。美味しくいただきました。
なかなか、美味しかった。

時計をみると、映画上映まで、もう少し。
これ以上、酒を飲むと、100%、映画最中に寝てしまうので、
店を出ることにしました。

あー、楽しいチョイ呑みでした。
どうも、ごちそうさま。

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最近、仕事先が変わり、勤務帰りに、映画を観るというパターンが崩れてきました。

これじゃ、いけない！

と、新しい生活を模索しています。

言い訳がましいですが、ディズニープラス、HULU、Amazon prime、wowwowでは、
ぼちぼち、見てはおります。

渋谷の日雇いロード―の帰り、軽く一杯飲んで帰ろうと思いました。
しかし、渋谷で思いつく店がありません。

東急本店でウインドーショッピングをした後で、ぶらぶら、渋谷駅の方へ戻ると、
久しぶりに、あの店に行ってみようという気になりました。

今回のお店
【◎新宿参丁目 立呑み ありがとう】

近くまで来たのに通り過ぎたのは、前回にあったタバコ自販機が撤去されたので、
その分、店先の雰囲気が変わったせいもあるんでしょう。

店に入ってみると、なんだか静か。
平日だったせいかもしれませんが、前回のわいわいがやがやの空気と真反対。

空いていたカウンター席につきました。立飲みと謳いながら、ちゃんと座れるので
これは、楽です。

◆日本酒熱燗
少々、体が冷えていたので、注文です。ちろりで供されるのは、趣きがあります。
甘口の酒で、口当たりがいいです。体が温まります。

「ここらに並んでいる品はいいですよ」

大将が言ったので、カウンター上に目をやれば、おばんざいスタイルで、大皿に
料理が並んでいました。

◆牛とろ煮込み全部入り　450円＋税
電気グリル鍋に入っていて、ここからよそおってくれます。

前回は、玉子入りを頼んだのですが、今回は全部入りを注文。
つまり、豆腐がラインナップに加わるわけです。

まずは、豆腐からいただきましたが、温度が低い温いものでした。
グリル鍋という性格上、仕方がないのでしょうが、わたくしは、
アツアツのものを好むので、これは残念。

具自体は、牛肉、玉子、豆腐とそれぞれ、煮込み具合は良好なので、
手間はかかりますが、一度温めなおしてくれると、さらに美味しくなることでしょう。

ここのおすすめメニューは、店奥のボードに書かれています。
どれも、そそられましたが、季節ものということで選びました。

◆ほたるいか刺身 500円＋税
酢味噌でいただくことにしました。ほたるいかは、一口で、パクリと出来るサイズが
良いですね。酢味噌、茗荷と一緒に食せば、プリプリの食感と共にイカならではの風味。
これは美味い。

◆生レモンチューハイ 400円＋税
日本酒のチェイサーになりそうなドリンクを選びました。大将が、絞り器で作った
レモンジュースが入ったチューハイは、酸味がひときわ強く、刺激的でもありました。

◆レバカツ350円＋税
奇しくも前回と同じ注文になりました。鉄分補給が出来そうな揚げ物は美味し。

あらためて、前回と比べて見ると、同じようなものばかり頼んでいることに
気づきました。無意識だと、こうなってしまうんだ...と苦笑いしました。

（あれあれ？）

前回の元気がいい若いおにいちゃんの姿が見当たりません。

てきぱきと動き、注文のやり取りもスムーズ（←大切です）で、気分も盛り上がったものですが、
これは、残念でした。店の雰囲気、活気というものは、がらりと変わるもんなんですね。

会計は、2400円ほど。ごちそうさま。

この日は、新宿三丁目、「世界堂」での買い物帰り。
外に出ると、もうすっかり、暗くなっていました。こうなれば、こっちのもの（＾ｑ＾）ｖ

なんか、軽く飲んで帰ろーうっと

とりあえず、新宿柳通り交差点方面に向かって、歩を進めると、路上に、ひときわ、黄色に光る看板を発見！
そこには「立呑み」の文字。こりゃ、入るしかないでしょう。

【◎新宿参丁目　立呑み　ありがとう】　
立呑みと名乗っていますが、皆さん、椅子に座って楽しそうに飲んでいました（＾＾）
手前にひとつだけ、席が空いていたので、ここに通され、着座。

その後、奥の席へ移動になりましたが、こっちのほうが、写真撮影には都合が良いので、
思わず、心の中でガッツポーズです。

◆日本酒の熱燗
ちろりで出されるとは、オツなもんです。子供の頃は、こういう光景は良く見かけた気がします。
一口飲んだだけでも、ホッと、体が温まりました。コップ一杯半くらいの分量も入っていて、これも嬉しい限りです。

これと一緒に頼んだのは、目玉料理、ずばり、煮込みです。牛とろ煮込みが基本で、これに玉子を付けました。
◆牛とろ煮込み　玉子入り　４００円
配膳されて驚きました。これほど美味そうな煮込みに合うのは久しぶりです。

こんもりとたっぷりと盛られた牛スジですが、少し目を凝らせば、煮詰めた飴色の玉ねぎがまとわりついてます。
皿の向こう側には、いい色をした煮込み玉子がちょこんと控えています。トッピングは、ねぎ。

これらの具を煮込む汁は、濃口醤油がベース。これに絶妙な甘さを加えているのが、玉ねぎ。
意外に、煮込みに使われることの少ないこの食材が、味に深さを与え、すき焼きにも似た芳醇さを醸し出します。

牛すじは、かつて経験したことのないようなトロけぶり。”コラーゲン一杯”という謳い文句に偽りなし。
箸で持ち上げると、プルプルと震えるのが何よりの証拠。
口に放り込めば、一瞬にして、溶けてなくなる気がするほどで、いくらでも食べられます。

少々固めの煮込み玉子は、二つに割ってみると、煮汁が、隅々まで浸みております。美味し。

ここで、煮込みに、七味唐辛子をかけてみました。味が一新するので、これもまた、楽しい。
全体的に、よくまとまった最高の煮込みでした。

黒板には、ずらりと、おすすめメニューが書いてあります。次に頼んだのは、
◆あさり酒むし　450円
あー　汁ものだったな・・・と思いましたが、あさりを貝がらから外しながら食べるのも一興。
出汁が効いた汁は、最後の一滴まで飲み干したいくらいのものでした。

◆ライムサワー　300円
熱燗がなくなったので、今度は、冷えたドリンクです。
かんきつ系に外れはないですね。すっきりした酸味が、口の中をさわやかにしてくれます。

しかしながら、汁ものをアテに飲むという展開で、胃の中は、たちまちにして、水分ばかり。
もし、ジャンプすれば、タッポンタッポンと音がするかもしれません（＾＾；）

◆レバカツ　450円
最後に揚げもの系の品。独特の風味がする食材のレバですが、こうすることで、おやつ感覚でも楽しめる品に
仕上がっています。おまけに、不足しがちな栄養分も取れるわけですから理想的ですね。

会計は、１９５０円。　小一時間ほどの滞在でしたが、存分に楽しめました。ごちそうさん。
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【禁酒　道半ばの心境 】
60日間というのが当座の目標である禁酒期間中ですが、まだまだ先は長いです。
カレンダーには「禁酒」の付箋を貼っており、目標日までのカウントダウンをやっています（＾＾：）

まったく飲みたくないか？と聞かれれば、ウソになりますが、これも、荒行のひとつと考えれば
些細なことに思えます。お坊さんの最大の苦行、「九日間断食・断水・断眠」に比べれば、ヘみたいなもんです。

「吉田類の酒場放浪記」「ワカコ酒　seazon2」は、欠かさず見ています。
どうしても飲みたくなれば、哲学の本を読んだりもします。

どうして酒を飲むだろう？　そもそも自然界においての酒とは？
　
・・・いろいろ難しいことを考えると、酒への欲求も減ってくるから、不思議です。
まるで内観療法みたいですね。

来月には、ふるさと納税のお礼の品で、焼酎が届く予定ですが、それまでがんばります。