神泉の千羽。 : Kushiyaki Semba

前からお伺いしたいと思ってた。ちょいちょい覗いたこもある。夜の９時過ぎとかだと、結構、満席のことがあって。なかなかタイミングが難しいかなと思ってた。
先日、７時過ぎにお伺いしたら、口開けであった。まずは、カウンター席に陣取りつつ、連れが到着するのを待ちつつ、とりあえず、生ビールと、白菜漬けだけお願いしてみた。

突き出しにシラスおろし豆腐が供される。シラスが「がぴがぴ」だったのはご愛嬌か。
白菜漬けの盛り付けが、妙にオサレだったｗ。写真をアップしておいたので、ご参照あれ。キュウリにタクアンを挟んだものが添えられる。

さて、連れも到着したことだしと。こちらにお伺いしたからには頼まないといけないという、３点をまず。
・千羽焼き。緑のものを強烈に混ぜ込んだつくね。風味付けというより、結構な量、混ぜ込んであるので、まるで草餅みたいな感じ。なにを混ぜ込んであるのかについて、お約束のクイズとして出題される。ふたつまでは楽勝。あと、もうひとつは？とお聞きしたら、自分で分かるまで通うしかないみたいｗ。
まあ、敢えて、もうひとつをここで書いて晒したりはしないが。タケノコご飯には、小生的には必須のものとだけ申しあげておこう。

・千羽タレ焼き。若鶏焼き。ちょっとピリ辛な感じが「千羽オリジナル」ということなのだろう。普通に旨い焼鳥。
・カレー味の煮込み。さっと刻みネギがあしらわれる。肉のほろほろ加減と、あまりカレー味が前面には出てこない感じがオサレ。ニンジンもいい仕事してるし。

豚の串焼きに行っても良かったのだが、わりといー感じにお腹に溜まってきた感もあり。二品ほど追加するに留める。
・じゃがいも・塩辛。連れが塩辛が食べたいとのことだったので、折角だからと、じゃがいも・塩辛にてお願いする。じゃがいも、まるまる一個どどーんと供されたらどうしようかと思ったら、結構、コンパクトに供されたので、ちょっと安心。塩辛の按配も上等だし、結構、良かったと思う。
・こりこり軟骨のポン酢和え。なにかお勧めありますかとお聞きしたら、ご主人のご推薦があったのでお願いしてみた。から揚げとかに良くされている、こりこり軟骨を茹でたものとキュウリの取り合わせ。和からしも一緒に混ぜ込んで食すのが吉。

飲んだ酒としては、まずは、生ビールの中ジョッキ。
・沢の井の辛口を２合、燗付けしつつ。
・長野の天竜って酒。にごり。これはグラスで。
・その後、焼酎２杯。いずれのもロックで。なかむらと、国分と。

この店にしては、それなりに飲んだという勘定になるのだろうか。ふたりで１万円弱のお支払い。
酒の値付けがそれなりということはあったか。もう少し安くてもバチはあたるまいとも思ったが、供されるつまみも割りと上等だったように思うし。なにより、老夫婦の味のある雰囲気を堪能できたので、これはこれで良かったと言えよう。

こちらの店、いまの場所で１１年とおっしゃっていたか。その前にも別の場所でやられていらっしゃったとか。長年やられていることが素直に納得できる店のように思われる。この界隈で飲む折には、ちょいちょい立ち寄ってみたいような気もするのだが。夜９時とか、10時だと、それなりの競争率なのやもしれぬ。