銀座の隠れ家で自然栽培野菜と熟成牛ステーキ堪能 銀座らんぷ＠銀座｜246 Gourmet Street : jukuseigyuutoshizenhawainfurenchibisuginzarampu

彩り鮮やかな野菜と、熟成牛の組み合わせ。
銀座にいながらゆったりとカウンターで、心行くまで料理を堪能できるお店でした！

場所はコリドー街。
俺のスパニッシュのビル５階にありました。
銀座らんぷ
https://ginza-rump.com/

フレンチの料理人が長年の経験と感性の技巧を活かした自然栽培野菜料理と、
旨味が凝縮された赤身ステーキでおもてなし。銀座の小さな隠れ家レストランで楽しいひとときを。
ご接待、会食、お誕生日等にご利用ください、とのこと。

なんでも渋谷から銀座に移転されたそうで、渋谷は広めのお店でしたが、
銀座はオープンキッチンの隠れ家のようなお店に。

お寿司もそうなんですが、
オープンキッチンで、目の前で調理する過程をみるというのは楽しいんですよね。

お店の名前、ランプがカウンターの上に掲げられていたので
聞いてみると、こちらではなくお肉のRumpのほうだそう。
それでも、すべて違うデザインのアンティークものが揃えられていて、こだわりを感じます。

まずはの一杯は、
季節限定ワビサーレの旬果実サングリアから。

この日はおまかせコースで。
小玉スイカのガスパチョと鮎のカダイフ

熊本産の濃厚な味わいのスイカの甘さをぎゅっと詰め込んだガスパチョ。
そこに肝まで使ったテリーヌを鮎で包んで揚げて、鮎のおいしさを
目一杯楽しめるカダイフ揚げ。
さくさくと軽やかな食感と共に、肝のほろ苦さも感じて、夏だなあとしみじみ感じます。

続いてはオーガニック野菜のテリーヌ　ニース風

野菜の間に挟まれたのはマグロのホホ肉。
こちらのマグロは築地の藤田さんから入れているそうで、高級江戸前寿司店に
降ろしているマグロの質は、間違いなく。
そちらをコンフィにして仕上げるという手の入れ方。食感のあるズッキーニとなど、
食べる場所で味わいも食感も違って、食べ進めるのが楽しい一皿。
彩りの綺麗さはもちろん、目で食べて、舌で感じて。どれも野菜の味が濃いなぁー。

続いては新玉ねぎのババロア
ババロアの上にはコンソメジュレと、何と無添加の岩手の瓶海胆。
ババロアは砂糖が入ってるの？というほどの味わい。
無農薬埼玉の新玉ねぎの甘さに、海胆の旨みのある甘みが乗って・・・
舌の上がいつも幸せに・・・いつまでも留めておきたい、そんな逸品でした。

ここらでワインに変更。
HenriPoironDomainedesQuatreRoutesMuscadetSevre-et-MaineSurLie
何と栃木の大谷石の天然地下蔵で熟成させられるというこちら。
青リンゴのようで、澄んだ味わいが美味しい一本。

魚料理はアイナメ

ダプナードソースとラタトゥイユ。その上にはパクチーの花が乗っていて
運ばれて来てからふわっと香る、香る。
外側パリッと、中はしっとりの絶妙のアイナメの火加減。
旨さを最大限に引き出していました。

肉料理は
５０日熟成したイチボのステーキ　マスタードと黒にんにくソースで

熟成肉の旨さ。それは口に入れたときに分かる。
ふわっと立ち上るナッツのような熟成香。そして噛みしめるたびに、普通の肉とは違う
濃厚でまろやかな味わい。肉本来のおいしさを舌の奥までしっかりと感じて・・・
丁寧な熟成加減が分かる、ステーキでした。

締めのご飯は
自然栽培のお米を土鍋で炊くこだわり。
蒸らすときに蓋をあけたときの、鮮烈なお米の香りも素晴らしく。

こちらを漬物とみそ汁で。
またこのみそ汁が特筆すべきもので、天然醸造の合わせみそ。
天然醸造とは大豆の味わいが濃く残る、昔からの製法。
そこに自然栽培の三つ葉。これがまた野性味あふれる味わいで
これが本当の三つ葉の味だったんだなと、分からせてくれるお味噌汁でした。

デザートは２つ
ホワイトチョコレートを入れ込んだ、クレームブリュレ。
ブリュレなんだけど、チョコレートの風味と味が濃く残る、食べたことのない逸品。
桑の実もまたいいアクセント。

シュークリームは一口食べれば、ラベンダーの香り。
エッセンスを抽出したものを合わせたそうで、初夏の爽やかな風が駆け抜けるデザートでした。

熟成肉をウリにするお店はたくさんあるけど、野菜とのコラボレーションが絶妙。
コースでかなりの量と種類を食べたんじゃないかな？
一皿食べれば自然栽培の野菜にこだわるのが、すぐ分かるはず！
また、銀座にありながらリーズナブルってのもまた魅力です。