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店名 |
ラーメン六角家 戸塚店(ロッカクヤ)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
045-864-4490 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
江ノ電バス「戸塚駅東口」から「飯島団地循環」、「大船駅」行き等に乗車、「南谷」で下車して徒歩1分。 戸塚駅から1,912m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
28席 (カウンター10席、テーブル18席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙
店外に灰皿あり |
駐車場 |
有 5台(2台+3台) |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
お子様連れ |
子供可 |
公式アカウント | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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熱い丼を両手で持ち上げて、溢れんばかりのスープをズズっと飲んでみる。
そうそう、この少々獣臭い感じといい、形容しがたい濃さといい、それでいて
他の直系店ほどには醤油は立っていない・・・あれほど器が油まみれなのに
頑なに店がレンゲを用意しなかった訳が何となく理解できたような気がする。
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
30年ほど前の小学生時代に母親に六角家 六角橋本店 に連れてきてもらったのが
きっかけ。口コミサイトなどまだない時代、タクシー運転手の間で旨いと評判に
なって広まったと聞く。実際に食べてあまりの旨さに小学生ながらに衝撃を受けた。
以来、人に自慢できるお気に入りの店と意識したのが六角家だった。
その六角家 本店も紆余曲折あって今月末で閉店、こちらの戸塚店もリニューアル
予定とは言え、今月末で一旦休業するとの話を聞き、源流の味を確かめにきてみた。
車のナビで六角家で検索すると、古いナビに登録されている閉店した支店の数々が
出てきた。更に調べてみると、他にもこんなにあったのかと驚くほど。
海老名店
十日市場店
船橋店
御徒町店
羽田店
あいにく、本店と十日市場店しか行った事なかったが、まさに栄枯衰退と言うべきか
現在営業しているのは戸塚店のみ。弟子たちが次々と巣立って独立、今では数ある
家系の中でも太い源流の一つとしてブランド化しただけに、本店の閉店はレジェンド
の終焉を告げる様で何か寂しさを覚える。
今回初めての訪問となった戸塚店、現地についてみると三叉路(Y字路?)で区切られた
鋭角な三角形エリアにあり、入口は狭いものの奥行きは広くなるようにうまく店舗が
作られている。
月末最後の週末の昼過ぎなので混んでる事を予想したが、先客は意外にも3名程、
後客も2名程で思いほか空いている。時間が14:30 頃だったからオフピークなだけ
だったのかもしれませんが。
券売機で食券を購入し、刷られた紙を渡して注文する方式。キャベチャーとか
味付けネギとか気になるサイドオーダーもあるが、ここはラーメン並を海苔増し、
そしてライスのオーソドックスな構成で頼んでみた。
ラーメン並(650円) / 固め + 海苔増し(100円)
--
【スープ】
醤油は控えめながらも豚骨感やコクは強烈、店舗そのものが獣臭がするのもあるが、
スープも良い意味でインパクトあり。カエシによる味調整というよりは豚骨と鶏ガラ、
そして鶏油による風味で全体の味を決めている印象、つまりカエシより出汁感の方が
強く出てる気がした。鶏油は多め指定せずともタップリと浮いており、風味も強い。
ややトロミを持ったスープをかき混ぜると浮いた鶏油で綺麗な模様が描かれ、丼の淵
には茶色い骨粉が付く濃厚っぷり・・・骨の髄が染み出すまで炊き出した結果だろう。
まさに「無骨」という表現が似合う、これぞ六角家というスープに脱帽。
【麺】
言わずと知れた酒井製麺。1年ほど前に本店で食べたのが最後であるが、恐らく
本店と同じタイプの麺を使っていると思われ、軽く縮れの掛かった中太麺。今では
もっと太い麺も見られるようになったが、このぐらいが丁度食べやすいし、
モチモチ感も感じられて美味しい。
大分家系を食べてきたつもりだが、酒井製麺使用の弟子達の姉妹店でもこの食感の
麺はあんまり経験がない。最近は加水率だの全粒粉だの小麦も数種類だのと、麺
一つでも非常に研究され手間が掛かってるものが多い中で、一昔前の麺という感じ。
多少の色メガネもあるかもしれないが、懐かしさすら感じさせ、一番好みの食感。
【具材】
チャーシューx1、ほうれん草、海苔(別途追加)。
ほうれん草はクッタリしてたが、しっかり温められていて茎の部分は味わうことが
できた。チャーシューは厚めの固いタイプと思いきや、噛めばホロっと崩れる様な
柔らかい仕上がりで意外や意外。六角家のチャーシューは固い、噛み応えのある
チャーシューとの先入観があったが、たまたま出来が良かったのだろうか。
そして密かに期待の海苔だが、昔本店で使用していたモノと同じである事を期待
して増してみたのだが、残念ながら違ったようだ。風味もあって、スープに浸し
ても破けはしないが、スープを吸わせても海苔単体でワシワシ食べれる様な強い
タイプ(少なくとも私はそう感じていた)ではなかった。
自身の家系ラーメン好きは六角家から始まったなと考えつつ、30年前に刷り込まれた
味を思い出すように味わえた。最近の洗練された家系とはまた違う、やや不器用な
旨さを醸し出す六角家、リニューアル後も期待してるので再訪は必須。
ご馳走様でした!