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店舗基本情報
| 店名 |
移転
BAR SAKAI（バー サカイ）
|
|---|---|
| ジャンル | バー |
| 住所 | |
| 交通手段 |
阪急三宮駅徒歩5分。 三宮駅（神戸市営）から403m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （JCB、AMEX、Diners） |
| サービス料・ チャージ |
チャージ料５００円 |
席・設備
| 席数 |
17席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 （20人以下可） |
| 禁煙・喫煙 |
全席喫煙可
2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法）が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
メニュー
| ドリンク | 焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、カクテルにこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ホームページ | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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出張で三宮に宿を取り、荷物を宿に置いた後に辺りを徘徊。
最初のお店はちょっと奮発してみたがどうも引きがイマイチだった。
そんなちょっと残念な気分を解消しようとマイレビュアー各位様のレビューを拝見して気になっていた此方のBarへと向う。後から知ったのだが此方に向う通りって「トアロード」っていうんですね。なんか神戸らしいです。
白が印象的な外観。店内は白を基調としつつも間接照明のオレンジとそれによって生まれる影の黒が印象的なもの。おそらくは確信犯なんだろう。LAGUNAとかバー ル・サロンもこんな感じだったけど、「こういったのがこの辺のトレンドなのか！？」と思えてしまう。とは言え此方はこの2店ほど箱は大きい訳ではない。カウンターが7，8席にテーブル席が2，3つぐらいの程良さ。個人的にはこれぐらいのほうが好み。「いらっしゃいませ」とバーテンダーの酒井さんに出迎えられ、お1人様の僕はカウンター席に座り、まずはモスコミュールをオーダー。
僕は最初に行くBarだとこの手のスタンダードな軽めのものを最初に頼みがち。意地の悪い感じなのだが、この手のものを飲んでみて好みの味というか、ストライクゾーンを外してないかついつい確認してしまう。ストライクゾーンに入っていれば2杯目もカクテル系を、そうじゃない時はジンのロックとかへとシフトしていく。手際よくモスコミュールが作られチャームと一緒に僕の前に出される。出てきたモスコミュールはなかなかの出来。流石は有名ホテルのメインバーで腕をふるっていただけの方が作るもの。しっかりとしたモスコミュール。
暑い中歩いてきた事もあり汗だくになっていた僕はあっさりとモスコミュールをやっつけてしまい、次は何にしようかと思案。僕が座ったカウンター席の右斜めにデカめのジョニーウォーカーのボトルを発見。酒井さんに聞けばこのジョニーウォーカーを使ったハイボールはお勧めだとの事。ジョニーウォーカーのオフィシャルパンフにも紹介されているという「トアハイボール」なるものを二杯目にチョイス。柱状の長方形型にカットした氷をグラスに入れてソーダとジョニーウォーカーを入れて軽くステア。曰く「ソーダはガス圧の高いソーダを使用しステアする事で程よく炭酸ガスが抜けるですよ」のだそうだ。飲んでみると良い感じにウイスキーの香りがたっていて、けっこう口当たりが良い。暑い時期に飲むとすっきりとしてくるようなハイボール。後から気づいたが名前の由来はここの「トアロード」からきているんですね。
〆に選んだのはマティーニ。僕にとってこのマティーニはここ最近初めて行ったBarの中ではかなり当りのものだった。ジンの切れとベルモットの甘さが調和した一杯で冷やし具合も絶妙。口にした時は刃のような切れのある冷たさがきて、その後にジンが舌の上で太陽のように照りつける。マティーニって良くも悪くもバーテンダーの個性が出るカクテルで、色々なとこで飲んでみるとけっこう面白かったりする。ここのマティーニもまた僕の印象に残るマティーニ。上品さと切れ、甘い香りとジンの苦味が一体になったカクテル。
マティーニをチビチビ飲みながら店内を見渡すと、けっこう女性客が多い。女性のお1人様もいれば2人組の方々がけっこう目に入る。あとはカップルや僕のような男性のお1人様がちょこちょこって感じだった。これもマスターの物腰の穏やかさと店内のスタイリッシュさというのもあっての事とだとは思うけど、Barにありがちな硬派な面というのは表向きは抑え気味なのかな。スタイリシュなこの空間で過ごす時間は心地良いし、女性の方なんかは最初に行くには良いBarなのだと思う。アルコールにあまり免疫がない方はフルーツを使ったカクテルもお勧めのようだし、実際多くの方が飲まれていた。そういうとこから様々なお酒を楽しむには良いと思うし入口にするにも良いBar。
とは言え硬派なオーセンティックなBarにある要素も実はしっかりあって、色々とツボは抑えている。スタイリシュさとリアルさがちゃんと両立しているので色々と使い勝手は良いと思う。
お会計を済ませ蒸し暑いけど海風を感じるトアロードを宿に向かい歩いて行く。横浜もそうだけど僕はこの空気感が好き。また神戸に来た際はまた心地良さとリアルさを味わってみたい。そして月明かりの下でこの通りを歩いてほろ酔い気味に歩くのも悪くないと思っている。