Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Onsushidokoro Daigo(Onsushidokoro Daigo)
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Categories | Sushi |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3721-3490 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都大田区田園調布3-1-4 |
Transportation |
東急東横線・目黒線「田園調布」駅より徒歩2分 109 meters from Den en Chofu. |
Opening hours |
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Budget |
¥2,000~¥2,999 ¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥2,000~¥2,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
チャージ料なし |
Number of seats |
30 Seats ( カウンター8席、テーブル22席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK Up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 東急スクエアガーデンサイト駐車場利用可 |
Space/facilities |
Counter,Wheelchair accessible |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Particular about fish,English menu available |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Take-out,Delivery |
With children |
Kids are welcome |
Website | |
PR for restaurants |
江戸前鮨と関西寿司を製造販売しております
田園調布で80年余り、江戸前鮨と関西寿司を作っております。本店でお召し上がり、売店でお持ち帰り、そして、お店の味をお茶会・発表会等人の集まる場への出前もやっております。 |
月曜日のお昼です。
急な外出を良いことに、田園調布駅で途中下車。
駅近のこちらにお伺いします。
ランチメニューこそ有りませんが、都内でも数少ない本格的な大阪寿司がいただけるお店。
なるほど、店名の『鮓』の文字に、関西の香りが漂いますよね。
その歴史は古く、先先代だか先代のご夫婦が、旅先の大阪で惚れ込んだ箱寿司を東京で再現したのだとか。
ラッコは広島で生まれ育ちましたが、子供の頃のお寿司と言えば、法事で婆様が作ってくれた岩国寿司(名刺サイズの押し寿司)か関西風の箱寿司の二点。
その後、銀山町に三越、紙屋町にそごうが開店し、その食堂街に東京のお鮨屋さんが出店したことから、ようやく握り寿司なるもの目にしますが、お子ちゃまのご多分にもれず、火を通した穴子と海老と玉子しか食べることが出来ませんでした。
今でこそ『ネタは江戸前に限る』だの、『シャリは塩と酢のみが通』なんて半可通な呟きを吐き出すものの、実は背骨に有るのは甘酢仕立てでグッと押し固めた大阪の箱寿司。
置いたら沈む握りも良いけど、あの飯粒同士が堅い絆で結びついたカチカチの塊も好き。
なんて妄想をいだきながら暖簾をくぐります。
お昼には遅い時間ですが、田調西口らしきアッパー感満載の奥様二人連れが、品良く茶巾を割っておりました。
一応、メニューを開きます。
おやっ、羽田巻きなるものを発見。
穴子入りの太巻きですね、きっと。
入梅の頃の江戸前の穴子はうんまい。煮ると淡雪のように舌の上で解けます。
あっ、でも関西だから焼きだな。
でも良いや。
カウンターの中からラッコを見つめる職人の爺様に『羽田巻き、たのんます』と一声。
『あいよっ』と鯔背な爺様。
程なく着膳。
ラッコには少ないけど、ここでまったりしているわけには行きません。
ものの数分でたいらげ、そしてご馳走さまでした。
混トビの海苔の香りと焼き穴子の香ばしさ、煮椎茸のコク、砂糖多めの甘酢シャリが殊の外口に合いました。
追記:
お店では関西押し寿司に加え、江戸前の握りも注文できます。