蒲田だねえ。しかも京浜蒲田だねえ。 : Tachinomiizakayadoramukan

むかーしむかし。京急沿いに京浜蒲田という駅があってね。その名の雰囲気どーり京浜工業地帯からの流れみたいな。
駅前には丸十という、もう家紋からしていい感じの場末感満載の居酒屋があり、そこを横目に踏切をわたり京急蒲田商店街に突入すると、まず、井戸屋という、これまた、まるじゅうに負けない場末感の居酒屋があって、GGCというドイツビール屋があり、ゲーセンと東亜という、これまたいい感じの昼間からなんのお仕事をしているかわからない人がいる喫茶店があり、その前には錦州亭っちゅうなんでも上手く作る食堂があり、その横には怖ーって言う方々がいっぱいいる東京サウナがあり、東亜の前をずんずんいくと、山田うどんがあって、今から思うと、理解不能な矢場という弓矢をうつ競技場っちゃあ競技場があり、その角を曲がったとこの当時の二階に、このドラム缶があります。
知ってる人しか知らない内容でごめんね。

さらにもう少し書かせて！その先をちくとまっつぐいき、右折すると、もうね。凄いよ。もうディープすぎて描けないけど、柳通りがあり、今はふくわうち、大西、九十九、黒薔薇、とっつあんと続き、鈴竹さん、権兵衛と愛なります。区画整理前はトリスバーなるおじいちゃんがマスターのバーもあったわ。

蒲田を愛し、それも京浜蒲田を愛し、アーケードが大好きで、ここで青春から壮年まで過ごせた事に感謝しながら、ドラム缶でかみさんの仕事終わりを1人で待っています。
治安が悪いなんて言われてもなんのその。
すきなんだもんね。

やっとドラム缶の話になりました。ここまでお読みいただきありがとう。

ドラム缶のいいとこ。
とにかく、激安。抹茶割りが濃い。飲みものは200円から300円。メニューたくさんある。つまみ、100円でもみんな美味い。特に魚肉ソーセージの素揚げは100円でもうますぎ。ポテサラも美味い。カレーの頭は売り切れすぎて、食べられることが少ない。
最後、バイトのにーちゃんたち、気さくで話しやすく、こちらのペース壊さず、1人好きも楽しめる。
以上、こんな感じ。
さあ、カミさんと、待ち合わせの場所に移ります。立ち飲みだから膝の痛いかみさんは無理だからね。はよ会って美味いもん一緒に食べたいわ。
ごちでした！