個性とパンチに満ち溢れた唯一無二の塩ラーメン。
2023年4月22日(土)
昨日は2軒目に前々から気になっていたこちらの店を初訪問。
こちらは大井町の人気店である「のスた」の渋谷支店に当たります。
私は本店には行けておらず、現在は平日昼のみの営業である事から、本店の訪問は諦めてこちらを訪れる事としました。
13時56分に到着すると、店の前では2名の先客が入店待ちの状況です。
先ずは「細麺塩」の食券を購入し、店員に渡すとニンニクの要否を尋ねられた事から入れて頂ける様にお願いしました。
そして、外で待つ事11分ほどで店内に案内され、着席してから5分ほどでラーメンが到着です。
濁りを帯びたスープには鶏油と少量の刻みネギが浮いていて、細麺の上にはニンニクを配ったチャーシューと共にメンマが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、適度でいて円やかな塩味と共に、重厚でいて生姜の風味を帯びた動物出汁の味わいが口の中に広がります。
出汁は鶏や豚の動物系が主体と思われるものの、自ら味わう限りでは鶏肉のエキスや油分の旨味が味わいを圧倒的に占めている印象です。
一方、塩味が強めと聞いてはいたものの、私にとっては至って適度な塩梅であり、寧ろ鶏油や化調で塩角が丸められている様に感じます。
また、生姜の風味がシャープに効いてはいるものの、摺り下ろした生姜に有りがちな刺激がギリギリ伝わらない程度に留められています。
また、刻みニンニクをスープに溶いてみると、分厚い動物出汁の旨味に対して微かなニンニクの風味が巧妙なアクセントを与えています。
次に麺を食べてみると、低加水寄りの細麺が若干硬めに茹でられていて、粘りを帯びた歯触りと共に極めて鮮明な小麦の風味を感じます。
細麺にはスープと共に鶏油が存分に絡み込むものの、些か鶏油が過多である事から食べ進めるに連れて油っぽさが次第と上回る印象です。
次にチャーシューを食べてみると、豚肩ロースと思しき部位の焼豚が厚めにスライスされています。
ただ、肉質は固めに仕上げられていて、尚且つ醤油ダレが強めに染みている事から、肉質の旨味が些か舌に伝わり難い印象が否めません。
食べ終えた感想ですが、私には相当油っぽい味わいである様に感じたものの、続け様の連食が影響している可能性も強ち否定出来ません(汗)
一方、類似した味わいは全く思い浮かばず、唯一無二の塩ラーメンと言っても過言ではない様に感じます。
改めて訪れる機会があれば、次回は大半の客が食べていた「太麺ポン酢」を是非試してみたいと思います。
ご馳走さまでした。
점포명 |
Rin
|
---|---|
장르 | 라멘 |
문의하기 |
|
예약 가능 여부 |
예약 불가 |
주소 |
東京都渋谷区宇多川町6-20 パラシオン渋谷 1F |
교통수단 |
渋谷駅から徒歩9分 시부야 역에서 649 미터 |
영업시간 |
영업시간과 휴무일은 변경될 수 있으니, 방문하기 전에 식당에 확인하시기 바랍니다. |
예산 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
예산(리뷰 집계) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
|
지불 방법 |
카드 불가 전자 화폐 불가 |
좌석 수 |
16 Seats ( カウンター4席・テーブル12席) |
---|---|
개별룸 |
불가 |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
불가 |
금연・흡연 |
완전 금연 |
주차장 |
불가 近隣にコインパーキングあり |
공간 및 설비 |
카운터석 있음 |
이럴 때 추천 |
많은 분이 추천하는 용도입니다. |
---|---|
오픈일 |
2011.1.5 |
비고 |
食券制です。外待ちが発生している場合は先に食券を購入するよう注意書きがあります。 |
昨日は私用で渋谷に足を伸ばしたついでにこちらの店を訪問です。
こちらの本店である大井町の「のスた」は今は無き神保町の「さぶちゃん」と「目黒二郎」出身の店主が営む人気店です。
尚、こちらのメニューは「さぶちゃん」をインスパイアした「細麺」と「二郎」を独自アレンジした「太麺」の二本立です。
因みに、今回の目当ては二郎ファンから密かな人気を集める「太麺ポン酢」です。
14時03分に到着すると、店内の席は概ね8割程度が埋まっている状況です。
先ずは目当ての食券を購入し、席に着いて食券を渡すと共に「麺半分」と伝えると待つ事7分ほどで待望のラーメンが到着です。
透明な醤油スープの中には太平打ち麺が盛られていて、上にはチャーシュー、背脂、刻みニンニク、茹でたモヤシが乗っています。
先ずはスープを飲んでみると、幾分強めなポン酢の風味や酸味と共に、限りなくシンプルな動物出汁の旨味が口の中に広がります。
二郎系の特徴である甘味が希薄である反面、それ故に豚清湯とポン酢の融合により生み出される相性の良さが至極如実に際立ちます。
次に麺を食べてみると、低加水寄りの太麺が若干硬めに茹でられていて、ゴワ付いた食感と共に灰分掛かった小麦の風味を感じます。
そして、粗めな肌にはスープが存分に絡み込み、塩味と共に極自然な酸味が重なる事で小麦の甘味が一段と鮮明に浮かび上がります。
一方、刻みニンニクをスープに解いてみると、ポン酢の酸味がコントラストとなる事でニンニクの輪郭が舌に鋭利に映し出されます。
次にチャーシューを食べてみると、豚バラ肉と共に豚腿肉と思しき煮豚が分厚めに切られています。
赤身は繊維に沿って解れるほど柔らかな仕上がりである反面、エキスが幾分抜け気味である事から些か旨味に欠ける感が否めません。
食べ終えた感想ですが、二郎系ならではのパンチを保ちながらもサッパリ寄りでいて食べ易い味わいに仕上げられている印象でした。
改めて訪れる機会があれば、次回は個人的に前々から気になっていた「太麺M.Oスープなし」を是非試してみたいと思います。
ご馳走さまでした。