店主のセンスを感じる、安くて美味しい料理の数々。 : Izakaya Chouji

北浦和西口のハッピーロードの交差点を渡った先の路地にある居酒屋さん。
店頭にメニューもなくハードルが高いですが勇気を出して入ってみることに。

店内はテーブル2卓にカウンターに奥には個室も、2Fは密会にどうぞとのこと。
店主はゴルフ焼けなのかな、いい色に焼けたダンディな方。

先客は皆さん常連な様子で店主とゴルフ談義に花を咲かせています。

メニューは壁の短冊から、ドリンクはメニュー表と壁に限定品も。
常連さんはお刺し身食べてるけど壁メニューになく予約かコースもあるのかも。

まずは冷たいおしぼりサービスが嬉しい。
壁メニューは380円と580円に700円の3種から。

金額ないものもあって支払からの逆算でたぶんですが、
注文したのは、

・「明太ポテサラ(¥380)」
〇「ちーずオムレツ(¥380)」
・「牛バラ焼き(¥700？)」
・「ブリ照り焼き(¥580)」
〇「肉サラダ(¥700？)」
・「油そうめん(¥580)」
・「チャーハン(¥580)」
・「お通し(¥380？)」

・「生ビール アサヒ生(¥400)」
・「レモンサワー(¥300)」
・「梅バイスサワー(¥300)」
・「コーヒー焼酎(¥350)」
・「日本茶(¥250)」

店主ひとりで回しているのでタイミングを計って注文します。

お通しは、”クジラの刺身”かな。
臭みはほぼなくおろし生姜と刻み玉葱がいいアクセントに。
これだけでこのお店ただの居酒屋じゃないぞ、と感じるものが。

”ポテサラ”はペーストとゴロッとポテトと芋だけのシンプルなもの。
このたっぷりのポテトに皮付きの明太子が一本豪快に混ざれた一品。

”オムレツ”はほどよい火加減でふんわりとした絶妙の焼き加減。
たっぷりののびーるチーズにえまたたっぷりのケチャップがいい相性。
玉子系料理は4種ほどあって他のメニューもきっと間違いないやつです。

”牛バラ焼き”はたっぷりの豆もやしとニンニクの芽が。
甘口の焼き肉のタレ風の味付けでご飯が欲しくなる味わい。

”ブリ照り”は肉厚の切り身に荒微塵の大根おろしがたっぷり。
カボスの皮がすり下ろされていていい香りがするのもポイント。
味付けはあっさり目で身がすごいふんわり食感でしっとりおいしい。

”肉サラダ”はたっぷりのローストビーフとレタスが。
和風紫蘇ドレッシングでさっぱりいただけます。

”チャーハン”は玉子とネギのシンプルなもの。
肉は脂カスでいいアクセントでたっぷりの紅生姜が。
茶碗2杯分はあるボリュームで他のが食べれなくなる危険な一品。

”油そうめん”はニンニクに黒胡椒がアクセントの旨味のある塩味。
ジャンクな味で好みですがしょっぱいのでお酒がめっちゃ進みます。

サワーはコダマの割りシロップで。
梅バイスは甘さはなく梅の風味がほんのりで飲みやすい。

コーヒー焼酎は割りが濃いのか元の苦味が濃いめ。
すっきりとしつつちょっとクセが強めです。
一口ずつではなくゴクゴク飲むといい感じ。

どれもボリューミーでメイン系頼みすぎると後悔しちゃいます。
どれもちゃんと調理がされていて店主のセンスを感じます。
他のお客さんの頼んだのを見て食べたいと追加するのも楽しい。

一部値段がなく後で逆算してみたけどちょっと違う気が。
全体的な値段設定自体安いのでこっちが間違っている可能性が高いです。

食べながら次はいつにしようかとすでに再訪を誓っていました。
安くて美味しいとはこのことと常連さんになりたい居酒屋でした。