出会い頭のフォトジェニック！ : Awayaicchou

当店近辺のタイ料理屋をお尋ねしたら、どうやらランチはやってないようで、また戻ってきた。まったくノーマークだったそうめんの店。実はここ数年我が家で流行ってるのが（といっても一人しかいないのだが…ｗ）、そうめんつゆにトマト味を入れたトマトそうめんなのです。それと同じかそれ以上に美味しそうなものがあるかなあ…と戸を引いた。

現在covid-19禍の関係で限定的に営業してるようで、客席はかなり限られてしまってる。願わくはテークアウェーをご利用くださいという感じ。先客に出してる丼もプラ丼だし。でもイートインを告げてカウンターに停まる。メニューは恐らくこれもかなり絞ってきてるだろうと思われる。トマトそうめんはなかったが、すだちそうめんをセットで選択。少々お高いが初見の店ではいろいろ味を見ておきたい。それに屋号からして、こないだなか卯で叶わなかった、超薄スライスが丼一面に咲いたあのビジュアルが予期される。四国のマイレビュワーさんが時々届けてくれる、あの見るからに爽やかな…。

…などと逡巡しつつ、しかし思いのほか長く待ってると、来ました！なか卯さんこれですよこれ！柑橘系フルーツの切り口ってどうしてこうも条件反射…ｗ。出汁は淡色関西風、そこに乗ったスライスの緑の濃淡が映える！

ではではいただきます！お店の美女店員さんの、すだちそのまま食べられますとのアドバイスに従ってズルズル…、おっと思ったほど極端な酸味具合ではないが、かなり濃く出た出汁との中和によるものか。冷たく爽やか、いや、まろやかでもある。んんん～、こりゃあうまい！うちでもやる…と言いたいとこだが、このように薄く切るのが難しいんだな。以前他店の項でも述べたかもしれないが、我が家の近辺に徳島県ルーツの家が2家族あり、魚を届けたりするとすだちやかぼすをくださるのだな。焼き魚に絞るのもいいが、薄切りにして冷麺に乗せてみると、どうも中途半端に厚くて口中モゴモゴしてしまうんだなｗ。さっき清瀬のラーメン屋で見た、ネギを一瞬でスライスする機械のような文明の力を借りないと。

麺をさらったら、肉丼×出汁のシナジーを楽しむ！肉がそうしつこい味付けではないので、出汁で緩む感じがないが、これはこれでOK。

いやはや思わず素晴らしいランチとなりました。東京でこれが食べられる店もなかなかないんで、いい店を見つけた。願わくはもう少し安かったら…ｗ