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【再訪多数】味珍たぶんぶた珍味(回文)
再訪多数でありながら、近いというだけで再訪レビューを書かずに、不義理の限りを尽くしている常連店というのが、食べログレビュアであれば1つや2つ、いや、3つ4つ5つはあるはずだ。無いとは絶対に言わせない(大爆)。
ボクにとって、まさにこのお店がそうなのである。
今回、日頃の不義理を詫びつつ、2011.4.26以来の再訪レビューを書いてみたい。
今日もまた、横浜駅で神の手によりタイムスリップさせられ、狸小路に迷い込んでしまった(爆)。ヾ(・・ )ォィォィ
完全無欠の昭和である狸小路が戦後何度もあったであろう横浜駅前再開発を免れたのは奇跡に近い。
ここにモツの名店味珍(食べログ評価3.58点(2015.1.12時点))があるのだが、よせばいいのに本店も新店もこの狸小路内にあるのである。
歩いて13歩しか離れてない本店と新店は狸小路に何かあればひとたまりもない。これが心配の種である。
といったところで、いつものように味珍に行き、まずはやかんを注文する。
やかんというのは、アラジンの魔法のランプのようなやかんから注がれる甲種焼酎のことである。
これに梅シロップを垂らして、梅割りにして呑む。相変わらず、キクー!!
料理は以下を注文した。
・豚足:720円
・舌:720円
・牛もつ煮込み:590円
・ピータン:310円
・焼酎(梅割り):400円×2杯
いつもながら、豚足、タン、牛もつ煮は美味かった。
今回の再訪レビューで紹介したいのはピータン。
一口にピータンと言っても、黄金ピータン、水晶ピータン、青島ピータン、溏心ピータンとがあるらしい。
こちらのピータンはまったく癖がなくて柔らかく、黄身の部分がトローンしていていた。
おそらく、溏心ピータンだと思うが、抜群に美味しかった。
で、梅割りに合う~~~~~~~~っ。絶です、絶。
そんなこんなで気分良く呑んでいたら、急に自分が書いたここのレビューが読みたくなった。
ふむふむ、まだまだレビューのタッチが若いな(爆)。ヾ(・・ )ダレモ キイテナイヨ
今では必ず注文する豚足を、初訪問時にここではじめて食ったと書いてあった。
当時はモツ嫌いだったので、そうだったかなと、豚足をベロベロとしゃぶりあげながら振り返る(爆)。
このお店のお蔭で現在ではモツが大好きになった。ただしHNは除く(超大爆)。
さらにレビューを読み進めていくと、贔屓レビュアー様も多数来られていた。
中には焼酎を4杯呑んだ贔屓レビュアー様もいて、大笑い。
ここは目測で120mlのグラスにこぼして下さるので130mlくらい注いでくださると思っている。
それを4杯とすれば520mlだから、焼酎のストレートを3合近く呑んだことになる(爆)。
次に初訪問時に何を注文したか知りたくなり、読み直したら、今日とほぼ同じであった(大爆)。
デジカメで近々の前回訪問時を確認してみたら、それも今日とほとんど同じであった(超大爆)。
今日も、いつものように、ゆったりと流れる昭和の時間を過ごさせていただいたと確認できた。
といったところで、2杯の焼酎の影響でフラフラしながら、いつも気分よく呑ませてくださる若き大将に挨拶をしてお店を出ると、まぶしい光に包まれて、また世知辛い平成の世に舞い戻って行くあった(大泣)。
※追加写真は先頭の4枚
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「味珍たぶんぶた珍味(回文)」~梅割りと豚足に初挑戦の巻~ (2011.4.26)
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横浜駅から、徒歩3分の味珍(まいちん)本店さん。味珍新店もすぐ側にある。 2011.4.26に初訪問。
食べログのChandlerさんのレビュー(あさひや)を見て、梅割り目的にはじめて訪問してみた。
横浜駅のすぐ側によくぞ残ってくれたと感動すら覚える狸小路へと歩みを進める。
うわーっ、ここだよ。 珍味屋さんじゃないか。これが僕の第一感である。
豚足すら人生で一度も口に入れたことのない僕は、店頭まで来てから入るかどうか悩みだした。
新店の方は店員さんとはガラス越しに目が合ってしまい、素通りを装ってしてしまったので、入るなら、ここ本店しかない。
問題は何が食べられるかだ。本店の入り口上部のすきまから中のメニューをみると、もつ煮(煮込みだっかな?)と読める。
よしそれだと、意を決して店に入る。中には若い店員がふたりいらっしゃった。
まず梅割りを注文した。するとアラジンの魔法のランプのような形の「やかん」からストレート焼酎を注いでくださった。
さて、つまみを注文しよう。とりあえず、もつ煮を注文しておいて時間を稼せごうと考え、
「まずは、もつ煮を」と注文を入れると、間髪入れずに「すみません、売り切れです」と言われる。
(しまった! 読みになかった)
といったことで、しばし悩んだ上、覚悟を決めて豚足と、舌の注文をいれた。
この一連の動揺、その他の行動で、店員さんはすぐにズブ素と見破り、豚足と舌の皿を僕に出されるときに、
先輩格店員さんが「つけダレを作って差しあげろ」と後輩店員さんに命じてくださった。
小皿にどっさりとからしを盛り上げ、それにかなりの量の酢を入れてから、「かき回して溶いて頂いて、
醤油はお好みで入れてください。醤油で味がついていますから」と教えてくださった。
「酢からし」だけで豚足を食べきる自信がないので、醤油を沢山入れてみるがほとんど色が変わらない(苦笑)
念のため、焼酎にも梅シロップを沢山入れて、臨戦態勢を完了させた。
まぁ、この間、ふくべさんで「くさや」をはじめて食った(笑)し、何とかなるだろうと思いつつ、
豚足を店員さん特性ダレにつけて食ってみて、ビックリ。
臭みも何にもなくて、ゼラチン質でうまかった。
気がついたら、ベロベロと骨をシャブリ上げていた。舌もうまかった。
もちろん、目的だった梅割りもウメー。キクー(2乗)。
すばらしい店員さんがいて、梅割りを飲んで、うまい、豚足と舌を味わったところで、看板近くになった。
大満足でお店を後にした。
帰りの電車で、なんとなく、なぜもつ煮(煮込み?)がすぐ売り切れるのかわかった気がした。
きっと俺みたいな一見さんが多いんだろうな。(勝手な思い込み?(爆))
でも、俺はまたすぐにいきますよ。
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店名 |
豚の味珍(まいちん)
|
---|---|
ジャンル | 豚料理、ホルモン、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
045-312-4027 |
予約可否 |
予約可 テーブル席は予約可能 |
住所 | |
交通手段 |
横浜駅 西口 JR・東横線は徒歩二分、相鉄線は徒歩三分 横浜駅から123m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
70席 (本店1・2階新店1・2階合わせて70席、1階はカウンター席です。2階のテーブルは各4人まで。) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、焼酎にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
オープン日 |
1956年 |
備考 |
トイレは、共同で女性は鍵を借りて使用できます。 |
お店のPR |
横浜遺産酒場豚の味珍
狸小路にある豚専門の酒場であります。何処にもないその独創的な豚は、耳、尻尾、胃、頭、脚、舌などを通称やかんと合わせれば至福なひとときが約束される。一人飲みならば本店、新店一階カウンターに鎮座しよう。夏のハチノス、冬の煮込みと季節限定品があり。ご常連の特別な裏アテも、ぜひ。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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横浜駅のきた西口を出て1分、歩数にして100歩の場所に、よくぞ残ってくれたと感動すら覚える狸小路がある。
ここは昭和30年にできたそうだが、昭和を色濃く残すと言うより、戦後の闇市の残り香を感じさせる横町である。
イメージいただくとすれば、新宿の思い出横丁(別名ションベン横町)のミニチュア版だと思えばよい。
おそらく1軒でも火事を出したら、横町全部がお陀仏であろうこの狸小路に、味珍(まいちんと読む)は本店と、13歩離れた所に新店を構えている。
最初にお店の特長を3行で書き表す。
①醤油味で煮込まれ、素人でも食べやすく、臭みなど一切ない豚のモツが食べられる
②大正時代に考案された梅割(甲種焼酎に梅シロップを垂らしたザ昭和のお酒)が呑める
③令和と平成を飛び越して、昭和にタイムスリップできる(大爆)。
あと、ご婦人のおひとり様の場合、利用に当たって、以下に3点ほど留意点がある。
①トイレは狸小路共用のトイレとなるため、訪問前にはトイレは必ず済ませておくことをオススメする。
②やかんは約8勺のストレート焼酎である。一杯ですごくきくのでご注意を。半分でも頼めるのでご利用を。
③女性のお一人様のお客様もまれに見受ける。大将が、女性のお一人様には周りと離れた席を案内するか、きちんとしたご常連しか隣に座らせない。ちなみにボキは30前後の女性のお一人様の横に座らされた。ヾ(・・ )ジマン カヨ!!
といったところで、2020年8月某日21時頃に狸小路の本店に出撃する。
すると、狸小路に入った瞬間に、目も開けていられない程のまばゆい光に包まれた。ヾ(・・ )マタ ソノフリト テンカイ カヨ!!
お店は2階まであるが、階段は恐ろしく急で、酔っ払って落ちれば大変なことになる。
ちなみにボキは1階しか利用したことはない。
こんばんはと言いつつ、カウンタ席に座り、いつも気になるものの、希にしか聞けない再開発計画有無の話を大将に切り出して「そんな話、全然ありませんよ」と言わせて、ホッとする。この話は久々に来られたたくさんの元ご常連の皆さんが必ず聞くので、わざわざ聞かなくとも、吞んでいるうちに再開発計画有無の話が出てくるため、希にしか聞かないのだ(爆)。
(いつもはほとんど満席のお店だが、先日の訪問ではコロナ騒ぎでガラガラだった)
料理メニューは以下の通り。 お酒は、焼酎、日本酒、紹興酒が呑めるが、ワインはない(爆)。
・豚頭:720円
・豚舌:720円
・豚足:720円
・豚耳:720円
・豚胃:720円
・豚尾:720円
・牛モツ煮込み:380円(季節ものなので注意)
・ハチノスのからし酢みそあえ:550円(季節ものなので注意)
・馬刺し:820円
・白菜の漬物:310円
・ピータン:310円
・発酵豆腐:160円
・くらげサラダ:410円
・牛すじ:420円
豚モツはどれも食べやすくて美味しいが、女性やはじめての方にも「尾っぽ」と「耳」は喜ばれると思う。
「尾っぽ」と「耳」はコラーゲンの塊。お肌が気になるボキも必食メニューである(大爆)。
食べ方としては、まず、自分だけのタレを作り、これにつけて食べる。
刺身醤油皿の中に、辛子をてんこ盛りに入れる。量的には街の冷やし中華についてくる辛子の量の3倍以上を入れて、さらに、それを完全に溶かせる位多量のお酢をたっぷり入れて、よくかき混ぜて、お好みで少し醤油とラー油を垂らして出来上がり。
初訪問時は、大将に指示されたバイト君にタレを作ってもらったが、その辛子と酢の量を見て、椅子から転げ落ちたものだ。
味の方は、「尾っぽ」は中心に骨がある。食べやすい豚足と思えばいい。
豚の尾は漫画だとクルクルクルと線を丸めて書くだけだが、思ったよりも太いのに驚くかもしれない。
「耳」はすべすべした口あたりと食感が抜群で、骨のない「尾っぽ」のような味わいだ。ヾ(・・ )ゼンブ オナジ ジャン!!
ちなみに、これらの味の違いがわかるようになると、このお店のプロになれる(爆)。
あと、女性やはじめての方にオススメなのがピータンだ。
一口にピータンと言っても、黄金ピータン、水晶ピータン、青島ピータン、溏心ピータンとがあるらしい。
おそらく、こちらはいわゆる溏心ピータンだと思うが、まったく臭みがなくて柔らかく、黄身の部分がトローンしていて、抜群に美味しい。
そして、梅割。
こちらでは、焼酎と頼まずに「やかん」と注文するのが通だ。グラスに半分からの注文が可能である。
すると、アラジンの魔法のランプのような形の「やかん」から宝の甲種焼酎ストレートが角8勺グラスに注がれる。
これを別に烏龍茶を注文して割ってもいいが、専用の梅シロップで割って吞むのが、ここの通。
抜群の風情や昭和を感じながら、美味しく吞むことができる。
この梅割の歴史は古く、はじまりは大正時代だが、これは大正時代の米騒動で焼酎の酒蔵が10倍になったことと無縁ではあるまい。そして、酒の配給制の終了とともに、昭和25年から急激に普及するようになった。
しかし、不思議なことに東京下町とか横浜あたりまでしか広がらなかった。
現在は西は大阪、東は北海道くらいまで広がりを見せているが、面白いのは三重県でも呑めることだ。(ペコえもん調べ)
なぜ、梅割が三重県で突如吞まれるようになったのか。これは尊敬するレビュアTINTIN@吞んだ暮れ様がおっしゃった「金宮のお膝元だから三重でも梅割が吞まれているのでは説」が当たっていると思っている。
また、個人的に、梅割は昔は乙種だけでなく甲種焼酎も相当臭かったので、いかに美味しく呑むかという創意工夫の中で生まれたと思ってもいる。 梅味で紛らわせたわけだ。
これは地元横浜の呑兵衛の大先輩から「昔は焼酎など臭くて呑めたものではなかった。ここら辺で呑んでいた者など誰もいなかった」と聞いた時にピンと閃いた仮説である。
これが当たっているとすれば、終戦直後はいかに東京下町が貧しかったかを物語っていると思う。
昭和16年5月から昭和24年5月まで続いた酒の配給制。その間、メチルアルコール中毒の事故が多発し、全国で多くの人が命を落とした。こういった悲しい歴史を梅割は背負っている部分もあると思っている。
愛する読者様の中には、また急に興味のわかないような話を長々書き出したなと思った方もいらっしゃると思う。
が、これが次のレビューでご紹介する下町ハイボールや、今や全国区となったホッピーの誕生にも密接につながってくるのだ。
そんな昭和風情を考えつつ、梅割を吞む。今日も超大満足。
会計をして、大将に「ごっそーさーん、また来ます」とご挨拶して外に出ると、まばゆいばかりの光に包まれて、また視界を失う。
気づけばまた、懐かしい昭和の時代から、小世知辛く新型コロナで大変な令和時代に無理矢理引き戻されて、トボトボと帰路に着くのだった(超大泣)。