Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Yakiniku Craft Kanda Ten
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Categories | Yakiniku (BBQ Beef), Beer bar, Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
050-5590-8287 |
Reservation availability |
Reservations available
※貸切をご希望のお客様はお電話にてお問い合わせください。 |
Address |
東京都千代田区内神田3-12-10 礒見ビル 5F |
Transportation |
30 seconds walk from the west exit of JR Kanda Station / 4 minutes walk from Kanda Station on the Ginza Line 10 minutes walk from Awajicho Subway Station/Ogawamachi Station 8 minutes walk from JR Shin-Nihonbashi Station 135 meters from Kanda. |
Opening hours |
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Average price |
JPY 6,000 - JPY 7,999 JPY 1,000 - JPY 1,999 |
Average price(Based on reviews) |
JPY 5,000 - JPY 5,999JPY 1,000 - JPY 1,999
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Payment methods |
Credit card accepted (VISA, Master, JCB, AMEX, Diners) Electronic money accepted (Transportation IC cards (e.g., Suica)) QR code payments accepted (PayPay) |
Receipt (Qualified simple invoice) |
Qualified invoice (receipt) available Registration numberT1012401020905 *For the latest registration status, please check the National Tax Agency's Qualified Invoice Issuer Publication Site or contact the restaurant. |
Number of seats |
36 Seats ( 6 counter seats, 30 table seats) |
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Maximum party size | 30people(Seating) |
Private rooms |
Unavailable |
Private use |
Available For 20-50 people, For up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
Non smoking |
Parking |
Unavailable |
Space/facilities |
Counter seating |
Drink |
Shochu (Japanese spirits),Cocktails available |
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Occasion |
Family friendly |Solo dining friendly This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Parties over 2.5 hours,Celebrations and surprises(Birthday plate),BYO drinks |
Family friendly |
Children welcome,Strollers welcome |
Website | |
The opening day |
2023.10.26 |
Phone number |
03-6811-6911 |
焼肉と言えば、昔は夜の宴会の定番で、ランチで食べるなんてことはほとんど無かったと思いますが、何事もボーダーレスの時代になり、ランチで焼肉というのも特に珍しくなくなってきている気がします。
昼呑みが出来るお店も増えているみたいですし、どうやら今は「〇〇は△△なもの」という常識を覆すやり方そのものが商売の秘訣になっているのかもしれませんね。
この日のランチでお邪魔した当店は、「クラフトビアマーケット」のブランドでビアバーを展開する株式会社ステディワークスの新業態として今年=2023年10月23日にオープンしたばかりのお店になります。
株式会社ステディワークスは2010年9月に設立された会社で、本社は神保町に置いています。
業界では、クラフトビールブームを作ったパイオニアとして認知されている企業で、1号店は2011年2月に虎ノ門にオープンした「クラフトビアマーケット 虎ノ門店」になります。
現在は東京と大阪を中心にクラフトビアマーケットの店舗を15店ほど展開しており、仙台や京都にも出店しています。
その特徴は、共通項のクラフトビールを前面に出しつつも料理は店ごとにジャンル等を変えており、例えば創業店の虎ノ門店は"クラフトビールとTHEビールつまみ"と比較的オーソドックスですが、神保町店は"クラフトビールとローストチキン"、三越前店は"クラフトビールと崩し割烹"、大手町店は"クラフトビールとメキシカン"、神田店は"クラフトビールとホルモン鉄板"という具合です。
これにより、同一店舗のリピーターだけでなく、複数店舗の利用を促したいという戦略なのだと思われます。
クラフトビアマーケット以外にも「立飲みビールボーイ」(中目黒店、渋谷パルコ店)というブランドのお店も立ち上げており、ビールを軸にしてマーケットの水平展開を進めているのが分かります。
当店は、そんな中で、クラフトビアマーケットのブランドからちょっと横道に逸れた「ヤキニクラフト」という新ブランド店として立ち上げたものです。
クラフトビアマーケットで焼肉をメイン料理に位置付けているお店は無かっただけにクラフトビアマーケットとして出店する道もあったと思うのですが、神田には既にクラフトビアマーケットの先行店があることと、焼肉にそれだけ力を入れたかった思いが新ブランドになったものと推測されます。
当店の場所は、神田駅前にある雑居ビル(磯見ビル)の5階です。
同じビルの3階と4階は人気居酒屋の「保夜萬歩」です。
一応、店の前には看板が出されており、ランチメニューも掲示されていますが、雑居ビルの5階というのは、ランチスポットとして、立地があまり良くないですよね。
ビルに入って階段を数段上ったところにあるエレベーターでアクセスしますが、このひと手間が面倒という人たちも多いと思われるので、やはり条件的にはよろしくないと思います。
この日は、ちょっと早めのランチタイムということで、当店には11時45分頃の訪店となりました。
エレベーターを降りて左側にお店の入口があります。
この場所は、従前、同じ焼肉業態の「焼肉・ホルモン料理とらじ亭 神田店」というお店が営業していたようです。
昼の営業は土日祝日のみだったので利用経験はありませんが、5年ほど経営を続けていたようですね。
店内は、カウンター席が6席とテーブル席が28席で、計34席のキャパです。
前身店の写真と見比べると壁の色などは変えているものの、無煙ロースターの配管などはそのままみたいなので、ほぼ居抜きに近い店内だと思われます。
先客はカウンター席におひとり様客が2名いましたが、ガラガラに近かったので、私はテーブル席の方へ着席しました。
卓上にはランチメニューが置かれていますが、極めてシンプルで、定食が3種類(@1,280円~@1,580円)と石焼ビビンバ@980円、ユッケジャンクッパ@980円の計5種類のみです。
定食はカルビ定食@1,280円、ハラミ定食@1,380円、カルビ&ハラミ定食@1,580円です。
カルビの方がハラミより安いのはちょっと違和感がありますが、注文は両方食べ比べようと考えてカルビ&ハラミ定食にしました。
注文するとすぐにロースターに火を入れてくれて、待つこと3分ほどと割と素早く注文の品が運ばれてきました。
焼肉はカルビ3切れとハラミ4切れで、これにサラダ、小鉢2品(キムチともやしナムル)、スープが添えられています。
見た目が鮮やかなのがカルビで、どす黒いのがハラミと一目で分かりますが、両方をロースターに乗せて焼き、まずはハラミからいただきます。
ハラミらしい独特の風味があって、柔らかくてなかなか美味しいです。タレの絡み具合もいいですね。
次いで食べたカルビは、厚切りなのはいいですが、結構硬いです。
歯ではサクッと切れないくらいの硬さで、半分にカットしないとひと口では食べられません。
見た目はサシがしっかり入って柔らかそうに見えたのですが、あまり質の良い肉では無いのでしょうね。
カルビの方がハラミより安いのはこれかと思いました。
これは肉を見る目の問題(善意)なのか、コスト的に妥協している(悪意)のかは判断の分かれるところではありますが、焼肉専門店としてやっていくからにはこの部分は肝になる部分だと思うので、手を抜かない方がいいと思います。
当店の業態では、クラフトビールの昼飲みも期待出来てもやはり主戦場は夜の部と思われるので、そこへ客を誘導する意味でも、ランチでの手抜きはよろしくないと思います。
肉のクオリティからするとコスパも高いとは言えませんので、まだオープンして間もないこともあり、ランチの戦略については見直した方がいいのではないでしょうか。
やはり客に「いい肉」という意識を植え付けるのが一番だと思いますので。
改めるべきは改めて、健闘されることを期待しています。