Restaurant name |
Fuu(Fuu)
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Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3994-4318 |
Reservation Availability | |
Address |
東京都練馬区桜台1-6-5 |
Transportation |
114 meters from Sakuradai. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
7 Seats ( カウンターのみ) |
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Private dining rooms |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングあります |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Food |
Particular about vegetable,Particular about fish |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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The opening day |
2012.2.20 |
どんよりとした天候の土曜日、雑事に追われて昼食をとるタイミングを逃したため、遅めのランチ処を近所で模索。
訪れたのは我が家から1分ほどのこちらの和食屋さんで、少し前に一度寄ったことが有る。
カウンター7席だけの小さな店だが、この時期なので椅子の間隔を空けて5席に絞っていることが表に掲示されている。
年配のご主人ひとりで全てを賄っている。
時刻は13時過ぎで、先客の姿は無い。
中ほどの席を選ぶ。
ランチには日替わりで3種ほどの定食が用意されている。
今回選んだのは「サバ焼きとまぐろブツ」:1,100円。
それと瓶ビールを合わせて注文すると、スーパードライが登場。
BGMには懐かしい「ちあきなおみ」が特集された昭和歌謡が流されており、それに耳を傾けつつビールのグラスも傾ける。
10分ほどで一式が乗った大きな角盆が、カウンター越しに手渡された。
横長の皿に焼き鯖の切り身と鮪のブツが並び、サイドメニューはあおさ海苔入りの玉子焼き。
味噌汁は豆腐とわかめ、漬物は白菜の一夜漬け、それにご飯は大き目の茶碗に盛られている。
鯖はカマも含めた胴の部分で、時期的にそれほど脂はのっておらず身も薄めだが、ふっくらと上手に焼かれており塩気も丁度良い。
脂がきつく無い分さっぱりとした味わいが好ましく、付き物の大根おろしの必要性は全く感じない。
骨もきちんと処理されているため、全て平らげてしまった。
鮪はなかなかの上物で味も良く、やや筋が目立つが食感の邪魔になることは無かった。
山葵はさすがに調合品だが、大葉や大根のつまもきちんとしている。
しっかりと仕上がった玉子焼きはやや甘目だが、これにより全体の味のバランスがとれる。
出汁の効いた味噌汁は直前に仕立てたような美味さで、具の食感も生きている。
白菜漬けの抑えた塩加減も好ましい。
ご飯は炊き立ての美味さが失われてしまっているが残念だが、混み合う店では無いのでこれは致し方ないと思う。
なかなか満足度の高いランチが楽しめた。
ベテラン料理人ならではの、熟練の技がランチにも反映されている。
ご主人は以前練馬南口の呑み屋街の一角に店を構えていたが、こちらに移ってからも長い。
何気ない店構えながら夜も常連客がついて、安定した商売を続けているようだ。
私はきちんとしたランチを食べたい時に寄ることが多くなりそうだが、夜に訪れるのも面白そうだ。
帰り際に「ちあきなおみ」について言葉を交わしたが、ご主人の趣味のようだ。
'願わくばカムバックして欲しいですね'で意見が合った。