国分寺のシシカリのカレーをいただきました : kare-shoppumarusuke

●2019年2月23日(土)●

今回の屋号は国分寺の「シシカリ」。中央線沿いのカレーは結構攻めたつもりだったが、未訪問の店だった。

私のようにカレーのために遠征していたような人間からしたら、高円寺に出れるのであれば、足を伸ばして国分寺に行けば良いではないかと思ってしまうのだが、一般的には結構距離が離れているのだろう。

かくいう私も体力がなくなり、高円寺で遠方のカレーが食べられるのであれば嬉しい限りだ。

メニューは肉味噌キーマスペシャルカレー 1250円とラッシー 300円のみ。間借りカレーの店だと思わずに入店したであろう青年が1250円のカレー、一択と聞いて驚いていた。

私はカレーのみを注文。トッピングだけで肉味噌キーマ、卵黄、豚積み、ぶしネギ納豆、焼チーズ、アチャールと、覚えられない程に乗っている。

食べてみたがかなり個性的なカレー。歯ごたえがあって、味も濃く印象に残るのは豚積み。なんだかラーメンにおけるチャーシューのような存在だ。

ぶしネギ納豆。やはりカレーを食べているのにネバネバしてくるのだから、これもインパクト大だ。しかし不思議とカレーとマッチ。

そして、納豆にしてもやけに糸を引くなぁ〜と思っていたらチーズだった。カレーとチーズの相性の良さは皆さん、ご存知の通りだ。

以前に食べた「いよちゃんカレー」もそうだが、他のカレーの追随を許さない個性的なカレーばかりが「豆くじら」という1つの店に集結しており、なんだか面白いカレーの実験場だなぁと思った。

土日は普段とは違うカレーが提供される事が多いようだし、またタイミングを見て訪問したい次第だ。

【点数】　★★★★★★★　7/10

●2019年1月26日(土)●

高円寺の、毎週屋号が変わるソーシャルカリーショップ「豆くじら」

今回は「いよちゃんカレー」。誰?って思って調べてみたら早稲田インドカレーサークルchai副幹事長という、大層な肩書きの女性なのである。

この日は「山口フェア」と呼ばれる地方の食材や酒を用意する事がテーマのようであり、玄米柚子カレーと、日替わりカレーの…なんとかチキンカレー。確か大根チキンカレーかな?忘れてしまった。

2種盛りで1200円。ある程度、美味しいである事を前提とした価格設定だ(笑)。

店内は大盛況。マスコミ?か何かの人も来ていて、いよちゃんやお手伝いと思われる学生さんも大忙しだ。

店員さん達の間で食材が足りなくなったとか、何を代わりに投入しようとか、小声で話し合っていて微笑ましい。

こうやって若い人達にチャレンジする場を与えている事に意味があるのかもしれないと、おっさんは心の中で思ってしまうのであった。

そして提供されたカレー。いわゆる有名カレー店やチェーン店のものに比べると、家庭的と言うより荒削りな部分が目立つのだが、その上で美味しさのが上回っている。

特に玄米柚子カレーは柚子の風味が見事にルーとマッチしており、傑作と言える。山口フェアで限定的なメニューであるのなら勿体無い。1つのカレー屋を成立させてしまうぐらいの魅力があった。

具材は大きめのものがゴロゴロしているのだが、どれも少し大きすぎたりして、食べづらいという印象が先にきてしまう。

またルーに対してライスの量が少ない印象だ。もう少し多い方がバランス的にも良い気がするが、常に屋号が変わるわけだし、そういう細かい事を指摘していくタイプの業務形態ではないのかもしれない。

マイナス点も書いたが1200円という値段を十分に納得させるだけのクオリティであり、個性もあり美味しいという魅力的なカレーだった。

【点数】　★★★★★★★★　8/10
【名店認定！！！】