香のものが美味しくないお店は… : Oshokuji dokoro donbura

関内苑からパチンコ屋のSkipというお店へ進み、右折すると小さな路地に黄色い看板が見えます。

所用で半休を取ったので、会社に戻る途中に訪問しました。11時30分前に到着して一番乗り。店頭の達筆な黒板の文字を解読し、｢イサキの刺身と天ぷら膳｣にする決意を固めました。

狭くて暗くて綺麗ではない店内。テーブルは4つほど。相席必至です。店員さんに先程の決意表明をし、お茶を飲んでテレビを見ながらのんびり寛ぎます。

壁には外の黒板には無かったメニューも掲げられています。ミスマッチ丼なんてのもあります。待っている間にも、お客さんがどんどんやって来ます。みんな常連さんのようです。

やって来ましたイサキの膳。イサキの刺身が6切れ程、天ぷらが3切れ程、ご飯に器の大きな味噌汁と香のもの。

｢香のものや小鉢に手を抜いているお店の料理は美味しく無い事が多い｣というカントナが即興で造った格言がありますが、ここのお店の香のものは全く美味しくありません。市販のものの中でも美味しく無い部類に入ります。こんな香のものだったら、出さなくても良いレベル。

手を抜くのにも大きく2種類あって、香のものそれ自体は普通でも、年中同じもので季節とかを意識していないパターン。もう一つはそもそも香のものそれ自体が美味くないパターン。もちろん後者の方が残念度が圧倒的に高いです。残念ながら格言が当てはまってしまうのでしょうか。

イサキの刺身はフニャフニャでニチャニチャ…。天ぷらはサクサクだけど味わいは無し…。味噌汁はダシを感じないインスタントレベル。魚を扱っているのであれば、そういったものからダシでも取って欲しかったです。ただ、ご飯は炊きたてで美味しかったです。

う〜ん…。これだったら近くにもっと美味しい魚のお店はたくさんありますね。再訪はありません。格言が当てはまり、残念です。