スッキリ旨口！昔ながらのラーメン : Chuukaryouri Daiichigen

先日、中途半端な魚だしベースのラーメンを出先で食べてしまい、モヤモヤしていたため、
ハズレの無いスッキリラーメンを頂きに久しぶりに代一元に来てみた。

久しぶりに来てみたら店構えがすっかり変わってしまって驚いた。
最近リフォーム？建て直し？をしたようで、昔の面影は全くない。

店に入ると正面にオープンキチンとカウンター。
手前はテーブル席もあり、中華料理店ぽい造りになっているが、
個人的には、正面カウンターの真上にあるテレビが邪魔だ。
せっかく綺麗に改装したのに、テレビのお蔭で安い定食屋の雰囲気になってしまっている。

メニューを見れば分かる通り、ここは中華料理店。
定食屋にしたいのか、中華料理店としてやっていきたいのか、
迷いを感じる。

店構えは変わっても味が変わっていないとこは流石だ。
この透き通ったスープ、シャキシャキのメンマ、
柔らかく煮上がった昔ながらのチャーシュー。

ん～～何も変わっていない。旨い。

あっさりと透き通ったスープ、この旨味はもしかして煮干しかな？
エグ味や臭い、クセなど全くなく、
旨味と香りを楽める。

麺も昔から変わらぬ中細麺、舌触りや喉越しが良い。
欲を言えばもう少し麺に玉子や小麦の香りなり風味が欲しいとこだが、
一杯550円という価格を考えるとこれでじゅうぶん。

思えば私の中でのあっさり醤油ラーメンの基準はこの味かな。
スープが濁っているのは論外として、旨味と醤油のバランスの良さや、
具材の完成度、どこを取っても申し分ない。

昨今のメディアを賑わす奇をてらうラーメンより
代一元のような直球ラーメンが私は好きだ。

ちなみに、ここの餃子も旨い。
モチモチの生地にシャキシャキの具がたっぷり入って400円。
安いな～。

たまに、他の麺類や定食も頂くが、
ハズレはなく、どれも旨くて安い。

どこにでもありそうな町の中華料理屋だが、
あなどれない。
また、たまに食べに行きたいと思う。