ランチのパスタ・前菜・スープ・サラダがとても美味しかったイタリアン・トラットリアで昼食♪ : Salon de MINATO

日曜日に朝からチョット所用で新長田方面に行った際のランチで利用したお店が、
「Ｓａｌｏｎ　ｄｅ　ＭＩＮＡＭＯＴＯ」さん
でした。
こちらは昨年の１１月に開業されたイタリアン・トラットリアって感じのお店でしょうか。
お店の場所は『タンク筋』より一本東側の筋で『国道２号線』より二本山側の通りのマンションの一階にありました。
入店時間は１１時３６分。
開店時間間際と言う事もあり、この時点での先客はペア客１組のみでしたが、私がお店を後にする１２時３０分頃にはほぼ満席になっていました。なかなかに人気がありますねぇ。お昼からワインを楽しんでいたお客さん達も結構いたなぁ。
こちらのお店の席数はカウンター席４席、二人テーブル７脚、二人テーブルの四人配置１ヵ所が有りました。
私は検温、手の消毒の後にカウンター席の一つに通され着席です。
着席後、カウンターに置かれたランチメニューを見ながらどのランチをいただくか検討。
こちらのランチメニューは、本日のパスタ・前菜盛合せ・サラダ・スープ・ドリンクがセットになった「Ａランチ」、「Ａランチ」に本日のメインが付くセットの「Ｂランチ」が有りました。「Ａランチ」の本日のパスタは二種類からの選択で、「Ｂランチ」は本日のパスタが「Ａランチ」とは違うパスタが一種類のみで本日のメインを二種類から選択出来るようでしたよ。また、二名以上での予約のみになりますが「シェフのお任せコース」って言うのも有りました。
と言う事で、ＡとＢのランチのどちらにするか暫し検討した結果、
「Ａランチ」￥１，３００
をオーダーです。
「Ａランチ」の本日のパスタは「鹿児島県産鶏もも肉のトマトラグーソース」と「銀鮭とキノコのオイルソース」からの選択だったので、
「鹿児島県産鶏もも肉のトマトラグーソース」
でお願いしました。
また、ドリンクはコーヒー・カフェオレ・紅茶・オレンジジュース・アップルジュース・グレープフルーツジュース・烏龍茶からの選択だったので、
「アイスコーヒー」
でお願いしました。
ドリンクに関しては別途オプションでしたが「ワインペアリングコース」って言うのもチョイス出来るようでした。ワインを楽しんでいた人達は多分これをオーダーされたんだな。
で、オーダー後２分で前菜盛合せ、バゲット、アイスコーヒーが届き、２２分でパスタが出来上がってきました。
では、「Ａランチ」をいただいていきましょうか。この「Ａランチ」は以下のような感じでした。
１．パスタ
（１）鹿児島県産鶏もも肉のトマトラグーソース
パスタは上記の通り「鹿児島県産鶏もも肉のトマトラグーソース」をチョイスしております。
パスタは直径２０ｃｍ、深さ４ｃｍくらいの大きさの藍色の陶器のお皿で提供されていました。
お皿の中のパスタは直径１１ｃｍ、高さ４ｃｍくらいに盛り付けされています。
パスタの表面にはブラックペッパーが極々軽く振りかけてありました。
パスタの量は１００ｇくらいのボリュームでしょうか？丁度一人前って感じでしたね。
パスタの太さは１．６～１．７ｍｍくらいの太さのスパゲッティーニですかね？
乾麺のパスタです。
噛み心地はカシカシとした少し固めの茹で加減です。もうチョットでアルデンテって感じくらいの固さだったと思います。
パスタに絡められたソースはオレンジ色でこの手のトマトソースとしては比較的明るめの色合いですね。
トマトらしい酸味は少し低めで、甘味はあまり感じられなかったかなぁ。でも、パスタのトマトソースとして考えると程好い感じではありました。
ソースの中の具材は鶏もも肉、ざく切りされたほうれん草、細かくみじん切りされた人参って感じだったでしょうか。
鶏もも肉のラグーなので、鶏もも肉は少しだけ細かくカットされていたと言うよりも肉の筋に合わせて細かく裂いてあったって感じだったでしょうか。そんな感じに少し筋っぽさのある鶏もも肉の旨味はまずまず高かったです。噛めば噛む程に旨味が高まっていく感じで、トマトソースとの相性もとても良かったですね。
それと時々口の中に現れるほうれん草の青菜らしい淡い苦味も良かったかな。
２．バゲット
バケットは１２ｃｍ角の大きさの正方形のウッドプレートで提供されていました。
バゲットは１カットのみ。
バゲット１キレの大きさは横幅最大７ｃｍ、縦横最大５ｃｍ、厚み３ｃｍくらいだったかな。
固すぎない程好い固さがあるバゲットだったので、パスタを食べ終わった後のソースを拭うスカルペッタ用としていただきました。
３．前菜盛合せ＆スープ＆サラダ
前菜盛合せ＆スープ＆サラダは１８ｃｍ角の大きさの黒色と白色の陶器のお皿で提供されていました。
このお皿の上にはスパニッシュ冷製トマトスープのガスパチョ、イタリアンオムレツのフリッタータ、ブロッコリーのアーリオオーリオ、イタリアの揚げパンのゼッポリーニ、ジャーマンポテトのポテサラ、冷製ローストポークのブルベリーソースがけ、赤蕪のピクルス、生野菜サラダがギッチリと乗っかっていました。
（１）スープ
①冷製トマトスープ（ガスパチョ）
スペインの冷製トマトスープであるガスパチョは、直径６ｃｍ、高さ５ｃｍくらいの大きさのお猪口のような小さな陶器の器で提供されていました。
スープの色合いはトマトらしい赤色。
サラサラのスープですね。
具材は・・・特には目に入らなかったかなぁ。具材はスープの中に溶け込んでいるって感じなんですかね？
青っぽいトマト味の後に淡いセロリのクセがやって来て、その後に唐辛子っぽいと言うかタバスコっぽい辛みがやって来る感じのスープでしたね。辛みはそこそこ辛くて、それなりに辛さが後を引く感じでした。
（２）前菜
①ゼッポリーニ
イタリアンの揚げパンであるゼッポリーニ。
ヨーロッパの料理にしては非常に珍しく海藻の青海苔が使われている料理ですね。
生地はモッチモチって感じに粘りがありますねぇ。
青海苔はそこそこ生地の中に練り込まれていましたが、そんな青海苔の風味よりもバターっぽい風味が強かったゼッポリーニでしたね。
②ブロッコリーのアーリオオーリオ
ブロッコリーが１キレ。
ブロッコリーはシャリっと少し固めに茹でられていると言うか炒められています。
アーリオオーリオですが、オイルっぽさはそんなに高くなく、ニンニクの風味も割合弱め。
何か海老っぽい風味と香ばしさが感じられたアーリオオーリオでしたね。
③フリッタータ
イタリアのオムレツであるフリッタータ。
そのフリッタータが１キレ。
フリッタータの中の具材はジャガイモ、人参って感じだったでしょうか。
クリーミーさが高くて舌触りが良いですねぇ。
味としては卵感よりもクリーム感とジャガイモ感が強いフリッタータでしたね。
④ジャーマンポテトのポテサラ
ジャーマンポテトのポテサラが一盛りくらい。
具材はジャガイモ、豚挽肉、人参って感じだったでしょうか。
キメの細かいポテサラの中にゴロンとしたジャガイモが入っているタイプのポテサラですね。
ジャーマンポテトだとソーセージが使われる事が多いのでしょうが、このジャーマンポテトのポテサラにはソーセージではなくて豚の挽肉が使われていました。
ジャーマンポテトのポテサラらしくマヨネーズ感が低くて、ジャガイモな感じと塩胡椒が程好く効いている大人の味付けのポテサラでしたね。お酒に合いそうなポテサラでした。
⑤冷製ローストポークのブルベリーソースがけ
冷製ローストポークが１枚でブルベリーソースが少しだけかけられていました。
冷製ローストポークのお肉の旨味はそれなり。
ブルベリーソースの果実らしい甘味が口の中に残るフードでした。
⑥赤蕪のピクルス
赤蕪のピクルスが２枚。
酸味が強くなく、仄かな甘味も感じられる食べやすいピクルスでしたね。
（３）生野菜サラダ
生野菜サラダがお皿の１／４を占めていました。
サラダの野菜はサニーレタス、水菜のみ。粉チーズが振りかけてありました。
ドレッシングのオイル感は低め。塩とビネガーが効いているドレッシングでしたね。
４．ドリンク
（１）アイスコーヒー
最後に直径５ｃｍ、高さ１５ｃｍのグラスで提供されていたアイスコーヒーを飲み干してご馳走様です。
そんな感じにこの「Ａランチ」の全て完食です。
パスタも前菜もスープもとても美味しかったですね。これならディナータイムはもっと期待できるかも。今度は夜に訪れてワインと共にフードを楽しみたいと思います。