Restaurant name |
Yashima
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Categories | Unagi (Freshwater eel) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
03-3851-2108 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
東京都台東区小島2-18-19 |
Transportation |
大江戸線新御徒町駅A4出口を出て右、徒歩2-3分。春日通りを蔵前方面(東方面)に向かって歩き百数十メートル先、右手。「マツモトキヨシ」の隣。 234 meters from Shin Okachimachi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥5,000~¥5,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥5,000~¥5,999¥5,000~¥5,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX、JCB、VISA、Master、Diners) Electronic money Accepted (Transportation electronic money(Suica)、iD、QUICPay) QR code payment Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 2013年3月1日より全面禁煙 |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Tatami seats |
Drink |
Particular about Japanese sake (Nihonshu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Remarks |
うな重上4600円特上5200円 |
まともな鰻屋は、注文してから鰻が焼き上がるまで30分くらいかかるもの。
この店ももちろんそうです。
でもこの日は気の利く幹事役が、鰻重を出すタイミングを事前に予約。
その前に、「ちょっと飲めるように白焼きも注文しときました」と、全くを持って文句の付けようのない準備。
鰻が焼き上がる20分前に店に到着しました。
JR山手線御徒町駅から、バスで3つ目のところに店があります。
通されたのは座敷席でしたが、ちゃんと椅子席になっていて、これまたひざと腰に負担がかかる年寄りには文句ない対応です。
とはいえ、ここは鰻で飲ませる店ではないんですよね。
肝焼きも、う巻きも。うざくもありません。
白焼きの他に出してもらった肴は、板わさにモロキュウ。
板わさには飾り包丁の仕事がしてあります。
酒は剣菱か神鷹という潔さです。
ビールで乾杯した後は、剣菱の上燗(50℃)で、鰻重の前の時間をゆるりと過ごします。
白焼きはさっぱりしてますね。
でも脂がしっかり乗っているのわかります。
身もきちんと締まった味。
オリーブオイルと塩で食べるのがお勧めとのことで、確かにこの食べ方は美味しい。
そのさっぱりした脂を剣菱で流すと、いやが応にも鰻重への期待が膨らんでします。
しかもこの日幹事役が注文したのは、鰻重の特上(5,200円)。
この店の鰻重には、中、上、特上があり、鰻の大きさの違いによって分かれています。
特上に使われる鰻は、長さ60センチ、太さ9センチという、それはもう立派なサイズ。
剣菱で白焼きをやっつけたところに、いよいよ鰻のお重がやってきました。
立派な塗りの重箱。
蓋をとると、一同から、おおっ!と声が上がります。
下のご飯は少し見えるものの、堂々とした鰻がご飯の上に乗っていました。
早速ご飯と一緒に一口。
ふわっととしてトロっとしているのは、一度蒸し揚げてある江戸前伝統の焼き方の証拠。
非常に柔らか。
口の中で鰻の身がトロけていきます。
もうちょっと口の中にいて~、と言いたくなることろをするりと溶けてなくなってしまいました。
タレは甘すぎず辛すぎず、中庸のちょっとサッパリ系のタレ。
鰻の脂とふわトロ加減とのバランスがいいタレです。
お重の中でご飯が見えたのは、実はご飯の量もやや多めな感じがします。
そのせいか、私ともう一人は完食しましたが、2人が途中で「お腹いっぱいです」と言い出しました。
でも大丈夫、ちゃんとお持ち帰り用のパックをもらうことができます。
そういったところからも、ここは鰻で飲む店ではなくて、きちんと「鰻を食べる」店なのですね。
行かれる方は、この店のふわトロ鰻を存分に最後まで食べられるように、お腹空かせていきましょうね。
そして江戸前伝統の味をしっかり味わって来てください。