Restaurant name |
掲載保留okonomiyakisammon
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Categories | Okonomiyaki |
Address |
広島県安芸郡海田町西浜2-24 |
Transportation |
JR海田市駅下車、瀬野川沿いに徒歩約20分。 1,413 meters from Kaitaichi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted |
Number of seats |
5 Seats ( 鉄板カウンター5席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
BYOB,Take-out |
The opening day |
.. |
夜、海田市駅から20分歩いてお好み焼き店「三文」へ。
年月を重ねたことが想像される佇まい。
ご主人は女性。10歳前後の女の子がお手伝い。お孫さんだろうか。
ご自宅の一部をお店とされている。お店は小さい。四角い鉄板台の一辺にご主人が立たれ、残る三辺に客用の丸椅子が置かれている。8脚ほどあるようだったが、鉄板台は小さいので、同時に食事ができるのは詰めても5~6人といったところか。
「ビール」(500円)をお願いするとアサヒかキリンかを問われ、キリンをお願いした。ラガーの中瓶だった。枝豆と干葡萄のお通しもだしてくださった。
「廣島風お好み焼 肉・玉子入り うどん」(600円)を焼いていただくことにした。
袋入りのうどんを鉄板へあけ、液体ダシのようなものををかけて加熱。
その傍らに生地を薄く円く展ばす。魚粉と昆布粉らしきものを振りかける。
うどんにソースを絡めたら、薄焼生地の上に載せる。その上にキャベツを盛る。いわゆる「昔風の重ね方」だ。更に、ネギ、太めのもやし、イカ天の天かす、豚肉と積み上げ、つなぎの生地を垂らす。
まるごとひっくり返し、形を整え、ヘラで丹念に圧迫を加え続けながら加熱していく。
これを、傍らに割り落として展ばした玉子の上に重ね置いて合体。
まるごとひっくり返して正位に戻す。最上面に来た薄焼玉子にソースを塗り、胡椒のようなもの、味の素のようなもの、ゴマ、青海苔などを振って10分間で完成。
鉄板から直に食べるか、お皿+お箸が良いかは、訊いてくださる。前者を希望。食事用に出されたヘラは、角丸で幅が狭い「ヘラ小町」(オタフク製)だった。ヘラの横幅は44㎜しかない。
マヨネーズや紅生姜の容器も客席に出されるので、欲しい人は自らの手で。
このお好み焼きに用いられたソースは、ダイフクソースの味がした気がした。ご主人にそうなのかどうか訊いてみたかったが、ご主人は常連さんの途切れないお話しの相手をなさっていて、割って入るのが憚られた。なお、自分の舌は勘違いが多いので信用していない(笑)。だから結局わからずじまい。
野菜から出た水分が、ソースのとろみの展びをよくし、汁気を吸った天かすと相俟って、餡かけにも似た、とろける口触り。そこに溶け込んでいる旨みも舌に媚びる。そしてこれが、なめらかでフワフワの柔らかいうどんと実に相性がいい。
広島のお好み焼きの味わいには様々なタイプがあり、捨てがたい魅力がそれぞれにある。同時には存在し得ない、時には相反する特長もある。尽きぬかと思われるほどの多様なおいしさに次々と出会い、未だ飽くことなく魅了されつづけている。