肝心の肉がなあ… : Nikusoba souhonzan jimbouchou keisuke

12連休を終え、久し振りに関西から東京に戻ってきましたが、やはり東京での夕食はラーメンだな、ということで、これまた久し振りに神田神保町に行くことし、「食べログ」評点3.53のここのお店を訪れました。
比較的早い時間だったので、お客さんは２人しかいません。
早速券売機で「醤油並盛り(780円)」の食券を購入、１人しかいない(時間が早いせいだろうと思います)お店の日本人ではない方に渡し、冷たい水を飲みながら彼の仕事を見ていると、多分中国の方だと思いますが、結構テキパキとこなしていて、そのせいかそれほど待つこともなく、カウンターに丼が到着しました。
この時間はサービスで大盛りが無料だったため、並盛りの食券で大盛りが注文できましたが、結構大きな丼に真っ黒なスープが並々と入っていて、たっぷりの肉とメンマ・貝割れ大根・玉葱微塵切り。ナルトの上に生姜が乗っており、麺は全く見えません。
いつものようにレンゲでスープを一口啜ると、色の割に塩っぱいとか濃すぎるといった味ではなく、どちらかというと大阪や京都にある(高井田系以外の)ブラック系に似た(レベルは全く違いますが…)感じの味のまあまあ美味しいスープで、続いてやや太目のストレート麺を食べてみると、スープとマッチしていてなかなか旨い。
しかしながら、たっぷり乗った肉を食してみると、これがボソボソで全然美味しくなく、これで「肉そば総本山」と堂々と名乗っているのが、全く理解できません。
せっかくスープと麺がそこそこなのに、この肉がすべてをオフセットして、平凡なラーメンになっています。
このお店は、どうやら東京中にある「何代目けいすけ」のチェーンらしいのですが、他のお店はまあまあなのに「けいすけ」の名を称している割には、私にとってはかなり評価を低くせざるを得ません。
大盛りを食べたため、お腹は一杯になりましたが、まあ再訪するようなお店ではないというのが総括です。